JP3031045B2 - 微粒子複合めっき装置 - Google Patents

微粒子複合めっき装置

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JP3031045B2
JP3031045B2 JP4070609A JP7060992A JP3031045B2 JP 3031045 B2 JP3031045 B2 JP 3031045B2 JP 4070609 A JP4070609 A JP 4070609A JP 7060992 A JP7060992 A JP 7060992A JP 3031045 B2 JP3031045 B2 JP 3031045B2
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董 飯塚
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    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C18/00Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C18/02Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
    • F04C18/0207Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、めっき装置に係り、特
にアルミニウム等のめっきに微粒子めっき膜を形成後微
粒子の無いめっき膜を形成するのに好適な装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】スクロール圧縮機は図11に示すような
鏡板7上にうず巻状のラップ8を有するスクロ−ル部材
60を2ケ互いのうず巻が噛み合うように噛み合わせ、
一方を固定し、他方を旋回させてうず巻部分でガスを圧
縮する形式のものである。
【0003】近年スクロール圧縮機において、旋回スク
ロールの回転の高速化に伴い、旋回スクロールの遠心力
をできるだけ減少させるため、比重の小さいアルミニウ
ム材が用いられるようになってきた。しかしアルミニウ
ム材では耐摩耗性の面で問題が生じる。これを解決する
ため様々な表面処理方法が開発されてきた。
【0004】従来のスクロール圧縮機においては、旋回
スクロール及び固定スクロールのいずれか一方をアルミ
ニウム材とし、他方を鋳鉄として、そのアルミニウム材
の表面に表面処理を施す方法が考えられている。例え
ば、特開昭62−199982号公報に記載のように、
旋回スクロールの表面に無電解ニッケル−ホウ素めっき
を施す方法、特開昭64−80785号公報に記載のよ
うに、旋回スクロール、または固定スクロールの表面に
ニッケル、タングステン等を所定量含んだめっき皮膜を
施す方法がある。
【0005】又旋回スクロール、固定スクロールの両方
をアルミニウム材とした例としては、実開平3−998
01号公報に記載のように、旋回スクロール、又は固定
スクロールのいずれか一方の少なくとも渦巻状ラップ及
び端板の内面に無電解ニッケル−リンめっき或いはアル
ミナや炭化珪素(以下SiCと称する)系の硬質微粒子
を複合分散させた無電解ニッケル−リンめっきを施した
スクロール型流体機械、特開平2−125988号公報
に記載のように、旋回スクロール、または固定スクロー
ルのいずれか一方の表面に硬質陽極酸化処理を、他方の
表面にすずめっき処理を施す方法などがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術において、スクロ−ル圧縮機に用いる旋回スクロー
ルまたは固定スクロールのいずれか一方のスクロールを
アルミニウム材としてその表面に表面処理を施し、他方
を鋳鉄とした組合せの場合には、その摺動面の耐摩耗性
は良好であるが、軽量化の点で問題があった。
【0007】また両方をアルミニウム材とした場合に
は、少なくとも一方に表面処理を施す必要があり、量産
化及び低コスト化の点で問題があった。特に粒子複合の
表面処理を施した場合は、めっき表面上にある硬質粒子
が剥離し、その粒子が研磨剤として働き、相手側さらに
