JP3026135B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3026135B2 JP5114033A JP11403393A JP3026135B2 JP 3026135 B2 JP3026135 B2 JP 3026135B2 JP 5114033 A JP5114033 A JP 5114033A JP 11403393 A JP11403393 A JP 11403393A JP 3026135 B2 JP3026135 B2 JP 3026135B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データをデジタルで蓄
積するデータ蓄積装置を備えたファクシミリ装置に関
、特に、蓄積するデジタルデータの種類の指定を容易
にしたファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のデータ蓄積装置に蓄積されるデ
ジタルデータが音声デジタルデータや画像デジタルデー
タである場合がある。例えば、特開平1−286671
号公報に記載されているように、留守番電話機付ファク
シミリ装置はファクシミリ装置により画像データを受信
し、留守番電話機により音声データを受信するものであ
り、この留守番電話機付ファクシミリ装置に設けられた
データ蓄積装置は音声デジタルデータと画像デジタルデ
ータとの両方を蓄積するものとされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ファク
シミリ装置が常に音声デジタルデータと画像デジタルデ
ータとの両方を蓄積すると不都合を生じることがある。
留守番電話機付ファクシミリ装置を留守番電話機に接続
して使用する場合がその一例である。留守番電話機付フ
ァクシミリ装置を留守番電話機に接続して使えば電話機
が2台あることとなり、例えば、留守番電話機付ファク
シミリ装置を書斎に設置し、留守番電話機を居間に設置
するというように異なる場所に設置することにより、書
斎でファクシミリ装置により送られて来た画像デジタル
データを受信し得るとともに、電話を離れた2個所のい
ずれかで取ることができ、便利である。しかし、この場
合には、留守番電話機に既に音声データ蓄積装置が設け
られていて音声デジタルデータを蓄積することができる
ため、更に留守番電話機付ファクシミリ装置のデータ蓄
積装置にも音声デジタルデータを蓄積することは無駄で
ある。また、留守番電話機付ファクシミリ装置を単独で
使用する場合にも不具合が生じることがある。例えば、
留守中にファクシミリ装置に大量の画像デジタルデータ
が送られて来ることがわかっていて、データ蓄積装置の
蓄積領域の全部を画像デジタルデータの蓄積に使用する
ことが必要な場合に画像デジタルデータの蓄積専用とす
ることができず、留守番電話の受信により蓄積領域が減
少して所望量の画像デジタルデータを受信することがで
きないことがあり、逆の場合もあるのである。請求項1
の発明は、蓄積するデジタルデータの種類を容易に指定
することができ、さらに指定したデジタルデータが一目
瞭然にわかるようにすることにより、デジタルデータの
指定操作を確実に行うことができる使い勝手のよいファ
クシミリ装置を提供することを課題として為されたもの
であり、請求項2の発明は、請求項1の発明に係るファ
クシミリ装置の使い勝手をさらによくすることを課題と
して為されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1の発明に係るファクシミリ装置は、図1
に示すように、(a)音声を表す音声デジタルデータ
と、画像を表す画像デジタルデータとを蓄積可能なデジ
タルデータ蓄積手段1と、(b)そのデジタルデータ蓄
積手段1に蓄積されるべきデジタルデータの種類が音声
デジタルデータのみである第一蓄積モード、画像デジタ
ルデータのみである第二蓄積モード、音声デジタルデー
タおよび画像デジタルデータである第三蓄積モードの3
つの蓄積モードを備え、そのうちの少なくとも2つの蓄
積モードの中から、択一的選択操作により一の蓄積モー
ドを選択して指定可能な蓄積モード指定手段2と、
(c)その蓄積モード指定手段2より指定された蓄積モ
ードを、音声デジタルデータの蓄積指示を表示する第一
の表示手段および画像デジタルデータの蓄積指示を表示
する第二の表示手段により表示する指定蓄積モード表示
手段3とを有するように構成される。また、請求項1
発明に係るファクシミリ装置は、図2に示すように、
記の構成要素に加えて、デジタルデータ蓄積手段に現
に蓄積されているデジタルデータの種類を表示する現在
蓄積データ表示手段4を有するように構成される。請求
項2の発明に係るファクシミリ装置は、図3に示すよう
に、請求項1の発明に係るファクシミリ装置の構成要素
に加えて、蓄積モード指定手段により第一蓄積モード
または第二蓄積モードが指定された際、音声デジタルデ
ータと画像デジタルデータのうち指定された蓄積モード
では蓄積されるべきではない種類のデジタルデータが既
に前記デジタルデータ蓄積手段に蓄積されている場合
には、その蓄積モード指定手段による指定が不可能であ
ることを表示する指定不可表示手段5を有するように構
成される。
【0005】
【作用】請求項1の発明に係るファクシミリ装置におい
ては、蓄積モード指定手段2によって指定された蓄積モ
ードが指定蓄積モード表示手段3により表示される。第
一蓄積モードが指定されたときには、音声デジタルデー
タのみが蓄積されることが表示され、第二蓄積モードが
指定されたときには画像デジタルデータのみが蓄積され
ることが表示され、第三蓄積モードが指定されたときに
は、音声デジタルデータおよび画像デジタルデータの両
方が蓄積されることが表示される。蓄積されるデジタル
データの種類は、実施例の項において述べるようにラン
プにより表示してもよく、液晶ディスプレイ等の視覚に
