JP3031090B2 - 出力ポート回路 - Google Patents

出力ポート回路

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JP3031090B2
JP3031090B2 JP4337888A JP33788892A JP3031090B2 JP 3031090 B2 JP3031090 B2 JP 3031090B2 JP 4337888 A JP4337888 A JP 4337888A JP 33788892 A JP33788892 A JP 33788892A JP 3031090 B2 JP3031090 B2 JP 3031090B2
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秀幸 松枝
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は1つのポートから複数の
電源電位を出力する半導体集積回路に関し、特にグラン
ド(GND)電位と中間電位(Z)を除いた2つ以上の
異なる電源電位を選択して1つの出力ポートより出力す
る出力ポート回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体集積回路内に電位の異なる
2つの内部電源電圧が存在する場合、その中の1つの内
部電源電圧を選択して1つの出力ポートで出力するよう
にした出力ポート回路が検討されている。例えば、図2
はその一例であり、出力ポートにはP形FET51とN
形FET52で構成されるバッファ50が接続され、デ
ータ40に基づいて電源電圧を出力ポートPに出力させ
るように構成される。このバッファ50には第1の電源
電圧VDD1と第2の電源電圧VDD2がそれぞれP形
FET13,23を介して接続され、P形FET13の
ゲートには電位判定回路30の出力が直接入力され、P
形FET23のゲートにはインバータ60を介して電位
判定回路30の出力が入力されることにより、電位判定
回路30の出力によってP形FET13,23が選択的
にON動作されるように構成されている。この回路で
は、電位判定回路30の出力レベルに応じてP形FET
13,23が選択的にON動作されるため、ONされた
側の電源電圧VDD1又はVDD2が選択されて出力ポ
ートPから出力されることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような出力ポート
回路では、例えば第1の電源電圧VDD1を出力しよう
としたときには、P形FET13をONしてバッファ5
0の電源電圧をVDD1とするため、出力ポートPより
電源電圧VDD1が出力されるはずであるが、このとき
OFF状態にあるP形FET23には第1と第2の電源
電圧VDD1とVDD2の電位差(VDD1>VDD
2)がP形FET23のサブストレートに対して逆電
圧、逆電流となって印加され、P形FET23に電流が
流入し、P形FET23が破壊され、或いは逆電流が出
力ポートから出力される電圧に影響して電源電圧が変動
してしまうおそれがある。本発明の目的は、FETの破
壊を防止し、かつ出力電圧の変動を防止した出力ポート
回路を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、電位の異なる
2つの電圧源と、データに基づいて前記2つの電圧源の
うち一方を出力ポートより出力するバッファと、前記2
つの電圧源と前記バッファとの間にそれぞれ介挿される
スイッチ手段と、前記各スイッチ手段を選択的に開閉さ
せる信号を出力する電位判定回路とを備えた出力ポート
回路において、前記各スイッチ手段は、それぞれ同一導
電型の第1及び第2のトランジスタを縦続接続した構成
であって、前記2つの電圧源のうちの一つと前記第1の
トランジスタの一電極とサブストレートとが接続され、
前記第1のトランジスタの他電極と前記第2のトランジ
スタの一電極とが接続され、前記バッファと前記第2の
トランジスタの他電極とサストレートとが接続された
構成とする。
【0005】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の回路図であり、図2に示
した回路と同一部分には同一符号を付してある。即ち、
出力ポートPにはP形FET51とN形FET52で構
成されるバッファ50が接続され、データ40に基づい
て電源電圧を出力ポートPに出力させるように構成され
る。このバッファ50には第1の電源電圧VDD1と第
2の電源電圧VDD2がそれぞれスイッチ手段10,2
0を介して接続される。第1のスイッチ手段10は、
ブストレートとソースとを共通電位とした(以下、サブ
ストレートをソース側に持つとも称する)P形FET1
1と、サブストレートとドレインとを共通電位とした
(以下、サブストレートをドレイン側に持つとも称す
る)P形FET12とを縦続接続し、各FETのゲート
を相互に接続して電位判定回路30の出力が入力される
ように構成している。また、第2のスイッチ手段20も
P形FET21,22で同様に構成されるが、各ゲート
には電位判定回路30の出力がインバータ60を介して
入力されるように構成している。
【0006】この構成によれば、例えば、電源電圧VD
