JP3024231B2 - 測光演算装置 - Google Patents

測光演算装置

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JP3024231B2
JP3024231B2 JP3040474A JP4047491A JP3024231B2 JP 3024231 B2 JP3024231 B2 JP 3024231B2 JP 3040474 A JP3040474 A JP 3040474A JP 4047491 A JP4047491 A JP 4047491A JP 3024231 B2 JP3024231 B2 JP 3024231B2
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宏之 岩崎
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラの最適露光値を
演算する測光演算装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、撮影画面内の測光値を得る方法と
して、図16に一点鎖線、二点鎖線、三点鎖線、点線で
示すように撮影画面内の枠を順次小さくし、それぞれの
枠内の測光値の平均を求め、測光値とすることが行われ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の装置は、測光画面を単純に小形サイズ化した縮
小測光枠での測光が行われるので、グループ化される測
光領域の形状が最初から決まっており、被写体の正確な
輝度分布を測光することができないという課題があっ
た。本装置は複数の被写体がある場合でも、確実に被写
体毎の輝度を測光できるようにしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため第1の発明は、被写界を複数の領域に分割して各
々の領域毎に測光出力を送出する測光手段と、その測光
手段の出力値を比較して測光領域が隣接していてかつ類
似輝度の領域を同一のグループして処理する測光領域グ
ループ化手段とを備えたものである。
【0005】第2の発明は、被写界を複数の領域に分割
して各々の領域毎に測光出力を送出する測光手段と、そ
の測光手段の出力値を比較して測光領域が隣接していて
かつ類似輝度の領域を同一のグループとして処理する測
光領域グループ化手段と、そのグループ化手段によって
グループ化されたグループの数を算出するグループ数算
出手段と、グループ内の平均輝度値を算出するグループ
輝度算出手段と、グループ毎の領域における重心を求め
る重心算出手段と、求められた重心の位置における測光
値から最適露出値を演算する露出演算手段を備えたもの
である。
【0006】
【作用】被写界のうち輝度が類似し近接する部分は一ま
とまりのブロックに分けられ、そのブロック毎の測光が
行われるようになる。このためそのブロック毎に測光値
がわかり、重心が高くかつ明るいものは空であると判断
すれば、明るい方に引きずられた測光が行われることが
ない。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すブロック図で
あり、対物レンズ1を介して取り込まれた光はメインミ
ラー2、スクリーン3、ペンタプリズム4を介して受光
素子5で検出される。受光素子5で検出された情報は測
光回路6、グループ数算出手段8、グループ輝度算出手
段9、重心位置算出手段10に供給され、それぞれ所定
の処理が行われ、露出演算手段11に供給され最適露光
量が演算され、露出制御手段12を介してシャッタ13
および絞り14を制御する。
【0008】この装置は図2(a)に示すような被写体を
撮影するとき、図2(b)に示すように複数のマトリクス
で構成された受光素子5の面に像を結ばせ、一まとまり
の部分は一つのグループとして取り扱い、そのグループ
毎の輝度を測定し、露光量を判断するものである。この
場合、記号20はグループ1、記号21はグループ2、
記号22はグループ3として扱われ、グループ1は明る
くかつ高い位置にあるので空であると判断し、通常は露
光対象から除外する。そして下の方にありかつ暗いもの
は人物である。通常は画面の下にあるものを撮影するこ
とが多いので、このように下側の対象物に合わせて露光
量を決めれば良い。
【0009】図1の回路はこのような処理を行うための
回路であり、測光回路6は受光した光の絶対値輝度(BV
値)を測定する回路、グループ化手段7は図2(b)に示
す複数の受光セルのうち隣接するセルで輝度の類似した
部分を一つのグループにまとめる手段、グループ数算出
手段8はグループ化された数を計数する手段、グループ
輝度算出手段9はそれぞれのグループの輝度を測定する
手段、重心位置算出手段10はそれぞれのグループの重
心位置を求める手段である。
