JP3030138B2 - ナビゲーション装置 - Google Patents

ナビゲーション装置

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JP3030138B2 JP27264191A JP27264191A JP3030138B2 JP 3030138 B2 JP3030138 B2 JP 3030138B2 JP 27264191 A JP27264191 A JP 27264191A JP 27264191 A JP27264191 A JP 27264191A JP 3030138 B2 JP3030138 B2 JP 3030138B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は往路において記憶した地
点を復路あるいは同じ目的地へ行くときディスプレイ上
に表示するナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近車載用ナビゲーション装置が実用化
されつつある。現在市販されているナビゲーション装置
は現在位置を示すカーソルと周りの地図をディスプレイ
上に描画することで、現在の自車が地図上のどこを走行
しているかを示すいわゆるロケーション装置に近いもの
である。本来ナビゲーション装置とは、現在の自車位置
から目的地までの経路を運転者に報知する装置のことを
いう。従って、現在市販されているナビゲーション装置
は本来の目的には程遠いものであるといえる。
【0003】しかし、走行すべき経路を報知する装置を
考案する動きがないわけではない。例えば、特許公告平
3−15238号では以下に図2を用いて説明するよう
な方法で走行経路を運転者に報知する方法を提案してい
る。
【0004】車両の通行で往路において、車両がカーブ
するごとにカーブした角度とカーブ間の距離を測定し記
憶しておく。車両がカーブした角度の検出方法として
は、地磁気の方向を検出する方法、ハンドル角の変化を
検出する方法、左右一対の車輪の回転数差を検出する方
法、ジャイロセンサを用いて車両の左右方向の加速度変
化を検出する方法が提案されている。
【0005】往路において記憶された車両の走行データ
は復路で再生される。その再生方法は図2に示す様に次
のカーブまでの距離とカーブする方向を図の8方向ラン
プによって運転者に報知する方法である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】車両の現在の進行方位
より次に進むべき方位を8方向ランプによって報知する
方法は、運転者にとって必ずしも分かりやすい方法では
ない。なぜなら、次に曲がるべき交差点までの距離とカ
ーブする方向が分かっても、本来の目的地までの方向と
距離が分からず、運転者は目的地にまでにあとどれくら
いの時間がかかるのかという見当をつけることができな
い。
【0007】また、上記の方法を採用したナビゲーショ
ン装置は交差点における進行方位の変化を取得する方法
を採用しているので、対象は自動車に限られてしまい船
舶あるいは最近の動向として人間の携帯用ナビゲーショ
ン装置が市販されているがそのようなものへの応用は難
しい。
【0008】本発明はこの点を鑑みて為されたもので、
往路において通過した地点の位置座標を取得し、復路あ
るいはもう一度同じ目的地へ走行する場合に、往路にお
いて取得した地点を何らかの記号で表し、次に通過すべ
き地点までを運転者に分かりやすく報知するナビゲーシ
ョン装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、移動体の現在
の位置座標を測定する現在位置算出部と、現在位置算出
部からの出力に関する情報をディスプレイに描画する描
画部とを備えるナビゲーション装置において、上記現在
位置算出部からの出力を記憶することができるメモリ部
を備え、往路において上記現在位置算出部による現在位
置情報を所定の間隔で上記メモリ部に記憶させ、上記移
動体が帰路あるいは同じ経路を通過するとき、上記メモ
リ部に記憶した地点の位置座標を上記描画部により記号
で上記ディスプレイに表示すると共に、次に通過すべき
地点の記号を他の地点を表す記号と区別して表示するこ
とを特徴とする。
【0010】
【作用】往路において通過した地点の位置座標を取得
し、復路あるいはもう一度同じ目的地へ走行する場合に
ディスプレイに往路において取得した地点を記号で表示
することで、次に通過すべき地点を運転者に分かりやす
く報知できる。
【0011】
【実施例】
<実施例1>本発明の一実施例を図を用いて説明する。
