JP3027453B2 - マルチ処理型円筒缶検査装置 - Google Patents

マルチ処理型円筒缶検査装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は大量の円筒缶の缶胴の外
観について、複数の項目を並行的に高速度に検査処理可
能なマルチ処理型円筒缶検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】缶詰缶の製造にあたり2ピース缶では外
観上の欠陥が発生することがある。2ピース缶では一枚
の金属板を円形に打ち抜き、絞りと再絞り加工又は絞り
としごき加工を加えて成形し、上端部をトリミングし、
缶の内外面を洗浄した後、筒部外側表面に図案印刷して
焼き付け、次いで、内面にスプレー塗装を行って製造す
る。図案印刷に先立ってしばしば全周をホワイトコート
することも多い。また、生産効率を高めるため、円筒缶
の外側部分の図案印刷は複数色のインキを一回でドライ
オフセット印刷する。このため、例えば図4で示すよう
な標準的文字模様24を円筒缶の缶胴に表わそうとして
も、文字の部分的欠落が生じてホワイトコートしてあ
る地の白色が現れ、標準模様に比較するとその部分の明
度が明るい側にシフトしていたり、あるいは飛散した黒
色インクなどの付着によりその部分の明度が標準模様に
比較すると暗い側にシフトしている汚れなどが生じる
ことがある。そのため、外観上欠陥のあるたとえば模様
23のような不測の模様を印刷してしまうことがある。
【0003】一般の他の商品と同様、2ピース缶の場合
でも製品には厳しい品質管理が必要となる。2ピース缶
の円筒缶の缶胴の場合、生産現場が実際に行っている検
査方法は能率的ではない。生産する大量の缶の中のひと
つひとつを検査員が実際に抜きとって外周を肉眼で逐一
観察し、目で見た勘で善し悪しを判断している。人手に
頼らない自動検査化は従来から強い要望があった。
【0004】物の表面の検査方法としては光電的に行う
方法を考えることが可能である。この方法は、物の外観
全周の映像を撮影して新たな外周映像を得、その映像と
メモリーに予め記憶させてある同一系統の物品の標準的
な外周映像とを、微細な画素単位に信号同士で突き合わ
せ、高速度に2つの画像を比較する。この方法によれば
外観検査を非常に微細に精密に行うことができるという
利点がある。
【0005】この従来の光電的な外観検査方法では、最
初の検査対象物について一連の検査処理が一巡し、それ
が完了すると改めて次の検査対象物の検査処理に移ると
いう順序で行う。装置としてはラインセンサカメラなど
の画像撮影装置やモニターテレビなどの画像再生装置な
どに併せ、デジタル化した画像信号を精密に検査する信
号処理型の検査装置を用いる。この検査装置の場合、検
査の標準となる標準対象物の外観をラインセンサカメラ
などで撮影し、画素座標上の微細な画素単位に全周の明
度値をデジタル信号化し、それをメモリーに標準缶の画
像信号として予め記憶させておく。回転テーブルに被検
査対象物をセットし、その被検査対象物を回転させなが
らラインセンサカメラで全周をモノクロ撮影し、その被
検査対象物のアナログ画像信号から画素座標上の微細な
画素単位に明度に関する被検査缶のデジタル画像信号を
得、メモリーから標準缶の画像信号を取り出して被検査
缶の画像信号と対比させる。このとき両画像信号間の座
標原点の位置ずれを補正して基準を合わせ、次いで同一
の座標位置の画素単位同士で明度を比較する。外観欠陥
の有無は例えば先に暗い側にシフトしている画素の個数
計算し、引き続いて明るい側にシフトしている画素の個
数を計算して判断する。即ち、暗い側にシフトしている
画素の個数と明るい側にシフトしている画素の個数の合
計が所定の範囲を超えていれば警告のための判定信号を
出力する。
【0006】ひとつの被検査対象物について所定のプロ
グラムが一巡すると、その後引き続いて次の検査対象物