よる表示手段を用いて文字、記号、図形等により表示し
てもよく、音声や文書により表示してもよいなど、種々
の態様で表示される。本ファクシミリ装置は、蓄積モー
ド指定手段2が3つの蓄積モードのうち、いずれの蓄積
モードを選択して指定し得るものであるかによって4つ
の態様をとり得、各態様においてデジタルデータ蓄積手
段1には蓄積モード指定手段2により指定された蓄積モ
ードのデジタルデータが蓄積される。蓄積モード指定手
段2が、第一蓄積モードと第二蓄積モードとの2つの蓄
積モードの中から、択一的選択操作により一の蓄積モー
ドを選択して指定可能(2つのいずれかを指定可能)な
ものである場合には、デジタルデータ蓄積手段1には音
声デジタルデータのみあるいは画像デジタルデータのみ
が蓄積される。蓄積モード指定手段2が、第一蓄積モー
ドと第三蓄積モードとの2つの蓄積モードの中から、択
一的選択操作により一の蓄積モードを選択して指定可能
なものである場合には、デジタルデータ蓄積手段1には
音声デジタルデータのみあるいは音声デジタルデータと
画像デジタルデータとの両方が蓄積される。蓄積モード
指定手段2が、第二蓄積モードと第三蓄積モードとの2
の蓄積モードの中から、択一的選択操作により一の蓄
積モードを選択して指定可能なものである場合には、デ
ジタルデータ蓄積手段1には画像デジタルデータのみあ
るいは音声デジタルデータと画像デジタルデータとの両
方が蓄積される。蓄積モード指定手段2が、第一蓄積モ
ード、第二蓄積モードおよび第三蓄積モードとの3つ
蓄積モードの中から、択一的選択操作により一の蓄積モ
ードを選択して指定可能なものである場合には、デジタ
ルデータ蓄積手段1には音声デジタルデータのみ、ある
いは画像デジタルデータのみ、あるいは音声デジタルデ
ータと画像デジタルデータとの両方が蓄積される。
【0006】また、請求項1の発明に係るファクシミリ
装置においては、デジタルデータ蓄積手段1に現に蓄積
されるべきデジタルデータの種類とその有無が現在蓄積
データ表示手段4により表示される。現に蓄積されてい
るデジタルデータの種類とその蓄積の有無も種々の態様
で表示される。
【0007】請求項2の発明に係るファクシミリ装置
おいては、請求項1の発明に係るファクシミリ装置にお
いて、蓄積モード指定手段2により第一蓄積モードまた
は第二蓄積モードが指定された際、音声デジタルデータ
と画像デジタルデータのうち指定された蓄積モードでは
蓄積されるべきではない種類のデジタルデータが既にデ
ジタルデータ蓄積手段1に蓄積されている場合には、そ
の蓄積モード指定手段1による指定が不可能であること
を指定不可表示手段5により表示する。
【0008】
【発明の効果】このように請求項1の発明によれば、
られて来るデジタルデータの種類やその使用目的にした
がって、容易に且つ間違いなく蓄積すべきデジタルデー
タの蓄積モードを指定することができる。指定された蓄
積モードは、蓄積モードごとに表示手段により表示され
るので、使用者にどの蓄積モードが指定されているのか
が一目瞭然にわかり、モード指定の操作を確実に行うこ
とができるなどファクシミリ装置の使い勝手が向上する
効果が得られる。
【0009】また、請求項1の発明によれば、ファクシ
ミリ装置の利用者は、常に音声メッセージが入っていれ
ば再生したい、画像原稿が入っていれば 排出したいと
いう意識を有しており、現在どういう種類のデータが蓄
積されているかが表示されることは、例えば、画像原稿
が蓄積されていれば出力のための紙を用意し、音声メッ
セージが入っていればメモ用紙や鉛筆を取ってくるなど
データの種類に応じた適切な措置をとることができるな
ど、使い勝手が向上する効果が得られる。
【0010】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加えて、使用者が指定不可能な指定を行ったと
いう自分の操作の誤りを簡単に知ることができ使い勝手
さらに向上する効果が得られる。
【0011】
【実施例】以下、請求項1および2の各発明に共通の実
施例として、留守番電話機付ファクシミリ装置を図面に
基づいて詳細に説明する。図4は、留守番電話機付ファ
クシミリ装置の外観を示す図である。このファクシミリ
装置の本体10は、図5に示すように容器状の下カバー
12と、その下カバー12に被せられた上カバー14と
を備えている。
【0012】下カバー12には、図4に示すように受話
器16が取り付けられている。下カバー12内には、図
5に示すように、記録媒体としての記録紙18を多数枚
収容可能な記録紙カセット20がセットされるようにな
っている。記録紙18は、記録紙カセット20から給紙
ローラ22により1枚ずつ送り出された後、ペーパガイ
ド24,一対の送りローラ26等により構成される記録
紙送り装置28によって記録装置30に送られ、文字,
図形等の画像が記録される。32は記録紙先端センサで
あり、記録紙カセット20から送り出された記録紙18
の先端を検出し、その検出に基づいて記録装置30の記
録開始タイミングが決められる。
【0013】記録装置30は上カバー14内に設けられ
ている。記録装置30は、記録ヘッド34と、記録ヘッ
ド34に対向する位置に回転可能に設けられたプラテン
36と、インクリボン装置38とを備えている。記録ヘ
ッド34はサーマル式であり、記録紙18の送り方向と
直交する方向に一列に並ぶ多数の発熱素子を有してい
る。また、プラテン36は図示しない駆動装置により中
心線まわりに回転させられて記録紙18を送るようにさ
れている。インクリボン装置38は、記録ヘッド34の
記録範囲に対応する幅の感熱インクリボン40と、感熱
インクリボン40を送るインクリボン送り装置42とを
有している。
【0014】感熱インクリボン40は記録紙18と同期
して送られ、感熱インクリボン40および記録紙18の
送りと、記録ヘッド34による感熱インクリボン40の
