JP3026982U - キーボード用カバー - Google Patents

キーボード用カバー

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JP3026982U
JP3026982U JP1994014349U JP1434994U JP3026982U JP 3026982 U JP3026982 U JP 3026982U JP 1994014349 U JP1994014349 U JP 1994014349U JP 1434994 U JP1434994 U JP 1434994U JP 3026982 U JP3026982 U JP 3026982U
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JP
Japan
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keyboard
cover
dust
color
contact surface
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JP1994014349U
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Inventor
總一郎 奈良
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總一郎 奈良
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Abstract

(57)【要約】 【目的】キーボード用カバーに色彩を付すことにより、
視覚による色彩の確認がなされ、操作員が右手の作業区
分と左手の作業区分を容易に判別でき円滑な入力操作が
可能となるキーボード用カバーを供給することを目的と
する。 【構成】キーボードの文字盤を被覆する形態で形成され
る防塵用透明カバーであって、この防塵用カバーの裏側
のキーとの接触面に規則的に彩色を付す構成とし、さら
に、50音順に文字盤の中央部から左右へ内側より外側
に向けて展開し、右手領域一段目より順次四段目へ、さ
らに、左手領域一段目より順次四段目へ異なる彩色が付
される構成とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、パーソナル・コンピュターやワードプロセッサー等のキーボード用 カバーのキー部に色彩を施したキーボード用カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
パーソナル・コンピュターやワードプロセッサー等のキーボードにおいては、 キーとキー間に生ずる隙間に塵や埃から、さらには、コーヒー等をキーボード上 にこぼしてもキーボード内に配設される電子基盤等に影響を与えないため、シリ コン樹脂等の薄いシートから成るキーボード用カバーによってキーボードの保護 が行われる場合がある。
【0003】 このようなキーボード用カバーは、キーボード上に配列される各キーの配置に 合致するよう、さらには、キーボード入力部に密着して被覆するように形成され ているため、該カバーの上より自然な感触でのキーボード操作を可能にしている 。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
近年、JIS規格の文字配列を備えたキーボードを有するパーソナル・コンピ ュターやワードプロセッサーが普及しているが、これらのキーボードから「JI Sかな入力」「ローマ字入力」によって入力する方法は、既に広く実用に供され ているという実績はあるものの、操作員の熟練度によっては入力処理速度の大幅 な違いが発生したり、さらには、入力操作が初心者にとっては容易でないために 、いわゆるキーボード・アレルギーにより、パーソナル・コンピュター等の自ら の操作をあきらめてしまう場合もあり、当該機器等の普及促進の弊害にさえなる ケースもあった。
【0005】 前記弊害を排除すべく、本考案出願人は既に特願平4−198058号により 出願済の、日本語の特徴を生かした50音順の覚えやすいキーの配列であって、 さらに、使用頻度の高いシラブルの拗音や促音をワンタッチで入力ができるキー を備へ、システマチックな学習において初心者にも入力操作が容易に行える入力 装置の提案を行っている。
【0006】 このような入力装置により初心者が入力処理を行う場合には、キーボードに配 列された文字列の文字を見ながら作業を行うために、たとえシステマチックな学 習が可能なキーボードであっても、入力速度の向上を図る上で問題があった。
【0007】 そこで、本考案は前述の入力装置によってシステマチックな学習やキー操作の 省力化に伴う入力速度の向上を補助するために考案されたものであり、キーボー ド用カバーに区画的に配列した色彩列が判読処理を補い、操作員の右手の作業区 分と左手の作業区分をより一層判別を容易にし円滑な入力操作を可能とするとと もに、キーボードを塵や埃から保護をするキーボード用カバーの提供を目的とす る。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この考案においては、第一の考案として、既存 のパーソナル・コンピュターやワードプロセッサー等のキーボードにおいて、キ ーボードの文字盤を被覆する形態で形成される防塵用透明カバーであって、この 防塵用カバーの裏側のキーとの接触面に区分的に色彩を施す構成とした。
【0009】 また、第二の考案として、前記防塵用カバーのキーボードとの接触面に区画的 に施される色彩は、50音順に文字盤の中央部から左右へ内側より外側に向けて 展開し、右手領域一段目より順次四段目へ、さらに、左手領域一段目より順次四 段目へ異なる色彩が施され、色彩列を形成する構成とした。
【0010】 さらに、第三の考案として、前記防塵用カバーのキーボードとの接触面に区画 的に施される色彩は、前記防塵用カバーのキーボードとの接触面に彩色される構 成とした。
【0011】 さらにまた、第四の考案として、前記防塵用カバーのキーボードとの接触面に 区画的に施される色彩は、彩色されたシールを当該防塵用カバーのキーボードと の接触面に付着することにより区分的に色彩列が形成される構成とした。
【0012】
【作用】
キーボードの文字盤を被覆する形態にシリコン樹脂等の透明シートによって防 塵カバーを形成し、この透明シートから成る防塵用カバーの裏面にキーボードの 配列に整合させて規則的に色彩列が形成される。 前記色彩列は、防塵用カバーの裏面に50音順に文字盤の中央部から左右へ内 側より外側に向けて展開し、右手領域一段目より順次四段目へ、さらに、左手領 域一段目より順次四段目の配列箇所にそれぞれ直接色彩を施す。 この色彩の濃度は、キーボードに当初から付された符号等が、当該キーボード 用カバーをキーボードに装着後においても、その符号等を判読可能な程度に透け て見える濃度に色彩が施される。 また、防塵用カバーの裏面に直接色彩を施すことなく、各キーの押下面の形状 に同一整形され彩色されたシールを前記色彩列の相当箇所に付着させ、規則的な 彩色列が形成される。
