JP3023207B2 - ラチェット装置およびテーピング電子部品送り装置 - Google Patents

ラチェット装置およびテーピング電子部品送り装置

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JP3023207B2
JP3023207B2 JP3135626A JP13562691A JP3023207B2 JP 3023207 B2 JP3023207 B2 JP 3023207B2 JP 3135626 A JP3135626 A JP 3135626A JP 13562691 A JP13562691 A JP 13562691A JP 3023207 B2 JP3023207 B2 JP 3023207B2
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護 津田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラチェットホイールが
間欠回転するラチェット装置と、そのラチェット装置を
備えたテーピング電子部品送り装置とに関するものであ
り、特に、ラチェットホイールの回転角度の精度の向上
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のラチェット装置は、一般に、次
のように構成される。(a)装置本体と、(b)その装
置本体により回転可能に支持されたラチェットホイール
と、(c)そのラチェットホイールの歯と係合可能な爪
部を有するラチェット爪と、(d)装置本体により移動
可能に支持され、ラチェット爪を爪部がラチェットホイ
ールの歯に係合,離脱する方向に移動可能に保持する爪
保持部材と、(e)ラチェット爪をそれの爪部がラチェ
ットホイールの歯に係合する向きに付勢する付勢手段
と、(f)爪保持部材を前進端と後退端との間で往復移
動させる駆動手段とを含むように構成されるのである。
このようなラチェット装置においては、爪保持部材の後
退端から前進端への移動時にラチェット爪の爪部がラチ
ェットホイールの歯を少なくとも1個乗り越え、爪保持
部材の前進端から後退端への移動時に爪部が最後に乗り
越えた歯に係合してラチェットホイールを乗り越えた歯
の数に対応する角度だけ回転させる。ラチェット爪の爪
部が乗り越える歯の数は爪保持部材の移動距離によって
決まり、爪保持部材の移動距離は爪部が所定の回転角度
に対応する数の歯を乗り越える大きさに設定される。こ
のようなラチェット装置は、一軸線まわりに回転する回
転体や直線状に移動する移動体等の移動部材を所定角度
あるいは所定距離ずつ移動させる際に使用することがで
きる。例えば、電子部品がキャリヤテープの凹部に収容
されるとともにカバーフィルムにより塞がれたテーピン
グ電子部品を一定ピッチずつ送る場合、キャリヤテープ
に送り穴を設け、その送り穴にスプロケットの歯を係合
させ、スプロケットを一定角度ずつ回転させることによ
りテーピング電子部品を送るのであるが、この際、スプ
ロケットをラチェット装置により回転させるのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ラチェット装置においては、爪保持部材が前進端から後
退端へ移動してラチェットホイールを回転させる際、ラ
チェットホイールがそれ自身あるいはそれに接続された
移動部材等の慣性によって過剰に回転し、移動部材が予
定より多く移動させられてしまうことがあった。本発明
は、ラチェットホイールを精度良く回転させることがで
きるラチェット装置およびそのラチェット装置を備えた
テーピング電子部品送り装置を提供することを課題とし
て為されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のラチェット装置
は、上記の課題を解決するために、前記(a)装置本
体,(b)ラチェットホイール,(c)ラチェット爪,
(d)爪保持部材,(e)付勢手段および(f)駆動手
段を含むラチェット装置において、爪保持部材が前記後
退端へ移動した状態においてラチェット爪に接触し、そ
のラチェット爪の爪部がラチェットホイールの歯から離
脱することを阻止するストッパを装置本体に対して移動
不能に設けるとともに、爪部の形状を、ラチェット爪が
そのストッパに接触した状態においてラチェットホイー
ルの互に反対向きの歯面に係合してラチェットホイール
の正逆両方向の回転を阻止する形状としたことを特徴と
する。また、本発明のテーピング電子部品送り装置は、
上記構成のラチェット装置によりスプロケットを回転さ
せ、テーピング電子部品を正確に送り得るようにしたこ