記録紙18への圧接および発熱素子の発熱とによって記
録紙18に画像が記録される。画像を記録された記録紙
18は、ペーパガイド52により案内されて排紙台54
へ送られ、装置外へ排出される。56は記録紙排出セン
サであり、記録が複数枚連続して行われるとき、画像を
記録された記録紙18が完全に排出されたことが記録紙
排出センサ56によって検出された後、次の記録紙18
の記録紙カセット20からの送り出しが開始されて紙詰
まりが回避される。
【0015】上カバー14内にはまた、送信する原稿6
0に記録された画像を読み取る画像読取り装置62が設
けられている。原稿60は、上カバー14に着脱可能に
取り付けられた原稿受け64上に載せられるとともに、
図4に示す一対の原稿ガイド66間にセットされる。セ
ットされた原稿60の先端は上カバー14内に設けられ
た原稿センサ68により検出され、原稿60は読取り開
始の指令に基づいて一対の原稿給紙ローラ70,ペーパ
ガイド72等により構成される原稿送り装置74によっ
て1枚ずつ画像読取り装置62へ送られる。
【0016】画像読取り装置62は、光源76によって
原稿60に光を照射し、原稿60からの反射光をレンズ
78により集光した後、ミラー80,82により反射さ
せ、ラインイメージセンサ84に入光させて原稿60の
画像を1ライン分ずつ読み取るものである。86は原稿
60の先端を検出する原稿先端センサであり、原稿先端
センサ86による原稿60の先端の検出に基づいてライ
ンイメージセンサ84が制御される。読取り後、原稿6
0は一対の排出ローラ90により送られ、上カバー14
に形成された開口92から外へ排出される。
【0017】上カバー14上には、図6に示すように操
作盤98が設けられている。操作盤98の左右方向の左
半分には液晶ディスプレイ100および複数のワンタッ
チダイヤルボタン102が設けられ、右半分にはキーボ
ード106が設けられている。キーボード106は、テ
ンキー108,ストップ(STOP)キー110,スタート(S
TART) キー112,レコード(RECORD)キー114,イレ
ーズ(ERASE)キー116およびプレイ(PLAY)キー118
等、種々のキーを有する。また、キーボード106の上
側には、ファンクション(FUNCTION)キー120,セット
(SET)キー122,モード選択キー124,オート(AUT
O)ランプ126,ファックス/テル(FAX/TEL)ランプ1
28,ボイス(VOICE) ランプ130およびドキュメント
(DOCUMENT)ランプ132等が設けられている。
【0018】ストップキー110は、現在実行されてい
る処理およびこれから実行される処理の中止や終了を指
示するキーであり、スタートキー112は処理の開始を
指示するキーであり、レコードキー114は画像データ
の記録紙18への記録を指示するキーであり、イレーズ
キー116は後述する音声/画像メモリに蓄積されたデ
ジタルデータの消去を指示するキーであり、プレイキー
118は音声デジタルデータの再生を指示するキーであ
る。レコードキー114およびプレイキー118は、フ
ァンクションキー120やイレーズキー116が操作さ
れた状態で操作されることによりカーソルキーとしても
機能する。ファンクションキー120は本ファクシミリ
装置において実行可能な種々の機能の表示開始等を指示
するキーであり、セットキー122はその機能の選択決
定等を指示するキーである。
【0019】さらに、モード選択キー124は、本ファ
クシミリ装置を、画像データを自動的に受信する自動
受信モード,画像データを使用者の操作に基づいて受
信するマニュアルモード,1本の電話回線で送信され
て来たデータが画像データであれば自動受信し、音声デ
ータであれば受話器16を取って通話することができる
ファックス/電話切換モードおよび留守番電話モード
のいずれのモードで使用するかを選択するキーである。
自動受信モードが選択されればオートランプ126が点
灯され、ファックス/電話切換モードが選択されればフ
ァックス/テルランプ128が点灯され、マニュアルモ
ードが選択された場合にはいずれも点灯されず、留守番
電話モードが選択された場合には両ランプ126,12
8が点灯される。
【0020】ボイスランプ130およびドキュメントラ
ンプ132は、後に詳細に述べるように、点灯および点
滅によって音声/画像メモリに蓄積可能なデジタルデー
タの種類および現在蓄積されているデジタルデータの種
類を表示するランプである。
【0021】本留守番電話機付ファクシミリ装置は、図
7に示す制御装置140により制御される。制御装置1
40は、CPU,プログラムを記憶するROM,作業用
領域を有するRAMを備えたシステム制御部142を有
する。システム制御部142には、バス144により、
前記操作盤98,記録装置30,画像読取り装置62,
音声/画像メモリ146,EEPROM148,符号/
復号制御部150,通信制御部152および音声録音/
再生制御部154が接続されている。また、図示は省略
するが、前記記録紙先端センサ32,記録紙排出センサ
56,原稿センサ68および原稿先端センサ86および
記録紙送り装置28,原稿送り装置74等、本ファクシ
ミリ装置の作動に必要な種々の装置も接続されている。
【0022】音声/画像メモリ146は、音声を表す音
声デジタルデータおよび画像を表す画像デジタルデータ
を記憶することが可能なメモリであり、システム制御部
142のRAMにより構成されている。音声デジタルデ
ータには、外部から掛けられた電話に応答する応答メッ
セージを表す応答用音声デジタルデータと、外部から入
力される用件メッセージを表す用件音声デジタルデータ
とがある。音声デジタルデータと画像デジタルデータと
はそれぞれ、データの種類を表す属性データが付されて
音声/画像メモリ146に記憶される。また、応答用音
声デジタルデータと用件音声デジタルデータとについて