【0013】
【実施例】
本考案に係るキーボード用カバーの実施例を、以下図面を参照して詳細な説明 を行う。 図1は、パーソナル・コンピュター等の日本語の特徴を生かした50音順の覚 えやすいキーの配列を有する入力用キーボード本体1に、図4に示される(a) より(i)までの異なった9種類の色彩が施されたキーボード用カバーを密着し て被覆した状態を図示するとともに、当該カバーをキーボードより剥がしている 状態を示す斜視図である。 また、図2は、前記色彩を付したキーボード用カバーをキーボード本体1に被 覆した状態を図示する平面図であり、図3は、図2のA−A断面におけるキーボ ード用カバーの被覆状態を説明する断面図である。
【0014】 さらに、図4はキーボード用カバーに施す異なる色彩の種別を説明する説明図 であり、図5は本考案出願人によるキーボードの文字配列の一例を説明する文字 配列の平面図である。
【0015】 図1において、キー2との接触部分を凸状部3に形成した透明シートから成る 透明カバー4には、この透明カバー4のキー2の凸状部3に接触面にカバー表面 よりキーボードに付された文字等が判読可能な淡色の彩色が施されている。
【0016】 前記透明カバー4を目的のキーボードの形状、キー配列に被覆可能に成形する が、この透明カバー4は、従来より広く使用されているシリコン樹脂等の薄いシ ート状から成るものであって、シート自体に着色はされずシリコン樹脂等の素材 色(略透明)をそのまま利用したものである。 また、この透明カバー4は、キーボードを被覆したことにより入力操作に支障 を来すものであってはならず、この透明カバー4の上より自然な感触でのキーボ ード操作が可能となるシート厚となっている。
【0017】 さらに、この図1のキーボードの色彩配列において、図4により説明する(a )から(i)までの異なる色彩の選定がされているが、この色彩の一例は、例え ば、(a)は黄色、(b)は黒、(c)はオレンジ、(d)は茶色、(e)は紫 色、(f)は赤、(g)は青、(h)は灰色、(i)は緑色の如き選定がなされ ている。 そして、色彩配列に関しては、キーボードの日本語の特徴を生かした50音順 の覚えやすいキーの配列に基づき配列されており、具体例としては、図5によっ て示されるキーボード本体1の指示線B−B、C−Cによって左手領域および右 手領域に分割されている。 なお、前記色彩は配色の一例を示したものであり、色彩およびその組み合わせ には多数の例があることは勿論である。
【0018】 前記指示線B−B,C−Cによって分割される左手領域および右手領域は、左 右のキーの平仮名下段位置に展開しており、右手領域一段目の2列目指示線C− Cより外側に向けて「あ、い、う、え、お」を配列し、右手領域二段目の2列目 指示線C−Cより外側に向けて「か、き、く、け、こ」を配列し、同様に三段目 2列目指示線C−Cより外側に向けて「さ、し、す、せ、そ」を配列し、同様に 四段目2列目指示線C−Cより外側に向けて「た、ち、つ、て、と」と配列する 。
【0019】 次いで、左手領域一段目の1列目指示線B−Bより外側に向けて「な、に、ぬ 、ね、の」と配列し、左手領域二段目の1列目指示線B−Bより外側に向けて「 は、ひ、ふ、へ、ほ」と配列し、次に左手領域三段目の1列目指示線B−Bより 外側に向けて、この場合に限って、キーの平仮名上段部に「ま、み、む、め、も 」と、その下段部に「ら、り、る、れ、ろ」と配列し、さらに左手領域四段目の 1列目指示線B−Bより外側に向けて、「や、ゆ、よ、わ、を」と配列されてい る。
【0020】 さらに、日常使用する日本語の単語を二文字および三文字から構成するシラブ ルに分解してみると使用頻度の高いもの、具体的には「きゃ、きゅ、きょ、しゃ 、しゅ、しょ、ちゃ、ちゅう、ちょう、しょう、じょう、じゅう、ひょうにゅう 、にょう、りょう、りょく」等がある。
【0021】 そして、これら二文字および三文字からなる単語シラブルについても、1回の キー操作にて入力ができるよう、各単語シラブルの頭文字とその頭文字の平仮名 に関係を有する平仮名キーの配列箇所に配列されている。
【0022】 このように配列される文字列毎に、前記(a)より(i)の色彩を施す。 ただし、前記左手領域と右手領域を分割する指示線B−BおよびC−Cより形成 される境界域のキーには、(b)の黒の色彩が施されることにより、より一層左 手と右手の作業領域の分割の境界域を明確にすることができる。
【0023】 なお、本実施例の説明においては、キーボード用透明カバー4のキー2との接 触部分の凸状部3の接触面にカバー表面よりキーボードに付された文字等が判読 可能な淡色の色彩を直接施す説明をおこなったが、従来よりのキーボード用カバ ーを利用する場合には、従来よりのキーボード用カバーに直接彩色する代わりに キー2とキーボード用カバーの接触面に同一形状に成形したシール状の物に彩色 し、接着することにより対処は可能となる。
【0024】
【考案の効果】
以上説明を行ったように本考案のキーボード用カバーは、キーボードの文字盤 を被覆する形態にシリコン樹脂等の薄い透明シートによって防塵カバーが形成さ れるために、キーボードの内部への塵・チリ・コーヒー等の水分の侵入を防ぎキ ーボードの保護をするとともに、 この防塵用カバーの裏面にキーボードの配列に整合させて規則的に色彩列が形 成されるために、右手の作業領域と左手の作業領域の区分判別が容易となり、シ ステマチックな学習をより一層向上させ、 さらに、入力処理速度の向上を図ることができるという効果を奏する。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】パーソナル・コンピュター等の日本語の特徴を
生かしたキーの配列を有する入力用キーボードに、本考
案の色彩を付したキーボード用カバーを被覆した状態よ
り当該カバーを剥がす状態を示す実施例に係る斜視図で
ある。
【図2】本考案の実施例の、色彩を付したキーボード用
カバーをキーボード本体に被覆した状態を図示する平面
図である。
【図3】図2に係るA−A断面におけるキーボード用カ
バーの被覆状態を説明する断面図である。
【図4】本考案に係るキーボード用カバーに施す異なる
色彩の種別を説明する説明図である。
【図5】本考案のキーボード用カバーに係るキーボード
の文字配列を説明する平面図である。
【符号の説明】
1 キーボード本体 2 キー 3 凸状部 4 透明カバー