図1はこの発明の実施例を説明した構成図である。
【0012】1は装置全体の制御を行うマイコンであ
る。2はGPS受信器(Global Positioning System Re
ciever)あるいは地磁気センサなどの方位センサと車両
の走行距離を測定できる距離センサとを組み合わせて車
両の現在位置を算出する現在位置算出部で、本実施例で
はGPS受信器を用いた方法を採用する。3は地図情報
を記憶している記憶媒体で本実施例ではCD−ROMを
用いることにする。4はCD−ROMに記憶している地
図情報を読みだすCD−ROMドライブ装置である。5
は現在位置算出部2の出力である現在の位置座標を必要
に応じ記憶するメモリ部である。6はCD−ROMから
読みだした地図情報をディスプレイ7に描画する描画部
である。8は装置の起動用のキー、経路記憶機能起動用
キー、経路再生機能起動用キーなどを含む入力部であ
る。
【0013】上記の構成のナビゲーション装置をもった
移動体において、入力部8に含まれる装置の起動用のキ
ーを入力しナビゲーション装置を起動させるとマイコン
1はまず現在位置算出部2によって移動体の現在の位置
座標を取得する。本実施例ではディスプレイ7に現在位
置を含む地図を描画することにしているので、マイコン
1は取得された位置座標を含む地図情報がCD−ROM
3のどのアドレスに存在するかを検索する。CD−RO
M3には位置座標が含まれる地図情報はどのアドレスに
存在するかを記す索引が用意されているのでそれに従っ
てマイコン1はアドレスの検索を行えば良い。求める地
図情報が存在するアドレスが分かるとマイコン1はCD
−ROMドライブ装置4から地図情報を取得する。
【0014】このように取得された地図情報はコード情
報により表現されている。描画部6はコード情報によっ
て表現された地図情報を読みだしてマイコン1からのプ
ログラムに従って地図を描画する。このように描画され
た地図はディスプレイ7に表示される。
【0015】次に、往路において地点の位置座標の記憶
を行う動作を説明する。説明は図3のフローチャートに
従って行う。
【0016】現在位置を含む地図が表示され、移動体は
目的地への移動を始める。その時、その移動した経路を
帰路のために記憶しておきたい。そのため入力部8に含
まれる経路記憶機能起動用のキーを入力し経路記憶を始
める(ステップ1)。経路記憶機能起動用のキーが入力
されるとマイコン1はまず初期値として現在位置算出部
2の出力である移動体の現在位置をメモリ部5に記憶さ
せる(ステップ2)。なお、現在位置算出部2による移
動体の現在位置の計測した結果は一定時間間隔にマイコ
ン1が現在位置算出部2から取得するようプログラムさ
れている(ステップ3)。
【0017】以降マイコン1は初期値としてメモリ部5
に入力した位置座標と現在位置算出部2からの出力であ
る位置座標との直線距離を計算する(ステップ4)。そ
の距離がある基準値(本実施例では1Kmとする)以下で
あれば、何ら処理を行わず(ステップ5)ステップ3か
らの動作が繰り返される。そのうち移動体が初期にメモ
リ部5に入力した位置座標から遠く離れ、その直線距離
が1Kmよりも大きくなったとステップ5において判定さ
れると、その時の現在位置算出部2の出力はメモリ部5
に記憶される(ステップ6)。ステップ6が行われた
後、ステップ3からの動作が繰り返される。ただし、ス
テップ4において現在位置算出部2の出力との直線距離
が計算されるのは、メモリ部5に最後に記憶した地点の
位置座標となる。往路においての走行経路の記憶は以上
のステップを繰り返すことで行われる。
【0018】次に復路で、往路において記憶した経路に
関する情報をメモリ部5から読みだしてディスプレイ7
の地図上に表示する例について図4のフローチャートに
従って説明する。まず、入力部8に含まれる経路再生機
能起動用のキーを入力する(ステップ1)。するとマイ
コン1はメモリ部5から記憶したある地点の位置座標を
読みだす(ステップ2)。ステップ1の前には現在位置
算出部2によって移動体の現在位置が取得されている。
マイコン1はその位置座標と地図の縮尺をもとにして現
在ディスプレイ7に表示している地図の上限、下限の緯
度及び経度を算出する(ステップ3)。そして、記憶し
ている地点の位置座標とステップ3で計算したディスプ
レイ7の上限、下限の緯度及び経度を比較して、メモリ
部5にc番目に記憶されている地点がディスプレイ7の
表示画面内に存在するかどうかを調べる(ステップ
5)。なお、cは図中に示したようにマイコン1が持っ
ているカウンタの値で、メモリ部5に記憶されている地
点情報の順番を表している。
