JP3023127B2 - 喫煙製品の改良 - Google Patents

喫煙製品の改良

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JP3023127B2 JP2013786A JP1378690A JP3023127B2 JP 3023127 B2 JP3023127 B2 JP 3023127B2 JP 2013786 A JP2013786 A JP 2013786A JP 1378690 A JP1378690 A JP 1378690A JP 3023127 B2 JP3023127 B2 JP 3023127B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシガレットのような喫煙製品に関する。その
目的は、一服した後で次に一服しようとして喫煙材に再
点火するまでの間、前記喫煙材の燃焼を実質的に消火す
ることを含む手段によって、副流煙を実質的に減少また
は除去することである。
副流煙の語は、喫煙者によって採取され吸引される煙
(主流煙として知られるもの)以外の、喫煙製品からの
全ての放出物を表現するために一般に用いられている。
この明細書において副流煙の語が意味するものは、喫煙
材の燃焼部分から生成して周囲環境へ直接放出されるも
の、より詳しくは、非吸煙時(betweenpuffs)に生成す
るもので、吸煙時に周囲環境へ直接放出されるものとは
異なる放出物である。
文献には包装、特にシガレットの紙について、副流煙
の低減を達成するために企画された種々の改良が記載さ
れている。例えば英国特許(GB)第2191930Aには、表面
積の大きい充填剤を50%まで含有し、且つ燃焼改変剤の
塩を含む紙が記載されている。他の例が米国特許第4231
377号、同第4420002号および同第4450847号に記載され
ており、この材料の使用がヨーロッパ特許(EP)第0209
11A2号、GB2160084、GB2209267A、GB2209268A、GB22092
69Aにおいて議論されている。これらの材料は、副流煙
放出物における粒子成分を70重量%まで減少するものと
して権利請求がなされている。しかしながら、これらの
紙を用いたシガレット(PASSPORTの商品名で以前カナダ
で販売されたもの、VANTAGE EXELLおよびVIRGINIA SUPE
RSLIMSの商品名で米国で販売されているものが含まれ
る)は、非吸煙時にかなりの部分(重量で)のたばこを
消費する。その比率は従来のシガレットのそれに匹敵
し、例えば、たばこの全重量の50%を越える部分が普通
に消費される。また、吸煙動作の直後に副流煙の強度が
衰える速度が満足できるものではなく、達成される副流
煙強度の最低レベルも望ましいほど低くはない。
本発明の更なる目的は、非吸煙時に消費されるたばこ
の量を実質的に減少させることである。何故なら、この
ようにして消費されるたばこは全く無駄で、喫煙者には
何の利益もなく、全体の副流煙放出を増大させるからで
ある。
GB特許第2094130A号は、好ましくは2コレスタ単位
(Coresta unit)以下のシガレット包装を提案してい
る。これは従来のシガレット紙に比較して透過性が低
く、また低いガス拡散特性を有している。特定の粘性流
体透過性と、同じ回数の吸煙動作を基準に従来のシガレ
ット紙を有するシガレットと比較して、全副流煙の粒子
放出を40%または60%低減できるような単位厚さ当りの
特定の拡散値とを選択することが権利請求されている。
この特許では、固有の透過性と自由くすぶり速度(free
smoulder rate)との間の関係およびその副流煙放出物
に対する影響が認識されている。従って、固有の透過性
が低い紙に依存する必要が提案されているが、従来のシ
ガレット製造に用いられる最も低い値は約5コレスタ単
位であることが示唆されている。なぜなら、低い透過性
を使用することは、短時間でもくすぶらせて放置する
と、シガレットが点火したままの状態で残らないからで
ある。この特許第2094130A号で権利請求された改良は、
喫煙製品の許容可能な燃焼維持特性を保持しつつ、低い
透過性の値を用いることを可能とするシガレット紙の性
質の発見にある。従って、特許第2094130A号は、非吸煙
時に、たばこの全重量における比較的高い割合の消費を
もたらす。
本発明の一つの側面では、喫煙製品の包装を、これが
自由なくすぶりを停止させるように特別に選択すること
が提案される。従って、更に別の改作がなくても、これ
ら材料を用いた製品は、製造されたシガレットの人間に
よる喫煙に伴う吸煙動作の合間に、消費されるであろ
う。この特性は、同時係属特許第8912238.1号に記載さ
れた紙の使用を含む種々の方法で達成され、また固有の
低い透過性および高い熱伝導性の包装のような他の手段
によって達成される。紙を使用するときは、このような
紙は典型的には5コレスタ(Coresta)未満、より適切
には2コレスタ未満の固有の透過性を有し、また透過性
の減少および/または燃焼性の調節をおこなうための添
加剤を被覆または含有される。或る種の東欧パピロッシ
喫煙製品(East European Papirossi smoking article
s)に見られる包装紙に固有の透過性およびガス拡散特
性は、この必要な条件を達成するであろう。このような
パピロッシシガレットは、従来のシガレットの喫煙では
普通の時間だけ、非吸煙時に放置しておくと消火する。
このような特徴は、喫煙者によって通常は許容されない
ものである。
米国特許第4219031号には、炭化された材料を含有す
るタイプの改良された喫煙製品であって、粒子成分およ
びガス相成分の放出が低減された従来のシガレットに匹
敵する喫煙特性を示すものを提供するために、多孔質か
つ自己支持タイプの炭化繊維からなる中心コアを含んだ
喫煙製品を作成することが提案されている。この特許の
中の従来技術の参照文献には、炭素置換シガレットを設
計する従来の試みにおいて遭遇する、作成および喫煙実
験上の問題のみが記載されている。このような参照文献
の一つ(US 3614965)は、シガレット中に軸コアを使用
する別の変形例を提供している。GB 1086443号、GB 207
0409号およびUS 3356094号に、共軸シガレット(co−ax
ial cigarette)の更に別の形態が記載されている。
上記の米国特許第4219031号の製品は、従来のシガレ
ットと同様に非吸煙時に燃焼する。また、その設計の観
点において、燃焼特性が従来のシガレットと比較して改
善されるであろうことをこの特許は何等示唆していな
い。
このように、吸煙時および非吸煙時に、または非吸煙
時にのみ、煙(従って蒸気相またはガス相の粒子)を減
少させるために適用される従来の提案が知られている。
しかし、これら従来の提案では、清浄に燃焼している一
体的な燃料部材であって、喫煙材が消火している時間を
越える期間に亘りそれ自体が自由にくすぶるものの使用
を介して製品自体の燃焼を維持しつつ、非吸煙時に喫煙