は表面処理した面自身まで摩耗してしまうという問題が
あった。本発明の課題は、旋回スクロール及び固定スク
ロールをアルミニウムを用いて軽量化する際に必要とな
る、耐摩耗性向上のための表面処理のコストを低減する
にある。
【0008】
【0009】更に本発明の別の課題としては旋回スクロ
ール及び固定スクロールの表面に耐摩耗性となじみ性を
兼ね備えた表面処理若しくは耐摩耗性を備えた表面処理
を施すに適しためっき装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題は、スクロール
圧縮機に用いる旋回スクロールと固定スクロールの内い
ずれか一方にめっきの表面の硬質微粒子が表面から剥離
しない構造を持つ微粒子複合めっきを施すためのめっき
装置を提供することで達成される。具体的には下記の方
法を実現できる装置構成とした。
【0011】微粒子がめっき表面から剥離しない構造と
して、微粒子複合無電解ニッケル−リンめっき層の上に
微粒子が複合していない無電解ニッケル−リンめっき層
を設ける。
【0012】めっきの表面の微粒子が表面から剥離しな
い構造を持つ微粒子複合無電解めっきは、めっき処理過
程において、まず微粒子が混合されためっき液内でめっ
き処理を行い、つぎに微粒子が混合されていないめっき
液内でめっき処理を行うことにより得られる。このめっ
き処理は同じめっき液槽内で行っても良く、微粒子を複
合しためっき液の槽と微粒子を複合しないめっき液の槽
を用いて行っても良い。
【0013】更に上記の課題はアルミニウム合金製スク
ロールの表面に設けた耐摩耗性微粒子複合めっき層に微
粒子を複合しないめっき層を厚く設けることにより達成
される。尚、微粒子を複合しためっき層を薄く形成する
場合、無電解ニッケル−リンめっき液に複合させる微粒
子としては粒子径が0.1μm以下の超微粒子を用い
る。また、微粒子は硬質のもの、例えば炭化珪素、二酸
化珪素、アルミナ、二酸化ジルコニア及びダイヤモンド
等が良い。
【0014】更に上記の課題は微粒子複合めっき装置を
下記の構成のものとすることにより達成される。
【0015】.微粒子を複合しためっき液が満たされ
る槽と、めっき液撹拌手段と、めっき部品を鉛直軸に保
持する手段と、この保持手段を通る水平軸の周囲に保持
手段を回転させる第1の回転手段と、鉛直軸を回転させ
る第2の回転手段とを備えた微粒子複合めっき装置。
【0016】.微粒子を複合しためっき液が満たされ
る槽と、めっき液撹拌手段と、めっき部品を鉛直軸に保
持する手段と、この保持手段を通る水平軸の周囲に保持
手段を回転させる第1の回転手段と、鉛直軸を回転させ
る第2の回転手段と、槽にその出入口を接続しめっき液
を循環させる循環ポンプと、この循環ポンプの入口側に
設ける微粒子回収フイルタとを備えた微粒子複合めっき
装置。
【0017】.めっき液が満たされる槽と、この槽を
基準めっき液が満たされる領域と基準めっき液に微粒子
を複合しためっき液が満たされる領域とに区切る仕切り
板と、この複数の領域のめっき液をそれぞれ撹拌する撹
拌手段と、めっき部品を鉛直軸に保持する手段と、この
保持手段を通る水平軸の周囲に保持手段を回転させる第
1の回転手段と、鉛直軸を回転させる第2の回転手段
と、保持手段をめっき液中に浸したまま複数の領域を移
動させる移動手段とを備えた微粒子複合めっき装置。
【0018】.上記、、の槽が湯槽の中に配置
されている微粒子複合めっき装置。
【0019】.環状の流路を持ちめっき液を収納する
槽と、槽中のめっき液を環状の流路に沿って循環させる
還流手段と、環状の流路の少なくとも1か所に流路に交
差して配置された開閉可能の仕切り板と、仕切り板の下
流側に流路に交差して基準めっき液のみを通過させるフ
ィルタと、めっき部品を保持する手段と、保持手段をめ
っき液中で回転させつつ流路に沿って移動させる移動手
段とを備えた微粒子複合めっき装置。
【0020】
【作用】
【0021】
【0022】本発明に係る微粒子複合無電解ニッケル−
リンめっき膜形成に際しては、まず微粒子が混合された
めっき液内で無電解めっき処理が行われる。この第1の
段階で形成されためっき膜には、めっき液内に混合され
ている微粒子が埋め込まれた形になっているが、その表
