JP3030104U - パネル式コンテナ - Google Patents

パネル式コンテナ

Info

Publication number
JP3030104U
JP3030104U JP1996002942U JP294296U JP3030104U JP 3030104 U JP3030104 U JP 3030104U JP 1996002942 U JP1996002942 U JP 1996002942U JP 294296 U JP294296 U JP 294296U JP 3030104 U JP3030104 U JP 3030104U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
standing
locking means
type container
locked
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1996002942U
Other languages
English (en)
Inventor
守 島本
Original Assignee
サンセイアルミ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by サンセイアルミ株式会社 filed Critical サンセイアルミ株式会社
Priority to JP1996002942U priority Critical patent/JP3030104U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3030104U publication Critical patent/JP3030104U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、必要に応じて誰でも容易に組立・
解体作業を行なうことができると共に、組立てられた際
には強固な構造体となるパネル式コンテナを提供するこ
とを課題とする。 【解決手段】 少なくとも底面パネル2 と、該底面パネ
ル2 に立設される立設パネル6 とからなるパネル式コン
テナであって、前記底面パネル2 には、立設パネル6 の
連結面6aの一辺側に係脱可能な第一係合手段X と、該立
設パネル6 の連結面6aの対辺側に係脱可能な第二係合手
段Y とが設けられてなり、前記第一係合手段X によって
立設パネル6 の一辺側が底面パネル2 に係止された状態
で該立設パネル6 を立ち上げることにより、第二係合手
段Y によって対辺側が係止されて立設パネル6 が底面パ
ネル2 に連結された構造からなることにある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、コンテナに関するものであり、主として内部に荷物を収容してトラ ック・貨物列車等により搬送されたり、或いは、地上に設置され仮設事務所等に 利用される多用途に使用可能なパネル式コンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、一般にこの種のコンテナは、内部に空間を設けた箱型構造体からな り、例えば、かかるコンテナを荷物の搬送用容体として使用する場合には、その 内部に荷物の収容してトラック等にて目的地まで運ばれる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のコンテナは、コンテナ内の荷物の有無に拘わらず、該コ ンテナがトラックの荷台を占領するから、目的地で荷物を下ろした後、そこで新 たな荷物がなければ空のコンテナを積んでトラックは移動しなければならず、輸 送効率が悪いという問題点があった。
【0004】 また、従来のコンテナは、予め製造工場に於いて一個の構造体として組立てら れて出荷されており、少なくともコンテナ製造工場から製品を出荷する際には、 空のコンテナをトラックに積んで搬送しなければならない。
【0005】 一方、従来のコンテナを組立・解体するには、種々の工具・機械が必要であり 、又、熟練者でなければその作業を行なうことは極めて困難である。
【0006】 本考案は、かかる問題点に鑑みてなされたもので、必要に応じて誰でも容易に 組立・解体作業を行なうことができると共に、組立てられた際には強固な構造体 となるパネル式コンテナを提供することを課題とする。
【0007】
【問題を解決するための手段】