【0019】もし、c番目の地点の位置座標がディスプ
レイ7の表示画面内にないと、何の処理も行わず、ステ
ップ4にもどりメモリ部5に記憶した地点全てに対して
以上の処理を行ったかを調べる。
【0020】もし、ステップ4においてステップ5の判
定がメモリ部5に記憶してある地点全てについて終えて
いないと判断されると、ステップ5以下の動作が繰り返
される。さて、ステップ5において、メモリ部5で記憶
しているある地点の位置座標がディスプレイ7の表示画
面内に存在すると判断されると、その位置座標はマイコ
ン1によって描画部6に送られ、描画部6においてディ
スプレイ7に表示するための処理が行われる。
【0021】上記で説明したように、ディスプレイ7に
表示している上限、下限の緯度及び経度は分かってお
り、それに対し上記地点の位置座標も分かっているので
この地点を表す記号はディスプレイ7のどこに表示した
らよいかは容易に計算できる。マイコン1がこのような
計算を行うと、描画部6はその結果をもとにしてディス
プレイ7に地点を表す記号を描画する(ステップ6)。
【0022】ステップ6が終わるとステップ4による判
定が行われ、メモリ部5に記憶されている全ての地点に
ついて行われたと判定されるまで繰り返される。
【0023】このような処理によってディスプレイ7の
地図上に地点を表す記号が表示された例を図5に示す。
図5の‘◇’がメモリ部5に記憶された地点を表す記号
である。
【0024】以上で説明したナビゲーション装置は自動
車に限らず他の乗り物にも応用できる。理由は、GPS
受信器はほとんどの乗り物に搭載可能であり、また現在
市販が始まっている人間が携帯できるナビゲーション装
置もGPS受信器を採用しており、GPS受信器を採用
していれば移動体が存在する地点の位置座標は取得でき
るからである。
【0025】なお、本実施例ではディスプレイ7に地図
を描画して地点の位置座標の取得及び表示を行った。し
かし、地図をディスプレイ7に表示するには少なくとも
地図情報を記録している記録媒体とそれを読みだすこと
のできるドライブ装置が必要である。人の携帯用のナビ
ゲーション装置にこのようなものを用意するのは現実的
ではない。しかし、本発明のナビゲーション装置は図6
に示すようにディスプレイ7に現在位置を示すカーソル
‘○’と次に通過すべき地点を示す記号‘◇’と距離を
示すスケールバーを表示しておけば、道路、地名などの
表示がなくてもどの方向にどれだけの距離移動すれば良
いか検討をつけることができる。このような表示は上記
の実施例のうち地図描画をしないだけなので容易に実現
することができる。従って、本発明は人間の携帯用ナビ
ゲーション装置に対しても応用が可能である。
【0026】以上の実施例ではメモリ部5に最後に記憶
した位置座標と現在位置算出部2の出力である位置座標
との直線距離を計算し、その計算値が所定の基準値以上
のときに現在位置算出部2の出力をメモリ部5に記憶し
た。ところが、現在位置算出部2には移動体の移動距離
が算出できるセンサがある場合には、移動体が移動した
距離を取得し、その移動距離が所定の基準値に以上にな
ったときの現在位置算出部2の出力をメモリ部5に記憶
する方法がある。この方法によれば、上記の実施例の方
法に比べて現在位置算出部2からの入力がある度に直線
距離を計算する必要がなくマイコン1の負担が軽くする
ことができる。
【0027】例えば自動車においては、タイヤが一回転
したときの走行距離は既知なので、その回転数を取得す
れば容易に車両の走行距離が計算できる。
【0028】この方法を採用したフローチャートを図7
に示す。ステップ4において自動車の走行距離を算出
し、ステップ5において算出した走行距離を所定の基準
値と比較して現在位置算出部2の出力をメモリ部5に記
憶するかどうかの判断をしている以外は図3の上記の実
施例を説明したフローチャートと同じである。 <実施例2>次にメモリ部5に記憶した地点を表す記号
を間引いて表示する実施例について説明する。地図情報
を記憶しているCD−ROM3には数段階の拡大レベル
に対応した地図情報が格納されている。ディスプレイ7
には縱方向横方向とも例えば100Kmの地図が表示され
ているとき、メモリ部5に記憶されている地点位置を実
施例1のように地図上に記号によって表す。本実施例で
はメモリ部5に記憶した地点間の距離が1Kmとした。こ
の地点位置を記号によって100Km四方の地図に表示す
ると、地点情報を表す記号は非常に密になり記号どうし
が重なり合うことが有り得る。記号が重なり合うと非常
に見にくい地図となる。
【0029】この様なことを避けるには地点位置を表す
