JP3021043B2 - センサに関するまたはセンサにおける改良物 - Google Patents
センサに関するまたはセンサにおける改良物Info
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- JP3021043B2 JP3021043B2 JP3510370A JP51037091A JP3021043B2 JP 3021043 B2 JP3021043 B2 JP 3021043B2 JP 3510370 A JP3510370 A JP 3510370A JP 51037091 A JP51037091 A JP 51037091A JP 3021043 B2 JP3021043 B2 JP 3021043B2
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- sensor
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- G01N27/26—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
- G01N27/28—Electrolytic cell components
- G01N27/30—Electrodes, e.g. test electrodes; Half-cells
- G01N27/36—Glass electrodes
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- Photovoltaic Devices (AREA)
- Electrodes For Compound Or Non-Metal Manufacture (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
- Chemically Coating (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、外部標準電極およびガラスpH電極、特に改
良された温度特性を有するガラスpH電極を含有するセン
サに関する。
良された温度特性を有するガラスpH電極を含有するセン
サに関する。
現在入手可能なセンサは、温度によって直線的に変化
しない特徴を有するガラス電極を含有しており、これに
より、現在入手可能なpHメータが温度修正できる範囲が
限定されることになる。
しない特徴を有するガラス電極を含有しており、これに
より、現在入手可能なpHメータが温度修正できる範囲が
限定されることになる。
pHメータは、ガラスpH電極と標準電極との間のD.C.電
位を測定し、得られた測定値をpH値に変える電圧計であ
る。このセンサ電極および標準電極は、ひとつのユニッ
トまたはpHプローブに結合されてもよい。標準電極は、
ガラス電極の電位が測定可能な既知の安定した標準電位
を供給する。ガラス電極電位と標準電極電位の差異は、
ネルンストの式により知られている方法で変化する。電
位差異は、水素イオン活性の因子であり、ネルンストの
式により変化する“勾配因子”である。
位を測定し、得られた測定値をpH値に変える電圧計であ
る。このセンサ電極および標準電極は、ひとつのユニッ
トまたはpHプローブに結合されてもよい。標準電極は、
ガラス電極の電位が測定可能な既知の安定した標準電位
を供給する。ガラス電極電位と標準電極電位の差異は、
ネルンストの式により知られている方法で変化する。電
位差異は、水素イオン活性の因子であり、ネルンストの
式により変化する“勾配因子”である。
ガラス電極を用いるpH測定の温度修正は、測定が実験
室外で行なわれるに従って、たとえば、0℃から10℃の
範囲の温度が一般的である環境において、および、温度
が50℃以上になりうる煙道ガス脱硫溶液中において、よ
り重要性を増してくる。
室外で行なわれるに従って、たとえば、0℃から10℃の
範囲の温度が一般的である環境において、および、温度
が50℃以上になりうる煙道ガス脱硫溶液中において、よ
り重要性を増してくる。
電位差pHセルの理想的な特徴(温度係数が0でないこ
とが必然であるということを考慮にいれれば)を、以下
に列挙する。
とが必然であるということを考慮にいれれば)を、以下
に列挙する。
1、 理想的なネルンストの勾配因子にしたがって、勾
配因子(k)は、温度に対して直線的に変化する。
配因子(k)は、温度に対して直線的に変化する。
∂k/∂T=R/F ln(10) ここで、Rはガス定数、Tは絶対温度、Fはファラデ
ィ定数である。
ィ定数である。
2、 標準電位(E0)は、温度に対して直線的に変化す
る。
る。
3、 e.m.f.は、pH7で温度とは無関係である。すなわ
ち、等電位pH(pHiso)は、値7.0を有する。
ち、等電位pH(pHiso)は、値7.0を有する。
4、 セルe.m.f.が0であるところのpHは、7.0である
べきである。
べきである。
5、 セルは、低熱容量を有するべきであり、これによ
り、温度平衡に即座に到達可能となる。
り、温度平衡に即座に到達可能となる。
6、 温度変化への反応は、単調であるべきである。す
なわち、もしセルの個々の構成部分が、異符号の温度係
数を有するならば、セルのデザインは、総合セルe.m.f.
