JP3029455U - 補正電源 - Google Patents
補正電源Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本案は、家庭電気機器を含む一般電気機器に印
加される電源電圧を負荷中に適正な値に補正して、一般
電力やモータの省エネルギー対策または過電圧対策や低
電圧対策とする目的で高速応答の電圧切換器の出力を交
流電源と負荷との間に、直列に接続した電源に関する。 【構成】商用電源または自家発電の交流電源と負荷Ｌと
の間に高速応答型電圧切換器２の出力を入力端子１と出
力端子３を通して直列に接続する。
加される電源電圧を負荷中に適正な値に補正して、一般
電力やモータの省エネルギー対策または過電圧対策や低
電圧対策とする目的で高速応答の電圧切換器の出力を交
流電源と負荷との間に、直列に接続した電源に関する。 【構成】商用電源または自家発電の交流電源と負荷Ｌと
の間に高速応答型電圧切換器２の出力を入力端子１と出
力端子３を通して直列に接続する。
Description
【考案の詳細な説明】 本案は、家庭電気機器を含む一般電気機器に印加される電圧を負荷中に適正な 値に補正するために、高速応答の電圧切換器の出力を入力電源と直列に接続した 電源に関する。
今日の商用電源はほぼＡＣ１００Ｖ〜ＡＣ１１０Ｖの範囲で変動し、自家発電 の場合は変動範囲がもっと大きいこともある。一般電気機器の使用電圧の許容範 囲はＡＣ９０Ｖ〜ＡＣ１１０Ｖであるが、ＡＣ９０Ｖの電源においても十分に使 用可能である。電気機器の使用電圧はその許容範囲においてできる限り小さい方 が消費電力も小さく省エネルギー対策になる。
また商用電源や自家発電において、ときにはその範囲を大きく越えて過電圧や 低電圧が一般電気機器に印加され、機器に悪影響与えることもある。
またモータなどで動作する電動器具や電動装置及び電動機械などはその電源ス イッチを投入したままで無負荷のことも多い、すなわち間欠動作をしていて使用 していないことも多く見られる。この場合、無負荷や軽負荷のときはモータの電 圧を下げても設備に悪影響をあたえないので電圧を下げた分だけ省エネルギーに なる。
本案は、以上の問題を解決するため考案されたもので、この実施例を図１−（ ａ）について説明すれば、商用電源または自家発電の交流電源と負荷Ｌとの間に 高速応答型電圧切換器２の出力を入力端子１と出力端子３を通して直列に接続す る。
この構成において、負荷電圧Ｅ３はＥ３＝Ｅ１−Ｅ２となる。電圧Ｅ２は、高 速応答型電圧切換器２によって零を含む任意の値に選ぶことができる。省エネル ギー対策の場合、電源電圧Ｅ１が通常の範囲にあるときは、一般電気機器の使用 電圧Ｅ３を電源電圧Ｅ１より低い電圧となるようにし、電源電圧Ｅ１が通常より 低下したときには電圧Ｅ２を零に切り換えて、Ｅ３＝Ｅ１またはＥ３≒Ｅ１とな るように動作する。
過電圧及び低電圧対策の場合、電源電圧Ｅ１が通常の範囲にあるときは、Ｅ３ ＝Ｅ１またはＥ３≒Ｅ１またはＥ３＝Ｅ１−Ｅ２とするが、電源電圧Ｅ１が通常 より大きく低下したときにＥ３＝Ｅ１＋Ｅ２とし、電源電圧Ｅ１が通常より過大 になったときはＥ３＝Ｅ１−Ｅ２となるように動作する。
またモータの節電対策の場合、無負荷や軽負荷のときはモータの入力電流は小 さくなっているが、モータに負荷がかかると電流が増える。図１−（ｂ）に示す ように負荷電流Ｉを電流検出器ＣＴで検出し、電流Ｉが小さい間はモータへの印 加電圧を下げ電流Ｉが上がり始めたときにモータ印加電圧も同時に上げる。この ようにすると連続全負荷運転をしていないモータに対しては大きな節電になる。
これら切換動作は切換時に機器に悪影響を与えないために数ミリ秒以下の高速 応答で行う。
以上のことはＡＣ２００Ｖ系統、単相三線式、三相四線式または三相回路にお いても同様の効果が得られる。
この補正電源の外形としては、図２−（ａ）に示すように延長コンセントの形 で使用しても便利である。差込みプラグ５、差込みコンセント６は共に３極にな っているが２極のものであってもかまわない。また電源入力の部分が差込みプラ グでなく端子台やコネクターであっても、また出力の部分が差込みコンセントで なく端子台やコネクターであってもかまわない。また壁取り付けタイプとして使 用することもできる。
図２−（ｂ）に示すように入出力ともに端子台であっても便利である。
またこの補正電源を安全対策のため分電盤内に収納して使用することもできる 。
【図１】本考案の実施例の全体を示す電気回路ブロック
図である。
図である。
【図２】本考案の実施例の外形を示す図である。
【符号の説明】 １は入力端子 ２は高速応答型電圧切換器 ３は出力端子 ４はＣＴ（電流検出器） ５は差込みプラグ ６は差込みコンセント ７は電源ケーブル ８は出力端子台 ９は入力端子台 １０は固定用止め穴 Ｌは負荷
Claims (1)
- 【請求項１】 交流電源と負荷との間に、補正用の別電
源としての高速応答型電圧切換器の出力を直列に接続
し、交流電源電圧または負荷電圧または負荷電流を検出
することによって、負荷中に負荷にかかる電圧を交流電
源の電圧より小さくまたは大きくまたはほぼ等しくなる
ように自動調整する、ことを特徴とする補正電源
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1995012066U JP3029455U (ja) | 1995-10-08 | 1995-10-08 | 補正電源 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1995012066U JP3029455U (ja) | 1995-10-08 | 1995-10-08 | 補正電源 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3029455U true JP3029455U (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=43164484
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1995012066U Expired - Lifetime JP3029455U (ja) | 1995-10-08 | 1995-10-08 | 補正電源 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3029455U (ja) |
-
1995
- 1995-10-08 JP JP1995012066U patent/JP3029455U/ja not_active Expired - Lifetime
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