【0010】以下、この装置の動作をフローチャートに
よって説明するが、それぞれのフローチャートに多数の
変数が登場するので、以下にその変数の定義をする。 (イ)x,y・・・受光素子の番地を示す変数であり図2
(b)ではxは0から19までの値を、yは0から13ま
での値を取る。 (ロ)BV(x,y)・・・受光素子の出力した輝度値 (ハ)B(x,y)・・・・BVを四捨五入して整数化した値 (ニ)N(x,y)・・・・受光素子の所属するグループ番号 (ホ)n・・・・・・グループ更新サブルーチンでインクリ
メントされたグループの個数を表す値 (ヘ)gn・・・・・nから無効となったグループ数を引い
たもの(有効なグルー プの総数) (ト)Bmin・・・・B(x,y)の最小値 (チ)Bmax・・・・B(x,y)の最大値 (リ)FLG(n)・・・フラグであり、n番目のグループが有効
なら「1」、無効なら「0」をとる (ヌ)K(n)・・・・グループ番号nのグループに所属する素
子の数 (ル)KN・・・・・グループ番号補正サブルーチンに渡さ
れる変数で無効の方のグループ番号 (ヲ)RN・・・・・グループ番号補正サブルーチンに渡さ
れる変数で有効の方のグループ番号 (ワ)Sx(i) ・・・グループ番号iのグループにおけるグル
ープの重心座標(x) (カ)Sy(i) ・・・グループ番号iのグループにおけるグル
ープの重心座標(y) (ヨ)BVG(i)・・・グループ番号iのグループにおける平均
輝度値(グループiに所するBV(x,y)の平均値)
【0011】図3はこの装置のメインルーチンの動作を
示すフローチャートであり、ステップ80でn=0に設定
する処理が行われ、ステップ100のB(x,y)代入サブル
ーチン、ステップ150のグループ化サブルーチン、ス
テップ200のグループ数gn算出サブルーチン、ステッ
プ250のグループ毎の重心(Sx,Sy)算出、ステップ3
00のグループ毎の輝度算出、ステップ350の露出演
算のかくサブルーチンの処理が順次行われ、その後ステ
ップ81の露出制御が行われる。各サブルーチンの詳細
は後述する。
【0012】図4は図3のステップ100に示すB(x,y)
代入サブルーチンを説明するためのフローチャートであ
り、この処理は受光素子の出力した輝度値BV(x,y)を四
捨五入して整数化した整数化輝度値B(x,y)を求め、その
最大値と最小値を求めるものである。この処理はステッ
プ101でx=1,y=1に設定し、ステップ102におい
て、整数化輝度値をB(x,y)=Int{BV(x,y)+0.5}の演算
を行って求める。ステップ102の処理はx,y座標にお
ける受光素子の輝度出力値BV(x,y)を四捨五入した上、
整数化している。次にステップ103でxがこの実施例
のx座標の最大値である19に達したと判断されるま
で、ステップ104でxの値をインクリメントしながら
ステップ102においてその都度、整数化輝度値B(x,y)
を求める。
【0013】x方向の整数化輝度値が全て求まると、ス
テップ105の判断が行われるが、この時点ではまだy=
1であるから、ステップ106においてy方向の座標が一
つインクリメントされ、再びステップ102から104
の処理を行い、そのy座標におけるx座標の整数化輝度値
を求める。この処理を繰り返すとやがてステップ105
においてy>13と判断されるので、ステップ107におい
て、今まで求めた整数化輝度値B(x,y)の最大値であるB
max,Bminを求め、図3のステップ100におけるB(x,y)
代入のサブルーチンを終了する。
【0014】図5は図3におけるステップ150のグル
ープ化を実現するためのサブルーチンである。先ず、ス
テップ151において、判断の基準となる判定輝度値B
を図4のステップ107で求めたBminに設定し、ステッ
プ152でx=1,y=1に設定する。そしてステップ153
において、この座標における受光素子の出力する輝度値
B(x.y)がステップ151で設定した判定基準値Bと等し
いか否かを判定する。この時点での判定基準値は先に測
定した受光素子の出力する最低の輝度値に設定されてい
るのでこの段階では一致する確率は低いが、理解の容易
なように一致していると仮定して説明を進める。
【0015】ステップ153においてB(x,y)がB、ここ
ではステップ151で設定したBminと等しい場合は、ス
テップ154でy=1であるか否かが判断され、この時点
ではy=1であるからステップ155でx=1であるか否かが
判断されるが、x=1であるから、この場合はステップ1
56のグループ更新のサブルーチン処理が行われる(こ
の処理の詳細については後述するが、x=1の場合すなわ
ち画面の左下端だけこの処理が行われる)。そしてステ
ップ157においてx>19ではないと判断されるので、ス
テップ158においてx座標がインクリメントされたう
え、フローはステップ153に戻る。