材の燃焼を実質的に消火することによって、副流煙が低
減され除去さえ可能であることが全く示唆されていな
い。
本発明は、非吸煙時に喫煙材、例えばたばこの消費が
実質的に停止され、且つ吸煙時に喫煙材が再点火するよ
うに設計された喫煙製品を作成することによって、副流
煙の生成を減少しようとするものである。
本発明の一つの側面に従えば、吸煙動作によりその燃
焼生成物が喫煙者に吸引される喫煙材と、該喫煙材中に
含有された燃焼源とを具備した喫煙製品であって、前記
喫煙製品は非吸煙時に前記喫煙材を消火することに適合
し、且つ前記燃焼源は吸煙時に前記喫煙材を再点火し、
これによって該喫煙材を燃焼させることに適合した喫煙
製品が提供される。
その好ましい形態において、喫煙材は非吸煙時に完全
に消火すべきものであるが、本発明の利点は、喫煙材が
完全には消火されないが実質的に完全に消火されるよう
に部品を配置することによって達成され得る。従って本
質的には、消火されるというのは、追加の点火源の補助
なしでは、喫煙材が一回の標準的な吸煙動作によって完
全な燃焼炭を再生できないことを意味するものとして理
解されるべきものである。従って、喫煙材の燃焼は、実
際上は副流煙が見えないか或いは認識されないレベルに
まで低減される。加えて、この低減をできるだけ瞬時に
起こさせなるように、シガレットの構成成分を選択する
のが好ましい。
本発明の特徴は、非吸煙時に喫煙材が消火されるよう
に、喫煙製品を設計することである。従って、非吸煙時
における副流煙の生成および喫煙材の消費の低減は、燃
焼している喫煙材が完全に消火されまたは実質的に完全
ぬ消火さる速度に依存する。清浄に燃焼している燃料部
材が点火された状態で残っているときに該燃料部材に密
着している喫煙材は、残留レベルの燃焼におかれるかも
しれない。従って、副流煙の最も効果的かつ印象的な低
減は、喫煙材が最も迅速に消火し、吸煙動作再開時にお
ける最点火源としての燃料部材に対する即座の依存をも
たらすときに達成される。
しかしながら、それほど印象的でない特性が、例え
ば、喫煙材がそれほど迅速にではなく消火され、その結
果として吸煙動作の際の再点火のための燃料部材に対す
る依存がそれほど即座ではない包装を、適切に選択する
ことによって得られることが期待される。従って、本発
明の範囲内で得られる特性には幅がある。
本発明の別の側面に従えば、静的燃焼を維持できない
ロッド状の喫煙材と、静的燃焼を維持できる燃焼源とを
具備し、該燃焼源は限られた期間だけは喫煙材の静的燃
焼なしにくすぶり、その都度の吸煙時に喫煙材を再点火
するための燃焼源を与える喫煙製品が提供される。
その構成は次のようなものであり得る。即ち、燃焼源
は、吸煙時に喫煙材を点火するために適用される。この
点火は、吸煙時に、喫煙材に対する酸素供給および酸素
の利用可能性が増大することによって、燃焼源の温度が
迅速に上昇する結果として起こる。この作用は、激しい
燃焼反応を一時的に確立する。吸煙動作を停止した結
果、酸素供給が減少すると、喫煙材は燃焼を停止し、ま
た燃焼源は徐々に減衰するくすぶりの状態に戻る。この
くすぶり状態では、実質的に燃焼源のみが点火状態で残
り、副流煙は実質上生成されない。この喫煙製品につい
て再度吸煙動作を行うと、燃焼源を通過する迅速な空気
流によって、上記のサイクルが繰り変される。
本発明が依拠する原理は、酸素・炭素反応によって供
給される熱と、燃焼領域からの熱の喪失との間のもろい
均衡を、自由くすぶりの間は、従来の製造たばこの殆ど
で生じるような燃焼系がもはや自立的には維持されない
ように制御することである。この激しい酸素減少期の間
に喫煙材よりも遅く消火するように選択される追加の燃
焼源/燃料部材は、喫煙材自体が実質的に完全に消火さ
れる時期を越えて、更に燃焼を続ける。この燃焼源は、
非吸煙時における連続性を提供し、また吸煙動作による
活性化の際に燃焼を喫煙材にまで敷行することができ
る。
上記熱源のくすぶりは、この燃焼を支えるために十分
な酸素供給が与えられる限り継続する。この期間は、好
ましくは大部分の喫煙者によって通常許容される平均的
な吸煙持続時間を越えるものであるが、或る適用におい
てはこの期間は極めて短い。また、これらの場合におけ
る唯一の要件は、十分に消火するための時間が喫煙材単
独によってではなく、燃焼源によって決定されなければ
ならないということである。燃焼源として用いられ、ま
た燃焼源の作成に用いられる材料の選択は、ロッド状の
喫煙材中に挿入されたときに、燃焼源が自由にくすぶる
時間の長さを決定する上で重要な因子である。実施例1
は、燃料ロッドの寸法による影響を示している。
従来のシガレットは、自立的な継続する熱源を提供す
るために、シガレット紙と共に喫煙材に依存する。これ
は非吸煙時の合間の時間にかかわらず継続する燃焼を維
持するために、喫煙材の十分な燃焼を与えるようにシガ
レット紙を選択することによって大方達成される。
本発明の一つの側面によって、吸煙動作が再開された
ときに喫煙材の再点火を与えるために添加される別の燃
焼源の存在下で、喫煙材の自立的かつ継続する自由くす
ぶりを生じる包装またはシガレット紙が提供される。こ
の自由くすぶりは、包装またはシガレット紙の燃焼性、
酸素拡散性および/または熱伝導性にもよるものであ
る。
本発明のもう一つの側面に従えば、吸煙動作をしない
状態では喫煙材に対してその燃焼を維持するのに十分な
酸素供給を与えないような、鞘の内部に包まれたロッド
状の勝煙材と、製品の内部に組み込まれ、非吸煙時の限
られた時間のくすぶりに適合し、且つ製品に吸煙動作を
加えるときに喫煙材に燃焼の種を与える燃焼源とを具備
した喫煙製品が提供される。
好ましくは、この喫煙製品は外鞘に包まれたロッド状
の喫煙材を具備し、その外鞘は前記ロッドの静的燃焼を
制限する。従ってこの外鞘は、本発明に従って構成され
たときに喫煙材の継続的な自由くすぶりを生じる低い値
になるように特に選択された、正常でないほどに低い多
孔性および/または燃焼性を有する紙鞘であり得る。正
確な値は喫煙製品の構成における幾つかの側面、例えば
喫煙材の密度に依存するが、適切なシガレット紙は10ml
/min/cm2/kPa以下のコレスタ空気透過性を示すものであ
り、より適切な紙は2ml/min/cm2/kPa以下のコレスタ空
気透過性を示すものである。実際、我々の研究で用いた
紙には、コレスタ法が最早適切な評価手段であり得ない
ような低い空気透過性を有するものが含まれている。こ
のような場合に、我々は400,000ガーレー秒(gurley se
cond)より大きい空気透過度を有する紙を用いた。
本発明の更に別の側面に従えば、燃焼している喫煙材
料の高温酸化領域から熱を取り去り、それによって吸煙
動作の停止時に燃焼反応の速やかな消火の達成を助ける
ように、全体または一部が高伝導性(high conductivit
y)または高熱容量(high heat capacity)の材料で構
成された鞘に包まれたロッド状の喫煙材と、非吸煙時の
限定された時間だけ燃焼を続け、吸煙動作をしている間
に喫煙材を再点火するための燃焼源として作用する燃焼
