JP3021099B2 - ファクシミリ装置およびその登録データ出力方法 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置およ
びその登録データ出力方法に関し、特に登録データの中
で変更された登録データのみを出力するファクシミリ装
置およびその登録データ出力方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、ファクシミリ装置にあっては、相
手先の電話番号、名称等を登録し、これらの登録データ
をワンタッチダイアルや短縮ダイアル等によって呼び出
して、発呼するようになっている。相手先のデータは、
所定数任意登録でき、所定数以内であればデータの変
更、追加、修正等が可能である。このため、登録データ
は流動的であり、どのダイアルキーにどのようなデータ
が登録されているかを、常に管理・把握しておく必要が
ある。

【０００３】従来のこの種のファクシミリ装置における
管理方法として、登録データを印字出力または送信出力
する方法が提案されている。このような登録データ出力
方法としては、例えば特開昭６２−２０８７４７号公報
に記載されたものがあり、登録した結果を登録リストと
して印字出力するファクシミリ装置が開示されている。
また、例えば特開昭６２−１０１１６４号公報には、あ
る特定の回数に達したとき、記憶している伝送不能発生
状況のレポートをサービスセンタに自動送信することに
より、障害に対して迅速で適切な対応を行なうファクシ
ミリ装置の制御方式が開示されている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置およびその登録データ出力
方法にあっては、磁気ディスク装置などの大容量の不揮
発性メモリを使用することにより、登録データの蓄積装
置が大容量化し、これに伴いワンタッチダイアル、短縮
ダイアルなどで扱う登録データ数が増加する傾向にあ
る。この登録データの増加により、印字出力または送信
出力するリストの枚数（ページ数）が多くなり、登録デ
ータを１箇所変更した場合でも、何枚ものリストを出力
しなければならないという問題があった。

【０００５】すなわち、このような登録リストを出力し
ておかないと、万一、登録データの蓄積装置が故障した
場合、登録データを復元できず最新の登録データが失わ
れるという不具合が生じる。そこで、請求項１記載の発
明は、変更された登録データのみを印字出力することに
より、無駄なリスト出力を無くすことができるファクシ
ミリ装置の登録データ出力方法を提供することを目的と
している。

【０００６】また、請求項２記載の発明は、変更された
登録データのみを印字出力することにより、無駄なリス
ト出力を無くすことができるファクシミリ装置を提供す
ることを目的としている。また、請求項３記載の発明
は、変更された登録データのみを任意の相手先に送信す
ることにより、最新の登録データの変更部分を第３者が
管理できるファクシミリ装置の登録データ出力方法を提
供することを目的としている。

【０００７】また、請求項４記載の発明は、変更された
登録データのみを任意の相手先に送信することにより、
最新の登録データの変更部分を第３者が管理できるファ
クシミリ装置を提供することを目的としている。また、
請求項５記載の発明は、変更された登録データのみをサ
ービスセンタなどにポーリング送信することにより、最
新の登録データの変更部分を第３者が管理できるファク
シミリ装置の登録データ出力方法を提供することを目的
としている。

【０００８】また、請求項６記載の発明は、変更された
登録データのみをサービスセンタなどにポーリング送信
することにより、最新の登録データの変更部分を第３者
が管理できるファクシミリ装置を提供することを目的と
している。

【０００９】

【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
上記目的を達成するために、あらかじめ決められている
登録領域に対応させて相手先のデータを複数蓄積してお
き、蓄積された登録データに基づいてその登録内容を印
字出力するファクシミリ装置の登録データ出力方法にお
いて、前記登録データの中で変更された登録データを検
索し、検索された変更データのみを印字出力することを
特徴とする。

【００１０】また、請求項２記載の発明は、上記目的を
達成するために、あらかじめ決められている登録領域に
対応させて相手先のデータを複数蓄積する登録データ蓄
積部と、蓄積された登録データに基づいてその登録内容
を印字出力するプロッタと、を備えたファクシミリ装置
において、前記登録データ蓄積部で登録内容が変更され
た登録領域を検索する変更領域検索部と、検索された変
更領域を認識する変更領域認識部と、認識された変更領
域のみの登録データに基づいて変更内容のファイルを作
成するファイル作成部と、を備え、作成されたファイル
を前記プロッタにより印字出力することを特徴とする。