【0016】ここでステップ153においてB(x,y)=B、
すなわちBminであると判断されたとして説明する。この
場合にはステップ154においてy=1であると判断され
るが、x座標はステップ158でインクリメントされて
いるため、ステップ155ではx=1ではないと判断さ
れ、ステップ159のグループ判別1の処理が行われる
(この処理の詳細については後述するが、画面の下端だ
けこの処理が行われるようになっている)。
【0017】この後、前述と同様にステップ157、1
58によりx座標のインクリメント処理が行われた後、
フローはステップ153に戻り、前述と同様な処理が行
われるので、やがてステップ157においてx>19と判断
される。しかし、ステップ165においてy>13ではない
と判断されるのでステップ166においてx=1,y=y+1の
処理が行われ、フローはステップ153に戻る。
【0018】この段階ではステップ154においてy=1
と判断され、ステップ167でx=1と判断されるのでス
テップ168のグループ判別2の処理が行われる(この
処理は後述するが、画面の左下端を除く左端の処理であ
る)。その後は前述と同様に、ステップ157でx>19の
判定が行われるまでステップ158でx座標増加の処理
が行われるので、今度はステップ167がx=1ではない
と判断し、ステップ169のグループ判別3の処理が行
われる(この処理は後述するが画面の左端、下端を除く
領域の処理である)。
【0019】その後、ステップ158によるx座標の増
加、ステップ166によるy座標の増加を繰り返しなが
ら、ステップ168のグループ判別2および、ステップ
169のグループ判別3の処理が行われ、yが13を越
えた時点でステップ175のB=Bmaxであるか否かの判断
が行われるが、輝度Bはステップ151でB=Bminに設定
されているためステップ176で輝度を1段階増加させ
る処理が行われ、フローはステップ152に戻り、前述
までの処理が同様に行われる。そして全ての輝度につい
て前述の処理が終了するとグループ化の処理を終了す
る。
【0020】図6は図5のステップ156に示したグル
ープ更新の処理の詳細内容を示しており、ステップ15
6aでグループの個数nをインクリメントすると共に、
グループ番号nが有効である旨を表示するため、フラグ
FLG(n)=1に設定する。フラグFLG(n)はグループ番号n
が有効であるか否かを表す変数であり、1の場合は有効
であり、0の場合は無効である。変数FLGが必用である
理由は図5によるグループ化サブルーチンでX,Yをスキ
ャンしていくうちに2つのグループが合体する場合の対
策である。この具体例については図9のグループ判別3
サブルーチンおよび、図10のグループ番号補正サブル
ーチンにおいて説明する。
【0021】ステップ156bではx,y番地の画素がど
のグループに属するかを表す変数N(x,y)にグループ番
号nを代入する処理と、グループnの要素数すなわちグ
ループ番号nのグループに所属する素子の数を代入する
処理K(n)が行われる。ここではグループができたばかり
であるから、要素数は1であり、K(n)=1に設定され
る。これでグループ更新の処理を終わる。
【0022】図7は図5のステップ159に示したグル
ープ判別1の処理の詳細内容を示しており、ステップ1
59aで輝度値BVを四捨五入して正数化した輝度値B(x,
y)がある画素の1つ左の画素の輝度B{(x-1),y}と同じか
否かを判定する。そうであった場合はステップ159b
で、受光素子の所属するグループ番号N(x,y)にその1つ
左の画素のグループ番号N{(x-1),y}を代入し、グループ
番号nのグループに所属する素子の数K{N(x,y)}をインク
リメントする。そうでない場合はステップ156に示す
グループ更新の処理(図6に示す処理)を行う。
【0023】図8は図5のステップ168に示したグル
ープ判別2の処理の詳細内容を示しており、ステップ1
68aで輝度値BVを四捨五入して正数化した輝度値B(x,
y)がある画素の1つ下の画素の輝度B{x,(y-1)}と同じか
否かを判定する。そうであった場合はステップ168b
で、受光素子の所属するグループ番号N(x,y)にその1つ
下の画素のグループ番号N{x,(y-1)}を代入し、グループ
番号nのグループに所属する素子の数K{N(x,y)}をインク
リメントする。そうでない場合はステップ156に示す
グループ更新の処理(図6に示す処理)を行う。
【0024】図9は図5のステップ169に示したグル
ープ判別3の処理の詳細内容を示している。ステップ1
69aで輝度値BVを四捨五入して正数化した輝度値B(x,
y)がある画素の1つ左の画素の輝度B{(x-1),y}と同じか
否かを判定する。そうでなかった場合はステップ169
bの処理を行い、そうであった場合はステップ169d
の処理を行う。