源とを具備した喫煙製品が提供される。
本発明の更なる側面に従えば、吸煙動作がされない状
態では連続的な自由くすぶりを支持できなくするような
仕方で喫煙材がその中に適合されているロッド状の喫煙
材と、製品の内部に組み込まれ、非吸煙時における限ら
れた時間のくすぶりに適合し、且つ製品に吸煙動作を加
えるときに喫煙材に燃焼の種を与える燃焼源とを具備し
た喫煙製品が提供される。
本発明の更なる側面に従えば、包装の内部に包まれ且
つ燃焼源が組み込まれたロッド状の喫煙材を具備し、そ
れによってこれら成分の組み合わせが、吸煙動作がされ
ない状態では前記ロッド状の喫煙材の自由くすぶりを支
持できなくする喫煙製品が提供される。
燃焼源は、好ましくはロッド状の喫煙材の内部に配置
される。また、必ずしも炭化繊維の形である必要はない
が、一般的には、例えば米国特許第4219031号で提案さ
れたタイプの炭化材料製であり得る。我々の研究には、
燃焼源のための活性炭粉末の押出し成形体が含まれる。
燃焼源自体は、紙包装に代わる包装または鞘として、
たばこロッドの外側に位置させ、喫煙材の燃焼を制御す
る手段を与え、また非吸煙時における継続性のための燃
焼源を与えるようにしてもよい。
好ましくは、この燃焼源は活性炭および/または部分
的に炭化されたセルロース材料(好ましくは少なくとも
燃焼源の50重量%を形成する)を用いて構成され、残部
は無機充填材と、ペクチン、グアーガムまたはカルボキ
シメチルセルロースのような結合材と、I族金属および
II族金属の有機塩のような燃焼改変剤と、機械的強度の
ために添加される他の繊維であり得る。
次に、添付の図面を参照し、単なる実施例として本発
明およびその特性を説明する。
第1図を参照すると、この図にはチッピング紙13によ
ってたばこのロッド12に結合された、フィルタ部分10,1
1を有するマウスピース9を具備したシガレットが示さ
れている。たばこのロッド12は包装14で包まれている。
該包装14は、この喫煙製品中において、喫煙材の自立的
に継続する自由くすぶりを支持しない。これは、5コレ
スタ単位未満の粘性空気流透過率(viscous flow air p
ermeability)を有する包装紙で達成される。なお、シ
ガレット紙における空気透過性の概念は、英国特許出願
GB2094130Aの第1頁第31行〜第60行に記載されている。
静電的または機械的手段によって通常達成される穿孔
により包装紙を通過する空気流を増大し、包装のガス拡
散特性を実質的に変化させずに、塩の稀釈を増大するの
が望ましい。このメカニズムによって、包装の「全透過
性」を従来のシガレット包装の全透過性に一致し又はこ
れを越えるレベルにまで増大することが可能となる。こ
れらの値は150コレスタ単位を越え、また200コレスタ単
位にまで高くなってもよい。なお、「全透過性」の概念
は、GB2094130A第1頁第31行〜第60行に記載されてい
る。
これらの特性を有する包装14を選択した結果として、
通常は自由静的くすぶりをせず、また吸煙動作をしない
で放置すると自然に消火するたばこロッド12が製造され
る。
たばこロッド12の内部には、活性炭で作られたロッド
15が配置されている。該ロッド15の少なくとも50重量%
は活性炭で形成されている。ロッド15は、たばこロッド
12の長さ方向に沿って延設されている。しかし、外観お
よび火に対する安全性における利点を得るために、図示
のように、ロッド15の両端はたばこロッド12の両端に達
しない位置で停止されている。
前記ロッド15は、剛性もしくは可撓性のロッドまたは
繊維集合体の形態をとることができ、これらは押出しま
たはモールド操作によって形成することができる。この
ロッドは透過性または不透過性であってよく、また空隙
を通したガス流を補助するための環状構造を有していて
もよい。その断面は円形、或いはたばこと空気流との接
触表面積を増大させるように設計された規則的もしくは
不規則などのような形状であってもよい。
ロッド15の断面寸法は具体的な適用に従って変化させ
てよく、またこの寸法の変化は、非吸煙時におけるロッ
ド15の自由燃焼時間を変化させるために用い得る。
ロッド15は周囲のたばこが実質的に消火しても、非吸
煙時の合間の時間はくすぶりを続けるように、周囲のた
ばこよりも大きい熱量を提供するように設計される。ロ
ッド15は、少なくとも大多数の喫煙者によって許容され
る期間に亘って、非吸煙時における継続的な熱源を提供
するように構成される。喫煙者が吸煙動作をしないの
に、ロッド15が完全に消費されるまでくすぶりを続ける
のは、火災の危険があるため好ましくない。好ましく
は、たばこロッド12の中で縮小されて次第に酸素に接近
し難くなり、また周囲のたばこへの熱の喪失による影響
がより大きくなるに伴って、自然に消火する。従って、
ロッド15は殆どの喫煙者による非吸煙時における通常の
自由くすぶり時間を越える時間に亘って、吸煙動作によ
る強制的な空気流なしで作用する燃焼源を提供する。ま
た、喫煙者の吸煙動作による活性化に際し、この燃焼を
たばこ12に伝えることができる。
マウスピース9は、通常の単一フィルタまたは多重フ
ィルタであってよく、また英国特許出願第2210546号に
記載されたようにして形成されても良い。しかし、第1
図に示されているのは、通常のプロポーションを有する
多重フィルタである。また第3図には、最終製品に通常
よりも長い全体寸法を与えるように設計された、延長さ
れた多重フィルタ部材が示されている。フィルタ部材1
0,11は酢酸セルロース及びポリプロピレンのような繊維
材料、または他の非繊維性フィルタ媒質、例えば炭素で
構成されてもよい。このフィルタ部材は、溶融吹込みポ
リプロピレンのような開放構造の媒体、或いは多孔質お
よび/または穿孔された包装およびチップ材で上包装さ
れたキャビティーおよびチップ材料であってもよい。
第3図は、非吸煙時に消費されるたばこ量減少による
利点によって、従来のシガレトと同じ回数の吸煙動作を
得るために必要とされるたばこロッド14の長さを短縮で
きるような別の構成を示している。この寸法変化は、例
えば、その拡大された表面積および通過する主流煙の滞
留時間の増大に起因して、一酸化炭素の拡散ロスのため
の媒体として使用され得るように、マウスピース9の設
計におけるより大きな余地を提供する。
第1図及び第2図に示したたばばこロッド14の寸法が
異なるのは、たばこの膨化レベルと密度との組み合わせ
を選択した結果である。従って、シガレットは従来の寸
法または従来とは異なった寸法を有するように構成され
得る。しかしながら、従来のシガレットと比較すると、
本発明の利点は、従来の寸法または通常でない寸法の何
れを選択したかにかかわりなく、たばこの節約の達成す
るために利用され得る。
上記シガレットの作用はつぎの通りである。シガレッ
トに火をつけると、火をつけた端部のたばこが点火され
る。また、燃焼領域を通る強制的な空気流はによって、
熱分解はロッド12に沿って伝達され、こうして形成され
た燃焼生成物は主流煙と副流煙とに分割される。主流煙
放出物は、マウスピース9を通して喫煙者に吸入され、