本考案は、このような課題を解決するためになされたもので、その課題を解決 するための手段は、少なくとも底面パネル2 と、該底面パネル2 に立設される立 設パネル6 とからなるパネル式コンテナであって、前記底面パネル2 には、立設 パネル6 の連結面6aの一辺側に係脱可能な第一係止手段X と、該立設パネル6 の 連結面6aの対辺側に係脱可能な第二係止手段Y とが設けられてなり、前記第一係 止手段X によって立設パネル6 の一辺側が底面パネル2 に係止された状態で該立 設パネル6 を立ち上げることにより、第二係止手段Y によって対辺側が係止され て立設パネル6 が底面パネル2 に連結された構造からなることにある。
【0008】 上記手段からなるパネル式コンテナによれば、第一係止手段X によって立設パ ネル6 の連結面6aの一辺側を底面パネル2 に係止すると、その一辺側を支点とし て立設パネル6 を回動させながら立ち上げることができ、更に立設パネル6 を底 面パネル2 に対して垂直にまで立ち上げると、第二係止手段Y が作用して立設パ ネル6 の連結面6aの対辺側が底面パネル2 に係止され連結される。 従って、底面パネル2 に立設パネル6 を立設する際に、何ら工具や固定金具等 を用いる必要がなく、又、作業を行なうに際して特別な技術を必要としない。 一方、第一係止手段X 及び第二係止手段Y は、係脱可能であるため、逆に底面 パネル2 に立設された立設パネル6 を引き倒すと第二係止手段Y が解除する。 従って、組立てられたコンテナを解体することも容易である。
【0009】 さらに、請求項4記載の手段は、前記立設パネル6 が、背面パネル3 と、該背 面パネル3 に連結される一組の側面パネル5,5 とからなり、該背面パネル3 又は 側面パネル5 の何れか一方のパネルには、凹状部19が形成され、且つ他方のパネ ルには、該凹状部19に嵌入脱自在な嵌入部18が突設されてなると共に、該背面パ ネル3 又は側面パネル5 の何れか一方のパネルには、他方のパネルの内壁に近接 する接合部20が設けられ、該接合部20と他方のパネルとが固定金具21を介して締 結されて両パネルが連結された構造からなることにある。
【0010】 かかる手段によれば、例えば、まず、立設パネル6 たる背面パネル3 を底面パ ネル2 に第一係止手段X 及び第二係止手段Y を介して連結し、次に立設パネル6 たる側面パネル5 を底面パネル2 に立設すると、背面パネル3 の凹状部19に側面 パネル5 の嵌入部18が嵌入し、且つ側面パネル5 の接合部20が背面パネル3 の内 壁に近接することとなるから、背面パネル3 は、側面パネル5 の嵌入部18及び接 合部20によって把持された状態となり、加えて、接合部20から背面パネル3 に固 定金具21が螺着されているので背面パネル3 と側面パネル5,5 とは、相互に頑固 に連結固定されることとなる。
【0011】 また、請求項5記載の手段は、前記立設パネル6 の上側には、上面パネル7 が 覆設されてなり、該上面パネル7 又は立設パネル6 の何れか一方のパネルには、 凹状部19が形成され、且つ他方のパネルには、該凹状部19に嵌入脱自在な嵌入部 18が突設されてなると共に、該上面パネル7 又は立設パネル6 の何れか一方のパ ネルには、他方のパネルの内壁に近接する接合部20が設けられ、該接合部20と他 方のパネルとが固定金具21を介して締結されて両パネルが連結された構造からな ることにある。
【0012】 かかる手段によれば、上記請求項2記載の手段と同様の理由から立設パネル6 に上面パネル7 が強固に連結固定され、従って、底面パネル2 、立設パネル6 及 び上面パネル7 が相互に連結しあい、全体として頑丈な箱型構造体のコンテナと なるのである。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係るパネル式コンテナの一実施形態を図1及び図2に適宜必要 な図面を加えながら説明する。 図1及び図2に於いて、1 は、底面パネル2 、該底面パネル2 に立設された背 面パネル3 及び一組の側面パネル5,5 からなる立設パネル6 、前記立設パネル6 に覆設された上面パネル7 、及び側面パネル5,5 に着脱自在に設けられた正面パ ネル8 の計6枚のパネルから組立てられたパネル式コンテナを示す。 尚、「上側」とは、「パネル式コンテナ1 の上面パネル7 側」を、「下側」と は、「パネル式コンテナ1 の底面パネル2 側」を、「内側」とは、「パネル式コ ンテナ1 の内部側」を、「外側」とは、「パネル式コンテナ1 から離れる側」を 夫々意味する。
【0014】 さらに詳しくは、図3及び図4にも示すように、底面パネル2 は、主としてア ルミニウム角パイプ材にて矩形状に形成された底面枠材2aに内装床面2bが取付け られた形状からなる。 さらに、底面パネル2 の底面枠材2aの立設パネル6 が連結される箇所には、底 面枠材2aの周縁に沿って凹状の底面溝10が上側方向に開口して設けられ、且つ該 底面溝10を構成する上側方向に突出した外側内壁10a には内側方向に係止部11が 突設されている。 加えて、底面枠材2aには、前記底面溝10より内側位置であって上側方向に突出 した突出片12が設けられ、且つ該突出片12の上端は外側方向に曲げられて鏃状の 嵌合部14が設けられている。