記号を重ならない程度の間隔で間引いて表示すれば良
い。以下にこの実施例を図8のフローチャートをもとに
して説明する。
【0030】本実施例ではメモリ部5に記憶している地
点位置でも一定の間隔で記号として表示する地点と表示
しない地点がある。それを区別するため、本実施例では
記号表示間隔値Mと表示間隔カウンタdを用い、表示画
面内に存在する地点をメモリ部5から読み出す毎にカウ
ンタdを1ずつカウントアップし、このカウンタdの値
が記号表示間隔Mに達した時に、メモリ部5から読み出
した地点の位置座標を描画部6に送り、これを表示する
ようにする。これにより、ディスプレイ7上にはメモリ
部5からの位置座標が記号表示間隔M個毎に表示される
ようになる。なお、カウンタdはマイコン1内に備えら
れているとする。
【0031】表示間隔値Mは往路において記憶した地点
の位置座標間の間隔とディスプレイ7に表示する地図の
縮尺の関係から決定する。例えば地点の位置座標を1Km
間隔で記憶し、その情報をディスプレイ7では100Km
四方の地図に表示しようとしている場合には、記号表示
間隔値Mを20程度にすれば、往路における記憶地点を
重ねることなくディスプレイ7上に表示できる。この場
合には、100Km四方の地図に20Km間隔で記憶地点を
表示できる。
【0032】まず、図8のフローチャートにおいてメモ
リ部5に記憶した地点情報を表示するため経路再生機能
起動用のキーを入力する(ステップ1)。するとマイコ
ン1はメモリ部5から記憶した地点の位置座標を読みだ
す(ステップ2)。ステップ1の前には現在位置算出部
2によって移動体の現在位置が取得されており、マイコ
ン1はその位置情報と地図の縮尺をもとにして現在ディ
スプレイ7に表示している上限、下限の緯度及び経度を
算出する(ステップ3)。そして、記憶している地点の
位置座標とステップ3で計算したディスプレイ7の上
限、下限の緯度及び経度を比較して、記憶している地点
がディスプレイ7の表示画面内に存在するかどうかを調
べる(ステップ5)。
【0033】調べた地点の位置座標がディスプレイ7の
表示画面内にない場合には、何の処理も行わない。そし
て、ステップ5によるディスプレイ7上に存在するかど
うかの判定は、メモリ部5に記憶した地点全てに対して
行ったかを調べる(ステップ4)。
【0034】ステップ4においてステップ5の判定が全
ての記憶点について終えていないと判断された場合、ス
テップ5以下の動作が行われる。さて、ステップ5にお
いて、メモリ部5で記憶されている地点の位置座標がデ
ィスプレイ7の表示画面内に存在すると判断されると、
表示間隔カウンタdをプラス1する(ステップ6)。
【0035】表示間隔カウンタdと記号表示間隔値Mの
値を比較してdがMよりも小さい場合にはステップ4に
もどる(ステップ7)。しかし、表示間隔カウンタdと
記号表示間隔値Mが等しければ、その位置座標はマイコ
ン1によって描画部6に送られ、描画部6においてディ
スプレイ7に表示するための処理が行われる(ステップ
8)。そして、表示間隔カウンタdの値を初期化する
(ステップ9)。
【0036】以下、説明したような処理はステップ4に
よって、メモリ部5に記憶されている全ての地点につい
て行われたと判定されるまで繰り返される。 <実施例3>次に通過すべき地点のうち移動体が通過し
た地点は消去する実施例について説明する。通過すべき
地点をディスプレイ7に表示する実施例は実施例1及び
実施例2において説明したので省略し、ここでは通過す
べき地点の通過判断をする方法と表示されている記号を
消去する方法について説明する。
【0037】通過すべき地点の通過判断は種々考えられ
るが、ここでは図9に説明するような簡易的な方法を採
用する。通過すべき地点に図のような枠を作成する。枠
の大きさは画面の大きさに合わせて適当に決める。移動
体の現在位置がこの枠内に一度入りそして抜けてしまえ
ば通過したと判断する。
【0038】ただし、この通過判断方法において留意す
べきことは現在位置算出部2からの出力には誤差が含ま
れている。例えばGPSによる測位を採用した方法では
30〜100mの誤差が常に見込まれる。現在位置算出
部2から一度地点の枠内に移動体が入ったと判断されて
も、現在位置算出部2に見込まれる誤差のため次の測定
で移動体の位置は枠外であるという出力になったら、移
動体は通過すべき地点を通過したと判断してしまう。そ
のようなことを避けるため移動体はある決まった設定回
数以上枠内にいた後枠から抜けたとき移動体はその地点
を通過したと判断するようにした。
【0039】次に、上記のような方法で通過したと判断
された地点の記号を地図上から消去する方法について説