面には、一部分だけがめっき膜表面から露出した微粒子
からめっき膜表面に付着した状態の微粒子まで色々な状
態の微粒子が混在している。次に、この状態のめっき膜
の上に、微粒子が混合されていないめっき液内で無電解
めっき処理が行われる。この第2の段階ではめっき膜に
は新たな微粒子は付着せずめっきの金属のみが付着する
ため、第1の段階に形成されためっき膜の表面に露出し
ていた微粒子は、めっき膜内に埋め込まれる。第2の段
階のめっき時間を長くすれば微粒子は、めっき膜内に埋
め込まれる。第2の段階のめっき時間を長くすれば微粒
子はめっき膜内に完全に埋め込まれるし、短くすれば微
粒子を例えば半分程度埋め込まれた状態にすることがで
きる。
【0023】第2の段階のめっき処理を終了して得られ
ためっき膜表面の微粒子は、めっき層内に係止されてお
り、剥離しにくくなっている。これによりめっき膜表面
から剥離し摺動面に対して研磨剤となる微粒子が少なく
なり、スクロール表面の摩耗が低減される。
【0024】また、耐摩耗性を有する微粒子を複合させ
た層を薄くし、その上に微粒子を複合しない層を厚くす
ると、旋回スクロールと固定スクロールを組み立てた後
のなじみ運転時に微粒子を複合しない層の互いに摺動す
る部分が摩耗してもアルミニウムまで摩耗することがな
くなり、適正なシール効果を得ることができる。
【0025】この時、どちらか一方の摩耗が進み微粒子
複合層に達しても、その後は相手部分の摩耗が進むた
め、アルミニウムの表面は保護される。このような互い
に摺動する部分のシール効果を得るための層はいわゆる
“なじみ層”である。
【0026】このように摩耗により遊離する層は微粒子
を複合しない層であるため、微粒子が遊離し研磨剤とし
て働くことがない。又なじみ層を厚くすることにより、
スクロールの形状を高精度に加工することなく、その表
面に被覆した層によりシール効果のある適正形状が形成
される。
【0027】本発明のめっき装置は上記のめっき層を形
成するに最適なものである。
【0028】スクロール部材を保持する保持手段を自転
させるとともに鉛直軸の回りに回転させることにより、
めっき液が奥行きのある構造からなるスクロール部材の
全域に供給され均質なめっき層が形成される。
【0029】又、微粒子を複合しためっき液の微粒子を
除去するフィルター及び仕切り板を備えることにより微
粒子複合めっき液と微粒子を複合しないめっき液とを形
成できるため容易に2層構造から成るめっき層を形成で
きる。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図10及び図
12を参照して説明する。
【0031】まずめっきの前処理工程を図10に示す。
以後述べるめっき処理は、すべてこの前処理後行った。
なお、図中のAD−68F、AD−101、AD−30
1−3Xは、いずれも上村工業株式会社製の試薬であ
る。
【0032】本発明の実施例1を図1に示す。図は、ス
クロールを形成するアルミニウム3の表面に被覆したS
iC複合無電解ニッケル−リンめっき膜1の断面を示
し、このめっき膜1はSiCの微粒子2を含んで形成さ
れており、SiC微粒子2はめっき膜1内に均一に分散
されている。
【0033】更に、めっき膜1の上にSiC微粒子2の
入っていないニッケル−リンめっき層5が被覆されてい
る。このようなめっき層5には、スクロール部材の加工
精度及び組立て精度の誤差を補うことができる効果があ
る。すなわち一般にスクロール圧縮機では、旋回スクロ
ールと固定スクロールの間隙の大小によってその性能が
左右される。性能を高めるには高精度の加工と組立てに
より間隙を少なくすることが必要となるが、これには非
常な困難が伴う。そこで今所定厚さの耐摩耗性に欠ける
無電解ニッケル−リンめっきを、SiC複合無電解ニッ
ケル−リンめっき(以下めっきはすべて無電解めっきで
ある)上にほどこすと、稼働時に余分なニッケル−リン
めっき層は摩耗して膜厚が減少し、クリアランスは一定
に保たれる。言い換えれば、このめっき層はいわゆるな
じみ層であり、シール材の役目を果たすことになる。こ
のことにより、加工精度あるいは組立て精度の誤差を吸
収することができる。
【0034】尚、図1にはSiC微粒子が完全にニッケ
ル−リンめっき層5に覆われた状態を示したが、SiC