もそれぞれ、異なる属性データが付されて区別される。
EEPROM148は、音声/画像メモリ146に記憶
されるデジタルデータの種類、すなわち音声デジタルデ
ータか画像デジタルデータか、あるいは両方かを指定す
る指定データを記憶するメモリである。
【0023】符号/復号制御部150は、画像読取り装
置62により読み取られた原稿60の画像を表すデジタ
ルデータを符号化して圧縮し、伝送時間の短縮を図る一
方、外部から符号化されて入力されたデータを表すデジ
タルデータに復号するものである。
【0024】また、通信制御部152は、相手方のファ
クシミリ装置との間でファクシミリ信号の交換を行い、
制御手順を実行する制御部である。通信制御部152に
は、モデム160が接続されている。モデム160は、
デジタル信号をアナログ信号に変調し、網制御部162
を介して外部回線164に出力するとともに、外部回線
164から入力されるアナログ信号をデジタル信号に復
調する変調・復調機構166を有している。網制御部1
62は、外部回線164からの発呼に対して自動的に着
信し、相手先に対して自動的に発呼するものであり、音
声を入力するハンドセット168および音声を出力する
スピーカ170が接続されている。なお、本ファクシミ
リ装置に留守番電話機を接続する場合には、網制御部1
62に接続する。
【0025】モデム160はまた、音声アナログデータ
を音声デジタルデータに変換する音声デジタル化機構1
74および音声デジタルデータを音声データに再生する
音声再生機構176を有している。
【0026】モデム160の音声デジタル化機構174
および音声再生機構176は、音声録音/再生制御部1
54により制御される。音声録音/再生制御部154
は、ハンドセット168および外部回線164から入力
された音声アナログデータを音声デジタル化機構174
に音声デジタルデータに変換させ、変換した音声デジタ
ルデータを音声/画像メモリ146に記憶させるととも
に、音声/画像メモリ146から音声デジタルデータを
読み出し、音声再生機構176を用いて音声データに再
生し、スピーカ170あるいは外部回線164に出力す
る。
【0027】システム制御部142のROMには、図
8,図9および図10にそれぞれフローチャートで示す
蓄積データ指定ルーチン,蓄積指定データ表示ルーチン
および現在蓄積データ表示ルーチンが記憶されている。
以下、各ルーチンに従って音声/画像メモリ146に蓄
積されるデジタルデータの種類の指定,蓄積を指定され
たデータの種類の表示および現在蓄積されているデジタ
ルデータの種類の表示について説明する。
【0028】本ファクシミリ装置において、音声/画像
メモリ146に蓄積されるデジタルデータの種類は使用
者のキー操作と後述するプログラム処理とによって指定
される。指定時には、使用者はまずファンクションキー
120を押す。それにより本ファクシミリ装置が備えて
いる8項目の機能が液晶ディスプレイ100に表示さ
れ、ここでは「8」のテンキー108の操作により8番
目の項目を選択する。8番目の項目は更に8個のメニュ
ーを有しており、「1」のテンキー108の操作によっ
て1番目のメニューを選択することにより、液晶ディス
プレイ100にメニューが音声/画像メモリ146に蓄
積されるデジタルデータの種類の指定であることを示す
「1.MEMORY USAGE」が表示される。
【0029】そして、セットキー122を押せば、液晶
ディスプレイ100に音声/画像メモリ146に蓄積す
るデジタルデータの種類の指定を促す2種類のメッセー
ジ「TAD ONLY」,「SELECT > < &
SET」が2秒間隔で交互に表示される。この状態で
レコードキー114あるいはプレイキー118を1回操
作する毎に、液晶ディスプレイ100に、音声/画像メ
モリ146に音声デジタルデータおよび画像デジタルデ
ータの両方の蓄積を表す「COMBO」,音声デジタル
データのみの蓄積を表す「TAD ONLY」および画
像デジタルデータのみの蓄積を表す「FAX ONL
Y」の3種類のメッセージが順次表示される。
【0030】本ファクシミリ装置は、音声/画像メモリ
146に蓄積されるデジタルデータの種類が、音声デジ
タルデータのみである第一蓄積モード,画像デジタルデ
ータのみである第二蓄積モード,音声デジタルデータお
よび画像デジタルデータである第三蓄積モードの3つの
蓄積モードが選択的に指定されるようになっているので
ある。そして、所望の蓄積モードを表すメッセージを表
示させた状態でセットキー122を操作することにより
蓄積されるデジタルデータの種類が指定され、次いでス
トップキー110を操作すればファンクションキー12
0の操作前の状態に戻る。
【0031】図8に示す蓄積データ指定ルーチンは、上
記の指定操作中、レコードキー114あるいはプレイキ
ー118およびセットキー122が操作されて音声/画
像メモリ146に蓄積するデジタルデータの種類の指定
の実行が指示されることにより繰り返し実行される。ま
ず、ステップS1(以下、S1と略記する。他のステッ
プについても同じ)において音声/画像メモリ146に
音声デジタルデータのみを蓄積することが指定されたか
否かの判定が行われる。
【0032】前述のように液晶ディスプレイ100に蓄
積するデジタルデータの種類を表す3種類のメッセージ
のうち、「TAD ONLY」がセットキー122の操
作により選択されて音声デジタルデータのみの蓄積が指
定されたのであれば、S1の判定結果はYESとなって
S2が実行され、音声デジタルデータのみの蓄積の指定
が可能であるか否かの判定が行われる。この判定は音声
/画像メモリ146に既に画像デジタルデータが蓄積さ
れているか否かにより行われる。画像デジタルデータが
蓄積されていれば、音声/画像メモリ146を音声デジ
タルデータのみの蓄積には使用できないため、S2の判
定結果はNOとなり、S3において液晶ディスプレイ1
