JP3030846U - 可般布団具 - Google Patents

可般布団具

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JP3030846U
JP3030846U JP1996004793U JP479396U JP3030846U JP 3030846 U JP3030846 U JP 3030846U JP 1996004793 U JP1996004793 U JP 1996004793U JP 479396 U JP479396 U JP 479396U JP 3030846 U JP3030846 U JP 3030846U
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JP
Japan
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futon
cover sheet
portable
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cover
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JP1996004793U
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和延 石川
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ISHIKEN KK
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ISHIKEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 何処へでも手軽に搬送でき、車中や野外でも
便利に布団上に寝ることを可能とする。 【解決手段】 布団1に、これの敷き面積よりも僅かに
大きいものとしたカバーシート2を付属させ、カバーシ
ートは布団の搬送時にはロール状に巻かれた布団の外面
を被覆するように使用され、一方布団の使用時には布団
の敷物として使用される構成とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、布団搬送時に布団をロール状に巻き、その外面をカバーシートで被 覆し、布団使用時には同シートを布団の敷物として使用するようになした可般布 団具に関する。
【0002】
【従来の技術】
布団を運ぶさいに使用される布団袋や、野宿するさいに使用される寝袋などは 既に存在している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記した布団袋は布団の荷造りのための入れ物であり、必ずしも手持ち搬送に は適さず、また布団の出し入れが面倒であるほか、布団の敷物としても適さない 。一方、寝袋は車中や野外で寝るには適するが、布団上に寝るような感覚は得ら れない。
【0004】 本考案は、何処へでも手軽に搬送でき、車中や野外でも便利に布団上に寝るこ とを可能とした可般布団具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案では、布団に、これの敷き面積よりも僅かに大 きいものとしたカバーシートを付属させ、カバーシートは布団の搬送時にロール 状に巻かれた布団の外面を被覆するように使用され、一方布団の使用時には布団 の敷物として使用される構成とする。
【0006】 このさい、カバーシートは敷物として使用するさい布団を湿気から保護し得る ようにするため、防水性のあるものとするのがよい。
【0007】 また、カバーシートは使い勝手を損ねずに布団をより完全に被覆できるように するため次のようになすのがよいのであって、即ち左右各側部に張り出し部分を 形成し、各張り出し部分の外側縁にこれのほぼ全長に渡って紐案内部を形成し、 この紐案内部に締結紐をその長手方向への移動可能に案内させた構成とする。
【0008】 上記カバーシートの外面側には、布団搬送時の同シートの外周を巻き締めるた めの巻き締め紐を固定するのがよく、またカバーシートの内面側の長手方向の一 端部には、ロール状に巻かれた布団を同シートの幅方向に固定するための固定紐 を固定するのがよく、またカバーシートの外面側には、布団搬送時に布団など持 ち上げたり肩に掛けるための提げ手を設けるのがよい。
【0009】 さらに布団は長手方向を直角に横切るよう20cm〜30cmの間隔毎に厚み を小さくなされた綴じ込み部を設けるのがよい。
【0010】
【考案の実施の形態】
図1〜図6は本考案品を示す図であり、以下これらの図を参照しつつ説明する 。
【0011】 図に於いて、1は敷き布団で、ロール状に巻き込み易いように長手方向を直角 に横切るよう20cm〜30cmの間隔毎に厚みの小さくなされた綴じ込み部1 aを形成してある。
【0012】 このさい、布団1は丸洗いを可能とするため表面布及び中綿の何れもポリエス テル材を使用するのがよい。
【0013】 2は布団の敷き面積よりも僅かに大きくなしたカバーシートで、防水性を付与 するのがよく、例えば合成樹脂シートや織物地に防水加工を施したものとする。
【0014】 カバーシート2は長手方向f1の途中から幅広となすべく左右の各側部に張り 出し部分2a、2aを形成し、各張り出し部分2a、2aの外側縁の全長に渡っ て紐案内部3としての紐孔を設け、この紐孔3に締結紐4を長手方向f1への移 動可能に挿通させてある。 そして、締結紐4の各端部には結節膨大部4aや把手sを設けて、紐孔3から の抜け出しを規制したり、同紐4の締結処理を行い易いようにしている。
【0015】 このさい、紐案内部3は図5に示すように変形することもできるのであって、 即ち、各張り出し部分2a、2aの外側縁に沿って適当間隔毎に一群の紐挿通孔 3aを形成するのであり、これら紐挿通孔3aには締結紐4を交互に向きを変え つつ挿通させる。
【0016】 5及び5はカバーシート2の幅広となされてない側の端部に縫いつけた固定紐 であり、この紐5の各端部はファスナーなどのベルト止め手段を介して結合させ るようになすのが便利であり、長さはロール状に巻いた布団1の周囲に巻き掛け 得るものとなす。
【0017】 6及び6はカバーシート2の外面の幅広となされた部分の各側部に縫いつけた 一対の巻き締め紐で、前記固定紐5に準じたものとなしてある。
【0018】 そして、7は前記巻き締め紐6、6の間に設けた提げ手で、カバーシート2に 帯材の各端部を縫いつけて形成してある。
【0019】 次に、斯かる構成とした本考案品の使用例並びに作用を説明する。 布団の使用時は、図1に示すようにカバーシート2を下にしてワゴン車などの 床面上とか野外の地面上などに敷くようにする。
【0020】 そして、必要に応じタオルケット、膚布団或いは毛布などを掛けて寝るように する。
【0021】 この使用状態では、布団1は直接に床面や地面などに接しないため、汚れたり 傷んだりすることから保護され、長持ちするのであり、またカバーシート2が防 水性のものであるときは、布団1は地面や草などの湿気から遮断され、吸湿しな いため、寝心地のよい状態に保持される。
【0022】 上記使用状態にある布団1を搬送するさいは、これを端部mから締め加減にロ ール状に巻き込んでその直径を成る可く小さくなし、図2に示すようにカバーシ ート2の幅広側でない側の端部上に同シート2の幅方向へ向けて配置し、続いて 布団が自身の弾力で拡径変形しないように保持して、その左右側部を固定紐5で 巻き止める。
【0023】 次に、ロール状に保持された布団1を転がしながらカバーシート2を図3に示 すように布団1の周面に巻き付け、続いてカバーシート2の周面を図4に示すよ うに巻き締め紐6、6で強く巻き締める。
【0024】 そして最後に、左右の締結紐4、4をこれの把手sと他側の結節膨大部4aを 持って引張し結び止め、同図に示すように、或いは案内部3が図5に示すように なされているときは図6に示すように、張り出し部分2aの外側縁を絞り込んだ 状態とする。
【0025】 これにより、布団1は周囲を被われて搬送に便利な状態となるのであり、既存 の布団袋のように布団を狭い開口から押し入れるような面倒な操作は不要となる のである。
【0026】 この状態とした本考案品は、提げ手7を持ったり肩に掛けたりして運ぶのであ り、このさいロール状となされた布団1は全体の剛性が向上して撓み難いため持 ち運び易いのであり、また全体が細長いものとなるため大きなスペースをとらず 車などによる搬送にも都合のよいものとなる。
【0027】 上記実施例では、搬送にさいして布団1のみを巻き込むようにしたが、布団1 の上にタオルケットとか毛布などを敷いたまま巻き込むようにしてもよいのであ り、また布団1は敷き布団のみとしたが、これに限定するものではなく、敷き布 団と掛け布団を二層に配置したものでも差し支えない。
【0028】
【考案の効果】
本考案によれば、必要場所へ手軽に搬送でき、車中や野外であっても簡便に布 団上に寝ることを可能となすのであり、このさいカバーシートは布団が汚れたり 傷つくことを防止するものとなり、また搬送時は布団がロール状とされて剛性が 大きくなるため布団袋などに較べ手持ち搬送や車での搬送に便利となるのである 。
【0029】 請求項2に記載のものによれば、地面などの湿気が布団に及ぶのをカバーシー トが遮断し、野外などでの使用に於いて布団の乾燥状態が維持されるものとなる 。
【0030】 請求項3に記載のものによれば、カバーシートの張り出し部分により布団の側 部を締め付け状態に被うことができ、布団側部の保護や搬送時取扱いに都合のよ いものとなる。
【0031】 請求項4に記載のものによれば、ロール状としたカバーシートの外周面に紐を 巻き締める作業を便利となすものである。
【0032】 請求項5に記載のものによれば、ロール状に巻かれた布団を拡径変形させるこ となく、その外周面をカバーシートで被う処理を行い易くするものである。
【0033】 請求項6に記載のものによれば、手持ち又は肩掛け搬送に便利となる。
【0034】 請求項7に記載のものによれば、布団の巻き込みが容易で、その巻き込み時直 径を小さくできるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係り、布団を使用状態とした状態を示
す図である。
【図2】本考案に係り、布団をロール状にして固定した
状態を示す図である。
【図3】本考案に係り、布団にカバーシートを巻き掛け
た状態を示す図である。
【図4】本考案に係り、搬送状態を示す図である。
【図5】本考案に係り、紐案内部の変形例を示す図であ
る。
【図6】本考案に係り、図5の紐案内部を具備したもの
の搬送状態を示す図である。
【符号の説明】
1 布団 1a 綴じ込み部 2 カバーシート 2a 張り出し部分 3 紐案内部 3a 紐案内部 4 締結紐 5 固定紐 6 巻き締め紐 7 提げ手