副流煙放出物は周囲の大気中へ失われる。喫煙者がシガ
レトの吸引を停止すると、包装14の特性、または包装、
喫煙材および燃料部材の結合効果によって、喫煙材の燃
焼は実質的に停止する。しかし、ロッド15は次の吸煙動
作に際して、喫煙者がたばこロッド12の燃焼を再生でき
るだけの十分に長い時間に亘って熱源を提供し続ける。
非吸煙時には、たばこロッド12はロッド15による加熱
影響のみを受け、蒸留生成物および熱分解生成物の放出
は実質的に除去され、従って実質的に副流煙放出はない
ことが明らかである。後述の実施例4に示した重量減少
プロットによって、非吸煙時には実質的にたばこの燃焼
がないことが確認される。
喫煙者がシガレットに対して吸煙動作を行うと直ぐ
に、空気がロッド15のくすぶり端を通って吸引され、迅
速な温度上昇をもたらす。この温度上昇は、強制的な空
気流からの酸素を得ることによって、隣接するたばこへ
燃焼を容易に伝達し、燃焼たばこ領域を再生する。従っ
て、通常の方法で及び喫煙者の必要に応じて、主流煙お
よび幾らかの副流煙が再生される。
利用可能なたばこの50%以上が通常消費されるとき、
従来のシガレットからの副流煙放出物の大部分は、非吸
煙時の自由くすぶり期間中に発生する。今回の設計によ
るシガレットでは、非吸煙時に通常発生する副流煙の殆
どが除去され、その結果、吸煙時およびその直後の喫煙
製品の活性化に伴われるこれら放出物のみが残される。
この挙動は、後述の実施例7における可視副流煙生成の
グラフで示される。
従って、第1図の実施例によって、非吸煙時における
喫煙材の消火に適合し、それによって非吸煙時には認め
得る副流煙放出を生じず、更に吸煙動作を介した活性化
による再点火に適合し、喫煙者の必要に応じて燃焼生成
物を生じるシガレットが提供される。従って、非吸煙時
に喫煙材は実質的に非燃焼の状態で残り、喫煙材の殆ど
は吸煙時に燃焼する。従来の構成のシガレットに比較す
ると、喫煙者の要求に合致するために必要とされる、熱
分解されるべきたばこの全量は実質的に減少する。従っ
て、長さ59mmの従来のシガレットにおける9回の吸煙動
作(標準的な条件での喫煙装置による)と等価の吸煙動
作を得るために、たばこロッドの密度が等しいときは、
本発明により製造されたシガレットでは約21mmの長さで
十分である(第3図)。或いは、密度を低下して長さを
増大し、その際に第3図におけるたばこロッドと等重量
のたばこが消費されるように、膨化たばこを100%まで
用いてもよい(第1図)。本発明の結果として、時間に
依存し且つ吸煙動作の回数により多く依存するたばこの
消費は、従来のシガレットに比較して著しく少なくな
る。
副流煙放出物の発生は包装紙14、たばこ12及び燃焼源
15の特性によって決まり、またその組み合わせによっ
て、燃焼たばこ12に伝わる速度およびその後くすぶりを
停止する速度が決定されたと考えらる。
次に、下記の第1表に詳細を記載した7つの実施例を
参照し、本発明を説明する。なお、表中の略語および用
語は夫々次のことを意味している。
ODD:当業者に周知のように、「オーブン乾燥密度」を意
味する。
標準幅:シガレットに用いた刻みたばこの幅を意味す
る。
O.D.:外径を意味する。
I.D.:内径を意味する。
膨化:膨化処理したたばこの葉を意味する。
非膨化:膨化処理していないたばこの葉を意味する。
Cut rolled stem:切断および圧延された、たばこの葉の
葉柄(stem)を意味する。
Players Med.N.C.(PMNC):インペリアル・タバコ・リ
ミテッド社が販売するシガレットの銘柄「プレイヤーズ
・ミディアム・ネービー・カット(Players Medium Nav
y Cut)」を意味する。
Embassy Mild(Emb.Mild):インペリアル・タバコ・リ
ミテッド社が販売するシガレットの銘柄「エンバシーマ
イルド」を意味する。
Vantage Excel:R.J.レイノルズ・たばこ会社が販売して
いる低副流煙シガレット製品の銘柄「バンテージエクセ
ル」意味する。
A:このシガレット包装紙は、本明細書中に記載したたば
こロッドの自己消火特性が得られるように選択された。
具体的には、テルバコスキー(Tervakoski)社から入手
可能な1コレスタ末端の通気性を有するシガレット紙で
ある。
B:このシガレット包装紙は、当初はAと同じ特性を有す
るが、自由くすぶりを促進するために、その後に燃焼改
変剤で処理したものを用いた。具体的には、もとのシガ
レット包装紙をクエン酸塩で処理することにより得たも
のである。
また、全ての燃料部材の組成は、88重量%の活性炭
と、2重量%のクエン酸カリウムと、10重量%のカルボ
キシメチルセルロースナトリウムである。
実施例1 実験(a)‐静的くすぶりの間の消火に要する時間 第1表においてタイプ1、2、9、10、11として詳述
した試験シガレットを、下記の方法に従って喫煙した。
2秒間持続する35mLの吸煙と、さらなる吸煙の前に経過
した30秒に従って各々のシガレットに点火し、その後、
抑制した照明の下で、試料の視認による完全な消火に要
する時間を記録した。ここで、タイプ1の試料は、図9
および図10に示したように、燃料ロッドを有していない
通常のシガレットである。また、タイプ2,9,10,11の試
料は、図1〜図4に示したように、たばこロッドの略中
心に、第1表に詳述した燃料ロッドを配置したものであ
る。この手順を4本の試料に対して、試料ロッド当り4
回繰返し(すなわち、再点火し)、全体の平均値をとっ
た。
第11図において、平均繰返し消火時間を、単位長さ当
りの試料燃料ロッドの重量に対してプロットした。この
単位長さ当りの試料の重量は、喫煙材の望みの消火時間
を操作し、かつ実際に規定する能力を示すのに役立つ。
燃料ロッドは一定の密度で押し出されるため、燃料ロ
ッド重量の増加は断面積によって達成された。これはま
た、消火時間の寸法依存性を示唆している。
燃料ロッドの燃焼および/または灰の外観の変形であ
る、硝酸カリウムまたは炭酸カルシウムのような添加剤
をさらに含有する燃料ロッドの例も第11図に示した。
実験(b)‐喫煙試験中の消火に要する時間 10ポート喫煙装置に喫煙させる間シガレットを観察
し、充分に喫煙される前に火が消える割合を決定した。
喫煙装置とは、実際の喫煙をシミュレートするための装
置であり、たばこを通して空気を吸引し、吸引された煙
を分析するように構成されている。ここで使用した喫煙
装置には、たばこを挿入してセットするために10個のポ
ートを設けたものである。
35mLの吸煙容積および2秒間の持続は、全ての喫煙に
対して同じである。
全てのシガレットの火が充分に喫煙される前に消える
まで、個々のタイプのシガレットの連続喫煙動作に対し
て非喫煙時間を増加させた。シガレットは、所定の長さ
が燃焼する前に火が消えなければ、充分に喫煙されると
考えられた。この長さは、市販のシガレットと同様の吸
煙回数を生み出すように設定された。
各々、タイプのシガレットを、炭素燃料部材を挿入し
て、および挿入せずに喫煙した。
シガレットをグループ分けして特有の因子を調べた。