00に音声デジタルデータのみの蓄積の指定が不可能で
ある旨が表示される。
【0033】また、音声/画像メモリ146に画像デジ
タルデータが蓄積されていなければS2の判定結果はY
ESとなり、S4が実行されて音声/画像メモリ146
に音声デジタルデータのみを蓄積することがEEPRO
M148に記憶される。
【0034】音声デジタルデータのみの蓄積が指定され
たのでなければS1の判定結果はNOとなり、S5が実
行されて画像デジタルデータのみの蓄積が指定されたか
否かの判定が行われる。画像デジタルデータのみの蓄積
の指定であればS5の判定結果はYESとなり、S6に
おいて指定が可能であるか否かの判定が行われる。この
判定は、音声/画像メモリ146に既に外部から送信さ
れた用件を表す音声デジタルデータが蓄積されているか
否かにより行われる。音声デジタルデータが蓄積されて
いれば、音声/画像メモリ146を画像デジタルデータ
のみの蓄積には使用できず、S6の判定結果はNOとな
り、S7において液晶ディスプレイ100に画像デジタ
ルデータのみの蓄積が不可能である旨が表示される。
【0035】また、音声/画像メモリ146に音声デジ
タルデータが蓄積されていなければS6の判定結果はY
ESとなり、S8において音声/画像メモリ146に画
像デジタルデータのみを蓄積することがEEPROM1
48に記憶される。
【0036】音声デジタルデータのみの蓄積あるいは画
像デジタルデータのみの蓄積が指定されたのでなければ
S9が実行され、音声デジタルデータと画像デジタルデ
ータとの両方の蓄積が指定されたか否かの判定が行われ
る。両方の蓄積が指定されたのであればS9の判定結果
はYESとなり、S10においてEEPROM148に
両方を蓄積することが記憶される。また、両方の蓄積の
指定でなければS9の判定結果はNOとなり、S11に
おいてキャンセル指示であるか否かの判定が行われる。
データ指定ルーチンの実行が開始されたが、指定が行わ
れなくても実行を終了するようにされているのであり、
キャンセル指示でなければルーチンの実行はS1に戻
り、キャンセル指示であればルーチンの実行が終了す
る。
【0037】このように本ファクシミリ装置において
は、使用者によるキー操作と、蓄積データ指定ルーチン
の実行とによって音声/画像メモリ146に蓄積される
デジタルデータの種類が指定されるのであり、デジタル
データの蓄積時には、EEPROM148に記憶された
指定内容が読み出され、その指定に従って蓄積が行われ
る。
【0038】ただし、音声デジタルデータを蓄積する必
要があるのは、本ファクシミリ装置が留守番電話モード
で使用される場合であり、留守番電話モード以外のモー
ドで使用される場合には、電話が掛かれば受信者が受話
器16を取って会話をするため、音声デジタルデータは
蓄積されず、音声/画像メモリ146は実質的に画像デ
ジタルデータのみの蓄積に使用されることとなり、蓄積
するデジタルデータの種類を指定する必要はない。した
がって、蓄積されるデジタルデータの種類の指定に従っ
てデジタルデータが蓄積されるのは、留守番電話モード
での使用時のみとされ、蓄積を指定されたデジタルデー
タの種類の表示も留守番電話モードのときのみに行われ
る。
【0039】そのため、図9に示す蓄積指定データ表示
ルーチンのS101において、まず、本ファクシミリ装
置の使用モードが留守番電話モードであるか否かの判定
が行われる。留守番電話モードでなければS101の判
定結果はNOとなり、ルーチンの実行は終了する。
【0040】留守番電話モードであればS101の判定
結果はYESとなり、S102において音声/画像メモ
リ146に蓄積するデジタルデータの種類が音声デジタ
ルデータのみに指定されているか否かの判定が行われ
る。この判定はEEPROM148から音声/画像メモ
リ146に蓄積するデジタルデータの種類の指定を読み
出すことにより行われ、音声デジタルデータのみであれ
ばS102の判定結果はYESとなってS103が実行
され、現在、音声デジタルデータのみの蓄積が表示され
ているか否かの判定が行われる。
【0041】この判定は、ボイスランプ130が点灯さ
れるとともに、ドキュメントランプ132が消灯されて
いるか否かにより行われ、表示されていればS103の
判定結果はYESとなってルーチンの実行は終了する。
また、表示されていなければS103の判定結果はNO
となり、S104において音声/画像メモリ146には
音声デジタルデータのみの蓄積の指定が表示される。ボ
イスランプ130が点灯され、ドキュメントランプ13
2が消灯されるのである。
【0042】音声デジタルデータのみの蓄積が指定され
ているのでなければS102の判定結果はNOとなり、
S105において画像デジタルデータのみの蓄積が指定
されているか否かの判定が行われる。画像デジタルデー
タのみの蓄積が指定されていればS105の判定結果は
YESとなり、S106において画像デジタルデータの
みの蓄積の指定が表示されているか否かの判定が行われ
る。
【0043】この判定は、ボイスランプ130が消灯さ
れ、ドキュメントランプ132が点灯されているか否か
により行われ、表示されていればS106の判定結果は
YESとなってルーチンの実行は終了する。また、表示
されていなければS106の判定結果はNOとなり、S
107が実行されてボイスランプ130が消灯されると
ともにドキュメントランプ132が点灯され、画像デジ
タルデータのみの蓄積が指定されていることが表示され
る。
【0044】音声デジタルデータと画像デジタルデータ
との両方の蓄積が指定されている場合にはS102,S
105の判定結果がいずれもNOとなり、S108にお
いて両デジタルデータの蓄積指定が表示されているか否
かの判定が行われる。ボイスランプ130およびドキュ
メントランプ132の両方が点灯されているか否かの判
定が行われるのであり、表示されていればS108の判
定結果はYESとなり、S110が実行される。