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 布団に、その敷き面積よりも僅かに大き
    いものとしたカバーシートを付属させ、カバーシートは
    布団の搬送時にはロール状に巻かれた布団の外面を被覆
    するように使用され、一方布団の使用時には布団の敷物
    として使用されることを特徴とする可般布団具。
  2. 【請求項2】 カバーシートを防水性のあるものとな
    し、戸外で延長して使用可能となしたことを特徴とする
    請求項1記載の可般布団具。
  3. 【請求項3】 カバーシートの左右各側部に張り出し部
    分を形成し、各張り出し部分の外側縁にこれのほぼ全長
    に渡って紐案内部を形成すると共に、この紐案内部に締
    結紐をその長手方向への移動可能に案内させた構成とし
    たことを特徴とする請求項1又は2記載の可般布団具。
  4. 【請求項4】 カバーシートの外面側に布団搬送時の同
    シート外周を巻き締めるための巻き締め紐を固定したこ
    とを特徴とする請求項1、2又は3記載の可般布団具。
  5. 【請求項5】 カバーシートの内面側の長手方向の一端
    部に、ロール状に巻かれた布団を同シートの幅方向に固
    定するための固定紐を固定したことを特徴とする請求項
    1、2、3又は4記載の可般布団具。
  6. 【請求項6】 カバーシートの外面側に、布団搬送時に
    持ち上げたり肩にかけるための提げ手を設けたことを特
    徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の可般布団
    具。
  7. 【請求項7】 布団の長手方向を直角に横切るよう20
    cm〜30cmの間隔毎に綴じ込み部を設けた構成であ
    ることを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記
    載の可般布団具。
JP1996004793U 1996-05-02 1996-05-02 可般布団具 Expired - Lifetime JP3030846U (ja)

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ID=43165823

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104379029A (zh) * 2012-06-29 2015-02-25 阿诺创新公司 具有卷绕机构的装置
KR102318384B1 (ko) * 2021-01-18 2021-10-28 신지혁 캠핑용 누빔이불

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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