を撮影し、再び同様の検査処理を一巡する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで自動検査装置
の場合、大幅な合理化に結びつく装置でなければ製造工
場で導入する意味が無い。缶の製造工場では2ピース缶
の場合、1分間に600〜1400缶生産する。2ピー
ス缶の外観検査を自動的に行う装置にはこのような速度
に十分対応でき、しかも個々の缶についても精密検査が
可能であることが必要である。従来の上記のような検査
装置の場合、処理速度が非常に遅いという問題点があっ
た。
【0008】このような従来の課題を解決するため、本
発明は、外観上の汚れや印刷の欠けの有無を高速度に判
定できる円筒缶検査装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めの本発明を適用するマルチ処理型円筒缶検査装置を、
実施例に対応する図1により説明する。
【0010】上記の課題を解決するため、本発明のマル
チ処理型円筒缶検査装置は、回転している缶胴41の外
周をラインセンサ40で走査した被検査缶の画像信号
と、予め記憶されている標準缶の画像信号とを比較する
装置で、被検査缶の画像信号が標準缶の画像信号と重な
り合うようにシフトさせる重ね合わせ回路10と、前記
重ね合わせ回路10によりシフトした被検査缶の画像信
号と標準缶の画像信号とを比較し、標準缶に対して明度
異常を示している被検査缶側の画素の数を数える面積算
定回路20とを有している。その上、前記重ね合わせ回
路10、前記面積算定回路20に処理指令を発し、1の
被検査缶の全周画像を単位にして各回路に処理をさせな
がら、自らは前記面積算定回路20が計算した結果を受
けて判定信号を出力し、しかも、先行する画像について
自らの判定信号を出力する前に次の画像について重ね合
わせ回路10に処理を開始させるさせるシステム制御回
路11を有している。
【0011】
【作用】本発明のマルチ処理型円筒缶検査装置30の場
合、検査対象の後行の円筒缶の缶胴41の画像について
の重ね合わせ回路10での信号処理は、先行の円筒缶の
缶胴41の画像信号についてシステム制御回路11が出
す判定信号出力を待つことなく開始する。すなわち、被
検査缶の画像は各1つの缶胴41が1単位となり、1単
位の画像信号はまとまって一連の信号処理を段階的に逐
次的に踏んで行く。この時、処理段階をずらした別の被
検査缶の画像信号の信号処理も、多数、並行的に行う。
【0012】一連の信号処理を並行的に処理でき、画像
処理が迅速化する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1はラインセンサカメラ40と結びついた本発明の
マルチ処理型円筒缶検査装置30の一実施例を示す図、
図2は多数の円筒缶の検査処理を同時並行的に行ってい
く手順を時系列で示す図、図3は位置ずれ量計算回路の
詳細図である。
【0014】図1中、30はラインセンサカメラ40が
撮影した円筒缶の缶胴41の外周映像を基に、外周の欠
陥を判定するための本発明のマルチ処理型円筒缶検査装
置を表すブロック図である。その内、1はラインセンサ
カメラ40が出力するアナログ画像信号をデジタル化す
るアナログ/デジタル変換回路である。10は重ね合わ
せ回路で、その内で2は位置ずれ量計算回路、4は位置
ずれ補正回路である。20は面積算定回路で、5は第1
の減算回路、6は表面の明度が暗い側にシフトした画素
の面積を計算する暗い画素面積計算回路、7は第2の減
算回路、8は表面の明度が明るい側にシフトした画素の
面積を計算する明るい画素面積計算回路、9は暗い画素
面積と明るい画素面積とを合算する合算回路である。1
1は合算回路9の結果から判定信号を発するとともに、
各被制御回路をプログラムに従って所定の作動をさせる
システム制御回路である。21は画像信号線、22は命
令信号線である。
【0015】図2中、円の中の各数字は図1の各回路の
作動を示す。図3は位置ずれ量計算回路2の詳細図で、
31は位置ずれ量計算プログラム、32は中央処理装置
