JP3020603U - シールドカバー用端子およびシールドシステム - Google Patents

シールドカバー用端子およびシールドシステム

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JP3020603U
JP3020603U JP1995006342U JP634295U JP3020603U JP 3020603 U JP3020603 U JP 3020603U JP 1995006342 U JP1995006342 U JP 1995006342U JP 634295 U JP634295 U JP 634295U JP 3020603 U JP3020603 U JP 3020603U
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Japan
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shield cover
terminal
circuit board
printed circuit
shield
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JP1995006342U
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井伊秀博
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Molex LLC
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手作業による半田付作業を必要とすることな
く、プリント回路基板上にシールドボックスを簡単に取
り付けることのできるシールドボックス用端子並びにシ
ールドシステムを提供することを目的としている。 【構成】 シールドボックス用端子1は、薄金属板が打
ち抜き成形されて、細長い形状とされ、その両端部に、
プリント回路基板2へ取り付けるためのテール3が下向
きに設けられ、各々のテール3の内側に、シールドボッ
クス6の垂下壁7と接続可能とした雌型コンタクト4が
上向きに設けられていると共に、二つの雌型コンタクト
4の間に、真空吸着可能の平坦面5が設けられている。
このシールドボックス用端子1と、底面を開口したシー
ルドボックス6が組み合わされる。シールドボックス6
の垂下壁7が雌型コンタクト4と対向して嵌合可能のプ
ラグ部分10を形成している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プリント回路基板上にシールドカバーを設置する際に、プリント回 路基板とシールドカバーの間に介在させて設置できるようにしたシールドカバー 用端子に関し、また、このシールドカバー用端子とシールドカバーを組み合わせ たシールドシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プリント回路基板上に実装した電子部品を電磁波から遮蔽する場合に、 これらの電子部品を金属製のシールドカバーで覆うことが行われている。このシ ールドカバーの取り付けは、前記電子部品の実装後、2次加工として行われ、シ ールドカバーの垂下壁下端に設けたテールをプリント回路基板の接地導体と手作 業による半田付で接続するのが一般的である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記の様にプリント回路基板へシールドカバーを取り付けるには、プリント回 路基板へ電子部品を実装後、手作業の半田付という2次加工が必要であったので 、製造工程の自動化ができず、省力化の障害となっていた。前記電子部品の実装 がほとんど自動化できている今日、この障害は大きな問題であった。
【0004】 本考案は斯かる問題点に鑑みてなされたもので、手作業による半田付作業を必 要とすることなく、プリント回路基板上にシールドカバーを簡単に取り付けるこ とのできるシールドカバー用端子並びにシールドシステムを提供することを目的 としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成する本考案は、プリント回路基板上に実装可能とし、かつシ ールドカバーの垂下壁と嵌合して接続可能とした雌型コンタクトを備えた端子を 採用したものである。
【0006】 即ち本考案のシールドカバー用端子は、プリント回路基板上にシールドカバー を設置するために、プリント回路基板とシールドカバーの間に介在させる端子で あって、上向きに、シールドカバーの垂下壁と接続可能とした雌型コンタクトが 設けられ、下向きに、プリント回路基板へ取り付けるためのテールが設けられて いることを特徴とするシールドカバー用端子である。