微粒子を複合しないニッケル−リンめっき層を薄くする
と、SiC微粒子2は一部が表面に露出しめっき層1及
びめっき層5に係止された状態となる。
【0035】図2は本実施例においてSiC微粒子を複
合しためっき層を施した旋回スクロールの断面図であ
る。スクロール部材は図に示すように鏡板7とこの鏡板
7にほぼ垂直に形成したラップ8とからなり、図2の上
方から見るとこのラップ8が図11に示すようにうず巻
状を呈している。尚本実施例においては鏡板7の下方の
一部を除きほぼ全域にめっきを施したが、相手部材との
摺動部分のみにめっきをしても良い。
【0036】以上のようなSiC複合ニッケル−リンめ
っきは、以下に述べる方法により処理することができ
る。
【0037】図3は被めっき物14を溶液中で回転させ
る機構を示したものである。本機構は、めっき液が満た
された槽12の上方に配置された移動手段である直線駆
動軸11と、直線駆動軸11に駆動されて水平方向に移
動する移動台27と、移動台27に回転可能に装着され
た中空の鉛直方向回転駆動軸28と、移動台に装着され
鉛直方向回転駆動軸28をその軸の周囲に回転させる回
転駆動手段10と、鉛直方向回転駆動軸28の内部に、
回転駆動軸28の軸心とほぼ平行に挿通された水平回転
駆動軸29と、水平回転駆動軸29に傘歯車を介して連
結され鉛直方向回転駆動軸28の側面に設けられた開口
30を通って駆動軸28の外部にほぼ水平に突出した水
平回転軸26と、水平回転軸26の先端に装着された保
持手段25と、鉛直方向回転駆動軸28の上端部に装着
され水平回転駆動軸29の上端部をその軸の周囲に回転
駆動する回転駆動手段9とを結んで構成されている。鉛
直方向回転駆動軸28は、その軸心をほぼ鉛直にしてそ
の下部側面の開口30がめっき液の液面より下になるよ
うに配置されている。
【0038】上記の機構は以下のように動作する。まず
保持手段25により被めっき物14がめっき液中に保持
される。回転駆動手段9が水平回転駆動軸29を回転さ
せると、水平回転軸26が傘歯車を介して回転され、保
持手段25に保持された被めっき物14が水平軸の周囲
に回転される。保持手段25は、被めっき物14の中心
軸がほぼ水平回転軸26の軸心と一致するように被めっ
き物14を保持しており、被めっき物14はそれ自身の
中心軸の周囲に回転する。また、回転駆動手段10が鉛
直方向回転駆動軸28を回転させると、水平回転軸26
はそれ自身の軸心の周囲に回転しつつ、鉛直方向回転駆
動軸28の開口30の回転とともに、鉛直軸の周囲に回
転する。
【0039】めっき液中での上述の2方向の回転によ
り、めっき液及びめっき液中に浮遊している微粒子の動
きの方向と被めっき物14表面との相対関係が一定の状
態に留まることなく変化し、被めっき物14のめっきの
付着量の上下の差や、表裏の差がなくなり、表面全体で
めっき、微粒子が均一に付着する。また直線駆動軸11
により被めっき物14を左右に移動させ、槽の場所によ
る差を無くすことができる。次にSiC微粒子が混合さ
れていないめっき液に移動してめっきを行うことによ
り、めっき膜表面に混在していたさまざまな状態のSi
C微粒子がニッケル−リンめっき膜の中に埋め込まれて
いく。
【0040】以上のような機構により、スクロールのよ
うな複雑な形状のものでもSiC粒子が均一に分散した
複合めっきを得ることができる。
【0041】実施例2を図4により説明する。図4は、
スクロールを形成するアルミニウム3の表面にSiC微
粒子を複合した無電解ニッケル−リンめっき層1と、そ
の上に無電解ニッケル−リンめっき層5を施したスクロ
ールの表面層を含む部分断面図である。表面層を除く部
分は、実施例1と同じである。本実施例においては、S
iC微粒子2を複合した無電解ニッケル−リンめっき層
1の厚さを2μm、無電解ニッケル−リンめっき層5の
厚さを15μmとして形成した。
【0042】又、本実施例で用いたSiC微粒子2は、
このSiC微粒子2を複合しためっき層1が薄いためめ
っき層1の中に均一に分散するように粒径が0.1μm
以下の超微粒子を用いた。本実施例においては、なじみ
層となる無電解ニッケル−リンめっき層5を厚くしたた
め、実施例1の場合に比較しスクロールの加工精度及び
組立て精度の誤差を吸収する効果がより大きい。
