JP3029687B2 - バターの製造法 - Google Patents

バターの製造法

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JP3029687B2 JP3042543A JP4254391A JP3029687B2 JP 3029687 B2 JP3029687 B2 JP 3029687B2 JP 3042543 A JP3042543 A JP 3042543A JP 4254391 A JP4254391 A JP 4254391A JP 3029687 B2 JP3029687 B2 JP 3029687B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乳から分離したクリー
ムを加圧冷却処理することによってエージング時間を短
縮してバターを製造する方法に関する。本発明の方法に
よって得られるバターは硬度が比較的高く展延性が良好
となるので製菓・製パン用原料として生地中に練り込む
のに適している。
【0002】
【従来の技術】バターは、乳から脂肪含有率30〜45
%のクリームを分離し、このクリームをいったん加熱殺
菌した後4〜6℃に冷却し、このままの温度で約12時
間程度エージング(熟成)して脂肪球を結晶化させ、さ
らにメタルチャーンあるいは連続バター製造機でクリー
ムをチャーニングしてバター粒を得てそれに食塩を加え
てワーキングを行って製造するもので、このフローテー
ション法が一般的な方法である。
【0003】しかし、このフローテーション法は、クリ
ームのエージングに約12時間前後というような長い時
間を要し、このエージング時間を短縮する試みが種々な
されている。この方法には、乳から分離した脂肪率30
〜45%のクリームを、二段分離、即ち再度分離機で分
離し、脂肪含有率75〜85%程度の高濃度クリームに
したものを使用するものがある。この高濃度クリームを
用いるバターの製造方法としては例えば、アルファ・ラ
バル法、チェリー・バレル法(例えば、1974年2月
10日酪農技術普及学会発行「乳業機械工学便覧」下
巻、第16頁〜第17頁参照)、あるいは特公昭63−
35220号公報等が知られている。
【0004】しかし上記したこの高濃度クリームを使用
する方法は、二段分離の際に特殊な分離機が必要なだけ
でなく、脂肪が高濃度であるがために分離の際、脂肪乳
側への脂肪の流失が避けられず、脂肪の分離効率が低下
するという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、乳脂肪含有
率30〜45%の通常のクリームを用いてエージング時
間の短縮をはかることのできるバター製造法を提供する
ことを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、高濃度クリー
ムを用いることなく通常の乳脂肪含有率のクリームを用
いてエージング時間を短縮する手段について検討した結
果、乳から分離したクリームを、加圧し、加圧下に冷却
を行なうとエージング時間を短縮することができること
を見出し、本発明を完成するにいたった。
【0007】すなわち、本発明は、乳から分離したクリ
ームをエージング時間を短縮することができ、かつクリ
ームの品質を損なわない程度の圧力で加圧し、この加圧
下で冷却処理を行ない、短時間エージングし、さらにチ
ャーニング及びワーキングを行なってバターを製造する
方法に関する。本発明における上記圧力は、約300〜
4,000kg/cm2 で用いられる。
【0008】本発明は、上記方法を採用することによっ
てエージング時間を30〜60分間に短縮することがで
きる。
【0009】本発明の加圧冷却は、冷却温度が2〜15
℃で行なう。またクリームは通常乳脂肪含有率30〜4
5%程度のものを用いるが、高濃度クリームであっても
エージング時間が短縮される限り使用することもでき
る。
【0010】本発明において加圧冷却を行うとエージン
グ時間を短縮できる理由は次のように考えられる。通
常、大気圧下にあるクリームを加温した状態から冷却す
ると、乳脂肪の結晶化開始温度は、冷却速度勾配にもよ
るが、約20℃付近である。本発明による加圧下での乳
脂肪の結晶化開始温度は、圧力100kg/cm2 当り
約2℃程度上昇することが認められ、例えばクリームを
500kg/cm2 の加圧下で冷却した場合は、乳脂肪
の結晶化開始温度が約30℃まで上昇することが認めら
れた。従って、大気圧下にあるクリームを、例えば10
℃まで冷却してエージングするのと、500kg/cm
2 の加圧下で10℃まで冷却するのとを比較すると、乳
脂肪の結晶化温度領域は約2倍に拡大され、それだけ結
晶化度が促進されることになり、エージング時間の短縮
が可能になる。
【0011】本発明で使用するクリームは、乳を出発原
料として脂肪含有率30〜45%程度の濃度に分離した
ものを使用することが好ましい。しかし、これ以上の濃
度であっても本発明の目的を逸脱しない限り使用でき
る。
【0012】このクリームを殺菌して、10〜85℃の