(CPU)、33は標準画像メモリーで、検査対象とな
る円筒缶の標準となる画像信号をデジタル信号として記
憶させてある。34は被検査缶の画像メモリーである。
【0016】本実施例のマルチ処理型円筒缶検査装置3
0は次の様に作動する。
【0017】製造ラインを流れる被検査缶の缶胴41を
順に抜きとって回転テーブル42に設置する。ラインセ
ンサカメラ40は円筒缶の缶胴41の表面を線走査して
主走査しながら回転テーブル42の回転によって副走査
して全周を撮影する。ラインセンサカメラ40による撮
影が先行する被検査缶について終わると、すぐに後行の
被検査缶が製造ラインから抜きとられ、ラインセンサカ
メラ40が再び撮影を開始する。その撮影が終わると引
き続き第3の被検査缶について撮影が開始され、その後
も第4の被検査缶が続き、第5の被検査缶の撮影が続
く。
【0018】アナログ/デジタル変換回路1と、重ね合
わせ回路10と、面積算定回路20とは、システム制御
回路11の被制御回路で、システム制御回路11が画像
信号線21を通じて送る指令により、所定のプログラム
に基づいて作動する。システム制御回路11は先行する
被検査缶についてラインセンサカメラ40が撮影した被
検査缶の画像信号をアナログ/デジタル変換回路1に入
れて所定の変換処理を行わせ、その結果を画像信号線2
1を通じて位置ずれ量計算回路2に送る。処理対象のな
くなったアナログ/デジタル変換回路1には後行の被検
査缶のアナログ画像信号をあらためて次の処理対象とし
て入れる。
【0019】先行の被検査缶についての位置ずれ量計算
回路2での処理が終わり、後行の被検査缶についてのア
ナログ/デジタル変換回路1での処理が終わると、シス
テム制御回路11は先行の被検査缶についての位置ずれ
量計算回路2での処理結果を位置ずれ補正回路4に送
り、後行の被検査缶についてのアナログ/デジタル変換
回路1での処理結果を、処理対象がなくなった位置ずれ
量計算回路2に送る。システム制御回路11は、処理対
象がなくなったアナログ/デジタル変換回路1には第3
の被検査缶のアナログ画像信号を入れる。
【0020】このようにして次の段階ではシステム制御
回路11は、互いに異なる多数の被検査缶につき、アナ
ログ/デジタル変換回路1、位置ずれ量計算回路2、位
置ずれ補正回路4を同時的に作動する。システム制御回
路11は、先行する被検査缶の信号処理の終了を待つこ
となく、図2に示す様に次々に多数の被検査缶の信号処
理をそれぞれ段階を踏ませながら、多数連続の被制御回
路の中で同時並行的に進行させる。
【0021】アナログ/デジタル変換回路1は、ライン
センサカメラ40が円筒缶の缶胴41ごとに逐次連続的に
送ってくる信号波をその都度デジタル化し、被検査缶の
画像信号として重ね合わせ回路10内の位置ずれ量計算
回路2に送信する。
【0022】位置ずれ量計算回路2は、アナログ/デジ
タル変換回路1から1つの円筒缶の缶胴41の全周を1
単位に逐次送ってくる被検査缶の画像信号を被検査缶の
画像メモリー34を経由させ、予め標準画像メモリー3
3に蓄積してある同系統の標準缶の画像信号と組み合わ
せて中央処理装置32の内部に随時取り込む。
【0023】位置ずれ量計算回路2は、先行の被検査缶
の画像信号と標準缶の画像信号との位置ずれ量を、周知
の方法で中央処理装置32内で計算する。位置ずれ量計
算回路2は計算で得たその結果と各画像信号の組み合わ
せとを先行する被検査缶についてのデータとして位置ず
れ補正回路4に送るとともに、ただちに後行の新たな被
検査缶の缶胴41の画像信号をアナログ/デジタル変換
回路1から受け取る。位置ずれ量計算回路2は標準缶の
画像信号と新たな被検査缶の缶胴41の画像信号との位
置ずれ量を再び計算し、その結果と各画像信号の組み合
わせとを後行の被検査缶のデータとし、先行する被検査
缶のデータの後を追うように位置ずれ補正回路4に送信
する。アナログ/デジタル変換回路1からの送信速度
が、位置ずれ量計算回路2での処理速度を上回っている
場合がある。その場合には、アナログ/デジタル変換回