【００１１】また、請求項３記載の発明は、上記目的を
達成するために、あらかじめ決められている登録領域に
対応させて相手先のデータを複数蓄積しておき、蓄積さ
れた登録データに基づいてその登録内容を送信するファ
クシミリ装置の登録データ出力方法において、前記登録
データの中で変更された登録データを検索し、検索され
た変更データのみを任意の相手先に送信することを特徴
とする。

【００１２】また、請求項４記載の発明は、上記目的を
達成するために、あらかじめ決められている登録領域に
対応させて相手先のデータを複数蓄積する登録データ蓄
積部と、蓄積された登録データに基づいてその登録内容
を任意の相手先に送信する送信手段と、を備えたファク
シミリ装置において、前記登録データ蓄積部で登録内容
が変更された登録領域を検索する変更領域検索部と、検
索された変更領域を認識する変更領域認識部と、認識さ
れた変更領域のみの登録データに基づいて変更内容のフ
ァイルを作成するファイル作成部と、を備え、作成され
たファイルを前記送信手段により任意の相手先に送信す
ることを特徴とする。

【００１３】また、請求項５記載の発明は、上記目的を
達成するために、あらかじめ決められている登録領域に
対応させて相手先のデータを複数蓄積しておき、蓄積さ
れた登録データに基づいてその登録内容を任意の相手先
にポーリング送信するファクシミリ装置の登録データ出
力方法において、前記登録データの中で変更された登録
データを検索し、検索された変更データのみを任意の相
手先にポーリング送信することを特徴とする。

【００１４】また、請求項６記載の発明は、上記目的を
達成するために、あらかじめ決められている登録領域に
対応させて相手先のデータを複数蓄積する登録データ蓄
積部と、蓄積された登録データに基づいてその登録内容
を任意の相手先にポーリング送信する送信手段と、を備
えたファクシミリ装置において、前記登録データ蓄積部
で登録内容が変更された登録領域を検索する変更領域検
索部と、検索された変更領域を認識する変更領域認識部
と、認識された変更領域のみの登録データに基づいて変
更内容のファイルを作成するファイル作成部と、を備
え、作成されたファイルを前記送信手段により任意の相
手先にポーリング送信することを特徴とする。

【００１５】

【作用】上記構成を有する請求項１記載の発明において
は、登録データの中で変更された登録データを検索し、
検索された変更データのみを印字出力する。また、上記
構成を有する請求項２記載の発明においては、登録デー
タ蓄積部で登録内容が変更された登録領域を変更領域検
索部により検索し、検索された変更領域を変更領域認識
部により認識し、認識された変更領域のみの登録データ
に基づいてファイル作成部により変更内容のファイルを
作成し、作成されたファイルをプロッタにより印字出力
する。

【００１６】また、上記構成を有する請求項３記載の発
明においては、登録データの中で変更された登録データ
を検索し、検索された変更データのみを任意の相手先に
送信する。また、上記構成を有する請求項４記載の発明
においては、登録データ蓄積部で登録内容が変更された
登録領域を変更領域検索部により検索し、検索された変
更領域を変更領域認識部により認識し、認識された変更
領域のみの登録データに基づいてファイル作成部により
変更内容のファイルを作成し、作成されたファイルを送
信手段により任意の相手先に送信する。

【００１７】また、上記構成を有する請求項５記載の発
明においては、登録データの中で変更された登録データ
を検索し、検索された変更データのみを任意の相手先に
ポーリング送信する。また、上記構成を有する請求項６
記載の発明においては、登録データ蓄積部で登録内容が
変更された登録領域を変更領域検索部により検索し、検
索された変更領域を変更領域認識部により認識し、認識
された変更領域のみの登録データに基づいてファイル作
成部により変更内容のファイルを作成し、作成されたフ
ァイルを送信手段により任意の相手先にポーリング送信
する。

【００１８】

【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
図１は請求項１〜６いずれかに記載された発明の一実施
例に係るファクシミリ装置およびその登録データ出力方
法を示す図であり、同図（ａ）はファクシミリ装置のシ
ステムブロック図、同図（ｂ）は登録データの出力例を
示す。