実施例1について第1表に列記したものは、同じたば
こロッドを使用したが、燃料部材に関して変化させた。
燃料部材が非吸煙時間を拡大することが一般的な結論
である。これにより、シガレットを充分に喫煙すること
ができる。そして、この結論は多くの他のたばこロッド
に対してもそうであることが示されている。
実施例1のシガレットに対して行なった測定は、単位
長さ当りの重量が増加した燃料ロッドを使用することに
より、間隔をさらに増加することができることを示して
いる(第12図を参照)。
実施例2 10ポート喫煙装置に喫煙させる間シガレットを観察
し、充分に喫煙される前に火が消える割合を決定した。
35mLの吸煙容積および2秒間の持続は、全ての喫煙に
対して同じである。
全てのシガレットの火が充分に喫煙される前に消える
まで、個々のタイプのシガレットの連続喫煙動作に対し
て非喫煙時間を増加させた。シガレットは、所定の長さ
が燃焼する前に火が消えなければ、充分に喫煙されると
考えられた。この長さは、市販のシガレットと同様の吸
煙回数を生み出すように設定された。
各々のタイプのシガレットを、炭素燃料部材を挿入し
て、および挿入せずに喫煙した。
シガレットをグループ分けして特有の因子を調べた。
実施例2について列記されたものは、面積が同一であ
り、かつ燃料部材の明細が同一であるが、種々のタイプ
のたばこからなるものである。
燃料部材が非吸煙時間を拡大することが一般的な結論
である。これにより、シガレトを充分に喫煙することが
できる。そして、この結論は多くの他のたばこロッドに
対してもそうであることが示されている。
実施例2においてシガレットに対して行なわれた測定
は、異なる方法で加工されたたばこを使用する場合に間
隔が拡大され得ることを示している(第13図ないし第16
図を参照)。
実施例3 10ポート喫煙装置に喫煙させる間シガレットを観察
し、充分に喫煙される前に火が消える割合を決定した。
35mLの吸煙容積および2秒間の持続は、全ての喫煙に
対して同じである。
全てのシガレットの火が充分に喫煙される前に消える
まで、個々のタイプのシガレットの連続喫煙動作に対し
て非喫煙時間を増加させた。シガレットは、所定の長さ
が燃焼する前に火が消えなければ、充分に喫煙されると
考えられた。この長さは、市販のシガレットと同様の吸
煙回数を生み出すように設定された。
各々のタイプのシガレットを、炭素燃料部材を挿入し
て、および挿入せずに喫煙した。
シガレットをグループ分けして特有の因子を調べた。
実施例3について列記されたものは、円周が減少した
状態に調製されたものである。
燃料部材が非吸煙時間を拡大することが一般的な結論
である。これにより、シガレットを充分に喫煙すること
ができる。そして、この結論は多くの他のたばこロッド
に対してもそうであることが示されている。
実施例3においてシガレットに対して行なわれた測定
は、たばこロッドの円周が減少した場合に間隔が拡大さ
れ得ることを示している。
実施例4 第1表にタイプ2、14、15、16として詳述した試験シ
ガレットの62mmの試料ロッドを、下記の条件に従って喫
煙した。タイプ14および15の試料は燃料ロッドを有して
いないのに対して、タイプ2および16の試料は、図1〜
図4に示したように、たばこロッドの略中心に、第1表
に示した燃料ロッドを有している。各々の試料を、コン
ピュータに基づくデジタル天秤に吊るし、フレキシブル
チューブを通して35mL吸煙もしくは2秒間持続および1
分サイクルで吸煙しながら連続的に秤量した。
第18図において、重量プロフィルを吸煙回数および時
間に関して示す。タイプ14および15は通常のシガレット
ペーパーおよび2種のたばこ密度からなる試料に対する
重量プロフィルを示し、これに対してタイプ2および16
はこの発明による実施例を表わす。タイプ2および16は
非喫煙時の重量損失の有意の減少を明瞭に示している。
これは、主に、吸煙の後の休止時におけるたばこの燃焼
の急激な停止によるものである。
これを、さらに、タイプ2および16に対する、吸煙の
後10ないし50秒における重量損失の平均速度の減少によ
って第2表に示した。
第2表 試料タイプ 平均吸煙休止時重量損失速度(mg/sec) 14 0.94 15 0.81 2 0.35 16 0.32 実施例5 下記の方法を用いて、第1表に詳述したタイプ17、1
8、19の試料シガレットに対する可視副流煙放出強度を
措定した。第1表から明らかなように、タイプ18および
19の試料シガレットは燃料ロッドを有していない。これ
に対して、タイプ17のシガレットは、図1〜図4に示し
たように、たばこロッドの略中心に、第1表に記載した
燃料ロッドを有している。
容器空気流入口56で気流を拡散するための薄紙55を下
端上部に有する筒上のパースペックスチューブ50に、試
料シガレットのたばこロッドを封入した。第19図に模式
的に示すように、容積35mL、2秒持続および1分サイク
ルの喫煙装置54でシガレットを外部から吸煙した。羽根
車ファン51は、シガレットの副流煙を流入口57からの自
由空気と混合して希釈し、かつチューブ内に置かれたシ
ガレットの上部に小さな層状の引出し気流を与える。希
釈された副流煙/空気混合物は、光学的光散乱エアロゾ
ルモニター52(GCAコーポレーションUSA)を通過する。
このモニターからは、2試料/秒の速度で、信号出力が
コンピューター53に記録された。
第20、21、22図において、それぞれタイプ18、19、17
のシガレットの10回繰返し喫煙について、吸煙回数に対
して副流煙放出強度をプロットした。各々の図におい
て、10回の繰返し測定は重ね合わせられている。第20図
は、従来の市販のシガレット(タイプ18)に典型的な高
強度およびランダムな副流煙放出を示している。第21図
においては、副流煙を減らした市販の製品の副流煙放出
を示している(タイプ19)。このタイプのシガレットか
らの副流煙放出は、第20図のタイプ18と比較して、吸煙
時の副流煙放出の高ピークと、非吸煙時の減少した放出
レベルとによって特徴付けられる。しかしながら、第22
図に示す、この発明によるシガレット(タイプ17)に対
する測定は、吸煙時における副流煙放出の高ピークを示
す。このピークは、たばこの燃焼が止むために、より急
速に減衰し、非吸煙時のタイプ19のそれよりも低いレベ
ルになる。
この発明に従う、吸煙回数に対する副流煙強度の理想
的なグラフは、吸煙時におけるピークと、非吸煙時にお
ける瞬時のゼロ復帰とを示すであろう。
もちろん、タイプ19のシガレトによって、標準的な吸
煙時に自己消火しないことが必要であることは理解され
るであろう。これは、それを再点火させる手段が供えら
れていないためである。副流煙強度が減衰するというも
のの、それは明らかにタイプ17のシガレットよりゆっく
りと減衰し、タイプ17のシガレットによって示される副
流煙強度の最小値に接近することもない。
実施例6 第1表に詳述したタイプ20のシガレット試料を、外表
面にクエン酸三カリウム(3.6重量%)を塗布したこの