【0045】また、表示されていなければS108の判
定結果はNOとなり、S109が実行されてボイスラン
プ130およびドキュメントランプ132が点灯され、
音声/画像メモリ146に蓄積されるデジタルデータの
種類が音声デジタルデータと画像デジタルデータとの両
方に指定されていることが表示される。
【0046】このように、ボイスランプ130およびド
キュメントランプ132を使って蓄積を指定されている
デジタルデータの種類を表示すれば、使用者はボイスラ
ンプ130およびドキュメントランプ132を見れば、
現在、音声/画像メモリ146に蓄積させ得るデジタル
データの種類を容易にわかり、蓄積させたいデジタルデ
ータと異なるときには指定し直すことができる。
【0047】S109の実行後、S110が実行され、
現在、音声/画像メモリ146に蓄積されているデジタ
ルデータの種類の表示が行われる。この表示は、図10
に示す現在蓄積データ表示ルーチンに従って行われる。
まず、S201において音声/画像メモリ146にデジ
タルデータが蓄積されているか否かの判定が行われ、蓄
積されていなければS201の判定結果はNOとなって
S206が実行され、液晶ディスプレイ100に画像デ
ジタルデータおよび音声デジタルデータの蓄積件数がい
ずれも0であることが表示される。
【0048】また、デジタルデータが蓄積されていれば
S201の判定結果はYESとなってS202が実行さ
れ、蓄積されているデジタルデータが音声デジタルデー
タであるか否かの判定が行われる。デジタルデータが音
声/画像メモリ146に蓄積される際、音声デジタルデ
ータであるか画像デジタルデータであるかを表すために
付される属性データに基づいてS202判定が行われる
のであり、音声デジタルデータであればS202の判定
結果はYESとなり、S203が実行されてボイスラン
プ130が点滅させられて、現在、音声/画像メモリ1
46に音声デジタルデータが蓄積されていることが表示
される。蓄積されるデジタルデータの種類の指定により
ボイスランプ130が点滅させられるのである。
【0049】次いでS204が実行され、音声/画像メ
モリ146に画像デジタルデータが蓄積されているか否
かの判定が行われる。画像デジタルデータが蓄積されて
いればS204の判定結果はYESとなり、S205が
実行されてドキュメントランプ132が点滅させられ
る。そして、S206が実行され、蓄積されている音声
デジタルデータの件数および画像デジタルデータの件数
が図11に示すように液晶ディスプレイ100に表示さ
れる。蓄積されているデジタルデータの件数は属性デー
タの数によりわかる。
【0050】音声/画像メモリ146に音声デジタルデ
ータは蓄積されているが画像デジタルデータが蓄積され
ていない場合にはS204の判定結果はNOとなり、S
206において液晶ディスプレイ100に音声/画像メ
モリ146に蓄積されている画像デジタルデータの件数
が0であること、および音声デジタルデータの蓄積件数
が表示されてルーチンの実行は終了する。
【0051】音声/画像メモリ146に音声デジタルデ
ータが蓄積されていない場合にはS202の判定結果は
NOとなる。この場合には音声/画像メモリ146には
画像デジタルデータのみが蓄積されているのであり、S
205が実行されてドキュメントランプ132が点滅さ
せられる。次いでS206が実行され、蓄積されている
音声デジタルデータの件数が0であること、および画像
デジタルデータの蓄積件数が表示されてルーチンの実行
は終了する。
【0052】このように音声/画像メモリ146に現在
蓄積されているデジタルデータの種類および件数が表示
されることにより、使用者は蓄積されているデジタルデ
ータが音声か画像かを迷うことなく知って出力すること
ができ、蓄積されているデジタルデータの出力操作を能
率良く行うことができる。また、蓄積件数が多ければ音
声/画像メモリ146の容量が残り少ないことを知るこ
とができ、不要なデジタルデータの消去等の対策を講ず
ることができる。
【0053】蓄積を指定されたデジタルデータの種類お
よび現在蓄積されているデジタルデータの種類に応じた
ボイスランプ130およびドキュメントランプ132の
点灯,点滅および消灯の組合わせを図12に示す。
【0054】本ファクシミリ装置においては、蓄積デー
タ指定ルーチンにおいて指定された種類のデジタルデー
タの蓄積が可能であるか否かが、音声/画像メモリ14
6に既に蓄積されているデジタルデータの種類と異なる
か否かによって判定されるようになっており、蓄積を指
定されたデジタルデータの種類と音声/画像メモリ14
6に蓄積されたデジタルデータの種類とが一致するよう
にされているため、図12に示す8種類の状態を、ボイ
スランプ130およびドキュメントランプ132の2個
のランプを設け、蓄積指定と実際の蓄積とをランプの点
灯と点滅とによって区別することのみで表すことができ
る。例えば、指定前に音声/画像メモリ146に蓄積さ
れているデジタルデータの種類とは関係なく蓄積するデ
ジタルデータの種類を指定するようにすれば、ランプを
2個設けて点灯,点滅および消灯によって表示するのみ
では、指定前に蓄積されていたデジタルデータの種類と
指定されたデジタルデータの種類とが異なっていても、
2個のランプがいずれも点灯,点滅させられることとな
り、2種類のデジタルデータの蓄積指定が表示されるこ
ととなって、実際の蓄積指定と矛盾するのである。しか
し、本ファクシミリ装置においては指定と表示とが矛盾
することはなく、使用者はボイスランプ130およびド
キュメントランプ132の2個のランプを見れば、蓄積
を指定されたデジタルデータの種類および指定された種
類のデジタルデータの蓄積の有無を間違いなく知ること
ができる。
【0055】このように本実施例のファクシミリ装置に
よれば、音声/画像メモリ146に蓄積するデジタルデ
ータの種類を指定することができ、また、蓄積を指定さ