【００１９】まず、構成を説明する。図１（ａ）におい
て、ファクシミリ制御部１１は、所定のプログラムに従
ってファクシミリ装置全体を制御する。画情報蓄積部
（画情報用メモリ）１２は、例えばＲＡＭ（Random Acc
essMemory）内に形成されており、通信に係る画情報が
蓄積される。登録データ蓄積部１３は、画情報蓄積部１
２と同様にＲＡＭ内に形成されており、図２（ａ）に示
すように、相手先の電話番号、名称等があらかじめ決め
られているワンタッチダイアル、短縮ダイアル等に対応
する登録領域に蓄積される。この登録データ蓄積部１３
において、データの新規登録、変更、追加、修正等が行
なわれた場合は、その登録領域（登録部分）にて登録デ
ータの変更を示す変更フラグがＯＮとなる。

【００２０】ＤＣＲ（画情報圧縮再生部）１４は、送信
する画情報を所定の方式で符号化してその情報量を圧縮
すると共に、符号化されている受信画情報を元の画情報
に復元する。ＣＣＵ（通信制御部）１５は、所定の伝送
制御手順に従ってファクシミリ伝送を実行するものであ
り、送信信号を変調すると共に受信信号を復調するモデ
ム１６を介して伝送回線網（例えば、公衆電話回線網）
と接続されている。

【００２１】操作表示部１７は、このファクシミリ装置
をオペレータが任意に操作するための各種操作キー、例
えばワンタッチダイアルキーや短縮ダイアルキーおよび
ファクシミリ装置からオペレータへのメッセージ等を表
示するための各種の表示器等が配設されている。スキャ
ナ（読取部）１８は、送信原稿を所定の解像度で画素に
分解して、各画素を白黒の画信号に変換する。プロッタ
（書き込み部）１９は、スキャナ１８と同じ解像度で画
像を記録紙に記録して出力する。

【００２２】変更領域検索部２０は、前記登録データ蓄
積部１３で登録内容が変更された登録領域（登録部分）
を検索し、図２（ａ）に示すように、検索された変更領
域に対応して変更フラグをＯＮする。変更領域認識部２
１は、変更領域検索部２０によって検索された変更領域
すなわち変更フラグがＯＮしている登録領域を認識す
る。このために、図２（ｂ）に示すように、認識フラグ
（変更部分有りフラグ）の登録領域が設けられており、
図２（ａ）に示した登録データ蓄積部１３で１個でも変
更フラグがＯＮすると、図２（ｃ）に示すように、変更
部分有りフラグがＯＮとなり、前記変更フラグがＯＮと
なっている変更部分、例えばワンタッチダイアルのキー
No.２とNo.７９が登録される。ファイル作成部２２は、
変更領域認識部２１により認識された変更領域のみの登
録データに基づいて、図１（ｂ）に示すような変更内容
のファイルを作成する。

【００２３】上記構成を有する本実施例においては、フ
ァイル作成部２２により作成された変更部分のみのファ
イルを、 前記プロッタ１９により印字出力する 前記ＣＣＵ１５を送信手段として任意の相手先に送信
する 前記ＣＣＵ１５を送信手段として任意の相手先にポー
リング送信する ものである。

【００２４】次に、作用を説明する。図３は実施例にお
けるワンタッチダイアルキーへの登録処理を示すフロー
チャートである。まず、登録データの修正時であるが、
図２（ａ）のワンタッチNo.２の電話番号（ＴＥＬ N
o.）が、例えば０６−△△△−△△△△から０６−△△
△−△△△▲に変更された場合、図３に示すように、ワ
ンタッチ登録モードに入り（ステップＳ１）、ワンタッ
チNo.を指定する。ここで、指定されたワンタッチNo.が
登録済みNo.であるかどうかを判断し（ステップＳ
２）、登録済みNo.である場合は修正と判断し、ステッ
プＳ３に進む。ステップＳ３において、修正登録する電
話番号が入力されると、ワンタッチNo.２の登録領域に
０６−△△△−△△△▲を登録し（ステップＳ４）、そ
の登録領域の変更フラグをＯＮする（ステップＳ５）。