が新しい平衡値の途中で方向を変化させるような異なっ
た速度をもって、これらの構成部分を、温度に関して変
化させるようにすべきではない。
なわち、もしセルの個々の構成部分が、異符号の温度係
数を有するならば、セルのデザインは、総合セルe.m.f.
が新しい平衡値の途中で方向を変化させるような異なっ
た速度をもって、これらの構成部分を、温度に関して変
化させるようにすべきではない。
7、 このシステムは、熱ヒステリシスを示すべきでは
ない。
ない。
これらの特徴以外に、pHセルはまた、定温測定の規定
を満足させなければならず、たとえば、精度、正確性、
範囲、ノイズフリー性を満足しなければならない。
を満足させなければならず、たとえば、精度、正確性、
範囲、ノイズフリー性を満足しなければならない。
特徴(1)と(4)を個々にした場合には、特徴
(1)は達成可能であり、特徴(4)は比較的ほとんど
問題がないが、特徴(2)から(4)を同時に実現する
のはより困難である。
(1)は達成可能であり、特徴(4)は比較的ほとんど
問題がないが、特徴(2)から(4)を同時に実現する
のはより困難である。
ガラス電極の内部充填溶液の化学性のために、特徴
(2)は、実際にはめったに達成されない。ほとんどの
場合、この特徴は、約20℃の範囲でだいたい達成される
と思われる。
(2)は、実際にはめったに達成されない。ほとんどの
場合、この特徴は、約20℃の範囲でだいたい達成される
と思われる。
特徴(5)、(6)、および(7)は一般的に、電極
のデザインにおいては、低い優先順位を有するものであ
る。
のデザインにおいては、低い優先順位を有するものであ
る。
我々は、一般的に特徴(3)および(4)を満足する
一方、標準電位における直線的変化(特徴(2))が最
適である、ガラスpH電極を含有するセンサを開発した。
一方、標準電位における直線的変化(特徴(2))が最
適である、ガラスpH電極を含有するセンサを開発した。
したがって、本発明は、外部標準電極およびガラスpH
電極を含有するセンサであって、ガラスpH電極が、銀−
臭化銀内部電極および内部電極用電極充填溶液からな
り、電極充填溶液が、以下のうちの1つ a)外部標準電極が、等温性銀−塩化銀標準電極である
とき、溶液は ∂pKa/∂T=−0.011±0.001 を満たす: b)外部標準電極が、遠隔性銀−塩化銀標準電極である
とき、溶液は ∂pKa/∂T=−0.015±0.001 を満たす: c)外部標準電極が、等温性カロメル標準電極であると
き、溶液は ∂pKa/∂T=−0.008±0.001 を満たす:または d)外部標準電極が、遠隔性カロメル標準電極であると
きは、溶液は ∂pKa/∂T=−0.017±0.001 を満たす: ここで、∂pKaは、双性イオン緩衝溶液の解離定数の
負対数であり、Tは、絶対温度であり、外部標準電極用
充填溶液は、3mol l-1KClである、 を満足するように選択された臭素イオンを含有する双性
イオン緩衝溶液である、センサを提供する。
電極を含有するセンサであって、ガラスpH電極が、銀−
臭化銀内部電極および内部電極用電極充填溶液からな
り、電極充填溶液が、以下のうちの1つ a)外部標準電極が、等温性銀−塩化銀標準電極である
とき、溶液は ∂pKa/∂T=−0.011±0.001 を満たす: b)外部標準電極が、遠隔性銀−塩化銀標準電極である
とき、溶液は ∂pKa/∂T=−0.015±0.001 を満たす: c)外部標準電極が、等温性カロメル標準電極であると
き、溶液は ∂pKa/∂T=−0.008±0.001 を満たす:または d)外部標準電極が、遠隔性カロメル標準電極であると
きは、溶液は ∂pKa/∂T=−0.017±0.001 を満たす: ここで、∂pKaは、双性イオン緩衝溶液の解離定数の
負対数であり、Tは、絶対温度であり、外部標準電極用
充填溶液は、3mol l-1KClである、 を満足するように選択された臭素イオンを含有する双性
イオン緩衝溶液である、センサを提供する。
本発明のセンサは、ガラスpH電極における臭素と双性
イオン緩衝溶液の濃度を適当に選択すれば、約7.0のpH
において、ゼロ点および等電位点の所望の特徴を有する
ようにデザイン可能である。(等電位pHは、e.m.f.が全
ての温度で同様であるpHである。) 本発明において使用可能な双性イオン緩衝溶液が、以
下に挙げられる。
イオン緩衝溶液の濃度を適当に選択すれば、約7.0のpH