れたデジタルデータの種類や現在蓄積されているデジタ
ルデータの種類が表示されるため、例えば、留守中に大
量の画像デジタルデータを蓄積し得る等、種々の効果を
得ることができる。
【0056】また、本実施例において、音声/画像メモ
リ146に指定された種類とは異なる種類のデジタルデ
ータが既に蓄積されている場合には、指定が不可能とさ
れ、音声/画像メモリ146には前記3つの蓄積モード
のいずれかでデジタルデータが蓄積されるようになって
おり、画像デジタルデータの記録や音声デジタルデータ
の再生等の制御を容易に行うことができる。
【0057】以上の説明から明らかなように、本実施例
においては、音声/画像メモリ146がデジタルデータ
蓄積手段1を構成し、テンキー108,ファンクション
キー120,セットキー122,システム制御部142
のROMのS1,S4,S5,S8〜S10を記憶する
部分およびCPUのそれらステップを実行する部分が蓄
積モード指定手段2を構成しているのである。また、ボ
イスランプ130,ドキュメントランプ132,上記R
OMのS101〜S109を記憶する部分およびCPU
のそれらステップを実行する部分が指定蓄積モード表示
手段3を構成し、ボイスランプ130,ドキュメントラ
ンプ132,液晶ディスプレイ100,上記ROMのS
201〜S206を記憶する部分およびCPUのそれら
ステップを実行する部分が現在蓄積データ表示手段4を
構成している。さらに、液晶ディスプレイ100,上記
ROMのS2,S3,S6,S7を記憶する部分および
CPUのそれらステップを実行する部分が指定不可表示
手段5を構成している。
【0058】なお、上記実施例においては、音声/画像
メモリ146に蓄積されているデジタルデータの種類が
ボイスランプ130およびドキュメントランプ132の
点滅と液晶ディスプレイ110の表示との両方によって
表示されるようになっていたが、いずれか一方のみによ
って表示してもよい。
【0059】また、上記実施例においては、蓄積を指定
されたデジタルデータの種類の表示と現在蓄積されてい
るデジタルデータの種類とがいずれもボイスランプ13
0およびドキュメントランプ132によって表示される
ようになっていたが、それぞれ異なるランプによって表
示してもよい。
【0060】さらに、上記実施例においては、留守番電
話モードのときに、蓄積されるデジタルデータの種類の
指定に従ってデジタルデータが音声/画像メモリ146
に蓄積されるようになっていたが、留守番電話モードの
とき以外にも種類の指定に従ってデジタルデータが蓄積
されるようにしてもよく、また、その場合には蓄積を指
定されたデジタルデータの種類および現に蓄積されてい
るデジタルデータの種類を表示するようにしてもよい。
【0061】また、上記実施例において、蓄積モード指
定手段は、使用者によるキー操作と、そのキー操作に基
づくプログラムの処理とによって蓄積されるデジタルデ
ータの種類が指定されるようになっていたが、使用者に
よるキー操作を要さずに指定されるようにしてもよい。
例えば、別の電話機によって外部から送られる指示によ
り指定される場合や、音声/画像メモリの残り容量に基
づいて蓄積されるデジタルデータの種類を制限するな
ど、キー操作によらずにデジタルデータの種類を指定す
ることが可能であり、この場合にはプログラムの蓄積さ
れるデジタルデータの種類を指定する部分が蓄積モード
指定手段を構成することとなる。
【0062】さらに、指定された種類のデジタルデータ
が蓄積可能であるか否かは、上記実施例におけるように
指定された種類のデジタルデータとは異なる種類のデジ
タルデータが蓄積されているか否かによって判定するの
に限らず、例えば、自己診断装置によって音声/画像メ
モリの蓄積機能に異常があるか否かを判定するように
し、異常があると判定された場合に蓄積不能とする等、
別の基準に基づいて判定してもよい。
【0063】また、上記実施例においては、音声/画像
メモリ146に蓄積するデジタルデータの種類を指定し
たとき、指定した種類とは異なる種類のデジタルデータ
が既に音声/画像メモリ146に蓄積されている場合に
は指定不可能とされていたが、デジタルデータの種類の
指定以前に蓄積されているデジタルデータの種類とは関
係なく、蓄積するデジタルデータの種類を指定し得るよ
うにしてもよい。
【0064】この場合、蓄積を指定されたデジタルデー
タの種類および音声/画像メモリ146に現に蓄積され
ているデジタルデータの種類をランプによって表示する
のであれば、例えば、デジタルデータの種類毎にランプ
を2個ずつ設け、一方のランプを指定の有無の表示およ
び蓄積の有無の表示に使用し、他方のランプを指定前の
蓄積の有無の表示に使用することにより、使用者はラン
プを見ることによって指定されたデジタルデータの種類
および蓄積されているデジタルデータの種類を間違いな
く知ることができる。
【0065】また、音声デジタルデータと画像デジタル
データとについてそれぞれ1個ずつランプを設けるとと
もに、キー操作による切換えによって、1個のランプに
指定されたデジタルデータの種類と現在蓄積されている
デジタルデータの種類とを表示させるようにしてもよ
い。
【0066】さらに、上記実施例の現在蓄積データ表示
ルーチンのS201において、音声/画像メモリ146
にデジタルデータが蓄積されていない場合には、音声デ
ジタルデータおよび画像デジタルデータの蓄積件数がい
ずれも0であることが液晶ディスプレイ100に表示さ
れるようになっていたが、これは不可欠ではなく、この
場合には液晶ディスプレイ100に表示が行われないよ
うにしてもよい。
【0067】また、上記実施例においては音声/画像メ
モリ146に現在蓄積されているデジタルデータの種類
および件数が表示されるようになっていたが、蓄積され
ているデジタルデータの頭の部分,送信相手,受信日時
あるいは受信番号等、デジタルデータの内容を特定でき