【００２５】一方、ステップＳ２において、登録済みN
o.ではなく新規追加と判断されたとき、例えばワンタッ
チNo.７９に横浜営業所を追加登録するときは、ステッ
プＳ２で指定されたワンタッチNo.７９に登録する電話
番号が入力されると（ステップＳ６）、ステップＳ４に
進み、前記同様に内容を登録し、変更フラグをＯＮす
る。 図４は実施例における変更部分の検索処理を示す
フローチャートである。変更領域検索部２０は、登録デ
ータ蓄積部１３内で変更フラグがＯＮのところを検索し
（ステップＰ１）、有る場合は、ＯＮのところのワンタ
ッチNo.を、図２（ｃ）に示すように、変更領域認識部
２１に登録し（ステップＰ２）、認識部への登録が終わ
ったところの変更フラグはＯＦＦし（ステップＰ３）、
ＯＮとなっている全ての変更フラグを検索する（ステッ
プＰ４）。図２に示す例では、ワンタッチNo.２とNo.７
９を変更領域認識部２１に登録し、最後に図２（ｃ）に
示す認識フラグ（変更部分有りフラグ）をＯＮする（ス
テップＰ５）。

【００２６】図５は実施例における変更部分のファイル
作成処理を示すフローチャートである。ファイル作成部
２２は、図２（ｂ）、（ｃ）に示す認識フラグによって
変更部分の有無を監視し（ステップＴ１）、変更部分有
りフラグがＯＮならば、随時（ステップＴ２）、または
その日の終わりなどの任意に設定された時間などに（ス
テップＴ３）、ファイル作成部２２において、印字出力
ファイル、送信ファイル、またはポーリング送信ファイ
ルを作成させる（ステップＴ４）。

【００２７】ファイルの作成が終了すると（ステップＴ
５）、ファクシミリ制御部１１により、自機のプロッタ
１８に出力したり、サービスセンタなどの任意の相手先
に送信したり、サービスセンタなどの任意の相手先から
の着呼でポーリング送信し、変更部分有りフラグをＯＦ
Ｆして（ステップＴ６）、処理を終了する。このよう
に、本実施例においては、変更した部分のみを随時また
は任意に設定された定刻に出力することができ、無駄な
リスト出力を無くすことができる。

【００２８】また、サービスセンタなど、任意の相手先
に送信またはポーリング送信することにより、最新の登
録データを第３者が管理することができる。この場合
も、変更部分のみの送信であるため、少ない時間で済
む。

【００２９】

【発明の効果】以上説明したように、請求項１記載の発
明に係るファクシミリ装置の登録データ出力方法によれ
ば、登録データの中で変更された登録データを検索し、
検索された変更データのみを印字出力するので、無駄な
リスト出力を無くすことができる。

【００３０】また、請求項２記載の発明に係るファクシ
ミリ装置によれば、登録データ蓄積部で登録内容が変更
された登録領域を変更領域検索部により検索し、検索さ
れた変更領域を変更領域認識部により認識し、認識され
た変更領域のみの登録データに基づいてファイル作成部
により変更内容のファイルを作成し、作成されたファイ
ルをプロッタにより印字出力するので、無駄なリスト出
力を無くすことができる。

【００３１】また、請求項３記載の発明に係るファクシ
ミリ装置の登録データ出力方法によれば、登録データの
中で変更された登録データを検索し、検索された変更デ
ータのみを任意の相手先に送信するので、最新の登録デ
ータの変更部分を第３者が管理できる。また、請求項４
記載の発明に係るファクシミリ装置によれば、登録デー
タ蓄積部で登録内容が変更された登録領域を変更領域検
索部により検索し、検索された変更領域を変更領域認識
部により認識し、認識された変更領域のみの登録データ
に基づいてファイル作成部により変更内容のファイルを
作成し、作成されたファイルを送信手段により任意の相
手先に送信するので、最新の登録データの変更部分を第
３者が管理できる。

【００３２】また、請求項５記載の発明に係るファクシ
ミリ装置の登録データ出力方法によれば、登録データの
中で変更された登録データを検索し、検索された変更デ
ータのみを任意の相手先にポーリング送信するので、最
新の登録データの変更部分を第３者が管理できる。ま
た、請求項６記載の発明に係るファクシミリ装置によれ
ば、登録データ蓄積部で登録内容が変更された登録領域
を変更領域検索部により検索し、検索された変更領域を
変更領域認識部により認識し、認識された変更領域のみ
の登録データに基づいてファイル作成部により変更内容
のファイルを作成し、作成されたファイルを送信手段に
より任意の相手先にポーリング送信するので、最新の登
録データの変更部分を第３者が管理できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】請求項１〜６いずれかに記載された発明の一実
施例に係るファクシミリ装置およびその登録データ出力
方法を示す図であり、同図（ａ）はファクシミリ装置の
システムブロック図、同図（ｂ）は登録データの出力例
を示す。