とを特徴とする。
【0005】
【作用】上記のように構成されたラチェット装置におい
ては、爪保持部材が前進端から後退端に向かって移動す
るにつれてラチェット爪がラチェットホイールの歯と噛
み合い、ラチェットホイールを回転させる。そして、爪
保持部材が後退端に達したときラチェット爪がストッパ
に接触し、爪部がラチェットホイールから離脱する方向
の移動を阻止される。この状態において爪部がラチェッ
トホイールの互に反対向きの歯面に係合し、ラチェット
ホイールのラチェット爪に対する正逆両方向の回転を阻
止するため、ラチェットホイールはラチェット爪がスト
ッパに接触した位置において完全に停止することとな
る。爪保持部材およびラチェット爪が停止した後もラチ
ェットホイールは慣性によって回転し続けようとする
が、その回転が、爪部と歯面との係合およびラチェット
爪とストッパとの接触によって阻止されるのであり、こ
の位置は爪保持部材が後退端に移動した位置、すなわち
ラチェットホイールが乗り越えた歯の数に対応する角度
だけ回転した位置であり、ラチェットホイールはオーバ
ランすることなく精度良く上記角度だけ回転させられる
こととなる。しかも、ストッパは装置本体に対して移動
不能に設けられるため、ストッパが破壊されない限り、
ラチェットホイールがオーバランすることはない。
【0006】
【発明の効果】このように本発明のラチェット装置にお
いてはラチェットホイールを精度良く間欠回転させるこ
とができる。したがって、ラチェット装置を利用してテ
ーピング電子部品等の移動部材を移動させる場合、移動
部材を所定距離あるいは所定角度ずつ精度良く動かすこ
とができる。しかも、装置本体にストッパを設けるとと
もに、ラチェット爪の爪部の形状を特定の要件を満足す
る形状とすればよいため、上記効果を安価に上げること
ができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明のラチェット装置をテーピング
電子部品の送り装置に用いた場合の一実施例を図面に基
づいて詳細に説明する。
【0008】図1において10は送り装置の本体であ
る。この本体10は幅の狭いブロック状を成し、その上
面をテーピング電子部品12が送られる。テーピング電
子部品12は、図4に示すように上向きに開口する電子
部品収容凹部14と送り穴16とが長手方向に沿ってそ
れぞれ2mmピッチと4mmピッチとで形成されたキャリヤ
テープ18と、そのキャリヤテープ18の上面に貼り付
けられた薄くて透明なカバーフィルム20とによって、
リード線を有しないチップ状の電子部品22がテーピン
グされたものであり、図示しないリールに巻き付けられ
ている。
【0009】本体10には概してコの字形断面のカバー
24が軸26のまわりに回動可能に被せられている。カ
バー24は、図3に示すように幅方向の中央部が下方に
凸に突出させられるとともに、その凸部の下面に押さえ
板28,29が固定されており、テーピング電子部品1
2は本体10と押さえ板28,29との間を送られる。
これら押さえ板28と29との間には、図2に示すよう
にテーピング電子部品12の送り方向と直交する方向に
延びる開口30が設けられ、キャリヤテープ18から剥
がされたカバーフィルム20はこの開口30を通って図
示しないリールにより巻き取られる。また、カバー24
および押さえ板29のキャリヤテープ18に形成された
送り穴16に対応する部分にはそれぞれ、長穴32,3
4が形成されており、さらに、カバー24の先端側には
矩形の開口36が形成され、電子部品22が吸着管によ
り取り出されるようになっている。
【0010】本体10には、スプロケット40が軸42
によりテーピング電子部品12の移動方向と直交する水
平軸線まわりに回転可能に取り付けられている。スプロ
ケット40の歯43は、図5に示すようにキャリヤテー
プ18に形成された送り穴16に係合し、スプロケット
40の反時計方向の回転によりテーピング電子部品12
が長手方向に送られる。スプロケット40には、スプロ
ケット40より小径のラチェットホイール44が同心に
かつ相対回転不能に取り付けられている。送り装置の本
体10がラチェット装置の本体を兼ねているのであり、
ラチェットホイール44の歯46の数は、ラチェットホ
イール44が1個の歯46に対応する角度だけ回転する
とき、スプロケット40がテーピング電子部品12を2
mm送る数に設定されている。
【0011】本体10にはまた、爪保持部材としての爪
保持レバー48が軸50によりスプロケット40の回転
軸線と平行な軸線まわりに回動可能に取り付けられると
ともに、軸50にはストッパレバー52が回動可能に取