において、ゼロ点および等電位点の所望の特徴を有する
ようにデザイン可能である。(等電位pHは、e.m.f.が全
ての温度で同様であるpHである。) 本発明において使用可能な双性イオン緩衝溶液が、以
下に挙げられる。
最も好ましい組み合わせは、等温性銀−塩化銀標準電
極と、銀−臭化銀内部電極用充填溶液としての臭素イオ
ンを含有する3−(N−モルフォリノ)プロパンスルホ
ン酸双性イオン緩衝溶液との組み合わせである。
極と、銀−臭化銀内部電極用充填溶液としての臭素イオ
ンを含有する3−(N−モルフォリノ)プロパンスルホ
ン酸双性イオン緩衝溶液との組み合わせである。
センサは、所望ならば、分離電極として電気化学的に
分離しているが、ガラス電極と同じ本体に設けられた外
部標準電極を有する組み合わせ電極からなるものでもよ
い。
分離しているが、ガラス電極と同じ本体に設けられた外
部標準電極を有する組み合わせ電極からなるものでもよ
い。
本発明は、上記センサからなるpHメータも含有するも
のである。
のである。
本発明は、さらに、以下の実施例を参照して説明され
るが、これらに限定されるものではない。
るが、これらに限定されるものではない。
一般的な実験方法 装置 電位は、0.1mVまで読み取るデジタルpHメータを用い
て測定され、同時に、チャートレコーダに表示された。
電極は、テクネ(Techne) RB−5サーモサーキュレー
タに連結された、ウォータジャケットガラスセルの蓋部
におけるソケットに固定された。
て測定され、同時に、チャートレコーダに表示された。
電極は、テクネ(Techne) RB−5サーモサーキュレー
タに連結された、ウォータジャケットガラスセルの蓋部
におけるソケットに固定された。
標準電極 パイ(Pye)360銀−塩化銀電極が使用された。電極の
本体は、25.0℃で、テクネ(Techne) C−100サーキ
ュレータに連結されたウオータジャケットと適合され
た。充填溶液は、どの場合も、3mol l-1KClであった。
本体は、25.0℃で、テクネ(Techne) C−100サーキ
ュレータに連結されたウオータジャケットと適合され
た。充填溶液は、どの場合も、3mol l-1KClであった。
実験ガラス電極 ケント1070−1標準ガラス電極の本体に、種々の緩衝
溶液が充填され、適当な標準電極に適合された。
溶液が充填され、適当な標準電極に適合された。
銀−臭化銀内部標準電極 照射されたポリオレフィン管状物(Radiospares399−
899)が、各端部に於て、約1cmだけ残して、1mmの直径
の銀ワイヤ上に熱収縮された。次いで、このワイヤはシ
リコンゴム栓に突き刺された。一端は、アンモニアで洗
浄され、アセトンで脱脂され、硝酸でエッチングされ
た。次いで、0.01 mol l-1硝酸+0.01 mol l-1 KB
rにおいて、0.01mAcm-2で、18時間、陽極酸化された。
899)が、各端部に於て、約1cmだけ残して、1mmの直径
の銀ワイヤ上に熱収縮された。次いで、このワイヤはシ
リコンゴム栓に突き刺された。一端は、アンモニアで洗
浄され、アセトンで脱脂され、硝酸でエッチングされ
た。次いで、0.01 mol l-1硝酸+0.01 mol l-1 KB
rにおいて、0.01mAcm-2で、18時間、陽極酸化された。
標準pH溶液 緩衝溶液は、BDHアナラー(Analar)ケミカルズ:0.05
mol Kg-1 フタル酸水素カリウム(25℃で、pH 4.00
8);リン酸二水素カリウムおよびリン酸水素二ナトリ
ウム、約0.025mol Kg-1(25℃でpH6.865)から、調製
された。
mol Kg-1 フタル酸水素カリウム(25℃で、pH 4.00
8);リン酸二水素カリウムおよびリン酸水素二ナトリ
ウム、約0.025mol Kg-1(25℃でpH6.865)から、調製
された。
実施例1 0.05mol l-1の3−(N−モルホリノ)−プロパンス
ルホン酸、0.029mol l-1のNaOH、および0.013mol l-1
のKBrの溶液が調製された。25℃におけるpHは、計算値
が7.30であるのに対して、7.29であった。この溶液は、
ガラス電極用充填溶液および内部標準電極用標準溶液と
して、使用された。
ルホン酸、0.029mol l-1のNaOH、および0.013mol l-1
のKBrの溶液が調製された。25℃におけるpHは、計算値
が7.30であるのに対して、7.29であった。この溶液は、