路1でデジタル変換された被検査缶の缶胴41の画像信
号をいったん標準画像メモリー33に順次記録し、中央
処理装置32は、標準画像メモリー33のその記録の中
から順次被検査缶の缶胴41の画像信号を取り出す。
【0024】位置ずれ補正回路4は位置ずれ量計算回路
2から位置ずれ量の計算結果を順次受け取り、被検査缶
の画像信号を標準缶の画像信号に対比させながら計算量
だけ画素座標の原点をシフトさせて補正し、被検査缶の
画像と標準画像とを補正後の原点で重ねあわせる。次い
で、重ねあわせた画像信号を、位置ずれ量計算回路2か
らデータが次々と入力する速度に合わせ、面積算定回路
20である第1の減算回路5と第2の減算回路7との2
方向に同時に並行して次々と送信する。
【0025】第1の減算回路5は、被検査缶の各画素の
画像信号値から所定のしきい値を減算し、その減算値か
ら更に標準缶の画像信号値を、各同一座標点でそれぞれ
対応する画素毎に減算し、その結果を暗い画素面積計算
回路6に送る。暗い画素面積計算回路6は差が正の値で
あれば暗い明度異常値とみなしその全部の画素の数を数
え、暗い画素の面積を計算する。一方、第2の減算回路
7は被検査缶の各画素の画像信号値に所定のしきい値を
加算し、標準缶の画像信号からその加算した被検査缶の
画像信号値を各対応する画素毎に減算し、その結果を明
るい画素面積計算回路8に送る。明るい画素面積計算回
路8は差が正の値であれば明るい異常値とみなしその全
部の画素の数を数え、明るい画素面積を計算する。
【0026】 図4には画素を集積した全体画像でその
減算状況の概念を説明する。文字模様「ABC」に印刷
欠けによってホワイトコートした地の白が明度に出てい
る明るい欠陥bと暗いインクが飛散して付着した暗い欠
とが被検査缶の画像23に現れている。この被検査
缶の画像23の信号から標準画像24の信号を減じると
暗い欠陥aの画像25の信号が求まる。標準画像24の
信号から被検査缶の画像23の信号を減じると明るい欠
の画像26が求まる。
【0027】暗い画素面積計算回路6と明るい画素面積
計算回路8とは、それぞれの計算結果を合算回路9に送
る。合算回路9はメモリーを備えており、暗い画素面積
計算回路6と明るい画素面積計算回路8との処理速度に
相違があれば、早い方の結果をいったんメモリーに記録
し、暗い画素面積と明るい画素面積との計算結果がそろ
った時点で1つの被検査缶ごとに合算する。この結果、
図4に示すように、明度欠陥を合算した画像27が求ま
る。合算回路9はこのように得られた先行の被検査缶の
画像信号、後行の被検査缶の画像信号、第3の被検査缶
の画像信号に関する計算結果を、システム制御回路11
に、後の信号が先の信号の後を追いかけるように順に次
々と送る。システム制御回路11は各被検査缶ごとに合
算回路9が送ってきた結果から明度異常の有無の判定信
号を発する。
【0028】なお、位置ずれ量計算回路2と位置ずれ補
正回路4との間に平均値計算回路を加え、画素3×3領
域の中心座標には中心を囲む周囲座標の平均値を付与す
ると信号値が安定化して好ましい。
【0029】本実施例の場合、位置ずれ量計算回路2は
先行する標準缶の画像信号の位置ずれ量計算処理を終え
ると、システム制御回路11の判定信号の出力よりも先
行してなされる位置ずれ補正回路4の処理を待つことな
く、ただちに次の後行の被検査缶の画像信号について位
置ずれ量計算処理に入る。多数の画像についての信号処
理を複数の被制御回路で並行して次々に行うため信号処
理が迅速化、高速化する。
【0030】暗い画素面積と明るい画素面積とを、一方
が他方の計算終了を待つことなく同時並行的に算出する
ので信号処理がさらに迅速化する。
【0031】
【発明の効果】本発明のマルチ処理型円筒缶検査装置
は、外観上の汚れ、模様や文字の欠落の有無を高速度に
判定できる。これにより、2ピース缶を高速に生産する
缶工場で自動検査装置の導入、検査の高速化、高能率化
