JP3026731U - かばん - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 中仕切りが邪魔にならないように荷物を収納
し、また荷物をかばんに入れたときに小物類が散在する
ことなく収納できるかばんを提供することを課題とす
る。 【解決手段】 かばん本体１に、開閉自在の開口部を有
する袋状の中仕切り２を着脱自在に取り付ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、かばんに関するものである。

【０００２】

【従来の技術及び解決しようとする課題】

従来より、旅行や出張など遠方へ出かけるときに、着替えや身のまわりの小物 などを収納し、しかも一か所に混在しないように中仕切りを備えたかばんを持ち 運ぶことが多い。

【０００３】 しかしこのようなかばんは、中仕切りをかばん本体に固定しているので、大き な荷物を収納したいと思っても、中仕切りが邪魔になって入らないことがあった 。

【０００４】 また荷物をかばんに入れたとき、小物類を収納する場所がないために、かばん 内で小物類が散在することがあった。

【０００５】 この考案はこうした課題を解決するためになされたものである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

この考案は上記課題を解決するために、かばん本体に、開閉自在の開口部を有 する袋状の中仕切りを、着脱自在に取り付けた。

【０００７】 こうした構成により、中仕切りが不要なときはかばん本体から取りはずし、ま た中仕切りが必要なときは、これをかばんの小物収納部として使用することがで きる。

【０００８】

【考案の実施の形態】

以下、この考案の実施の一形態を、添付図面にしたがって説明する。

【０００９】 図１に示すかばんは、かばん本体１と中仕切り２を着脱自在に取り付けてある 。かばん本体１は頂部、底部、側面と襠部３とを有し、頂部を開閉自在に施した 袋体となっている。かばん本体１の側面には把手４が設けてあり、頂部には開閉 用のファスナー５が設けてある。

【００１０】 図２は、かばん本体１より取り外した中仕切り２を示している。中仕切り２は 全体を袋状に形成し、その開口部にファスナー６を設けて開閉自在にしてある。 中仕切り２の両側には、かばん本体１の襠部３の内側と重なる取り付け布７を、 中仕切り２と直角になるように設けてある。この取り付け布７の四隅には、中仕 切り２をかばん本体１に取り付けるための雌側ホック８が設けてある。

【００１１】 かばん本体１の襠部３の内面の両側には、下端部と、上方寄りの部分とに、中 仕切り２の雌側ホック８と結合する雄側ホック９が、取り付け片１０を介して設 けてある。

【００１２】 中仕切り２を使用する場合は、かばん本体１の雄側ホック９と、中仕切り２の 雌側ホック８とを結合し、中仕切り２をかばんの底部に対して起立した状態に取 り付ける。

【００１３】 尚、かばん本体１に中仕切り２を取り付ける手段はホック以外にファスナー、 ボタン、面ファスナーや磁石を用いてもよい。

【００１４】

【効果】

以上この考案を実施すれば、中仕切りをかばん本体から取り外すと、かばんの 収納部を大きく使用できるので、大きな荷物も収納することができる。

【００１５】 また、中仕切りを付けたままかばんを使用するときも、中仕切りを小物収納部 として使用できるので、かばんの中で小物類が散在しないように収納することが できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】かばん本体に中仕切りを取り付けた状態の一実
施形態を示す斜視図

【図２】かばん本体より取り外した状態の中仕切りの一
実施形態を示す斜視図

【符号の説明】 １ かばん本体 ２ 中仕切り ３ 襠部 ４ 把手 ５ ファスナー ６ ファスナー ７ 取り付け布 ８ 雌側ホック ９ 雄側ホック １０ 取り付け片

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 かばん本体１に、開閉自在の開口部を有
   する袋状の中仕切り２を、着脱自在に取り付けてあるか
   ばん。