JP3026529B2 - コードレス電話機 - Google Patents

コードレス電話機

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JP3026529B2
JP3026529B2 JP32179092A JP32179092A JP3026529B2 JP 3026529 B2 JP3026529 B2 JP 3026529B2 JP 32179092 A JP32179092 A JP 32179092A JP 32179092 A JP32179092 A JP 32179092A JP 3026529 B2 JP3026529 B2 JP 3026529B2
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秀夫 田中
明仁 中村
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コードレス電話機に関
し、特に、近傍に制御チャネルと同一周波数の雑音源が
あっても安定した動作を期待できるコードレス電話機に
係る。
【0002】
【従来の技術】屋内などにおいて、移動しながら通話が
出来て便利なことからコードレス電話機の利用は増加傾
向にある。しかし、限られた無線周波数帯域を利用する
ため、他のコードレス電話機との混信を防ぐための措置
が講じられている。
【0003】図2は従来のコードレス電話機の着信動作
を説明するための図であって、21は回線、22は回線
21に接続される接続装置、23は移動しながら通話を
行う移動機、24は交換機からの呼び出し信号を検出す
るIR検出器、25は移動機23との接続動作をおこな
う時の、発信器ならびに信号検出器から成る制御チャネ
ル回路、26は移動機23との間で音声信号の送受信を
おこなうための通話チャネル回路、27は接続装置のア
ンテナ、28は移動機23のアンテナ、29は移動機2
3の制御チャネル回路、30は移動機23の通話チャネ
ル回路、31は送受話器、32はベル回路を表わしてい
る。以下、着信動作を例にとって、従来のコードレス電
話機の、動作シーケンスを説明する。
【0004】交換機からの呼び出し信号が回線21を介
して到来すると、IR検出器22が該信号を検出する。
この時点で接続装置22は、即移動機23に対して着信
があったむねの信号を送出するのではなく、近くの他の
コードレス電話機の発信動作が行われているか否かを判
定するためアンテナ27を介して、移動機23の制御チ
ャネル信号である約250MHzの信号検出を行う。
【0005】この動作は他のコードレス電話機との混信
を防ぐための動作である。アンテナ27を介して制御チ
ャネル回路25が、制御チャネル信号である約250M
Hzの信号を検出しない場合は、他の近くのコードレス
電話機が待機中であると判断し、制御チャネル回路25
からアンテナ27を介して制御信号を送出する。
【0006】その後、制御チャネル回路25から呼び出
し信号がアンテナ27を介して送出され、移動機23が
この信号を受けてID確認等を行ったあと、通話チャネ
ルが確認されベル回路32のベルが鳴動し、利用者が移
動機をオフ・フックすることにより、送受話器31で通
話動作が行われる。
【0007】一方、制御チャネル回路25が、制御チャ
ネル信号である約250MHzの信号を検出した場合
は、それが、他のコードレス電話機のもとの判断して、
その制御チャネル動作約200msecが経過するま
で、接続装置22は、移動機23に対して着信があった
むねの信号を送出しない。接続装置22の待機時間は約
4secであって、約4sec以内には他のコードレス
電話機の制御チャネル動作が終了するから、通話動作に
は支障を生じない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】通常のコードレス電話
機の接続動作は上述のように行なわれるが接続装置22
の近くに微弱であっても、移動機23の制御チャネル信
号である約250MHzの雑音電波を常時発信するよう
な電気機器、例えば、FAXや、パソコンなどがある
と、これが他のコードレス電話機の制御チャネル信号と
誤認され接続動作は行われない。したがって、接続装置
22に着信があっても、接続動作が行われないため、移
動機のベルは鳴動しない。一方、発信者に対しては、接
続装置22までは正常に動作しているので、呼び出し音
が交換機より送られる。よって、発信者は相手が不在で
あると判断してオン・フックすることになる。
【0009】本発明は上述のような従来の好ましくない
問題を解決するため、コードレス電話機の近くに制御チ
ャネルと同一の雑音周波数が存在しても、正常な動作が
行われるコードレス電話機を提供することを目的として
いる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
課題は、前記特許請求の範囲に記載した手段により解決
される。
【0011】すなわち、本発明は、コードレス電話機の
接続装置、および、移動機に、複数の異なる周波数の制
御信号を発信することのできる発信回路と、複数の周波
数の制御信号を受信し周波数の弁別を行なう受信回路
と、前記発信回路の出力間隔を特定するためのタイマ
と、複数の制御チャネルから一定間隔で間欠的に制御信
号を送出する手段と、受信周波数の間隔が前記タイマの
間隔と一致するか否かを判別するための間欠検出回路
と、発着信時の前処理に際し、少なくとも、1つの制御
信号が検出され、それが前記タイマの間隔と一致しない
とき、あるいは一致しても一定時間後に一致しなくなっ