【0025】ステップ169bは、ある画素の1つ下の
画素の輝度B{x,(y-1)}と同じか否かを判定する。そうで
なかった場合はステップ156に示すグループ更新の処
理(図6に示す処理)を行い、そうであった場合はステ
ップ169cで、受光素子の所属するグループ番号N(x,
y)に、その1つ下の画素のグループ番号N{x,(y-1)}を代
入し、グループ番号nのグループに所属する素子の数K{N
(x,y)}をインクリメントする。
【0026】ステップ169dは、ある画素の1つ下の
画素の輝度B{x,(y-1)}と同じか否かを判定する。そうで
なかった場合はステップ169qで、受光素子の所属す
るグループ番号N(x,y)に、その1つ左の画素のグループ
番号N{(x-1),y}を代入し、グループ番号nのグループに
所属する素子の数K{N(x,y)}をインクリメントする。そ
うであった場合はステップ169eの処理を行う。
【0027】ステップ169eは、(x-1,y)番地のグル
ープ番号と、(x,y-1)番地のグループ番号が同一である
か否かを判定する。そうであった場合は前述のステップ
169qの処理を行い、そうでなかった場合はステップ
169fの処理を行う。
【0028】ステップ169fは、(x-1,y)番地のグル
ープ番号と、(x,y-1)番地のグループ番号がどちらが大
きいかを判定する。この場合、(x-1,y)番地と(x,y-1)番
地は同一グループに合体するので番号の小さい方にグル
ープ番号を統一する。
【0029】これは次の理由による。例えば図10に示
すような被写体があった場合でもグループ化サブルーチ
ンはx=1,y=1からx軸方向にスキャンしてグループ化して
いくことになる。そのため、x=5,y=5に達したときに輝
度の異なる被写体としてグループ数をインクリメントす
る。そしてy=5,x=9に達したとき再び輝度の異なる被写
体に遭遇し、またグループ数をインクリメントする。し
かし、y=5,x=5の被写体と、y=5,x=9の被写体は同一のも
のである(上側でつながっている)。しかし、それはy=
9,x=9になって初めてわかるので、それまでは違う被写
体としてカウントされている。このため、y=9,x=9に達
したときにグループが合体し、グループ番号等を補正し
ている。
【0030】 ステップ169fにおいてN{(x-1),y}の
ほうがN{x,(y-1)}より小さい場合はステップ169gに
おいてNを代入し、Kをインクリメントする。そしてス
テップ169hにおいて(x,y-1)番地のグループ有効フ
ラグFLG(x,y-1)に0を代入し、ステップ169iで後述
するグループ番号補正サブルーチンに渡される変数で無
効の方のグループ番号KNに合体して消える方のグループ
番号を代入し、グループ番号補正サブルーチンに渡され
る変数で、有効の方のグループ番号RNに合体後にグルー
プ番号を代入する。そして、ステップ169nに示すグ
ループ番号補正サブルーチンを実行する。
【0031】ステップ169fにおいてN{(x-1),y}のほ
うがN{x,(y-1)}より大きい場合はステップ169jから
169mの処理が行われた後、ステップ169nのグル
ープ番号補正サブルーチンが実行されるが、これらの処
理はステップ169gから169iの処理とx,yの変数
が異なるだけであり、処理内容は同一であるから説明を
省略する。
【0032】図11は図9のステップ169nに示すの
グループ番号補正サブルーチンの詳細内容である。ステ
ップ169n1はグループの要素数K(n)を、合体するグ
ループどうしで足し合わせて求める(ここでは足し合わ
されて残る数RNを変数nとしているためK(RN)と表現して
いる)。なくなる方のグループの要素は念のため0にク
リヤしている。
【0033】ステップ169n2はこのサブルーチン内
でのみ使用する座標Kx,Kyを初期値1にセットする処理
であり、その後ステップ169n3に示すように(Kx,K
y)番地の画素がKN(合体して消える方のグループ番号)
であるか否かを判定する。そうであった場合にはステッ
プ169n4でグループ番号をRN(合体して残る方のグ
ループ番号)に書き換える。そうでなかった場合にはス
テップ169n4の処理をスキップする。
【0034】ステップ169n5はKyがyになったかど
うかを判定し、そうでない場合にはステップ169n6
の処理を行い、そうであった場合にはステップ169n
9に示す処理を行う。
【0035】ステップ169n6ではKxが19、すなわ
ち画面の一番右端まで行ったか否かを判定する。x=19の
場合はステップ169n8でKyをインクリメントしたう
え、Kx=1に設定し、そうでない場合にはステップ169
n7でKxをインクリメントする。
【0036】ステップ169n9はKxが Xまで進んだか
否かを判定し、そうでなかった場合はステップ169n
10でKxをインクリメントしてステップ169n3に戻