り付けられている。このストッパレバー52の先端に
は、ラチェットホイール44の歯46と噛み合う爪部5
4が形成されている。また、爪保持レバー48の下端部
には、ラチェット爪60が軸62により軸50の軸線と
平行な軸線まわりに回動可能に連結されている。ラチェ
ット爪60の先端にはラチェットホイール44の歯46
と係合可能な爪部64が形成されており、これらラチェ
ット爪60とストッパレバー52とは、付勢手段として
のスプリング66によりそれぞれ爪部54,64が歯4
6に係合する向きに付勢されている。
【0012】爪保持レバー48のラチェット爪60が取
り付けられた側とは反対側の端部には、駆動板70の前
端部(ラチェットホイール44に近い側の端部)が軸7
2により軸50の軸線と平行な軸線まわりに回動可能に
連結されている。駆動板70の後端部(ラチェットホイ
ール44から遠い側の端部)には、駆動バー74の下端
部が軸76により軸50の軸線と平行な軸線まわりに回
動可能に連結されている。駆動バー74は本体10に軸
78により回動可能に支持されており、図示しないカム
によって図1において反時計方向に一定角度回動させら
れる。また、駆動板70の後端部と本体10との間には
スプリング80が張り渡され、駆動板70を前側(ラチ
ェットホイール44側)に付勢している。駆動板70に
はその長手方向に延びる長穴82が形成され、本体10
に水平に立設されたピン84が摺動可能に嵌合されてお
り、スプリング80の付勢は長穴82の後端面がピン8
4に当接することにより規定される。86は本体10に
形成されて軸76との干渉を避ける長穴であり、87
は、駆動板70の移動時にカバー24の回動軸26との
干渉を避けるための長穴である。
【0013】駆動バー74がカムによって反時計方向に
回動させられるとき、駆動板70が後退させられるとと
もに爪保持レバー48が時計方向に回動し、ラチェット
爪60が前進して爪部64がラチェットホイール44の
歯46を乗り越える。また、駆動バー74がカムとの係
合から外れれば駆動板70がスプリング80の付勢力に
よって前進させられ、爪保持レバー48が反時計方向に
回動させられ、ラチェット爪60が後退してラチェット
ホイール44が回転させられる。本実施例においては、
駆動板70,駆動バー74,スプリング80等が駆動手
段を構成しているのであり、爪保持レバー48の後退端
は、駆動板70に形成された長穴82の後方側の端面が
ピン84に当接することにより規定され、前進端は、ラ
チェット爪60がラチェットホイール44の歯46を1
個乗り越えて隣接する歯46に係合する位置に設定され
ている。駆動バー74は、軸78の他、軸78より駆動
バー74の上端部側の2箇所において別の軸88,89
により本体10に回動可能に取り付けることができるよ
うにされている。いずれの軸を使用するかによって駆動
バー74の下端部の移動量、すなわち爪保持レバー48
の前進量が異なるのであるが、本実施例においては移動
量が最も少ない軸78が選択され、ラチェット爪60が
ラチェットホイール44の歯46を1個乗り越えるよう
にされているのである。
【0014】前記本体10のラチェットホイール44の
下側の部分には、水平なストッパ面90を有するストッ
パ92が形成されている。このストッパ面90は、爪保
持レバー48が後退端に移動した状態においてラチェッ
ト爪60に接触し、ラチェット爪60の爪部64がラチ
ェットホイール44の歯46から離脱する方向に移動す
ることを阻止する位置に設けられている。また、爪部6
4の形状は、ラチェット爪60が前進させられるとき、
ラチェットホイール44の歯46を乗り越えることがで
きるとともに、ラチェット爪60がストッパ面90に接
触した状態において歯46の互に反対向きの歯面に係合
してラチェットホイール44の正逆両方向の回転を阻止
する形状とされている。
【0015】以上のように構成された送り装置において
テーピング電子部品12を送る際には、爪保持レバー4
8が図1において時計方向に回動させられ、ラチェット
爪60の爪部64はラチェットホイール44の歯46を
1個乗り越えて隣接する歯46に係合する。爪部64が
歯46を乗り越えるとき、ラチェットホイール44には
時計方向の回転モーメントが加えられるが、それによる
回転はストッパレバー52のラチェットホイール44と
の係合により阻止される。また、ラチェットホイール4
4の歯46の形状は、ラチェットホイール44の時計方
向への回転がストッパレバー52によって阻止されてい
ても爪部64が歯46を乗り越えることができる形状と
されている。見方を変えれば、爪保持レバー48が後退
端にあり、ラチェット爪60がストッパ面90に接触し