【0007】 また、プリント回路基板上にシールドカバーを設置するために、プリント回路 基板とシールドカバーの間に介在させる端子であって、薄金属板が打ち抜き成形 されて、細長い形状とされ、その両端部に、プリント回路基板へ取り付けるため のテールが下向きに設けられ、各々のテールの内側に、シールドカバーの垂下壁 と接続可能とした雌型コンタクトが上向きに設けられていると共に、二つの雌型 コンタクトの間に、真空吸着可能の平坦面が設けられていることを特徴とするシ ールドカバー用端子である。
【0008】 次に本考案のシールドシステムは、前記の如くのシールドカバー用端子と、少 なくとも底面を開口したシールドカバーとの組み合わせでなり、シールドカバー の垂下壁がシールドカバー用端子の雌型コンタクトと対向して嵌合可能のプラグ 部分を形成していることを特徴とするシールドシステムである。
【0009】
【作用】
本考案のシールドカバー用端子は、プリント回路基板上に通常の電子部品と同 様に、しかも同時に取り付けることができる。このシールドカバー用端子に対し てシールドカバーは、その垂下壁をシールドカバー用端子に設けた雌型コンタク トに嵌合することで、半田付によることなく取り付けることができる。この結果 、シールドカバーを取り付けるための、手作業による半田付の如くの2次加工を 不要にする。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図を参照して説明する。図1は実施例のシールドシス テムを表し、図2は実施例のシールドカバー用端子1を表したものである。
【0011】 シールドカバー用端子1は、薄金属板から打ち抜き成形された細長い形状の端 子であって、その両端部に、プリント回路基板2の表面に半田付可能としたテー ル3が下向きに設けられている。各テール3の内側には、断面をU字状とした雌 型コンタクト4が、上向きで設けられ、この二つの雌型コンタクト4の間は、薄 金属板を断面方形に成形して上面を平坦面5としてある。そして、上記端子1の 雌型コンタクト4に於ける端部に突起16を形成しておくとよい。
【0012】 図1において6はシールドカバーであって、薄金属板で箱状に成形されたもの で、底面が開口している。側壁は垂下壁7を構成し、一方の対向する垂下壁7の 中央部に切欠部8が形成してある。このシールドカバー6の大きさは、遮蔽すべ き電子部品(図示していない)を内部に収容できる大きさとされる。
【0013】 上記の実施例において、シールドカバー用端子1は、プリント回路基板2上に 、通常の電子部品と共に、同時に実装することができる。即ち、遮蔽すべき電子 部品の両側にシールドカバー用端子1を配置し、それぞれのテール3をプリント 回路基板2に設けられた接地導体(図示していない)に、他の電子部品の表面実 装と同時に表面実装を行えば良い。
【0014】 表面実装の自動化においては、中央部に設けた平坦面5が利用されるもので、 吸着機能を備えた搬送装置の吸着ノズルを平坦面5に吸着させて、プリント回路 基板2上の所定位置へシールドカバー用端子1を搬送し、その位置に載置するこ とができる。
【0015】 シールドカバー用端子1および電子部品がプリント回路基板2上の所定位置に 取り付けられると、シールドカバー6はシールドカバー用端子1を介してプリン ト回路基板2上に簡単に取り付けることができる。取り付けに当たり、前記切欠 部8を形成した垂下壁7がシールドカバー用端子1の雌型コンタクト4と対向す るので、シールドカバー6を図1の矢示9のように押下して、垂下壁7と雌型コ ンタクト4を互いに嵌合させることで取り付けは完了する。シールドカバー6は プリント回路基板2上の接地導体と電気的に接続され、内部に収容された電子部 品の遮蔽をすることができる。従って、雌型コンタクト4に嵌合した垂下壁7の 部分は、雌型コンタクト4に対するプラグ部分10を形成することになる。前記 切欠部8は、シールドカバー用端子1の平坦面5を形成した部分に遊嵌すること になる。上記に於て、雌型コンタクト4に突起16が形成されているので垂下壁 7のプラグ部分10は上記突起16によってよりよく挟持され、保持力が向上す る。
【0016】 図3は、本考案の第2実施例のシールドカバー用端子1の一部を示したもので 、前記実施例における表面実装タイプのテール3に代えて、ディップタイプのテ ール11を下向きに設けたものである。