り、そうであった場合にはこのサブルーチンを終了す
る。
【0037】図12は図3におけるステップ200にお
いて有効なグループ数をgnを算出する詳細を示すサブル
ーチンであり、グループ数を表す変数としてはnがある
が、グループが途中で合体して1つになった場合には、
変数nだけでは正確なグループ数がわからないので、別
に変数gnを設けている。図12においてステップ201
はグループ番号iを1に設定し、有効なグループ数gnを
0に設定する処理である。
【0038】ステップ202はFLG(i)=1であるか否か、
すなわちグループ番号iが有効であるかどうかを判定
し、有効である場合にはステップ203でgnをインクリ
メントし、有効でない場合にはステップ203をスキッ
プする。ステップ204はi=nすなわち、グループ番号
iが最後まで行ったか否かを判定し、そうでない場合に
はステップ205においてiをインクリメントしてステ
ップ202に戻り、そうであった場合にはこのサブルー
チンを終了する。
【0039】図13は図3のステップ250に示すグル
ープ毎の重心位置Sx(i),Sy(i)を求めるサブルーチンの
詳細内容である。先ずステップ251においてi=1にセ
ットし、ステップ252でFLG(i)が1、すなわちグルー
プ番号iが有効であるか否かを判定し、有効であったら
ステップ253に示すようにx=1,y=1,xadd=0,yadd=0に
設定し、ステップ254の処理を行う。
【0040】ステップ254は(x,y)番地の画素のグル
ープ番号がiであるか否かを判定し、そうであった場合
にはステップ255の処理を行い、そうでなかった場合
はステップ256へスキップする。ステップ255はx
add,yaddにx,yを加算する処理である。そしてステップ
256においてx=19であるときはステップ258のy=13
になったか否かの判定を行い、そうでないときはステッ
プ257でxをインクリメントしてステップ254に戻
る。
【0041】ステップ258でy=13でなければステップ
259においてx=1に設定し、yをインクリメントしてス
テップ254に戻り、そうであればステップ260に示
すように、i番目のグループの重心位置座標Sx(i),S
y(i)を求め、ステップ261におけるi=nであるか否か
の判断を行う。
【0042】ステップ261においてi=nでなかったと
きはステップ262においてiをインクリメントしてス
テップ252に戻り、i=nであればこのサブルーチンの
処理を終了する。
【0043】図14は図3のステップ300に示すグル
ープ毎の輝度BVG(i)を求めるサブルーチンの詳細内容で
ある。先ずステップ301においてi=1にセットし、ス
テップ302でFLG(i)が1、すなわちグループ番号iが
有効であるか否かを判定し、有効であったらステップ3
03に示すようにx=1,y=1,BVadd=0に設定し、ステップ
304の処理を行う。
【0044】ステップ304は(x,y)番地の画素のグル
ープ番号がiであるか否かを判定し、そうであった場合
にはステップ305の処理を行い、そうでなかった場合
はステップ306へスキップする。ステップ305はBV
addにBV(x,y)を加算する処理である。そしてステップ3
06においてx=19であるときはステップ308のy=13に
なったか否かの判定を行い、そうでないときはステップ
307でxをインクリメントしてステップ304に戻
る。
【0045】ステップ308でy=13でなければステップ
309においてx=1に設定し、yをインクリメントしてス
テップ304に戻り、そうであればステップ310に示
すように、i番目のグループの重心位置座標Sx(i),S
y(i)を求め、ステップ311におけるi=nであるか否か
の判断を行う。
【0046】ステップ311においてi=nでなかったと
きはステップ312においてiをインクリメントしてス
テップ302に戻り、i=nであればこのサブルーチンの
処理を終了する。
【0047】図15は図3の露出演算サブルーチン35
0の詳細内容である。先ずステップ351において有効
グループ数gnが1であればステップ352で露出値BVa
としてBVG(1)を与える。有効グループ数gnが1でなけれ
ばステップ353においてiをセットし、j,BVaddをリセ
ットし、ステップ354の処理を行う。なお、iはグル
ープの数(ループの数)、jは露出演算に寄与したグル
ープ数である。
【0048】ステップ354ではFLG(i)=1すなわちi番
目のグループが有効であるかを判定し、有効であった場
合はステップ355の処理を行い、有効でない場合はス
テップ358へスキップする。ステップ355はSy(i)
が{Sy(1)・・・・Sy(n)} の最大値であるか、すなわち
Sy(i)の重心位置が画面にたいして一番上側にあるか否
かを判定する。