D1,VDD2をVDD1=10V,VDD2=5Vと
したときに、先ず出力ポートPよりVDD1=10Vを
出力しようとする。このときには電位判定回路30から
はロウレベルの信号が出力され、この信号によりP形F
ET11,12からなる第1スイッチ手段10がON
し、電源電圧VDD1はスイッチ手段10を通過し、バ
ッファ50を通して出力ポートPより出力される。この
とき、P形FET21,22には出力電源電位判定回路
30により出力されたロウレベルがインバータ60によ
って反転されたハイレベルが入力され、P形FET2
1,22からなる第2のスイッチ手段20はOFFとな
る。
【0007】このため、第2のスイッチ手段20にはV
DD1とVDD2の電位差が印加されることになるが、
第2のスイッチ手段20にはドレインとサブストレート
とを共通電位としたP形FET22のソースと、ソース
とサブストレートとを共通電位としたP形FET21
ドレインが縦続接続されているので、これらP形FET
22とP形FET21の両サブストレート間での電流の
流れが抑制されることになり、特に逆電圧、逆電流とな
るP形FET21に対してVDD1とVDD2の差電位
による逆電圧がサブストレートに対して印加されること
が防止され、P形FET21における逆電流を防止す
る。これにより、出力ポートPからはVDD1=10V
の電源電位が安定に出力される。
【0008】また、電源電圧VDD1,VDD2を前記
とは逆に、VDD1=5V,VDD2=10Vとし、出
力ポートよりVDD1=5Vを出力しようとしたときに
は、電位判定回路30は出力が逆になるように構成す
る。このため、電位判定回路30からはロウレベルが出
力され、P形FET11,12からなる第1のスイッチ
手段10がONして電源電圧VDD1は第1のスイッチ
手段10を通過し、バッファ50の電源電圧となり出力
ポートPより出力される。
【0009】このとき、P形FET21,22には電位
判定回路30により出力されたロウレベルがインバータ
60よりハイレベルとして入力されるためスイッチ手段
20はOFFとなる。そして、このスイッチ手段20に
おいては、ソースとサブストレートとを共通電位とした
P形FET21のドレインと、ドレインとサブストレー
トとを共通電位としたP形FET22のソースが縦続接
続されていることにより、P形FET21とP形FET
22の両サブストレート間での電流の流れが抑制される
ことになり、特に、ドレインとサブストレートとを共通
電位としたP形FET22への漏れ電流を防ぎ、出力ポ
ートからVDD1=5Vの電源電位を安定に出力するこ
とができる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、スイッチ
手段を、ソース側にサブストレートを持つトランジスタ
と、ドレイン側にサブストレートを持つトランジスタと
を縦続接続しているので、オフ状態にあるスイッチ手段
に電圧が印加された場合でも、トランジスタがサブスト
レートに対して逆バイアス状態となることが防止でき、
当該トランジスタの破壊を防止すると共に、漏れ電流に
よる出力電圧の変動を防止して安定な電圧を出力するこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の出力ポート回路の一実施例の回路図で
ある。
【図2】現在検討されている出力ポート回路の一例の回
路図である。
【符号の説明】
10 第1のスイッチ手段 11 ソース側にサブストレートを持つP形FET 12 ドレイン側にサブストレートを持つP形FET 20 第2のスイッチ手段 21 ソース側にサブストレートを持つP形FET 22 ドレイン側にサブストレートを持つP形FET 30 電位判定回路 40 データ 50 バッファ 60 インバータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電位の異なる2つの電圧源と、データに
    基づいて前記2つの電圧源のうち一方を出力ポートより
    出力するバッファと、前記2つの電圧源と前記バッファ
    との間にそれぞれ介挿されるスイッチ手段と、前記各ス
    イッチ手段を選択的に開閉させる信号を出力する電位判
    定回路とを備えた出力ポート回路において、前記各スイ
    ッチ手段は、それぞれ同一導電型の第1及び第2のトラ
    ンジスタを縦続接続した構成であって、前記2つの電圧
    源のうちの一つと前記第1のトランジスタの一電極とサ
    ブストレートとが接続され、前記第1のトランジスタの
    他電極と前記第2のトランジスタの一電極とが接続さ
    れ、前記バッファと前記第2のトランジスタの他電極と
    ストレートとが接続された構成とすることを特徴と
    する出力ポート回路。
JP4337888A 1992-11-26 1992-11-26 出力ポート回路 Expired - Lifetime JP3031090B2 (ja)

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JPH06164363A JPH06164363A (ja) 1994-06-10
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