が実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するマルチ処理型円筒缶検査装置
の一実施例を示す図である。
【図2】本発明を適用するマルチ処理型円筒缶検査装置
の時系列判定処理手順を示す図である。
【図3】本発明を適用するマルチ処理型円筒缶検査装置
の一実施例の中の位置ずれ量計算回路を示す図である。
【図4】本発明を適用するマルチ処理型円筒缶検査装置
の一実施例の計算概念を示す図である。
【符号の説明】
1・・A/D変換回路 2・・位置ずれ
量計算回路 4・・位置ずれ補正回路 5・・第1の減
算回路 6・・暗い画素面積計算回路 7・・第2の減
算回路 8・・明るい画素面積計算回路 9・・合算回路 10・・重ね合わせ回路 11・・システ
ム制御回路 20・・面積算定回路 30・・円筒缶
検査装置 40・・ラインセンサ 41・・円筒缶
の缶胴

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転している缶胴の外周をラインセンサ
    で走査した被検査缶の画像信号と、予め記憶されている
    標準缶の画像信号とを比較する円筒缶検査装置であっ
    て、 被検査缶の画像信号が標準缶の画像信号と重なり合うよ
    うにシフトさせる重ね合わせ回路と、 前記重ね合わせ回路によりシフトした被検査缶の画像信
    号と標準缶の画像信号とを比較し、標準缶に対して明度
    異常を示している被検査缶側の画素の数を数える面積算
    定回路と、 前記重ね合わせ回路、前記面積算定回路に処理指令を発
    し、1の被検査缶の全周画像を単位にして各回路に処理
    をさせながら、自らは前記面積算定回路が計算した結果
    を受けて判定信号を出力し、しかも、先行する画像につ
    いて自らの判定信号を出力する前に次の画像について重
    ね合わせ回路に処理を開始させるシステム制御回路とを
    有していることを特徴とするマルチ処理型円筒缶検査装
    置。
  2. 【請求項2】 前記重ね合わせ回路が、被検査缶の画像
    信号の周期と標準缶の画像信号の周期とのずれから画像
    上の位置ずれ量を計算する位置ずれ量計算回路と、前記
    位置ずれ量計算回路により計算された位置ずれ量だけ被
    検査缶の画像信号または標準缶の画像信号をシフトさせ
    て位置補正する位置ずれ補正回路とからなることを特徴
    とする請求項1に記載のマルチ処理型円筒缶検査装置。
  3. 【請求項3】 前記面積算定回路が位置補正した被検査
    缶の画像信号値と標準缶の画像信号値との明度差を画素
    ごとに計算する減算回路と、減算値に明度異常が現れた
    画素の数を数える明度異常面積計算回路とを包含してい
    ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のマ
    ルチ処理型円筒缶検査装置。
  4. 【請求項4】 前記面積算定回路が明度に関し、位置補
    正した被検査缶の画像信号値から標準缶の画像信号値を
    画素ごとに減算する第1の減算回路と、その第1の減算
    回路が算出した減算値の内で明度異常値を示す画素の数
    を数え、表面が暗い側にシフトしている画素の面積を計
    算する暗い画素面積計算回路と、同じく前記重ね合わせ
    回路より出力される標準缶の画像信号値から被検査缶の
    画像信号値を減算する第2の減算回路と、その第2の減
    算回路が算出した減算値の内で明度異常値を示す画素の
    数を数え、表面が明るい側にシフトしている画素の面積
    を計算する暗い画素面積計算回路と、その暗い画素面積
    値と明るい画素面積値とを合計する合算回路とからなる
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のマル
    チ処理型円筒缶検査装置。
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