【0015】 また、立設パネル6 たる背面パネル3 は、矩形状に形成された背面枠材3aの内 側に内装壁板3b、外側にアルミニウム板製の外装壁板3cが夫々取付けられ、該内 装壁板3bと外装壁板3cとの間には、断熱材3dが装入された形状からなる。 さらに、背面パネル3 の背面枠材3aの下端面3e(底面パネル2 との連結面6aに 相当する)の一辺側には、前記底面パネル2 の底面溝10の開口部に挿入可能で、 且つ該底面パネル2 の係止部11に係合すべく外側方向に屈曲して形成された被係 止部15が設けられている。 加えて、背面パネル3 の下端面3eの対辺側には、前記底面パネル2 の突出片12 の嵌合部14に係止される内側方向に開口した凹状の被嵌合部16が設けられている 。
【0016】 かかる底面パネル2 の係止部11及び背面パネル3 の被係止部15から底面パネル 2 と背面パネル3 の第一係止手段X が構成され、嵌合部14及び被嵌合部16から底 面パネル2 と背面パネル3 の第二係止手段Y が構成される。
【0017】 次に、図5にも示すように、立設パネル6 たる側面パネル5,5 は、前記背面パ ネル3 と同様に側面枠材5aに内装壁板5b及び外装壁板5cが取付けられ、それらの 間に断熱材5dが装入された形状からなる。 さらに、側面パネル5 の側面枠材5aの下端面5e(底面パネル2 との連結面6aに 相当する)には、背面パネル3 と同じ構成の被係止部15及び被嵌合部16が設けら れている。 従って、底面パネル2 の係止部11及び側面パネル5 の被係止部15から底面パネ ル2 と側面パネル5 の第一係止手段X が構成され、嵌合部14及び被嵌合部16から 底面パネル2 と側面パネル5 の第二係止手段Y が構成され、図4に示す底面パネ ル2 と背面パネル3 の連結と同じ構成で底面パネル2 と側面パネル5,5 は連結さ れている。
【0018】 加えて、図6にも示すように、側面パネル5 の側面枠材5aの背面パネル3 が連 結される箇所には、背面パネル3 から突設された嵌入部18に嵌入脱自在な凹状部 19が上下方向に形成され、且つその凹状部19より内側位置には、背面パネル3 の 内壁に接する板状の接合部20が突設されていると共に、該接合部20にタッピング ビス等の固定金具21を螺着することにより接合部20と背面パネル3 とが締結され 、背面パネル3 と側面パネル5 とは相互に連結固定されている。
【0019】 また、図3及び図5にも示すように、上面パネル7 は、矩形状の上面枠材7aに 内装壁板7b及び外装壁板7cが取付けられ、それらの間に断熱材7dが装入された形 状からなる。 さらに、上面パネル7 の上面枠材7aの立設パネル6 (背面パネル3 及び側面パ ネル5,5 )が連結される箇所には、立設パネル6 から突設された嵌入部18に嵌入 脱自在な凹状部19が上面枠材7aの周縁に沿って形成され、且つその凹状部18より 内側位置には、立設パネル6 の内壁に接する板状の接合部20が突設されていると 共に、該接合部20に固定金具21を螺着することにより接合部20と立設パネル6 と が締結され、上面パネル7 と立設パネル6 とは夫々連結固定されている。
【0020】 次に、図3及び図6にも示すように、正面パネル8 は、矩形状の正面枠材8aに 内装壁板8b及び外装壁板8cが取付けられ、それらの間に断熱材8dが装入された形 状からなり、底面パネル2 、側面パネル5,5 及び上面パネル7 の間に嵌めこまれ ている。 尚、23は、側面パネル5,5 の側面枠材5aに出退可能なピンを示し、該ピン23が 突出することにより正面パネル8 は側面パネル5,5 にロックされる。
【0021】 上記構成からなるパネル式コンテナは、図7(イ)に示すように、まず、底面 パネル2 の底面溝10の開口部に立設パネル6 たる背面パネル3 の被係止部15を挿 入し、且つ該被係止部15を底面パネル2 の係止部11に係止する。 かかる第一係止手段X は、底面パネル2 から上側方向に突設し、且つ内側方向 に曲げられた掛止部11からなるので、立設パネル6 の連結面6aの一辺側から下側 方向に突出し、且つ外側方向に曲げられた被係止部15に容易に挿入でき、しかも 、掛止部11と被係止部15とが係合することにより係止された背面パネル3 は、底 面パネル2 に対して外側及び上側方向に離脱不能となる。