発明によるシガレット包装で組み立てた。タイプ20のシ
ガレット試料は、たばこロッドの略中心に、第1表に記
載した燃料ロッドを有している。実施例5における方法
に従って、最初の6回の吸煙から可視副流煙の放出を3
回繰返して測定した。第23図に示すように、この添加物
が紙チャーラインの一様性および灰形成を改良し、吸煙
時における副流煙放出のピークを有意に減少させること
が見出された。
実施例7 副流煙および主流煙の微粒子物質放出の同時測定 副流煙の全ての微粒子物質(TMP)を集めるために、
グラスファイバー製のフィルターパッドによって頂部を
閉鎖した容器内でシガレットの喫煙を行なった。断面
(7.2cm×8.98cm)の直角な、L3/分の気流を容器を通し
て維持した。喫煙のために、フィルターパッドの10cm下
に位置するシガレットホルダーにシガレットを挿入し
た。このホルダーを、毎分35mLの吸煙および2秒維持に
設定された喫煙装置に接続した。
測定のために、シガレットホルダー内に組込まれたフ
ィルターパッド上に、主流煙の微粒子物質を集めた。
第1表に示した3種のタイプのシガレット(実施例
7)を評価した。
これらは以下に示すものである。
タイプ17−第1表に記載した炭素燃料部材を有する実
験製品 タイプ18−通常の市販の製品「エンバシーマイルド」 タイプ19−副流煙放出が減少させた市販の製品「バン
テージエクセル」 得られた結果を第3表に示す。
但し、第3表において、 TMP =全微粒子物質 PWNF=微粒子物質、水およびニコチン非含有 S.D.=標準偏差 N =試料サイズ である。
これらのシガレットは、シガレット当りの放出および
副流煙微粒子物質の生成速度の両者について比較する必
要がある。
シガレット当りを基礎として、タイプ17および19は、
通常の市販の製品であるタイプ18より副流煙TMP放出が
非常に減少してある。
生成速度を基礎として、タイプ17の副流煙TMP生成の
速度はタイプ19のそれよりも非常に減少している。
実施例8 この実施例の目的は、シガレット包装上への燃焼改質
剤の使用によるたばこロッドの消火特性の改質を研修す
ることにある。通常、たばこロッドの自己消火を引き起
こすタイプの包装紙を、燃焼改質剤、クエン酸三カリウ
ムで処理した。結果として添加レベルは、紙重量の6.3
%であった。
第1表に記載したタイプ21および22のシガレットを2
秒間持続する35mLの吸煙に従って点火した場合には、タ
イプ22のシガレットの65%が鎮火したのに対して、タイ
プ21のシガレットは自由にくすぶってたばこロッドの所
定の長さ(48mm)を燃焼することが見出された。なお、
第1表に記載したように、タイプ21のシガレットは燃料
ロッドを有していないのに対して、タイプ22のシガレッ
トには、第1表に記載した燃料部材がたばこロッドの中
心に配置されている。
したがって、包装紙への燃焼改質剤の添加は自由なく
すぶりを促進し、このため、燃料部材が存在しない場合
(タイプ21)にたばこロッドが自己消火することを妨げ
る。しかしながら、燃料部材の内包によるシガレットの
さらなる変質(タイプ22)は、自由なくすぶりを制限
し、シガレットが自己消火する高い割合の原因となる。
したがって、それらの構造に使用される包装および燃料
部材の組み合わせによって、タイプ22のシガレットは消
火する。
第5図および第6図に、この発明によるシガレットの
代わりの態様を示した。第1図および第2図に記載され
たものと比較して直径が多少小さいけれども、その構造
は、ロッド15を同一の材料および構造の3本のロッド25
に置換えたほかは第1図および第2図のそれと同一であ
る。シガレットの操作は第1図および第2図のそれと同
一であり、同じ利益が達成される。3本のロッドを供給
することは、喫煙者がシガレトを吸煙した際の、再添加
およびたばこロッドへの燃焼の伝播を改善する。
第7図および第8図の図面を参照すると、シェル32に
よって囲まれた通常のシガレットたばこのコア31をシガ
レットが有する代わりの態様が示されている。このシェ
ルは、活性炭粉86%およびカルボキシメチルセルロース
・ナトリウム塩12%の混合物から圧縮成型した物であ
り、この圧縮成立は平行インチ当り3201bsの圧力で行わ
れた。
シェル32は、炭酸カルシウム90%およびカルボキシメ
チルセルロース・ナトリウム塩10%の混合物からなるコ
ーティング33で外部をコートされている。
シガレット紙33aを、コートしたシェル32の上を覆う
ために使用することができる。通常のフィルター部分35
および中空管36を有する吸い口34を、通常のチッピング
紙によって合体したコア31およびシェル32の一端に接続
させる。
シェル32の質量は、通常の包装紙のそれと比較して重
いものになることは理解されるであろう。例えば、通常
のシガレット包装紙の質量23mgと比較して、第7図およ
び第8図に示した実施例の質量は190mgである。
シェルの質量はシガレットロッド31内のたばこの質量
と比較して重いものであり、好ましくは、たばこ31およ
びシェル32の合わせた質量の少なくとも20%および好ま
しくは35%に相当する。
また、シェル32は、喫煙具の断面積の大きな割合を構
成する。シェルは、好ましくは、断面積の少なくとも20
%を構成し、好ましい態様においては少なくとも30%を
構成する。
低静的燃焼速度の実質的な熱源としてシェル32を形成
することにより、シェルは、静的燃焼時のたばこロッド
の静的燃焼速度を制御し、それによりそのプロセスの完
全な制御に責任を負う役割を担う。静的燃焼をそのよう
に制御することにより、静的燃焼時にたばこの燃焼によ
って通常生成する副流煙を、実質的に減少もしくは除去
することさえ可能になる。事実上の無煙燃料のシェルを
形成することにより、シェル自身の静的燃焼によって副
流煙が生成することはなくなり、非吸煙時における静的
燃焼の際のたばこロッドの燃焼はあったとしてもごくわ
ずかであり、副流煙の実質的な減少が達成されるであろ
う。
シェル32は、酸素のたばこロッド31への接近を実質的
に拒むように設計されている。このため、吸煙の後、酸
素がたばこロッド31に接近することを拒みながらシェル
32はその静的燃焼速度でくすぶり続けるのに対して、た
ばこは急速に燃焼を止め、燃焼生成物が素早く消散す
る。たばこの燃焼の停止は、ヒートシンクとして作用す
るたばこ炭の下流の炭素の周辺質量によっても影響され
る。シガレットをさらに吸煙するや否や、酸素がたばこ
ロッド31を通過し、かつシェル32を通過して移動するた
めに、くすぶっているシェルの温度が実質的に増加す
る。この温度の増加は、たばこ31の再点火および燃焼を
引き起こす。吸煙時に起こった酸素の連続的な進入は、
たばこを燃焼させ、吸い口34を経て喫煙者の口を通過す
る燃焼生成物を形成する。いったん吸煙をやめると、た
ばこロッド31を通過する酸素が不十分になり、およびシ
ェル32を経由する接近が拒まれて、たばこは急速に鎮火
してくすぶる。このくすぶりは、前のように、次の吸煙
が行われるまでシェル32が引き受ける。上述のように、
この構造を用いて副流煙の実質的な減少が達成される。