【0049】一番上であったら更にBVG(i)が{BVG(i)・
・・・BVG(n)}の最大値であるか否かを判定し、そうで
あった場合にはそのままステップ358の処理を行い、
そうでない場合はステップ357の処理を行う。ステッ
プ357ではj をインクリメントすると共にBVaddにBVG
(i) を加えたものを新たなBVaddとする。
【0050】ステップ358ではiがnになったか否か
を判定し、そうでない場合にはステップ359でiをイ
ンクリメントしてステップ354に戻る。そうであった
らステップ360で露出値であるBVaを求める。この場
合、ステップ355および356でわかるようにグルー
プの重心位置が一番上で、且つ最大輝度を与えるグルー
プは空等の背景であるとみなして露出値の演算から除外
している。
【0051】この結果、図2(a)のような被写体を測光
したとき図2(b)に示すように背景であるグループ1、
被写体であるグループ2、3の3つのグループに分か
れ、背景が除外され、被写体のみについて測光演算が行
われる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明は撮影対象の
最適露出値を演算する測光演算装置において、被写界を
複数の領域に分割し各々の領域毎に測光し、その測光出
力値を比較して測光領域が隣接していてかつ類似輝度の
領域を同一のグループして処理するようにしたので、従
来のようにグループ化される測光領域の形状が最初から
決まっているものと異なり、被写体の形状如何に関わら
ず正確な輝度分布を測光することができるという効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の一例を示すブロック図
【図2】被写体の例と画面上の輝度分布を示す図
【図3】図1の装置の動作を示すゼネラルフローチャー
【図4】図3のステップ100に示すB(x,y)代入(輝度
値BVを四捨五入して整数化した値)の詳細を示すサブル
ーチンのフローチャート
【図5】図3のステップ150に示すグループ化の詳細
を示すサブルーチンのフローチャート
【図6】図5のステップ156に示すグループ更新の詳
細を示すサブルーチンのフローチャート
【図7】図5のステップ159に示すグループ判別1の
詳細を示すサブルーチンのフローチャート
【図8】図5のステップ168に示すグループ判別2の
詳細を示すサブルーチンのフローチャート
【図9】図5のステップ169に示すグループ判別3の
詳細を示すサブルーチンのフローチャート
【図10】グループ番号補正を行う理由を説明するため
の図
【図11】図5のステップ169nに示すグループ番号
補正の詳細を示すサブルーチンのフローチャート
【図12】図3のステップ200に示すグループ数gn算
出の詳細を示すサブルーチンのフローチャート
【図13】図3のステップ250に示すグループ毎の重
心Sx,Sy算出の詳細を示すサブルーチンのフローチャー
【図14】図3のステップ300に示すグループ毎の輝
度算出の詳細を示すサブルーチンのフローチャート
【図15】図3のステップ350に示す露出演算の詳細
を示すサブルーチンのフローチャート
【図16】従来の課題を説明するための図
【符号の説明】
1 対物レンズ 2 メインミラー 3 スクリーン 4 ペンタプリズム 5 受光素子 6 測光回路6 8 グループ数算出手段 9 グループ輝度算出手段 10 重心位置算出手段 11 露出演算手段 12 露出制御手段 13 シャッタ 14 絞り

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影対象の最適露出値を演算する測光演
    算装置において、被写界を複数の領域に分割し各々の領
    域毎に測光出力を送出する測光手段と、その測光手段の
    出力値を比較して測光領域が隣接していてかつ類似輝度
    の領域を同一のグループとして処理する測光領域グルー
    プ化手段とを備えたことを特徴とする測光演算装置。
  2. 【請求項2】 撮影対象の最適露出値を演算する測光演
    算装置において、被写界を複数の領域に分割し各々の領
    域毎に測光出力を送出する測光手段と、その測光手段の
    出力値を比較して測光領域が隣接していてかつ類似輝度
    の領域を同一のグループとして処理する測光領域グルー
    プ化手段と、そのグループ化手段によってグループ化さ
    れたグループの数を算出するグループ数算出手段と、グ
    ループ内の平均輝度値を算出するグループ輝度算出手段
    と、グループ毎の領域における重心を求める重心算出手
    段と、求められた重心の位置における測光値から最適露
    出値を演算する露出演算手段を備えたこと特徴とする測
    光演算装置。
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