【0022】 この状態で背面パネル3 を立ち上げると((イ)に示す矢印方向)、背面パ ネル3 は、第一係止手段X の係止部分を支点として回動し、同図(ロ)に示すよ うに、背面パネル3 の背面枠材3aの連結面6aの対辺側が、底面パネル2 の嵌合部 14に当接するに従い嵌合部14が設けられた突出片12は押圧される。 この際、アルミニウム材から形成された嵌合部14及び突出片12は反撥力を有す るので内側方向にやや変形する。 そして、背面パネル3 を底面パネル2 に対して垂直にまで立ち上げると、同図 (ハ)に示すように、反撥力によって嵌合部14及び突出片12は元の状態に戻るこ ととなって背面パネル3 の被嵌合部16に底面パネル2 の嵌合部14が係止される。 かかる第二係止手段Y により底面パネル2 に係止された背面パネル3 は、底面 パネル2 に対して内側及び上側方向に離脱不能となる。
【0023】 このように第一係止手段X を用いて背面パネル3 の連結面6aの一辺側を係止さ せた状態で該背面パネル3 を立ち上げるだけで背面パネル3 を底面パネル2 に連 結固定できるのである。 従って、背面パネル3 を底面パネル2 に連結する際に何ら工具や固定金具を用 いる必要はなく、又特別な技術も不要であるから、誰でも極めて容易に組立てる ことができる。
【0024】 次に、立設パネル6 たる一組の側面パネル5,5 を底面パネル2 に連結するので あるが、かかる場合も背面パネル3 と同様に行えばよい。 側面パネル5 が立ち上げられた際には、既に立設された背面パネル3 の嵌入部 18に側面パネル5 の凹状部19が嵌入し、且つ背面パネル3 の内壁に側面パネル5 の接合部20が近接することとなる。 そして、該接合部20から背面パネル3 の内壁に適当数の固定金具21を螺着すれ ば、側面パネル5 と背面パネル3 とは頑固に連結固定され、底面パネル2 、背面 パネル3 及び側面パネル5,5 は相互に連結されることとなる。
【0025】 さらに、底面パネル2 に立設された立設パネル6 の上側に、上面パネル7 を被 せれば、立設パネル6 の嵌入部18に上面パネル7 の凹状部19が嵌入し、且つ立設 パネル6 の内壁に上面パネル7 の接合部20が近接することとなり、該接合部20か ら立設パネル6 に適当数の固定金具21を螺着すれば、上面パネル7 と立設パネル 6 とは頑固に連結固定される。 このように、立設パネル6 相互間、立設パネル6 と上面パネル7 間は、固定金 具21によって連結されているだけでなく、嵌入部18が凹状部19に嵌入されるため 、より強固な箱型構造体のコンテナを構成することができるのである。
【0026】 一方、組立てられたコンテナを解体する際には、上記と逆の手順で、先ず天面 パネル7 を外し、背面パネル3 と側面パネル5,5 との固定金具21を外し、側面パ ネル5,5 及び背面パネル3 を外側方向に引き倒せば(図7(ハ)に示す矢印方 向)、立設パネル6 たる背面パネル3 の連結面6aの対辺6bが突出片12を内側方向 に押圧するので、嵌合部14が被嵌合部16から離反して第二係止手段Y が解除され 、最後に被係止部15を掛止部11から外せば第一係止手段X も解除される。 従って、一旦組立てたコンテナを解体することも容易に行なえる。
【0027】 尚、上記実施形態のパネル式コンテナは、以上の構成からなるが、本考案に係 るパネル式コンテナは上記実施形態に限定されるものではなく、立設パネル6 の 連結面6aの一辺側が第一係止手段X により底面パネル2 に係止され、且つ該立設 パネル6 が、第一係止手段X を介して底面パネル2 に係止された状態で立ち上げ ると立設パネル6 の連結面6aの対辺側が底面パネル2 に設けられた第二係止手段 Y により係止され連結される構成であればよい。
【0028】
【考案の効果】
叙上のように、本考案に係るパネル式コンテナは、第一係止手段を用いて立設 パネルを底面パネルに係止した状態で該立設パネルを立ち上げると、第二係止手 段が作用して背面パネルが底面パネルに連結固定できるものであるため、それら のパネルを連結する際に何ら工具や固定金具を用いる必要はなく、又、立設パネ ルを立ち上げるだけで足りるから特別な技術も不要である。 従って、誰でも極めて容易に底面パネルに立設パネルを立設してコンテナを組 立てることができるのである。 また、第一係止手段及び第二係止手段は、係脱可能であるため、立設された立 設パネルを引き倒すと第二係止手段が解除することとなり、従って、一旦組立て られたコンテナを解体することも容易に行なうことができる。
【0029】 また、請求項4記載の手段によれば、固定金具を螺着するだけで立設パネルた る背面パネルと側面パネル間を強固に連結でき、更に、請求項5記載の手段によ れば同様に立設パネルと上面パネル間を強固に連結できる。 従って、固定金具を螺着するという簡易な作業のみで、全体として極めて頑丈 な箱型構造体のコンテナを組立てることができる。