【図２】登録データの変更フラグ例を示すもので、同図
（ａ）はワンタッチダイアルへの登録データ例を示し、
同図（ｂ）および（ｃ）は変更フラグを受けた認識フラ
グ例を示す。

【図３】実施例におけるワンタッチダイアルキーへの登
録処理を示すフローチャートである。

【図４】実施例における変更部分の検索処理を示すフロ
ーチャートである。

【図５】実施例における変更部分のファイル作成処理を
示すフローチャートである。

【符号の説明】

１３ ファクシミリ制御部 １５ ＣＣＵ：通信制御部（送信手段） ２０ 変更領域検索部 ２１ 変更領域認識部 ２２ ファイル作成部

Claims (6)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】あらかじめ決められている登録領域に対応
   させて相手先のデータを複数蓄積しておき、蓄積された
   登録データに基づいてその登録内容を印字出力するファ
   クシミリ装置の登録データ出力方法において、 前記登録データの中で変更された登録データを検索し、
   検索された変更データのみを印字出力することを特徴と
   するファクシミリ装置の登録データ出力方法。
2. 【請求項２】あらかじめ決められている登録領域に対応
   させて相手先のデータを複数蓄積する登録データ蓄積部
   と、 蓄積された登録データに基づいてその登録内容を印字出
   力するプロッタと、を備えたファクシミリ装置におい
   て、 前記登録データ蓄積部で登録内容が変更された登録領域
   を検索する変更領域検索部と、 検索された変更領域を認識する変更領域認識部と、 認識された変更領域のみの登録データに基づいて変更内
   容のファイルを作成するファイル作成部と、を備え、 作成されたファイルを前記プロッタにより印字出力する
   ことを特徴とするファクシミリ装置。
3. 【請求項３】あらかじめ決められている登録領域に対応
   させて相手先のデータを複数蓄積しておき、蓄積された
   登録データに基づいてその登録内容を送信するファクシ
   ミリ装置の登録データ出力方法において、 前記登録データの中で変更された登録データを検索し、
   検索された変更データのみを任意の相手先に送信するこ
   とを特徴とするファクシミリ装置の登録データ出力方
   法。
4. 【請求項４】あらかじめ決められている登録領域に対応
   させて相手先のデータを複数蓄積する登録データ蓄積部
   と、 蓄積された登録データに基づいてその登録内容を任意の
   相手先に送信する送信手段と、を備えたファクシミリ装
   置において、 前記登録データ蓄積部で登録内容が変更された登録領域
   を検索する変更領域検索部と、 検索された変更領域を認識する変更領域認識部と、 認識された変更領域のみの登録データに基づいて変更内
   容のファイルを作成するファイル作成部と、を備え、 作成されたファイルを前記送信手段により任意の相手先
   に送信することを特徴とするファクシミリ装置。
5. 【請求項５】あらかじめ決められている登録領域に対応
   させて相手先のデータを複数蓄積しておき、蓄積された
   登録データに基づいてその登録内容を任意の相手先にポ
   ーリング送信するファクシミリ装置の登録データ出力方
   法において、 前記登録データの中で変更された登録データを検索し、
   検索された変更データのみを任意の相手先にポーリング
   送信することを特徴とするファクシミリ装置の登録デー
   タ出力方法。
6. 【請求項６】あらかじめ決められている登録領域に対応
   させて相手先のデータを複数蓄積する登録データ蓄積部
   と、 蓄積された登録データに基づいてその登録内容を任意の
   相手先にポーリング送信する送信手段と、を備えたファ
   クシミリ装置において、 前記登録データ蓄積部で登録内容が変更された登録領域
   を検索する変更領域検索部と、 検索された変更領域を認識する変更領域認識部と、 認識された変更領域のみの登録データに基づいて変更内
   容のファイルを作成するファイル作成部と、を備え、 作成されたファイルを前記送信手段により任意の相手先
   にポーリング送信することを特徴とするファクシミリ装
   置。