た状態において爪部64がラチェットホイール44の歯
46に噛み合う位置が、ラチェットホイール44の時計
方向の回転が阻止された状態においても爪部64が歯4
6を乗り越えることができる位置に選択されていればよ
いということである。ただし、ストッパレバー52が設
けられず、ラチェットホイール44が図1において時計
方向に回転し得る場合には、ラチェット爪60はラチェ
ットホイール44を時計方向に回転させつつ歯46から
離脱してこれを乗り換えることができ、歯46の形状や
ラチェット爪60とラチェットホイール44とが噛み合
う位置を上記のように設定することは不可欠ではない。
【0016】爪保持レバー48が前進端へ移動させら
れ、ラチェット爪60がラチェットホイール44の隣接
する歯46に係合した後、爪保持レバー48が図1にお
いて反時計方向に回動させられる。この回動に伴ってラ
チェット爪60が反時計方向に回動しつつ後退し、ラチ
ェットホイール44を反時計方向に回転させ、スプロケ
ット40が一体的に同方向に回転させられ、テーピング
電子部品12が送られる。ラチェット爪60は、爪保持
レバー48が後退端へ移動した状態においてストッパ面
90に接触し、ラェットホイール44の歯46から離脱
する方向の移動を阻止される。ラチェット爪60は爪保
持レバー48の後退に伴って回動するとき、後退しつつ
下方へ移動してラチェットホイール44を回転させるの
であるが、ストッパ面90に接触すれば下方への移動が
阻止される。また、この状態において爪部64は歯46
の互に反対向きの歯面に係合してラチェットホイール4
4の正逆両方向の回転を阻止するため、ラチェットホイ
ール44は完全に停止し、ラチェットホイール44自身
やスプロケット40の慣性に基づいて反時計方向の回転
を続行することがない。ラチェットホイール44は、爪
保持レバー48が後退端へ移動した位置、すなわち1個
の歯46に対応する角度だけ回転した位置において精度
良く停止させられるのであり、テーピング電子部品12
は正確に2mm送られることとなる。なお、ラチェットホ
イール44の回転時には、ストッパレバー52の爪部5
4は歯46を乗り越えてラチェットホイール44の回転
を許容する。
【0017】テーピング電子部品12を4mmずつ送る場
合には、軸78の位置を軸89の位置に変更することに
より、駆動板70の移動量をラチェット爪60がラチェ
ットホイール44の歯46を2個ずつ乗り越える量とす
るか、あるいは爪保持レバー48を前進端と後退端との
間で2往復させ、ラチェット爪60に歯46を1個ずつ
2回乗り越えさせるようにすればよい。
【0018】なお、ストッパを上記実施例におけるよう
に位置固定のものとすればコストが安価となる利点が得
られるが、アジャストボルト等、位置の調節が可能な部
材でストッパを構成することも可能である。
【0019】また、上記実施例においてラチェットホイ
ール44は、その外周面に歯46が形成されたものとさ
れていたが、側面に歯が形成されたものでもよい。
【0020】さらに、上記実施例において爪保持部材は
水平軸線まわりに回動する爪保持レバー48とされてい
たが、ラチェット爪60の長手方向に直線運動する部材
としてもよい。
【0021】また、爪保持部材を長手方向に直線運動す
るものとするとともに、その爪保持部材にラチェット爪
を爪保持部材の運動方向と直交する方向に移動可能に保
持させ、付勢手段により爪保持部材から突出する方向に
付勢してラチェットホイールの歯に係合させるように
し、爪保持部材の移動とラチェット爪の移動とにより、
ラチェット爪がラチェットホイールを回転させるものと
してもよい。
【0022】さらに、スプロケット40とラチェットホ
イール44との間の回転伝達機構は両者を同心にかつ一
体的に固定するものに限らず、それらの間に歯車等から
成る回転伝達機構を設けることも可能であり、要するに
ラチェットホイールの回転と1対1に対応してスプロケ
ットが回転するようにすればよい。
【0023】さらにまた、上記実施例においてはテーピ
ング電子部品12をスプロケット40の回転により送る
送り装置にラチェット装置を用いた場合を例に取って説
明したが、本発明のラチェット装置は、他の間欠送り装
置や間欠回転装置にも用いることができる。
【0024】その他、特許請求の範囲を逸脱することな
く、当業者の知識に基づいて種々の変形,改良を施した
態様で本発明を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるラチェット装置を備
、それ自身も本発明の一実施例であるテーピング電子
部品の送り装置を示す正面図である。
【図2】上記テーピング電子部品の送り装置の平面図で
