JP3020164U - 電子レンジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ターンテーブル用モータと電源コードとを接
続するリード線の配線作業を迅速容易に行うこと。 【構成】 ケーシング１内の加熱室１Ａに設けたターン
テーブル２を回転駆動するためのモータ３が前記ケーシ
ング１の底壁部１ａに配設され、該モータ２と電源コー
ド４とを接続するリード線６が前記ケーシング１の下面
に沿って配線された電子レンジにおいて、前記電源コー
ド４の端部にソケット１３が接続されると共に、該ソケ
ット１３がケーシング１の底壁部１ａに取り付けられ、
前記モータ３に接続したリード線６の端部に設けたプラ
グ１４が前記ソケット１３に接続されている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案はターンテーブル用モータと電源コードとを接続するリード線の配線作 業を迅速容易に行うことができるようにした電子レンジに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、電子レンジの一例として図３及び図４に示すものがある。これは、ケー シング１内に加熱室１Ａと制御部１Ｂとが設けられ、加熱室１Ａ内に設けたター ンテーブル２を回転駆動するためのモータ３が前記ケーシング１の底壁部１ａに 配設され、制御部１Ｂ内の電源コード４に中継コネクター５を介してリード線６ の一端部が接続され、そのリード線６の他端部が底壁部１ａの貫通孔７を通って モータ３にコネクター８を介して接続されている。なお、９は保護カバー、１０ は「生解凍」または「あたため」に切り換えるための切換ノブ、１１はタイマー である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

上記従来の構成では、予めリード線６の一端部を中継コネクター５を介して電 源コード４に接続すると共に、そのリード線６の他端部を底壁部１ａの貫通孔７ に挿通しておく。その後、前記リード線６の一端部をコネクター８を介してモー タ３に接続しており、リード線６の配線作業を２回にわたって行う必要があるた め、その配線作業に手間がかかるという難点がある。

【０００４】 本考案は、上記難点に鑑み、ターンテーブル用モータと電源コードとを接続す るリード線の配線作業を１回で迅速容易に行うことができるようにした電子レン ジを提供することを目的としている。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するため、本考案は、ケーシング内の加熱室に設けたターンテ ーブルを回転駆動するためのモータが前記ケーシングの底壁部に配設され、該モ ータと電源コードとを接続するリード線が前記ケーシングの下面に沿って配線さ れた電子レンジにおいて、前記電源コードの端部にソケットが接続されると共に 、該ソケットがケーシングの底壁部に取り付けられ、前記モータに接続したリー ド線の端部に設けたプラグが前記ソケットに接続されていることを特徴としてい る。

【０００６】

【作用】

上記構成において、リード線によりターンテーブル用モータと電源コードとを 接続する場合には、電源コードの端部に接続したソケットがケーシングの底壁部 に取り付けられているから、リード線を前記モータに接続すると共に、そのリー ド線の端部に設けたプラグを前記ソケットに接続するだけでよい。

【０００７】 この場合、リード線の両端部をターンテーブル用モータと電源コードとにほぼ 同時に接続することができ、その配線作業を従来に比べて迅速容易に行うことが できる。

【０００８】

【実施例】

以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図１及び図２は本考案の一 実施例である電子レンジを示すものであって、電源コード４の端部にソケット１ ３が接続されると共に、該ソケット１３がケーシング１の底壁部１ａに取り付け られ、ターンテーブル用モータ３にコネクター８を介して接続したリード線６の 端部にプラグ１４が接続され、該プラグ１４が前記ソケット１３に接続されてい る。上記以外の構成は図３及び図４に示す従来例とほぼ同じであるから、同一部 分に同一符号を付してその説明を省略する。

【０００９】 前記構成において、電子レンジの組立時に、電源コード４のソケット１３をケ ーシング１の底壁部１ａに予め取り付けておく。その後、リード線６をコネクタ ー８を介してターンテーブル用モータ３に接続すると共に、そのリード線６の端 部に設けたプラグ１４を前記ソケット１３に接続する。

【００１０】 この場合、リード線６の両端部をコネクター８とプラグ１４とを介してターン テーブル用モータ３と電源コード４とにほぼ同時に接続することができ、リード 線６の配線作業を従来に比べて迅速容易に行うことができる。

【００１１】

【考案の効果】

本考案によれば、ターンテーブル用モータと電源コードとをリード線で接続す る場合に、該リード線の両端部をターンテーブル用モータと電源コードとにほぼ 同時に接続することができ、その配線作業を従来に比べて迅速容易に行うことが できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例である電子レンジの一部切り
欠き正面図である。

【図２】同底面図である。

【図３】従来例を示す一部切り欠き正面図である。

【図４】同底面図である。

【符号の説明】

１ ケーシング １Ａ 加熱室 １ａ ケーシングの底壁部 ２ ターンテーブル ３ モータ ４ 電源コード ６ リード線 １３ ソケット １４ プラグ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ケーシング内の加熱室に設けたターンテ
   ーブルを回転駆動するためのモータが前記ケーシングの
   底壁部に配設され、該モータと電源コードとを接続する
   リード線が前記ケーシングの下面に沿って配線された電
   子レンジにおいて、前記電源コードの端部にソケットが
   接続されると共に、該ソケットがケーシングの底壁部に
   取り付けられ、前記モータに接続したリード線の端部に
   設けたプラグが前記ソケットに接続されていることを特
   徴とする電子レンジ。