温度にクリームを調整し、エージング時間を短縮するこ
とができ、かつクリームの品質を損なわない程度の圧
力、特に300〜4,000kg/cm2 で加圧する。
加圧前の10〜85℃のクリーム温度において、圧力処
理下にあるクリーム中の脂肪の結晶化開始温度よりも高
い温度で加圧処理した場合は、高い温度から結晶化が始
まり、冷却保持した時結晶度はより増大している。例え
ば、500kg/cm2 の加圧下で25℃のクリームを
10℃まで冷却して保持する場合は、25℃で結晶化が
開始し、10℃で結晶化が促進されるが、同じ加圧条件
で50℃のクリームを10℃まで冷却して保持すると、
結晶化は、30℃で開始し、10℃に冷却保持した時
は、結晶化が上記の25℃よりも促進されていることが
認められた。このことは、同じ結晶化度のクリームを得
るには加圧前に結晶化開始温度より高い温度に調整して
おくことによってエージング時間の短縮を図ることがで
きる。
【0013】一方、大気圧下の結晶化開始温度より低い
温度で加圧処理した場合においても、結晶化開始温度か
ら加圧処理するよりも結晶化の促進が認められるが、こ
れは、種晶がすでに存在するためと考えられる。また上
記の加圧する圧力が300kg/cm2 以下より低い
と、クリームの結晶化開始温度の上昇幅が小さくなり、
結晶化度も小さく目的とする効果が得られない。また、
一方圧力が高くなると、特に4,000kg/cm2
上になると、クリーム中の蛋白質の変性が起ったり、あ
るいは粘度上昇や脂質への影響もあるので望ましくな
い。特に、3,000kg/cm2以下では、クリーム
中の蛋白質の変性がなく、クリームの粘度上昇がないの
で好ましい。このような理由から本発明ではクリームの
加圧を300〜4,000kg/cm2で行う。
【0014】本発明では、このような加圧下にあるクリ
ームを冷却するが、冷却温度は2〜15℃とすることが
望ましい。このような温度範囲がクリームの結晶化促
進に最も効果的である。そして加圧下で2〜15℃の範
囲の所望の温度に達した後は、その温度を保持しつ
つ、加圧冷却下でエージングを30〜60分間前後行な
ってから大気圧下へ減圧するか数分間だけ加圧冷却下
に保持した後大気圧下へ減圧し、更に大気圧下で30〜
60分間前後エージングしてクリームの脂肪の結晶化を
図る。このように加圧冷却下あるいは大気圧下にエージ
ングしてクリームの脂肪を結晶化させた後は、常法によ
りチャーニング及びワーキングによりバターを製造す
る。
【0015】上記における加圧冷却およびエージングの
方法としては、ジャケット付耐圧性容器にクリームを入
れ、油圧シリンダーで所定圧力まで加圧した後ジャケッ
トに冷却水等の冷媒を通液して冷却するバッチ式、もし
くは高圧ポンプとチューブラーかエクストルダーおよび
ホールディングチューブをパイプ等で密閉状態に接続し
て系をつくり、クリームを高圧ポンプで加圧し、チュー
ブラーかエクストルーダーのジャケットで冷却し、次い
でホールディングチューブで加圧保持またはエージング
する連続式が採用できる。
【0016】そして上記によって加圧冷却およびエージ
ング処理したクリームを原料とし、常法によってチャー
ニングおよびワーキングしてバターを製造する。得られ
たバターは、大気圧下で12時間程度エージング処理し
たクリームを原料として製造したバターよりやや硬度が
高く展延性が良好なもので、特に製菓・製パンの原料に
好適なものである。
【0017】次に、本発明について実施例を挙げ具体的
に説明する。
【実施例1】乳脂肪含有率43%のクリーム6kgを8
3℃で30秒間殺菌し、これを60℃まで冷却した。こ
のクリーム全量をジャケット付耐圧容器に入れ、油圧シ
リンダーで600kg/cm2 に加圧し、圧力および温
度が安定した時ジャケットに3℃の冷水を通液して冷却
を開始した。冷却により容器内のクリームは、体積収縮
し、圧力が低下したが、随時油圧シリンダーで所定圧力
に保持した。クリームの温度が9℃になった時、3分間
保持して大気圧まで減圧した。減圧によって、クリーム
の温度は2℃下降した。更に大気圧下で温度7.2℃で
3分間エージングした後、容器からクリームを取り出
し、容積18lのメタルチャーンでチャーニングし、リ
ボンニーダーでワーキングして水分15.5%のバター
2,940gを得た。
【0018】
【比較例1】実施例1と同じクリームを殺菌後、加圧冷
却を行うことなく、冷却し、7.2℃で24時間エージ
ングし、容積18lのメタルチャーンでチャーニング
し、リボンニーダーでワーキングして水分15.5%の
バター、2,950gを得た。
【0019】
【実施例2】乳脂肪含有率41%のクリーム100kg
を83℃で30秒で殺菌し、高圧ポンプ(流量60kg
/h、圧力350kg/cm2 )により送乳して1℃の
冷水が循環しているエクストルーダーに導入し、圧力を
350kg/cm2 に保持しながら6℃まで冷却した。
更に平均滞留時間が50分のホールディングチューブに
導入してエージングし、8℃の温度で連続式バター製造
機によりチャーニングおよびワーキングして水分15.