ある。
【図3】上記テーピング電子部品の送り装置の側面断面
図である。
【図4】上記テーピング電子部品を示す平面図である。
【図5】上記送り装置のスプロケットがテーピング電子
部品のキャリヤテープの送り穴に係合した状態を示す正
面図である。
【符号の説明】
10 本体 12 テーピング電子部品 40 スプロケット 44 ラチェットホイール 46 歯 48 爪保持レバー 60 ラチェット爪 64 爪部 66 スプリング 70 駆動板 74 駆動バー 80 スプリング 90 ストッパ面 92 ストッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平1−89984(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 31/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体と、 その装置本体により回転可能に支持されたラチェットホ
    イールと、 そのラチェットホイールの歯と係合可能な爪部を有する
    ラチェット爪と、 前記装置本体により移動可能に支持され、前記ラチェッ
    ト爪を前記爪部が前記ラチェットホイールの歯に係合,
    離脱する方向に移動可能に保持する爪保持部材と、 前記ラチェット爪をそれの爪部が前記ラチェットホイー
    ルの歯に係合する向きに付勢する付勢手段と、 前記爪保持部材を前進端と後退端との間で往復移動させ
    る駆動手段とを含み、前記爪保持部材の後退端から前進
    端への移動時に前記ラチェット爪の爪部が前記ラチェッ
    トホイールの歯を少なくとも1個乗り越え、爪保持部材
    の前進端から後退端への移動時に爪部が最後に乗り越え
    た歯に係合してラチェットホイールを前記乗り越えた歯
    の数に対応する角度だけ回転させるラチェット装置にお
    いて、 前記爪保持部材が前記後退端へ移動した状態において前
    記ラチェット爪に接触し、そのラチェット爪の爪部が前
    記ラチェットホイールの歯から離脱することを阻止する
    ストッパを前記装置本体に対して移動不能に設けるとと
    もに、前記爪部の形状を、ラチェット爪がそのストッパ
    に接触した状態において前記ラチェットホイールの互に
    反対向きの歯面に係合してラチェットホイールの正逆両
    方向の回転を阻止する形状としたことを特徴とするラチ
    ェット装置。
  2. 【請求項2】 長手形状をなし、長手方向に複数の電子
    部品を一定ピッチで並べて保持するとともに、長手方向
    に並んだ複数の送り穴を備えたテーピング電子部品を送
    る装置であって、 装置本体と、 その装置本体により回転可能に支持され、前記送り穴に
    係合する複数の歯を備えたスプロケットと、 前記送り穴に係合する複数の歯を備え、前記装置本体に
    より回転可能に支持され、前記スプロケットを回転させ
    るラチェットホイールと、 そのラチェットホイールの歯と係合可能な爪部を有する
    ラチェット爪と、 前記装置本体により移動可能に支持され、前記ラチェッ
    ト爪を前記爪部が前記ラチェットホイールの歯に係合,
    離脱する方向に移動可能に保持する爪保持部材と、 前記ラチェット爪をそれの爪部が前記ラチェットホイー
    ルの歯に係合する向きに付勢する付勢手段と、 前記爪保持部材を前進端と後退端との間で往復移動させ
    る駆動手段とを含み、前記爪保持部材の後退端から前進
    端への移動時に前記ラチェット爪の爪部が前記ラチェッ
    トホイールの歯を少なくとも1個乗り越え、爪保持部材
    の前進端から後退端への移動時に爪部が最後に乗り越え
    た歯に係合してラチェットホイールを前記乗り越えた歯
    の数に対応する角度だけ回転させて、前記テーピング電
    子部品を送る装置において、 前記爪保持部材が前記後退端へ移動した状態において前
    記ラチェット爪に接触し、そのラチェット爪の爪部が前
    記ラチェットホイールの歯から離脱することを阻止する
    ストッパを前記装置本体に対して移動不能に設けるとと
    もに、前記爪部の形状を、ラチェット爪がそのストッパ
    に接触した状態において前記ラチェットホイールの互に
    反対向きの歯面に係合してラチェットホイールの正逆両
    方向の回転を阻止する形状としたことを特徴とするテー
    ピング電子部品送り装置。
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