ガラス電極用充填溶液および内部標準電極用標準溶液と
して、使用された。
セルの温度が次いで上下され、各温度のe.m.f.s.の定
常値が記された。
常値が記された。
約7.0の目標値が、この組み合わせのゼロ点pHに達成
された。
された。
kに対するE+kpHのプロットは、この電極の組みあ
わせでは直線であった。この直線は、以下の式 ∂E0cell/∂T=pHiso∂k/∂T により、∂E0/∂Tに関するpHisoの勾配を有する。
わせでは直線であった。この直線は、以下の式 ∂E0cell/∂T=pHiso∂k/∂T により、∂E0/∂Tに関するpHisoの勾配を有する。
結果は、以下に詳細に示す。
勾配因子(mV/pH) −58.5±0.2 ゼロ点pH 6.99±0.04 等電位pH 6.75±0.05 実施例2 0.05mol l-1の2−(N−モルホリノ)−エタンスル
ホン酸、0.037mol l-1のNaOH、および2.25X10-3mol l
-1のKBrの溶液が調製された。25℃におけるpHは、計算
値が6.56であるのに対して、6.55であった。この溶液
は、ガラス電極用充填溶液および内部標準電極用標準溶
液として、使用された。
ホン酸、0.037mol l-1のNaOH、および2.25X10-3mol l
-1のKBrの溶液が調製された。25℃におけるpHは、計算
値が6.56であるのに対して、6.55であった。この溶液
は、ガラス電極用充填溶液および内部標準電極用標準溶
液として、使用された。
セルの温度が次いで上下され、各温度のe.m.f.s.の定
常値が記された。
常値が記された。
kに対するE+kpHのプロットは、この電極の組みあ
わせでは直線であった。結果は、以下に詳細に示す。
わせでは直線であった。結果は、以下に詳細に示す。
勾配因子 −58.6±0.3 ゼロ点pH 7.02±0.01 等電位pH 7.9±0.05 実施例3 0.05mol l-1のN−(2−アセトアミド)−イミノジ
酢酸、0.087mol l-1のNaOH、および7.24X10-3mol l-1
のKBrの溶液が調製された。25℃におけるpHは、計算値
が7.02であるのに対して、7.03であった。この溶液は、
ガラス電極用充填溶液および内部標準電極用標準溶液と
して、使用された。
酢酸、0.087mol l-1のNaOH、および7.24X10-3mol l-1
のKBrの溶液が調製された。25℃におけるpHは、計算値
が7.02であるのに対して、7.03であった。この溶液は、
ガラス電極用充填溶液および内部標準電極用標準溶液と
して、使用された。
セルの温度が次いで上下され、各温度のe.m.f.s.の定
常値が記された。
常値が記された。
kに対するE+kpHのプロットは、この電極の組みあ
わせでは直線であった。結果は、以下に詳細に示す。
わせでは直線であった。結果は、以下に詳細に示す。
勾配因子 −58.7±0.1 ゼロ点pH 7.11±0.1 等電位pH 8.3±0.2
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−19769(JP,A) 特開 昭56−35052(JP,A) 特表 昭63−503091(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 27/36
Claims (8)
- 【請求項1】外部標準電極およびガラスpH電極を含有す
るセンサであって、ガラスpH電極が、銀−臭化銀内部電
極および内部電極用電極充填溶液からなるセンサにおい
て、電極充填溶液が、以下のうちの1つ a)外部標準電極が、等温性銀−塩化銀標準電極である
とき、溶液は ∂pKa/∂T=−0.011±0.001 を満たす; b)外部標準電極が、遠隔性銀−塩化銀標準電極である
とき、溶液は ∂pKa/∂T=−0.015±0.001 を満たす; c)外部標準電極が、等温性カロメル標準電極であると
き、溶液は ∂pKa/∂T=−0.008±0.001 を満たす;または d)外部標準電極が、遠隔性カロメル標準電極であると
きは、溶液は ∂pKa/∂T=−0.017±0.001 を満たす; ここで、∂pKaは、双性イオン緩衝溶液の解離定数の負
対数であり、Tは、絶対温度であり、外部標準電極用溶
液は、3mol l-1KClである、 を満足するように選択された臭素イオンを含有する双性
イオン緩衝溶液であることを特徴とする、センサ。 - 【請求項2】ガラスpH電極が、約7.0のpHにおいて、ゼ