るデータを液晶ディスプレイ100に表示したり、ある
いは記録紙に記録して出力したり、音声デジタルデータ
の場合には音声で表示してもよい。
【0068】さらに、音声/画像メモリ146に現在蓄
積されているデジタルデータの種類および件数を液晶デ
ィスプレイ100に表示するのに代えて、あるいはそれ
と共に、現在蓄積されているデジタルデータのうち、ま
だ一度も再生あるいは出力されていないデジタルデータ
の種類および件数が表示されるようにしてもよい。この
場合、現在蓄積されているデジタルデータの単に種類や
件数が表示されるようにしてもよく、現在蓄積されてい
るデジタルデータの種類や件数の表示と同様に内容を特
定し得る状態で表示してもよい。
【0069】このように現在蓄積されているデジタルデ
ータをその内容を特定し得るデータによって液晶ディス
プレイ100に表示する場合、全部のデジタルデータに
ついて液晶ディスプレイ100に同時に表示できないと
きには、画面をスクロールさせて表示させればよい。
【0070】さらに、上記実施例においてデジタルデー
タ蓄積手段1はシステム制御部142のRAMとされて
いたが、RAM以外にも、例えば磁気ディスク等、ファ
クシミリ装置に着脱可能な記憶媒体をデジタルデータ蓄
積手段1としてもよい。
【0071】さらにまた、請求項1および2の発明は、
音声データおよび画像データを電話回線により受信する
ファクシミリ装置に限らず、ファクシミリ通信網等を利
用してデータをデジタルで送受信するファクシミリ装置
や、送信機能は有さず、音声データおよび画像データの
受信・再生機能のみを有する装置等、音声データと画像
データとの両方を処理する機能を有する装置のデータ蓄
積装置に適用することができる。
【0072】また、請求項1および2の発明は、以上詳
記した種々の態様を組み合わせて実施することが可能で
ある。
【0073】その他、特許請求の範囲を逸脱することな
く、当業者の知識に基づいて種々の変形,改良を施した
態様で本発明を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の構成を概念的に示す図である。
【図2】請求項の構成を概念的に示す図である。
【図3】請求項の構成を概念的に示す図である。
【図4】請求項1および2の発明に共通の一実施例であ
るデータ蓄積装置を備えた留守番電話機付ファクシミリ
装置の斜視図である。
【図5】上記ファクシミリ装置を示す側面断面図であ
る。
【図6】上記ファクシミリ装置の操作盤を示す平面図で
ある。
【図7】上記ファクシミリ装置の制御装置を示すブロッ
ク図である。
【図8】上記制御装置のシステム制御のROMに記憶さ
れた蓄積データ指定ルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図9】上記ROMに記憶された蓄積指定データ表示ル
ーチンを示すフローチャートである。
【図10】上記ROMに記憶された現在蓄積データ表示
ルーチンを示すフローチャートである。
【図11】上記ファクシミリ装置の液晶ディスプレイに
よる音声デジタルデータおよび画像デジタルデータの蓄
積件数の表示を示す図である。
【図12】上記ファクシミリ装置において蓄積を指定さ
れたデジタルデータの種類および現在蓄積されているデ
ジタルデータの種類のランプによる表示の組合わせを示
す図である。
【符号の説明】
100 液晶ディスプレイ 108 テンキー 114 レコードキー 116 プレイキー 120 ファンクションキー 122 セットキー 146 音声/画像メモリ 130 ボイスランプ 132 ドキュメントランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 H04N 1/21 H04M 11/10 H04L 13/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声を表す音声デジタルデータと画像を
    表す画像デジタルデータとを蓄積可能なデジタルデータ
    蓄積手段と、 そのデジタルデータ蓄積手段に蓄積されるデジタルデー
    タの種類が、音声デジタルデータである第一蓄積モー
    ド、画像デジタルデータである第二蓄積モード、音声デ
    ジタルデータおよび画像デジタルデータである第三蓄積
    モードの3つの蓄積モードを備え、そのうちの少なくと
    も2つの蓄積モードの中から、択一的選択操作により一
    の蓄積モードを選択して指定可能な蓄積モード指定手段
    と、その蓄積モード指定手段により指定された前記一の蓄積
    モードを、音声デジタルデータの蓄積指示を表示する第
    一の表示手段および画像デジタルデータの蓄積指示を表
    示する第二の表示手段により表示する指定蓄積モード表
    示手段と、 前記デジタルデータ蓄積手段に現に蓄積されるべきデジ
    タルデータの種類とその蓄積の有無を前記第一および第
    二の表示手段を用いて表示する現在蓄積データ表示手段
    とを有する ことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記蓄積モード指定手段により前記第一
    蓄積モードまたは第二蓄積モードが指定された際、前記
    音声デジタルデータと画像デジタルデータとのうち指定
    された蓄積モードでは蓄積されるべきではない種類のデ
    ジタルデータが既に前記デジタルデータ蓄積手段に蓄積
    されている場合には、その蓄積モード指定手段による指
    定が不可能であることを表示する指定不可表示手段を有
    することを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ装
    置。
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