JP3029521U - 植栽容器 - Google Patents

植栽容器

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Publication number
JP3029521U
JP3029521U JP1996003201U JP320196U JP3029521U JP 3029521 U JP3029521 U JP 3029521U JP 1996003201 U JP1996003201 U JP 1996003201U JP 320196 U JP320196 U JP 320196U JP 3029521 U JP3029521 U JP 3029521U
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JP
Japan
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container
water
floor plate
soil
planting
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Expired - Lifetime
Application number
JP1996003201U
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English (en)
Inventor
勝男 木村
保 大沢
Original Assignee
小岩金網株式会社
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Publication date
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コスト、かつ取扱性が良好な保水並び
に灌水機能を有し、簡易緑化に好適な、植栽容器を提供
する。 【解決手段】 土壌を収容するための容器と、前記容器
内に載置する敷板とより構成する、植栽容器において、
前記敷板3は、その底面31より下方へ突出して形成し
た給水部32を有し、前記給水部32を容器2に着底さ
せて、敷板3の下方に貯水部22を形成し、前記給水部
32の周面に、貯水部22と連通可能な通水孔33を形
成したことを特徴とする、植栽容器1である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、保水機能および給水機能を有する植栽容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
ビルの屋上などに人工緑化を施すための植栽容器としては、容器内に網状を呈 した敷板を載置し、容器内に土壌を充填し、植物を植え込んで用いるタイプのも のが知られている。 このタイプの植栽容器は、網状を呈する敷板を採用することにより、土壌内の 通水性を良好とし、長期間の水の溜め込みによる植物の根腐れ防止を図っている 。 しかしながら、このタイプの植栽容器は灌水手段を有さず、植物に散水する 時期を管理しなければ、結局水不足などにより植物を枯らしてしまう危険性を包 含している。 この問題の解決手段として、土壌に埋め込んだり、土壌に載置するタイプの強 制散水装置などが知られているが、これらは屋外の大型花壇などに採用されるタ イプのものであるため、小型の植栽容器への採用は、コストおよび取扱性の点に おいて問題がある。 そこで低コストで取扱性の良好な、保水および灌水手段を有する植栽容器の技 術開発が望まれている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は以上の問題点を解決するためになされたもので、その目的とするとこ ろは、低コスト、かつ取扱性が良好な保水並びに灌水機能を有し、簡易緑化に好 適な、植栽容器を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、土壌を収容するための容器と、前記容器内に載置する敷板とより構 成する、植栽容器において、前記敷板は、その底面より下方へ突出して形成した 給水部を有し、前記給水部を容器に着底させて、敷板の下方に貯水部を形成し、 前記給水部の周面に、貯水部と連通可能な通水孔を形成したことを特徴とする、 植栽容器である。 また、前述した植栽容器において、容器内に載置する敷板上にシートを被覆す ることを特徴とする、植栽容器である。 さらに、前述した植栽容器において、容器の敷板位置の高さ付近に排水口を形 成したことを特徴とする、植栽容器である。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下図面を参照しながら本考案の実施例について説明する。
【0006】 <イ>全体の構成 図1に示すように植栽容器1は、容器2と、容器2内に収容する敷板3と、敷 板3上に配置するシート体4より構成し、土壌(人工土壌)5および植物6を配 置して用いる。
【0007】 <ロ>容器 植栽容器1の容器2は、内部に土壌5を充填し、植物6を植え込むために鉢と なる部材である。 容器2は、後述する敷板3を収容可能な開口部および底部寸法を有する。 容器2の周面には、容器2内に収容した敷板3の底面31と同じ高さ付近に排 水口21が形成してある。 即ち、容器2の底部の貯水部22に溜まる水は、敷板3の底面31の高さまで 溜まると、土壌5内に逆流することなく、排水口21より排水できる。
