JP3029333U - コンドーム装着用補助テープ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、コンドーム装着用補助テープの長
尺体の中間部にスリットを形成することなく製造工程を
少なくして製品価格の安いコンドーム装着用補助テープ
を提供するものである。 【解決手段】 コンドーム装着用補助テープ１０は十字
形状に形成されている。このコンドーム装着用補助テー
プ１０の帯状に形成された長尺体１２はコンドーム１４
の筒部１６の外側に筒部１６の長手方向に沿って配設さ
れ、中央部１８を残してコンドーム１４の筒部１６と共
に巻き込まれるようになっている。前記長尺体１２の中
央部１８はコンドーム１４の***溜袋部２０に対応する
ようになっている。前記中央部１８には長尺体１２の長
手方向と直交方向に把持片２２，２２が設けられ、コン
ドーム１４の装着時に指で把持できるようになってい
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、コンドームに取り付けられてコンドーム装着時に引っ張ることによ りコンドームを簡単かつ迅速に装着することができるコンドーム装着用補助テー プに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来のコンドーム装着用補助テープは長尺体の中央部にスリットや孔が形成さ れているため、製造段階でスリットや孔を形成する工程が必要となっている。こ のため、製造工程が多工程になって製品価格が高くなるという不具合がある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、上記不都合を解消すべく考案されたものであり、コンドーム装着用 補助テープの長尺体の中間部にスリットを形成することなく製造工程を少なくし て製品価格の安いコンドーム装着用補助テープを提供するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

請求項１記載の考案は、帯状に形成されコンドームの筒部と共に巻き込まれる 長尺体と、この長尺体の中間部に長尺体の長手方向と交差方向にそれぞれ突出形 成された把持片と、を設けたことを特徴としている。 所定の位置に巻き込ませる。 請求項２記載の考案は、帯状に形成されコンドームの筒部と共に巻き込まれる 長尺体と、この長尺体の中間部に突出形成された把持片と、を設けたことを特徴 としている。

【０００５】

【考案の実施の形態】

図１乃至図４には本考案に係るコンドーム装着用補助テープの第１実施例が示 されている。 図１に示されるように、このコンドーム装着用補助テープ１０は十字形状に形 成されている。このコンドーム装着用補助テープ１０の帯状に形成された長尺体 １２は図２に示されるようにコンドーム１４の筒部１６の外側に筒部１６の長手 方向に沿って配設され、図３及び図４に示されるように中央部１８を残してコン ドーム１４の筒部１６と共に巻き込まれるようになっている。図３に示すように 前記長尺体１２の中央部１８はコンドーム１４の***溜袋部２０に対応するよう になっている。 図１に示されるように、前記中央部１８には長尺体１２の長手方向と直交方向 に把持片２２，２２が設けられ、コンドーム１４の装着時に指で把持できるよう になっている。

【０００６】 次に、第１実施例の作用について説明する。 コンドーム装着用補助テープ１０をコンドーム１４に取り付ける場合は、図２ に示すようにコンドーム装着用補助テープ１０の長尺体１２の中央部１８をコン ドーム１４の***溜部２０に対応させると共に長尺体１２をコンドーム１４の筒 部１６の外側に筒部１６の長手方向に沿って配設する。この状態で図３に示すよ うにコンドーム１４の筒部１６の基端部に設けられた縁付け輪２４から筒部１６ を***溜袋部２０方向に巻き込む。これにより、図４に示すようにコンドーム装 着用補助テープ１０の長尺体１２は前記筒部１６に巻き込まれてコンドーム装着 用補助テープ１０はコンドーム１４に取り付けられる。 本考案に係るコンドーム装着用補助テープ１０が取り付けられたコンドーム１ ４を使用する場合は巻き込まれたコンドーム１４の内側先端部に男性器の先端部 を当接した状態にしてコンドーム装着用補助テープ１０の把持片２２，２２を引 っ張ればコンドーム１４の筒部１６は前記長尺体１２に巻き戻されて男性器に簡 単かつ迅速に装着される。 また、コンドーム装着用補助テープ１０にはスリットや孔は形成されていない ので、コンドーム１４の***溜袋部２０がスリットを通過して外側に突出してし まうことがなく、前記***溜袋部２０をコンドーム１４の内側に押え付けた状態 でコンドーム１４を簡単かつ迅速に装着することができる。

【０００７】 図５には本願考案に係るコンドーム装着用補助テープの第２実施例が示されて いる。なお、第１実施例と同一の構成は同一の符号を用いてその説明を省略する 。 図５に示されるように、コンドーム装着用補助テープ３０の帯状に形成された 長尺体１２の中央部１８には長手方向と直交方向に把持片２２が片側だけ突設さ れている。 他の構成及び作用は第１実施例と同一であるので、その説明は省略する。

【０００８】 なお、コンドーム１４にシリコンオイル等を塗布すれば***溜部２２は密着し て潰れるので***溜袋部２０に空気が入るのを防止する。 また、上記実施例では本願考案に係るコンドーム装着用補助テープ１０，３０ が取り付けられるコンドーム１４の***溜袋部２０は図３に示すように筒部１６ の内側に入り込むタイプを示したが、これに限定されるものではなく、***溜袋 部２０が筒部１６から出ているタイプでもよいことは勿論である。

【０００９】

【考案の効果】

以上説明したように本考案に係るコンドーム装着用補助テープは簡単かつ迅速 にコンドームを装着できるるものでありながらコンドーム装着用補助テープにス リットや孔を形成しないので製品価格を抑えることができるという優れた効果を 有する。

【図面の簡単な説明】

【図１】第１実施例のコンドーム装着用補助テープの平
面図である。

【図２】第１実施例のコンドーム装着用補助テープをコ
ンドームの外側に配設した状態の斜視図である。

【図３】第１実施例のコンドーム装着用補助テープをコ
ンドームに取り付ける途中の斜視図である。

【図４】第１実施例のコンドーム装着用補助テープが取
り付けられたコンドームの斜視図である。

【図５】第２実施例のコンドーム装着用補助テープの平
面図である。

【符号の説明】

１０・・・コンドーム装着用補助テープ １２・・・長尺体 ２２・・・把持片 ３０・・・コンドーム装着用補助テープ

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 帯状に形成されコンドームの筒部と共に
   巻き込まれる長尺体と、この長尺体の中間部に長尺体の
   長手方向と交差方向にそれぞれ突出形成された把持片
   と、を設けたことを特徴とするコンドーム装着用補助テ
   ープ。
2. 【請求項２】 帯状に形成されコンドームの筒部と共に
   巻き込まれる長尺体と、この長尺体の中間部に突出形成
   された把持片と、を設けたことを特徴とするコンドーム
   装着用補助テープ。