実施例9 典型的な製品において、マウスピース34は55mmの長さ
であり、たばこコア31とコーティング33を有するシェル
32とは、35mmの長さであり、製品の総直径は8.5mmであ
った。シェル32は総直径が7.9mmであり、壁厚が0.6mmで
あり、またコーティング33は0.3mmの厚さであった。
ロッド31内のたばこの重量は、320mmgであり、シェル
32の重量は、190mgであった。
この製品を喫煙したとき、毎秒0.03mmの静的燃焼速度
を達成したが、通常のシガレット巻紙を有する同じシガ
レットたばこで作られた通常のシガレットは静的燃焼速
度が毎秒0.08mmであった。
光学的手法により測定した副流煙のレベルは、同じ種
類のたばこを使用した通常のシガレットにより生成され
る副流煙よりも94%低かった、工業的標準喫煙条件下で
のこの実施例において、通常のシガレットと同様の吸煙
回数および煙輸送が達成され、しかも、たばこロッド
は、通常の長さ59mmに比べてわずか35mmの長さであた。
シェル32は、カーボン、活性炭、木材パルプ、亜麻の
ような一連の好適な材料の一次成形、二次成形または押
出しによって作ることができ、またガラスもしくは鉱物
繊維もしくはウエブ、たばこもしくはたばこ誘導体を含
んでいてもよい。シェルは、エチルセルロース、メチル
セルロース、カルボキシメチルセルロース、塩、スター
チ、いなごまめガムおよびグアーガムのよううな結合剤
を含でいてもよい。シェルは、製造プロセスを補助する
ために、セルロース由来の付加的な紙で包んでもよい。
燃焼速度を改変するために、金属酸化物、シリケー
ト、カーボネート、硝酸塩、第I族およびII族金属の有
機塩のような化学添加剤を含めてもよい。重炭酸塩、固
体二酸化炭素、酸素および窒素のような発泡剤を、熱と
ともに、この発明の喫煙製品のための巻材として使用す
るように好適なシェルの製造過程で使用することができ
る。
シェル32上のコーティング33も、設計の対火災安全性
を改善するために、金属酸化物、シリケート、カーボネ
ート、ガラスおよび鉱物繊維のような熱絶縁材料を含ん
でいてもよい。
外側巻材は、通常のシガレット紙、英国特許出願No.8
912238.6の紙、または製品の外観を改善するためのアル
ミニウムフォイルもしくは他の同様の材料であってよ
い。外側巻材は、穿孔されていてもよい。
シェル32がベースセルロース材料で巻かれている場
合、シェルの炭素含有率は、当該ベースセルロース巻材
の少なくとも90重量%であるべきである。
マウスピース34は、英国特許出願第2210546号に記載
されている方法により、使用後の廃棄を容易にする潰れ
得るマウスピースを製造するように形成することができ
る。
シェルの最小サイズおよび重量は、物理的強度の考
慮、およびシェルがたばこロッドによる同時燃焼の不存
在下での性的燃焼を維持する必要性によって制限され
る。
シェルの最大厚さは、製品の総サイズによっておよび
毎秒17.5ミリリットルの流量で300mm wgを越えることが
期待されていないところの、たばこロッドの吸引抵抗に
よってのみ制限される。シェル32は、吸塩時にシェルと
コアが見かけは一緒に燃焼するが、コア31を越えてシェ
ルが突き出、かくして吸煙が終わるとすぐコアへの酸素
を遅延させるように、たばこコア31の固有燃焼速度と匹
敵する固有燃焼速度を持つように設計されなければなら
ない。
本発明に従う全ての製品は、たばこ自体の性的燃焼が
減少あるいは排除さえされていることにより、著しく低
いたばこ消費速度を呈し、したがって、たばこ重量の実
質的な節減が達成できる。ほとんどのたばこは、非吸煙
時の性的燃焼において無駄にされるので、本発明の喫煙
製品内のたばこの量は、吸塩中に消費されるたばこ量ま
で実質的に減少できる。かすして、たばこの重量は、非
吸煙時に無駄がなく、消費者が通常のシガレットに対し
て通常の吸煙時に喫するであろう量そこそこまで減少で
きる。
比較のために、通常のシガレットを第9図および第10
図に示す。このシガレットは、通常の紙42に巻かれたた
ばこロッド41を有する。酢酸セルロースフィルターオー
43が、吸い口紙44によって取り付けられている。比較と
して、第9図のシガレットは、第3図のたばこロッド長
35mmに対して59mmのたばこロッド長を有し、両者は、た
ばこの単位長当り同様の重量を有し、同様の吸煙回数を
生じる。
「自己消火」するシガレット製品は、再着火の不便
さ、および未着火シガレットを吸引したときの味に対す
る不服により、喫煙者に受け入れられないものとみなさ
れ得る。すなわち、低気孔率で燃焼速度の遅い巻紙を含
める、含流煙を減少させるための従来の提案は、そのよ
うな製品の遅い燃焼と、非吸煙時に喫煙材を着火した状
態にしておくという必要性との間のバランスを要求する
ものであった。
本発明にあっては、上記必要性が避けられるシガレッ
トが提供される。この製品は、好ましくは、たばこが実
質的に消火され、燃焼を停止するが、なお燃焼源によっ
て熱せられているような遅い燃焼特性のものである。こ
うして、凝縮性副流蒸気の認め得る生成はない。
この目的を達成するために、非吸煙時の通常の自由燃
焼期間を越えてグロー燃焼を維持し、吸煙時に酸素供給
が増加したときこの燃焼を回りの喫煙材に迅速に伝播し
得る燃焼源の形態の代替の熱源が、上記の全ての態様に
提供されている。
非吸煙時の喫煙材の燃焼は、実質的に消去され、それ
により喫煙材自体が静的燃焼を維持することのない製品
が提供される。
こうして、本発明によれば、喫煙材が非吸煙時に実質
的に燃焼を停止し、そうして静的燃焼期間中に認め得る
副流煙の発生を停止するところの製品が提供される。点
火の連続性のために提供され、喫煙者が製品を吸煙する
とすぐに喫煙材の再点火のための熱源を提供するところ
の熱源は、この場合、結合剤を用いて成形した活性炭で
ある。通常のシガレットを再着火したときの味に対する
不服を克服したものが、喫煙材のこの迅速な再活性化な
のである。
低副流煙発生の形の上に述べた利点に加えて、内部に
燃焼源を有する本発明の製品は、USA・ファイア・セイ
フティ・スタディーズ(1987)に用いられている接触試
験により規定される極度に低い点火傾向を有するものと
期待される。第1図〜第6図の態様について説明した喫
煙製品の性質により、周囲のたばこが、室内織物のよう
なこれと接触する物質に燃焼を伝播するに充分な熱を生
成するところの期間が実質的に減少する。この減少した
暴露期間は、偶発的な火災の可能性を実質的に減少させ
る。特に、非吸煙時に燃焼源の回りのたばこが燃焼しな
いということは、危険性が最も高いとき、すなわち製品
が非吸煙時に注意されずにおかれ、燃えさせられている
ときの偶発的火災の可能性を実質的に減少させる。第1
図〜第6図に記載した態様に関し、本発明は、不注意に
捨てた場合の燃焼源との接触を危険を低減するように、
非吸煙時の喫煙製品における周辺の熱に炭の存在を実質
的に排除し、非吸煙時の燃焼源を取り巻く実質的に未燃
焼のたばこからなる絶縁層を提供する。
第7図および第8図に関して上に説明したように、シ