【0017】 また、図4は、本考案の第3実施例のシールドカバー用端子12を示したもの で、前記実施例のシールドカバー用端子1を絶縁ハウジング13内にモールド等 によって組込んで、テール3の部分を外部に突出させたものである。絶縁ハウジ ング13は方形のブロック状として、上面に開口部14が形成され、雌型コンタ クト4が開口部14に臨ませてある。尚、この実施例の場合、二つの雌型コンタ クト4の間に設けた平坦面5は形成しなくても良い。絶縁ハウジング13の上面 で平坦面15を形成できるためである。
【0018】 上記の第2、第3実施例のシールドカバー用端子1、12も、前記第1の実施 例と同様にしてプリント回路基板2上に実装可能であり、従って、シールドカバ ー6の取り付けも簡単に行うことができる。而して上記に於ては、プリント回路 基板上に実装した電子部品を電磁波から遮敵するものをシールドカバーとして表 わしたが、実質的に同じようなものであれば、シールドボックスと表現されてい るようなものにも適用できる。
【0019】
【考案の効果】
本考案によれば、プリント回路基板上にシールドカバー用端子を取り付け、こ のシールドカバー用端子を介して、シールドカバーを取り付けるようにしたので 、シールドカバーの取り付けのための、手作業による半田付後加工を不要とし、 シールドカバーを簡単に取り付けることができる効果がある。また、シールドカ バー用端子は、通常の電子部品と同様に、かつ同時に、プリント回路基板上に実 装できるので、自動化に対応でき、プリント回路基板の製造工程の省力化を可能 とする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例のシールドシステムを分解し
て示した斜視図である。
【図2】 本考案の実施例のシールドカバー用端子の斜
視図である。
【図3】 本考案の第2実施例のシールドカバー用端子
の一部を表した斜視図である。
【図4】 本考案の第3実施例のシールドカバー用端子
の斜視図である。
【符号の説明】
1 シールドカバー用端子 2 プリント回路基板 3 テール 4 雌型コンタクト 5 平坦面 6 シールドカバー 7 垂下壁 8 切欠部 10 プラグ部分 11 テール 12 シールドカバー用端子 13 絶縁ハウジング 14 開口部 15 平坦面 16 突起

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント回路基板上にシールドカバー
    を設置するために、プリント回路基板とシールドカバー
    の間に介在させる端子であって、上向きに、シールドカ
    バーの垂下壁と接続可能とした雌型コンタクトが設けら
    れ、下向きに、プリント回路基板へ取り付けるためのテ
    ールが設けられていることを特徴とするシールドカバー
    用端子。
  2. 【請求項2】 プリント回路基板上にシールドカバー
    を設置するために、プリント回路基板とシールドカバー
    の間に介在させる端子であって、薄金属板が打ち抜き成
    形されて、細長い形状とされ、その両端部に、プリント
    回路基板へ取り付けるためのテールが下向きに設けら
    れ、各々のテールの内側に、シールドカバーの垂下壁と
    接続可能とした雌型コンタクトが上向きに設けられてい
    ると共に、二つの雌型コンタクトの間に、真空吸着可能
    の平坦面が設けられていることを特徴とするシールドカ
    バー用端子。
  3. 【請求項3】 端子は、絶縁ハウジング内に組込まれ
    ており、雌型コンタクトが、絶縁ハウジングの上面開口
    部に臨ませてある請求項1または2記載のシールドカバ
    ー用端子。
  4. 【請求項4】 テールは、表面実装可能のテールとし
    た請求項1乃至3のいずれか1項記載のシールドカバー
    用端子。
  5. 【請求項5】 テールは、プリント回路基板のスルー
    ホールへ挿通可能のテールとした請求項1乃至3のいず
    れか1項記載のシールドカバー用端子。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項に記載
    のシールドカバー用端子と、少なくとも底面を開口した
    シールドカバーとの組み合わせでなり、シールドカバー
    の垂下壁がシールドカバー用端子の雌型コンタクトと対
    向して嵌合可能のプラグ部分を形成していることを特徴
    とするシールドシステム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008185764A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Mitsubishi Electric Corp シールドカバー取付け構造および表示装置
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