明する。表示されている記号を消去する処理は、描画部
6によって行われる。描画部6には地図が描画されてい
る画像メモリ以外に空いている画像メモリがあるとす
る。この空いている画像メモリに通過地点を表す記号に
よって隠された地図データを退避しておく。そして、そ
の地点を移動体が通過したならば、描画部6は画像メモ
リに退避していた地図データをもとの記号が記されてい
た地図領域に転送する。この様にすれば通過した地点の
記号は消去することができる。
【0040】最後に、移動体が次に通過すべき地点は他
とは区別して表示するため、次に通過すべき地点の記号
は描画部6によって他の記号とは違う記号とする、色を
変える、点滅させるといった方法によって他の記号とは
区別して地図上に表示することができる。
【0041】また、以上の説明では次に通過すべき地点
はメモリ部5に記憶されている順としているが(復路に
おいてはメモリ部5に記憶している逆順)、その他の方
法として移動体に最も近い地点を次に通過すべき地点と
することができる。その場合次に通過すべき地点の検索
方法はメモリ部5に記憶している地点情報のうち、すで
に通過した地点を除いて最も移動体の現在位置に近い地
点を検索すればよいので容易に行うことができる。
【0042】
【発明の効果】本発明を用いると、移動体の現在の位置
座標を測定する現在位置算出部と、現在位置算出部から
の出力に関する情報をディスプレイに描画する描画部と
を備えるナビゲーション装置において、上記現在位置算
出部からの出力を記憶することができるメモリ部を備
え、往路において上記現在位置算出部による現在位置情
報を所定の間隔で上記メモリ部に記憶させ、上記移動体
が帰路あるいは同じ経路を通過するとき、上記メモリ部
に記憶した地点の位置座標を上記描画部により記号で上
記ディスプレイに表示することで現在位置と次に通過す
べき地点が一つの画面に表示できるのでその間の相対位
置が分かり、運転者に対し進むべき方向及び距離を分か
りやすく報知でき、更に、次に通過すべき地点の記号を
他の地点を表す記号と区別して表示することにより、次
に通過すべき地点を運転手により分かりやすく報知する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のナビゲーション装置に係る概略構成図
である。
【図2】従来の技術を説明した図である。
【図3】本発明のナビゲーション装置の一実施例を説明
したフローチャートである。
【図4】本発明のナビゲーション装置の一実施例を説明
したフローチャートである。
【図5】本発明のナビゲーション装置の表示例である。
【図6】本発明のナビゲーション装置の表示例である。
【図7】本発明のナビゲーション装置の一実施例を説明
したフローチャートである。
【図8】本発明のナビゲーション装置の一実施例を説明
したフローチャートである。
【図9】本発明のナビゲーション装置の一実施例を説明
した図である。
【符号の説明】
1 マイコン 2 現在位置算出部 3 CD−ROM 4 CD−ROMドライブ装置 5 メモリ部 6 描画部 7 ディスプレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 21/00 G08G 1/0969 G09B 29/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体の現在の位置座標を測定する現在
    位置算出部と、現在位置算出部からの出力に関する情報
    をディスプレイに描画する描画部とを備えるナビゲーシ
    ョン装置において、 上記現在位置算出部からの出力を記憶することができる
    メモリ部を備え、 往路において上記現在位置算出部による現在位置情報を
    所定の間隔で上記メモリ部に記憶させ、上記移動体が帰路あるいは同じ経路を通過するとき、上
    記メモリ部に記憶した地点の位置座標を上記描画部によ
    り記号で上記ディスプレイに表示すると共に、次に通過
    すべき地点の記号を他の地点を表す記号と区別して表示
    する ことを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 移動体が次に通過すべき地点が上記メモリ部に記憶され
    ている地点の位置座標のうち既に通過した地点以外で上
    記現在位置算出部の出力結果である移動体の現在の位置
    座標に最も近い地点であることを特徴とするナビゲーシ
    ョン装置。
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