ェル32が適当な熱絶縁材料で囲包されているところのこ
れらの図の態様についても、同様の利点が達成できる。
本発明の製品は、また、通常のシガレットと比べて、
同じドースレベルの燃焼生成物を喫煙者に与えるに必要
なたばこの量の実質的な減少を示す。本発明は、喫煙材
の消費のほとんどを吸煙の期間に制限し、比吸煙時のく
すぶりによる喫煙材を「無駄」がほとんどないので、本
発明によらない通常のシガレットについて達成されるも
のと同じドースレベルの燃焼生成物を喫煙者に与えるた
めに実質的に減少した重量の喫煙材を用いることができ
る。
さらに、本発明によるたばこの消費は、喫煙者による
吸煙の頻度および容積に実質的に依存し、シガレットが
自由燃焼している(通常のシガレットにあっては、この
期間に、有効たばこ重量の50%を越え、75%もの割合が
通常消費される)時間の比率に依存するところがほとん
ど無いので、シガレットを喫し得る時間に、より大きな
柔軟性を持たすことができる。
理想的な喫煙製品とは、喫煙材が、(喫煙者の要求を
満たしながら)吸煙期間中にのみ消費されるものである
というのが我々の主張である。最適な解決は、副流煙発
生、たばこ消費およびおよび点火傾向を最小限とするも
のである。本発明は、これら利点を実質手に達成する手
段を提供するものである。
喫煙材が、完全に消費されるまで、吸煙によらないで
連続的に燃焼する喫煙製品は、本発明の範囲外である。
逆に、本発明は、空気中におけるこの吸煙によらない
連続燃焼を行わない喫煙製品であって、吸煙時に再点火
の便を喫煙者に保証し、喫煙材が実質的に消火された後
の許容期間の間これを行い続けるために、喫煙材に加え
て一体的な燃焼源を有する製品からなる。上記再点火の
便の許容期間は、市場依存性である。例えば、低点火傾
向にある市場では、短い期間が最も受け入れられるであ
ろうし、洗練度の低い市場は、逆を要求するであろう。
構成の鍵となる変数は、この変化を達成するように適合
される。達成されている変更の例は、実験データに示さ
れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従って製造されたシガレットを概略
的に示す断面図である。 第2図は、第1図のシガレットの端部断面を示す正面図
である。 第3図は、たばこ消費の減少の利点を用いる別の方法を
示すように、本発明に従って製造されたシガレットの別
の実施例を概略的に示す断面図である。 第4図は、第3図のシガレットの端部断面を示す正面図
である。 第5図は、本発明に従って製造されたシガレットの他の
実施例を概略的に示す断面図である。 第6図は、第5図のシガレットの端部断面を示す正面図
である。 第7図は、本発明に従って製造されたシガレットの他の
実施例を概略的に示す断面図である。 第8図は、第7図のシガレットの端部断面を示す正面図
である。 第9図は、従来のシガレットを示す断面図である。 第10図は、第9図のシガレットの端部断面を示す正面図
である。 第11図は、実施例1のシガレットについて、消火時間・
燃料ロッドの単位長さ当り重量の関係を示すグラフであ
る。 第12図〜第17図は、実施例1,2,3のシガレットについ
て、消火%・喫煙動作と喫煙動作との間の間隔の関係を
示すグラフである。 第18図は、実施例4のシガレットについて、シガレット
ロッドの重量・喫煙動作回数の関係を示すグラフであ
る。 第19図は、実施例5で用いた試験装置を示す側面図であ
る。 第20図〜第22図は、実施例5のシガレットについて、副
流煙強度・喫煙動作回数の関係を示すグラフである。 第23図は、実施例6のシガレットについて、副流煙強度
・喫煙動作回数の関係を示すグラフである。 10、11…フィルタ部分、12…たばこロッド、13…チッピ
ング紙13、14…包装、15…活性炭ロッド
フロントページの続き (72)発明者 コーリン・アーサー・ヒル イギリス国、ブリストル、ネイルシー、 セイント・メアリース・パーク 29 (56)参考文献 特開 平2−283271(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A24D 1/10

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸煙動作(puffing)によりその燃焼生成
    物が喫煙者に吸引される喫煙材と、該喫煙材に接触して
    配置された燃焼源(但し、喫煙材と混合された刻み乃至
    粉末の形態であるものを除く)とを具備する喫煙製品で
    あって、 前記喫煙製品は、非吸煙時に前記喫煙材を消火すること
    に適合され、 且つ前記燃焼源は吸煙時に前記喫煙材を再点火し、これ
    によって該喫煙材を燃焼させることに適合された喫煙製
    品。
  2. 【請求項2】包装で包まれたロッド状の喫煙材を含んだ
    請求項1に記載の製品。
  3. 【請求項3】前記包装および/または前記喫煙材および
    /または前記燃焼源は、非吸煙時に前記喫煙材の消火を
    もたらすようなものである請求項2に記載の製品。
  4. 【請求項4】前記包装のガス透過性の値が、吸煙動作が
    ないときには、前記喫煙材を燃焼させ得る量の酸素流を
    透過させない値である請求項3に記載の製品。
  5. 【請求項5】吸煙動作により空気が燃焼源を通過し、喫
    煙材に対する酸素供給が増大して燃焼源の急激な温度上
    昇がもたらされることによって、再点火に適合された請
    求項1〜4の何れか1項に記載の喫煙製品。
  6. 【請求項6】前記燃焼源は、喫煙材の実質的な燃焼を伴
    わずにくすぶることができ、且つ直前の吸煙動作から短
    くとも60秒後、好ましくは120秒後、より好ましくは180
    秒後までは、前記喫煙材を再点火することができる請求
    項1〜5の何れか1項に記載の製品。
  7. 【請求項7】製品を放置しておくと、該製品はその全体
    が消費される前に完全に消火される請求項1〜6の何れ
    か1項に記載の製品。
  8. 【請求項8】前記燃焼源が活性炭または部分炭化された
    セルロース物質でできている請求項1〜7の何れか1項
    に記載の製品。
  9. 【請求項9】前記燃焼源がロッド状喫煙材の内部に配置
    されている請求項2〜8の何れか1項に記載の製品。
  10. 【請求項10】前記燃焼源には、前記喫煙材の内部に配
    置された少なくとも一つのロッド状燃焼源が含まれる請
    求項9に記載の製品。
  11. 【請求項11】前記燃焼源が、前記ロッド状の喫煙材を
    取り囲むシェルである請求項2〜5の何れか1項に記載
    の製品。
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KR101795664B1 (ko) * 2016-03-23 2017-12-01 이승원 벽체의 개구부 확보용 가이드 프레임

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