ロ点および等電位点を有する、特許請求の範囲第1項に
記載のセンサ。 - 【請求項3】双性イオン緩衝溶液が、前記ケース(a)
を満たし、2−(N−モルホリノ)エタンスルホン酸、
N−(2−アセトアミド)−イミノジ酢酸、3−(N−
モルホリノ)プロパンスルホン酸、N−2−ヒドロキシ
エチルピペラジン−N′−3−プロパンスルホン酸、ま
たは、2−(シクロヘキシルアミノ)エタンスルホン酸
である、特許請求の範囲第1項に記載のセンサ。 - 【請求項4】双性イオン緩衝溶液が、前記ケース(b)
を満たし、N−2−ヒドロキシエチルピペラジン−N′
−2−エタン−スルホン酸、N、N−ビス(ヒドロキシ
エチル)−3−アミノ−2−ヒドロキシ−プロパン−ス
ルホン酸、または、2−ヒドロキシ−3−(N−モルホ
リノ)プロパン−スルホン酸である、特許請求の範囲第
1項に記載のセンサ。 - 【請求項5】双性イオン緩衝溶液が、前記ケース(c)
を満たし、ピペラジン−N、N′−ビス(2−エタンス
ルホン酸)である、特許請求の範囲第1項に記載のセン
サ。 - 【請求項6】双性イオン緩衝溶液が、前記ケース(d)
を満たし、N、N−ビス(2−ヒドロキシエチル)2−
アミノエタンスルホン酸、または、N、N−ビス−2−
ヒドロキシエチル)グリシンである、特許請求の範囲第
1項に記載のセンサ。 - 【請求項7】外部標準電極が、等温性銀−塩化銀電極で
あり、双性イオン緩衝溶液が、3−(N−モルホリノ)
プロパンスルホン酸である、特許請求の範囲第1項に記
載のセンサ。 - 【請求項8】特許請求の範囲第1項ないし第7項のいず
れか1項に記載のセンサからなるpHメータ。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB909013411A GB9013411D0 (en) | 1990-06-15 | 1990-06-15 | Improvements in or relating to glass ph electrodes |
GB9013411,5 | 1990-06-15 | ||
PCT/GB1991/000949 WO1991019973A1 (en) | 1990-06-15 | 1991-06-13 | IMPROVEMENTS IN OR RELATING TO GLASS pH ELECTRODES |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05507558A JPH05507558A (ja) | 1993-10-28 |
JP3021043B2 true JP3021043B2 (ja) | 2000-03-15 |
Family
ID=10677693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3510370A Expired - Fee Related JP3021043B2 (ja) | 1990-06-15 | 1991-06-13 | センサに関するまたはセンサにおける改良物 |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5282949A (ja) |
EP (1) | EP0533735B1 (ja) |
JP (1) | JP3021043B2 (ja) |
AT (1) | ATE143498T1 (ja) |
DE (1) | DE69122389T2 (ja) |
DK (1) | DK0533735T3 (ja) |
ES (1) | ES2092569T3 (ja) |
GB (1) | GB9013411D0 (ja) |
GR (1) | GR3021668T3 (ja) |
WO (1) | WO1991019973A1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1990
- 1990-06-15 GB GB909013411A patent/GB9013411D0/en active Pending
-
1991
- 1991-06-13 EP EP91910716A patent/EP0533735B1/en not_active Expired - Lifetime
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