【0008】 <ハ>敷板 敷板3は、土壌5を容器2の貯水部22から隔絶して支持しつつ、土壌5への 給水機能を有するプレートである。 敷板3の底面31には、下方に向けて脚状に***させた複数の給水部32が形 成してある。 給水部32は、の周面には孔33が開設してあり、給水部32の内外へ水が自 由に移動できるようになっている。 給水部32の内部には、土壌5或いは保水材7を充填するものとし、給水部3 2内の土壌5或いは保水材7を通じて、敷板3の上下の土壌5と貯水部22間で 水を移動自在となるようにしている。
【0009】 <ニ>シート体 シート体4は、植物の根が貯水部22に侵入するのを防止するためのシートで 、例えば土などの粒子を通過させず、水のみを通過可能とする不織布などで構成 するとよい。 なおシート体4は、植栽植物(例えば草花類)の種類により、省略する場合も ある。
【0010】 <ホ>土壌および植物 容器2内に充填する土壌5としては、天然の土壌あるいは人工土壌を採用する ことができる。 土壌5には、肥料や保水材を混入して植物の生育を補助することも考えられる 。 土壌5は、シート体4を被覆する前の敷板3の給水部32内にも充填する。 これにより、貯水部22に溜まった水を給水部32内に充填した土壌5により 吸い上げて植物に供給することが可能となる。 この他給水部32には、保水材を充填することも考えられる。 土壌5を容器2に充填した後に、植物6を植え込むことにより植栽容器1が機 能する。
【0011】
【作用】
以下図面を参照しながら植栽容器の保水機能および給水機能について説明する 。
【0012】 <イ>保水機能 図3は、植栽容器1の保水機能の説明図である。 植栽容器1への水8の供給は、通常の植木鉢などと同様に、上方より土壌5に 直接かけて行う。 供給された水8は、土壌5を通過し、一部植物6の根61より吸収される。 残りの水8は、土壌5よりシート体4を透過し、敷板3に到達する。 水8は、敷板3の給水部32を通り、給水部32に形成した孔33を通過して 貯水部22に到達する。 貯水部22に到達した水8の量が多量であった場合、植栽容器1の周面に形成 した排水口21より、不要分だけ外部に排出される。 従って、一度貯水部22に集められた水8が大量に逆流して土壌5内に戻るこ とがなく、植栽容器1内に所定量だけ保水できる。
【0013】 <ロ>給水機能 図4は、植栽容器1の給水機能の説明図である。 給水により土壌5に供給された水分は、植物6による吸収および乾燥により消 失するため、貯水部22に保水されている水8が土壌5に供給される。 水8は、貯水部22に含浸した給水部32の孔33を通過し、給水部32に充 填した土壌5もしくは保水材7を経て土壌5に吸い上げられて、植物6に吸収さ れる。
【0014】
【考案の効果】
本考案は以上説明したようになるから次のような効果を得ることができる。 <イ> 小型の容器であっても、低コスト、かつ取扱性の良好な保水機能および 給水機能を有する。 <ロ> 土壌中に大量の水を残すこと無く保水が可能であるため、高い植物の根 腐れ防止効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る植栽容器の説明図
【図2】 発明の実施の形態に係る植栽容器の部分断面
【図3】 植栽容器の保水機能の説明図
【図4】 植栽容器の給水機能の説明図

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 土壌を収容するための容器と、前記容
    器内に載置する敷板とより構成する、植栽容器におい
    て、 前記敷板は、その底面より下方へ突出して形成した給水
    部を有し、 前記給水部を容器に着底させて、敷板の下方に貯水部を
    形成し、 前記給水部の周面に、貯水部と連通可能な通水孔を形成
    したことを特徴とする、 植栽容器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の植栽容器において、
    容器内に載置する敷板上にシートを被覆することを特徴
    とする、植栽容器。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の植栽
    容器において、容器の敷板位置の高さ付近に排水口を形
    成したことを特徴とする、植栽容器。
JP1996003201U 1996-03-27 1996-03-27 植栽容器 Expired - Lifetime JP3029521U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010213599A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Kajima Corp 屋上緑化構造、蒸発散促進システム、並びに工法
JP2013005788A (ja) * 2011-06-23 2013-01-10 Amemiya Kiki Kk 植栽ベース

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010213599A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Kajima Corp 屋上緑化構造、蒸発散促進システム、並びに工法
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