【0043】実施例3を図5に示す。図に示すめっき装
置は、湯槽17と、湯槽17内に配置された槽12と、
槽12を第1、第2の二つの領域に仕切る可動式仕切り
板20と、槽12の上方に装着された被めっき物移動回
転機構(図3に記載したものと同様の機構であり、説明
は省略する)18と、前記二つの領域にそれぞれ配置さ
れた撹拌子19及びホットマグネチックスターラー13
とを含んで構成されている。第1の領域にはSiC微粒
子が混合されていないニッケル−リンめっき液15が、
第2の領域にはSiC微粒子が混合されていないニッケ
ル−リンめっき液16が、それぞれ満たされている。な
お、本実施例で混合したSiCの微粒子の粒径は0.1
μm程度であるが、最大1μm程度とするのが望まし
い。
【0044】まず被めっき物14はSiC微粒子が混合
されためっき液15の入った右側の第1の領域に入れら
れ、SiCの複合めっきの処理が行われる。このとき被
めっき物14は被めっき物回転移動機構18によって液
中で回転される。一方めっき液はホットマグネチックス
ターラー13と撹拌子19により撹拌される。この段階
では、ニッケル−リンめっき膜のなかにSiC微粒子が
均一に分散して埋め込まれためっき膜が形成される。所
定の時間後、可動式の仕切り板20が開かれ、被めっき
物14はすばやく左側のSiC微粒子が混合されていな
いめっき液16が満たされた第2の領域へ移動され、再
びめっきの処理が行われる。第1の領域から第2の領域
へ移動された段階では、形成されためっき膜の表面に
は、一部分だけがめっき膜表面から露出した微粒子から
めっき膜表面に付着しただけで全体が露出した状態の微
粒子まで色々な露出状態のSiC微粒子が混在してい
る。第2の領域では、めっき液の中にSiC微粒子が混
合されていないので、SiC微粒子を含まないニッケル
−リンめっき膜が形成され、時間の経過とともに、第2
の領域に移動したときにめっき膜表面に混在していたさ
まざまな状態のSiC微粒子が、次第にニッケル−リン
めっき膜に埋め込まれていく。なお、めっきは第1、第
2の領域とも無電解めっきである。
【0045】次に実施例4を図6に示す。図に示すめっ
き装置は、湯槽17と、湯槽17内に配置された槽12
と、槽12の上方に装着された被めっき物移動回転機構
(図3に記載したものと同様の機構であり、説明は省略
する)18と、槽12に底部に配置された撹拌子19
と、槽12の底部外方に配置されたホットマグネチック
スターラー13とを含んで構成されている。被めっき物
14にはSiC粒子が混合されためっき液15中でSi
C複合めっきの処理が行われる。めっき中、被めっき物
14は被めっき物移動回転機構(図3に記載したものと
同様の機構であり、説明は省略する)18によって回転
され、まためっき液も撹拌される。所定の時間後、被め
っき物14の回転とめっき液15の撹拌が停止される。
めっき液15の撹拌が停止されると、めっき液中のSi
C粒子は重いので沈降する。これを利用してめっき液の
上ずみのSiC粒子のないところで、第2段階のめっき
(SiC粒子の埋込のためのめっき)の処理が行われ
る。
【0046】この方法によれば、めっきの処理を同一め
っき液内で行うことができ、かつ非常に簡単な装置で操
作も容易である。
【0047】実施例5を図7に示す。図に示すめっき装
置は、湯槽17と、湯槽17内に配置されSiC複合ニ
ッケル−リンめっき液15が満たされる槽12と、前記
めっき液を撹拌する撹拌手段である撹拌子19及びホッ
トマグネチックスターラー13と、被めっき物14をめ
っき液中に保存して回転、移動させる被めっき物移動回
転機構(図3に記載したものと同様の機構であり、説明
は省略する)18と、槽12にその出入口を接続されて
めっき液を循環させる循環ポンプ22と、循環ポンプの
入り口側に装着されて前記SiC複合ニッケル−リンめ
っき液15に含まれているSiC微粒子を回収するフィ
ルタ21とを含んで構成されている。
【0048】本実施例によれば、被めっき物14は、ま
ずSiC微粒子を混合した液15内で第1段階のめっき
(SiC粒子を含むめっき)処理が施される。第1段階
のめっきの処理が終了すると、SiC粒子を混合した液
15は、槽の底部からポンプ22で抜きだされ、フィル