【0030】 このように、本考案に係るパネル式コンテナは、誰でも極めて容易に組立・解 体作業を行なうことができるので、例えば、コンテナ内に収容する荷物がない場 合には、コンテナを解体すればトラックの荷台を占領することもなく、輸送効率 の向上を図ることができる。 さらに、各パネルが相互に連結された構造であるため特別な技術がなくとも頑 丈な箱型構造体となるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るパネル式コンテナの一実施形態を
示す斜視図。
【図2】図1の分解斜視図(但し、一枚の側面パネル及
び正面パネルは省略)。
【図3】図1のA−A線から切断した側面断面図。
【図4】図3の要部拡大端面図。
【図5】図1のB−B線から切断した正面断面図。
【図6】図1のC−C線から切断した平面断面図。
【図7】(イ)、(ロ)、(ハ)は、立設パネルを底面
パネルに立設するの変化を示す要部拡大端面図。
【符号の説明】
2 …底面パネル、3 …背面パネル、5 …側面パネル、6
…立設パネル、6a…連結面、11…係止部、12…突出片、
14…嵌合部、15…被係止部、16…被嵌合部、18…嵌入
部、19…凹状部、20…接合部、21…固定金具、X …第一
係止手段、Y …第二係止手段

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも底面パネル(2) と、該底面パ
    ネル(2) に立設される立設パネル(6) とからなるパネル
    式コンテナであって、前記底面パネル(2) には、立設パ
    ネル(6) の連結面(6a)の一辺側に係脱可能な第一係止手
    段(X) と、該立設パネル(6) の連結面(6a)の対辺側に係
    脱可能な第二係止手段(Y) とが設けられてなり、前記第
    一係止手段(X) によって立設パネル(6) の一辺側が底面
    パネル(2) に係止された状態で該立設パネル(6) を立ち
    上げることにより、第二係止手段(Y) によって対辺側が
    係止されて立設パネル(6) が底面パネル(2) に連結され
    た構造からなることを特徴とするパネル式コンテナ。
  2. 【請求項2】 前記第一係止手段(X) が、前記立設パネ
    ル(6) の連結面(6a)の一辺側から下側方向に突出し、且
    つ外側方向に曲げられた被係止部(15)に係止すべく、前
    記底面パネル(2) から上側方向に突出し、且つ内側方向
    に曲げられた係止部(11)によって構成されてなる請求項
    1記載のパネル式コンテナ。
  3. 【請求項3】 前記第二係止手段(Y) が、前記立設パネ
    ル(6) の連結面(6a)の対辺側に設けられ、且つ内側方向
    に開口した凹状の被嵌合部(16)に係止すべく、前記底面
    パネル(2) から上側方向に突出し、且つ外側方向に曲げ
    られた嵌合部(14)によって構成されてなると共に、該嵌
    合部(14)が反撥力を有してなる請求項1又は2記載のパ
    ネル式コンテナ。
  4. 【請求項4】 前記立設パネル(6) が、背面パネル(3)
    と、該背面パネル(3)に連結される一組の側面パネル
    (5),(5) とからなり、該背面パネル(3) 又は側面パネル
    (5) の何れか一方のパネルには、凹状部(19)が形成さ
    れ、且つ他方のパネルには、該凹状部(19)に嵌入脱自在
    な嵌入部(18)が突設されてなると共に、該背面パネル
    (3) 又は側面パネル(5) の何れか一方のパネルには、他
    方のパネルの内壁に近接する接合部(20)が設けられ、該
    接合部(20)と他方のパネルとが固定金具(21)を介して締
    結されて両パネルが連結された構造からなる請求項1記
    載のパネル式コンテナ。
  5. 【請求項5】 前記立設パネル(6) の上側には、上面パ
    ネル(7) が覆設されてなり、該上面パネル(7) 又は立設
    パネル(6) の何れか一方のパネルには、凹状部(19)が形
    成され、且つ他方のパネルには、該凹状部(19)に嵌入脱
    自在な嵌入部(18)が突設されてなると共に、該上面パネ
    ル(7) 又は立設パネル(6) の何れか一方のパネルには、
    他方のパネルの内壁に近接する接合部(20)が設けられ、
    該接合部(20)と他方のパネルが固定金具(21)を介して締
    結されて両パネルが連結された構造からなる請求項4記
    載のパネル式コンテナ。
  6. 【請求項6】 前記第一係止手段(X) が、前記立設パネ
    ル(6) の連結面(6a)の一辺側から下側方向に突出し、且