9%のパターを1時間当たり30kgの割合で得た。チ
ャーニングビーターの回転数は、1,280rpm であっ
た。
【0020】
【比較例2】実施例2と同じクリームを殺菌後、7.8
℃で18時間エージングし、流量60kgで連続式バタ
ー製造機でチャーニングおよびワーキングして水分1
5.8%のバターを1時間当たり30kgの割合で得
た。チャーニングビーターの回転数は、1,340rpm
であった。
【0021】
【実施例3】実施例1と同じクリーム6kgを殺菌後、
全量をジャケット付耐圧容器に入れ、油圧シリンダーで
2,000kg/cm2 に加圧し、圧力および温度が安
定した時、ジャケットに3℃の冷水を通液して冷却を開
始した。冷却により容器内のクリームは体積収縮し、圧
力が低下したが、随時油圧シリンダーで所定圧力に保持
した。クリームの温度が14℃になった時、5分間保持
して大気圧まで減圧した。減圧によって、クリームの温
度は8℃下降した。更に大気圧下で温度6.8℃で5分
間エージングした後、容器からクリームを取り出し、容
積18lのメタルチャーンでチャーニングし、リボンニ
ーダーでワーキングして水分15.8%のバター2,9
80gを得た。
【0022】
【実施例4】乳脂肪含有率40%のクリーム6kgを8
0℃、30秒で殺菌し、このクリーム全量をジャケット
付耐圧容器に入れ、油圧シリンダーで3,800kg/
cm2 に加圧し、圧力および温度が安定したとき、ジャ
ケットに3℃の冷水を通液して冷却を開始した。冷却中
も常時油圧シリンダーで所定の圧力に保持した。クリー
ムの温度が13℃になったとき、5分間保持してから、
大気圧まで除々に減圧した。クリームの温度は5℃であ
った。更に大気圧下で温度7.5℃で10分間エージン
グした後、容器からクリームを取り出し、容積18lの
メタルチャーンでチャーニングしリボンニーダでワーキ
ングして水分15.3%のバター2,750gを得た。
【0023】上記実施例および比較例によって得られた
バターを2週間保存後13℃の温度で圧縮破壊試験およ
び針入度試験をおこなった。その結果を表1に示す。
【表1】 註)(1) 圧縮破壊強度は、バターを直径20mm、高
さ10mmの円柱状にし、これを圧縮破壊試験機にかけ
て測定した。 (2) 針入度は、頂角45°のシングルコーンを有するグ
リースペネトロメーターによって測定した。 表1から明らかなように実施例1〜3に示した本発明の
製造方法によって得られたバターは、比較例1および2
に示した従来方法によって得られたバターに比較してや
や硬度が高く、このバターは、製菓・製パンの原料とし
て生地に練り込む硬度に適したものである。
【0024】
【発明の効果】本発明の方法によると、バター製造のさ
い、原料クリームのエージング時間を従来の方法に比較
して1/12〜1/24に短縮することができ、生産性
を向上することができる。しかも、得られるバターは、
硬度が比較的高く、展延性も良好であるので、製菓・製
パンの原料として原料生地に練り込むのに好適なものと
なる。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乳から分離したクリームを、300〜
    4,000kg/cm 2 の加圧下に2〜15℃でエージング
    した後チャーニング及びワーキングすることを特徴とす
    るバターの製造法。
  2. 【請求項2】 前記クリームを、加圧前にそのクリーム
    結晶化開始温度より高い温度に維持する請求項1記載の
    バターの製造法。
  3. 【請求項3】 前記クリームが、脂肪率30〜45%を
    有するものである請求項1又は2に記載のバターの製造
    法。
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