タ21を通って、SiC粒子が取り除かれ、めっき液だ
けが槽に戻される。めっき液中からSiC粒子が取り除
かれたのち、第2段階のめっき(SiC粒子を含まない
めっき)が行われる。この方法は、実施例4の改良型で
ある。実施例4と同様に同一溶液内でめっきの処理が行
われるが、上述のように、SiC粒子を溶液内から完全
に取り除く機構を持つことから、より確実にSiC粒子
をめっき層内に埋め込むことができる。
【0049】その他の例として実施例6を図8に示す。
図に示すめっき装置は、環状の流路をなしてめっき液を
収容する流水プール型槽12と、槽中のめっき液を環状
の流路に沿って循環させる循環手段(図示せず)と、環
状の流路に所定の間隔をおいて3個所に装着された開閉
可能の仕切り板20と、仕切り板20のうちの一つの下
流側に、仕切り板20と所定の間隔をおいて配置され仕
切り板20との間にSiC複合ニッケル−リンめっき液
領域を形成するフィルタ21と、被めっき物14をめっ
き液中に浸したまま回転させつつ流路に沿ってめっき液
の流れと逆方向に移動させる被めっき物移動回転機構2
4とを含んで構成されている。被めっき物移動回転機構
24は、被めっき物移動回転機構18と同様の保持手
段、回転手段を備え、環状の流路に沿って被めっき物を
移動させるように構成されている。
【0050】本実施例は、めっき槽を流水プールのよう
な形にして、溶液の流れと逆方向に被めっき物14を自
転しながら動かす。まためっき槽には可動式の仕切り板
20が付いていて、被めっき物14は、SiC粒子が混
合したニッケル−リンめっき液15の入った槽中を通過
しつつ第1段階のめっき処理を行い、次いで、SiC粒
子が混合していない溶液16の入った槽へ移動して第2
の段階のめっき処理を行う。被めっき物14の移動速度
を加減することによって、処理されるめっきの膜厚を所
望の膜厚にすることができる。これは、量産化に対応す
ることができるめっきの処理装置である。
【0051】以上のような方法を用いて、SiC複合め
っきの上にSiC粒子を含まないめっきを施して、めっ
き表面にあるSiC粒子をめっき層内に埋め込む。
【0052】また図9に、従来の方法によって形成した
SiC粒子複合無電解ニッケル−リンめっき(従来方法
による処理で微粒子がめっき膜表面上にあるめっき)
と、実施例3に示す装置で形成されたSiC複合無電解
ニッケル−リンめっき(図1に示す形状とした)の摺動
試験の結果を示す。なお、めっきは固定試験片に施し
た。
【0053】試験条件 (イ)試験片の形状 (1)固定試験片(円板状) 径37mm 厚さ12
mm (2)回転試験片(リング状) 外径26mm 内径1
6mm 厚さ12mm (ロ)摺動条件 (1)速度 3.14m/s (2)荷重 12.2kgf/cm2 (3)潤滑油 フレオールF56 (ハ)供試材 (1)固定試験片 AHS(11%Si含有A
1) (2)回転試験片 AHS(11%Si含有A
1) 図9から明らかなように、従来法の場合にはめっき処理
した面自身はほとんど摩耗していないが相手側を摩耗し
てしまう。しかし今回の本発明法の場合は両方共ごくわ
ずかな摩耗のみである。
【0054】上述の各実施例では、めっき膜中に分散さ
れる微粒子としてSiC微粒子を用いたが、SiC以外
に、SiO2、Al23、ZiO2などの酸化物、ダイヤ
モンド、硬度の高い金属などの、めっき液中に分散しや
すい微粒子を用いてもよい。また、これらの微粒子を埋
め込むめっき膜としては、実施例において用いたニッケ
ル−リンめっき膜のほかに、銅、クロム、すずなどのめ
っき膜を用いてもよい。
【0055】図12は実施例7を説明する図であり、ス
クロ−ル圧縮機70の全体構造を示す断面図である。圧
縮部は、鏡板上にうず巻状のラップを有する固定スクロ
−ル40と、同じく鏡板上にうず巻状のラップを有する
旋回スクロ−ル8と、旋回スクロ−ル8の自転を防止す
るオルダムリング42からなり、固定スクロ−ル40及
び旋回スクロ−ル8のラップ同士を噛み合わせた構成と
なっている。この圧縮部では、旋回スクロ−ル8がシャ
フト45を介して旋回運動することにより、吸入口50
から吸入されたガスは旋回スクロ−ル6及び固定スクロ
−ル40により形成される空間(圧縮室)がスクロ−ル