    つ外側方向に曲げられた被係止部(15)に係止すべく、前
    記底面パネル(2) から上側方向に突出し、且つ内側方向
    に曲げられた係止部(11)によって構成され、一方、前記
    第二係止手段(Y) が、前記立設パネル(6) の連結面(6a)
    の対辺側に設けられ、且つ内側方向に開口した凹状の被
    嵌合部(16)に係止すべく、前記底面パネル(2) から上側
    方向に突出し、且つ外側方向に曲げられた嵌合部(14)に
    よって構成されてなると共に、該嵌合部(14)が反撥力を
    有してなる請求項4又は5記載のパネル式コンテナ。
JP1996002942U 1996-04-12 1996-04-12 パネル式コンテナ Expired - Lifetime JP3030104U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996002942U JP3030104U (ja) 1996-04-12 1996-04-12 パネル式コンテナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996002942U JP3030104U (ja) 1996-04-12 1996-04-12 パネル式コンテナ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3030104U true JP3030104U (ja) 1996-10-18

Family

ID=43165108

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1996002942U Expired - Lifetime JP3030104U (ja) 1996-04-12 1996-04-12 パネル式コンテナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3030104U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3487815B2 (ja) 2000-07-25 2004-01-19 加藤軽金属工業株式会社 組み立て式コンテナ
JP2017119539A (ja) * 2015-12-28 2017-07-06 キヤノンベトナム カンパニー リミテッドCanon Vietnam Co., Ltd. コンテナ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3487815B2 (ja) 2000-07-25 2004-01-19 加藤軽金属工業株式会社 組み立て式コンテナ
JP2017119539A (ja) * 2015-12-28 2017-07-06 キヤノンベトナム カンパニー リミテッドCanon Vietnam Co., Ltd. コンテナ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5505323A (en) Container capable of being assembled by interlocking connections
JP3030104U (ja) パネル式コンテナ
JP3728843B2 (ja) 簡易組立式スチールボックス
JP2005022667A (ja) コンテナー
JP5753436B2 (ja) 組立式コンテナ
JP2558416B2 (ja) コンパクト収納型鋼製クレート
JP2558415B2 (ja) 掛止構造を備えた組立式輸送容器
JP2761198B2 (ja) 折畳み式輸送容器
JP3606633B2 (ja) 嵌込組立式梱包容器
JP3164495U (ja) コンテナの構造
CN214777280U (zh) 一种收纳装置
JP3381157B2 (ja) 折り畳み式コンテナ
JP3934945B2 (ja) 組立式コンテナ
JP2521309Y2 (ja) 折り畳み式コンテナ
JP3025616U (ja) パネル式コンテナ
JPH07329964A (ja) 仮固定構造付き鋼製輸送容器
JP3507139B2 (ja) 嵌込組立式梱包容器
JP3176589B2 (ja) 鋼板製輸送容器
JPS625907Y2 (ja)
JPS625908Y2 (ja)
JPH09323726A (ja) 組立式梱包容器およびその分解重ね方法
JPH0516694U (ja) 折り畳み式パレツト・コンテナ
JPH07187283A (ja) 鋼板製輸送容器
JP2547319Y2 (ja) 四方差紙製パレット
JPS5943323U (ja) 貨物運搬用通い箱