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】既存のパーソナル・コンピュターやワード
    プロセッサー等のキーボードにおいて、 キーボードの文字盤を被覆する形態で形成される防塵用
    透明カバーであって、この防塵用カバーの裏側のキーと
    の接触面に区分的に色彩を施すことを特徴とする、キー
    ボード用カバー。
  2. 【請求項2】前記防塵用カバーのキーボードとの接触面
    に区画的に施される色彩は、 50音順に文字盤の中央部から左右へ内側より外側に向
    けて展開し、右手領域一段目より順次四段目へ、さら
    に、左手領域一段目より順次四段目へ異なる色彩が施さ
    れ、色彩列を形成することを特徴とする、請求項1記載
    のキーボード用カバー。
  3. 【請求項3】前記防塵用カバーのキーボードとの接触面
    に区画的に施される色彩は、 前記防塵用カバーのキーボードとの接触面に彩色される
    ことを特徴とする、請求項1記載のキーボード用カバ
    ー。
  4. 【請求項4】前記防塵用カバーのキーボードとの接触面
    に区画的に施される色彩は、 彩色されたシールを当該防塵用カバーのキーボードとの
    接触面に付着することにより区分的に色彩列が形成され
    ることを特徴とする、請求項1記載のキーボード用カバ
    ー。
JP1994014349U 1994-11-21 1994-11-21 キーボード用カバー Expired - Lifetime JP3026982U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5711047B2 (ja) * 1975-06-10 1982-03-02

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5711047B2 (ja) * 1975-06-10 1982-03-02

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