中心方向に移動するに従って容積が減少されて圧縮され
る。圧縮されたガスは固定スクロ−ル中央に設けられた
吐出口52から吐出される。
【0056】本実施例においては、前記実施例2により
表面を被覆したアルミニウム合金製のスクロ−ル部材を
旋回スクロ−ル部材及び固定スクロ−ル部材の両方に用
いた。通常の運転条件による運転(4時間)後の両スク
ロ−ル部材はなじみ層部分が数個所で摩耗し一部にSi
C微粒子2を複合した層が露出していたが、アルミニウ
ム部分は露出せず、性能も良好な結果を示した。
【0057】また、アルミニウム合金製旋回スクロ−ル
部材の表面に、前記実施例1に説明した方法によりSi
C微粒子複合ニッケル−リンめっき皮膜(平均厚さ7μ
m)と、ニッケル−リンめっきのみの皮膜(平均厚さ3
μm)の構成から成るめっき層を被覆してスクロ−ル圧
縮機に組込み通常の運転条件により運転した。固定スク
ロ−ル部材には鋳鉄(FC25)を用いた。
【0058】運転後の旋回スクロ−ルの摺動部表面はニ
ッケル−リンめっき層がわずかに摩耗し一部にSiCを
複合した皮膜も露出していた。一方、固定スクロ−ル部
材の摺動部分は、ほとんど摩耗せず良好な摺動面を呈し
ていた。
【0059】本実施例では、表面皮膜をスクロ−ル部材
の表面のほぼ全域に被覆したものを用いたが、固定スク
ロ−ルのラップ部と鏡板のラップ側、旋回スクロ−ルの
ラップ部と鏡板のラップ側及びオルダムリング組込部等
の摺動部分のみにめっきを施したものを用いても同様の
効果が得られた。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、アルミニウム合金で形
成した旋回スクロール及び固定スクロールの少なくとも
いずれか一方を、その表面に微粒子を複合した無電解ニ
ッケル−リンめっき層とその上に無電解ニッケル−リン
めっき層を施したもので形成するか、微粒子を複合した
無電解ニッケル−リンめっき層の表面が無電解ニッケル
−リンのみの層からなるもので形成することにより、め
っき層の微粒子が脱落しないためスクロール圧縮機の耐
摩耗性が向上する。又、微粒子を複合した無電解ニッケ
ル−リンめっき層の上に設けた無電解ニッケル−リンめ
っき層を厚くすることにより無電解ニッケル−リンめっ
き層がなじみ層となりシール性と耐摩耗性をかね備えた
スクロール圧縮機とすることができる。又、本発明のめ
っき装置を用いることによりスクロール部材の表面に微
粒子複合層と微粒子を複合しない層の2層からなる表面
被膜を容易に形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のめっき状況を示す断面図である。
【図2】本発明のめっき処理を施したスクロール部材の
断面図である。
【図3】実施例1に用いためっき装置の斜視図である。
【図4】実施例2のめっき状況を示す断面図である。
【図5】本発明の実施例を示すめっき装置の断面図であ
る。
【図6】本発明の実施例を示すめっき装置の断面図であ
る。
【図7】本発明の実施例を示すめっき装置の断面図であ
る。
【図8】本発明のめっき装置の説明図である。
【図9】摺動試験結果を示すグラフである。
【図10】めっきの前処理を示す手順図である。
【図11】スクロ−ル部材の斜視図である。
【図12】スクロ−ル圧縮機の断面図である。
【符号の説明】
1…SiC複合ニッケル−リンめっき膜、 2…SiC
粒子、3…アルミニウム材、 5…ニッケル−リンめっ
き層、 6…旋回スクロール、7…鏡板、 8…ラッ
プ、 9…回転駆動手段、 10…回転駆動手段、11
…移動手段(直線駆動軸)、 12…槽、13…ホット
マグネチックスタ−ラ−、 14…被めっき物、15…
SiC混合ニッケル−リンめっき液、 16…ニッケル
−リンめっき液、17…湯槽、 18…被めっき物移動
回転機構、 19…撹拌子、20…可動式仕切り板、
21…フィルタ、 22…循環ポンプ、23…液の流れ
る方向、 24…被めっき物移動回転機構、25…保持
手段、 26…水平回転軸、 27…移動台、28…鉛
直方向回転駆動軸、 29…水平回転駆動軸、 30…
開口、40…固定スクロ−ル、 42…オルダムリン
グ、 45…シャフト、50…吸入口、 52…吐出
口、 60…スクロ−ル部材、70…スクロ−ル圧縮