た場合に前記接続装置と移動機を接続する手段とを設け
たコードレス電話機である。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す図であって、
1は回線2は接続装置、3は移動機、4はIR検出器、
5,9は制御チャネル回路、6,10は通話チャネル回
路、7,8はアンテナ、11は送受話器、13,14は
制御チャネル信号を間欠的に発信するためのタイマ、1
5,16は制御チャネル信号を受信したとき、正しい間
隔すなわち、タイマ13,14の間隔で、信号が到来し
ているか否かを判定するための間欠検出回路、を表わし
ている。
【0013】接続装置2の制御チャネル回路5は、周波
数の異なる複数の制御チャネル信号の内の1つを発信す
る発信回路5a、周波数の異なる複数の制御チャネル信
号の内の1つを受信する受信回路5b、他の制御チャネ
ル信号の発信回路5a′、は他の制御チャネル信号の受
信回路5b′、より成り、移動機3の制御チャネル回路
9は、周波数の異なる複数の制御チャネル信号の内の1
つを発信する発信回路9a、複数の制御チャネル信号の
内の1つを受信する受信回路9b、他の制御チャネル信
号の発信回路9a′、他の制御チャネル信号の受信回路
9b′より成る。
【0014】以下、着信動作の場合を例に採って実施例
の動作を説明する。
【0015】交換機からの呼び出し信号が回線1を介し
て到来すると、IR検出器2が該信号を検出する。この
時点で接続装置2は、直ちに移動機3に対して着信があ
ったむねの信号を送出するのではなく、近くの他のコー
ドレス電話機の発信動作が行われているか否かを判定す
るためアンテナ7を介して、移動機3の制御チャネル信
号である複数の周波数を受信回路5b,5b′で受信す
る。
【0016】受信回路5b,5b′はそれぞれあらかじ
め定められた周波数の制御チャネル信号のみを検出す
る。あらかじめ定められた周波数とは、前述の250M
Hzと260MHzのように異なる周波数を用いる。両
者あるいは一方の周波数が検出されない場合は、他の近
くのコードレス電話機が待機中であると判断し、制御チ
ャネル回路5内の発信回路5a,5a′よりアンテナ7
を介して制御信号を送出する。
【0017】移動機3が該信号を制御チャネル回路9で
受信し応答すると、その後制御チャネル回路5から呼び
出し信号がアンテナ7を介して送出され、移動機3がこ
の信号を受けてID確認等を行ったあと、通話チャネル
が確認され、ベル12が鳴動し、利用者が移動機をオフ
・フックすることにより、送受話器で通話動作が行われ
る。
【0018】両者、あるいは、一方の周波数が検出され
た場合は、その出力信号は間欠検出回路15に送られ
る。間欠検出回路15は到来する出力信号の間隔があら
かじめ定められた値で有する否かを調べ、それが合致す
る場合はタイムアウトまで(例えば4sec間)検出動
作を継続する。検出動作時間内に合致しなくなれば、制
御チャネル回路5内の発信回路5a,5a′よりアンテ
ナ7を介して制御チャネル信号を送出し、移動機3との
接続動作を行う。
【0019】また、両方のあるいは、一方の周波数が検
出された場合で、その出力信号が間欠検出回路15で調
べた結果、あらかじめ定められた間隔値以外であれば、
周囲の環境雑音であると判定し、移動機3との接続動作
に進む。
【0020】発信動作は、この逆方向の動作であって、
移動機3から接続装置2に対して同様の動作を行なうも
のであるため説明は省略する。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、コードレ
ス電話機において、制御チャネル信号として、複数の周
波数を間欠的に送受信する方法により制御するようにし
たものである。したがって、接続装置あるいは移動機の
近くに制御チャネル信号と同一の雑音周波数を常時発信
する機器が存在しても、コードレス電話機の制御とは区
別することができるため常に正常に使用することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図である。
【図2】従来のコードレス電話機の着信動作を説明する
ための図である。
【符号の説明】
1 回線 2 接続装置 3 移動機 4 IR検出器 5,9 制御チャネル回路 5a,5a′,9a,9a′ 発信回路 5b,5b′,5b,5b′ 受信回路 6,10 通話チャネル回路 7,8 アンテナ 11 送受話器 13,14 タイマ 15,16 間欠検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 102 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コードレス電話機の接続装置、および、
    移動機に、 複数の異なる周波数の制御信号を発信することのできる
    発信回路と、 複数の周波数の制御信号を受信し周波数の弁別を行なう
    受信回路と、 前記発信回路の出力間隔を特定するためのタイマと、 複数の制御チャネルから一定間隔で間欠的に制御信号を
    送出する手段と、 受信周波数の間隔が前記タイマの間隔と一致するか否か
    を判別するための間欠検出回路と、 発着信時の前処理に際し、少なくとも、1つの制御信号
    が検出され、それが前記タイマの間隔と一致しないと
    き、あるいは一致しても一定時間後に一致しなくなった
    場合に、前記接続装置と移動機を接続する手段とを設け
    たことを特徴とするコードレス電話機。
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