機。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯塚 董 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社 日立製作所 栃木工場内 (72)発明者 阿部 信雄 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社 日立製作所 栃木工場内 (72)発明者 池田 和雄 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社 日立製作所 栃木工場内 (72)発明者 岡本 譲治 静岡県清水市村松390番地 株式会社 日立製作所 清水工場内 (56)参考文献 特開 昭62−199982(JP,A) 特開 昭64−80785(JP,A) 特開 平3−186667(JP,A) 特開 昭63−201915(JP,A) 特開 昭50−104730(JP,A) 特開 昭60−251300(JP,A) 実開 昭63−94963(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C23C 18/31 - 18/52 C25D 15/00 - 15/02 F04C 18/02 311 F04C 29/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】微粒子を複合しためっき液が満たされる槽
    と、前記めっき液を攪拌する攪拌手段と、めっきされる
    部材をめっき液中に保持し鉛直軸に取り付けられる保持
    手段と、前記保持手段を通る水平軸の周囲に前記保持手
    段を回転させる第1の回転手段と、前記鉛直軸を回転さ
    せる第2の回転手段とを備えてなることを特徴とする微
    粒子複合めっき装置。
  2. 【請求項2】微粒子を複合しためっき液が満たされる槽
    と、前記めっき液を攪拌する攪拌手段と、めっきされる
    部材をめっき液中に保持し鉛直軸に取り付けられる保持
    手段と、前記保持手段を通る水平軸の周囲に前記保持手
    段を回転させる第1の回転手段と、前記鉛直軸を回転さ
    せる第2の回転手段と、前記槽にその出入口を接続され
    てめっき液を循環させる循環ポンプと、前記循環ポンプ
    の入口側に装着されて前記微粒子を回収するフィルタと
    を備えてなることを特徴とする微粒子複合めっき装置。
  3. 【請求項3】めっき液が満たされる槽と、前記槽を少な
    くとも基準めっき液が満たされる領域と前記基準めっき
    液に微粒子を複合しためっき液が満たされる領域とに区
    切る仕切り板と、前記複数の領域に配置されめっき液を
    攪拌する攪拌手段と、めっきされる部品をめっき液中に
    保持し鉛直軸に取り付けられる保持手段と、前記保持手
    段を通る水平軸の周囲に前記保持手段を回転させる第1
    の回転手段と、前記鉛直軸を回転させる第2の回転手段
    と、前記保持手段をめっき液中に浸したまま前記複数の
    領域を移動させる移動手段とを備えてなることを特徴と
    する微粒子複合めっき装置。
  4. 【請求項4】前記槽が湯槽の中に配置されていることを
    特徴とするせいきゅうこう1乃至3いずれかに記載の微
    粒子複合めっき装置。
  5. 【請求項5】現状の流路をなしてめっき液を収納する槽
    と、前記槽中のめっき液を前記環状の流路に沿って循環
    させる還流手段と、前記環状の流路の少なくとも1か所
    に前記流路に交差して配置された開閉可能の仕切り板
    と、前記仕切り板の下流側に前記流路に交差して配置さ
    れ前記仕切り板との間に基準めっき液に微粒子を複合し
    た微粒子複合めっき液領域を形成するめっき液中の基準
    めっき液のみを通過させるフィルタと、めっき部品をめ
    っき液中に保持する保持手段と、前記保持手段をめっき
    液中で回転させつつ前記流路に沿って移動させる移動手
    段とを備えることを特徴とする微粒子複合めっき装置。
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