JP3017301U - クリップ - Google Patents

クリップ

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JP3017301U
JP3017301U JP1995003665U JP366595U JP3017301U JP 3017301 U JP3017301 U JP 3017301U JP 1995003665 U JP1995003665 U JP 1995003665U JP 366595 U JP366595 U JP 366595U JP 3017301 U JP3017301 U JP 3017301U
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JP
Japan
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clip
base end
auxiliary
sandwiching
holding
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JP1995003665U
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English (en)
Inventor
久美成 安永
Original Assignee
ローヤル化工株式会社
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 差し込み作業をスムーズに行え、脱着時に衣
料品等を傷めるおそれがなく、しかも包装後等において
不測に抜け外れることがないクリップを実現する。 【構成】 基端部1に把持部6を突設し、3本の挟持部
2L、2C、2Rの内、中央の挟持部2Cを最も長く、
右側の挟持部2Rを左側の挟持部2Lよりも長く形成
し、これら3本の挟持部2L、2C、2Rの隣接する部
分であって、その長手方向の中間部に、下面側より矢羽
根形状の補助片3を各連出し、各補助片3の対抗辺間に
スリット4を形成すると共に、各補助片3の基端側にお
ける隅部5を鋭角状のアールに形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ワイシャツやエプロンのような衣料品を包装するために使用される 衣料品用のクリップや、複数枚の書類を挟むために使用される事務用のクリップ として好適なプラスチック製のクリップに関する。
【0002】
【従来の技術】
図6及び図7は、この種のクリップの一従来例を示す。このクリップは、基端 部1から3本の挟持部2L、2C、2Rを先端側に向けて連出した三股状に形成 されている。左右両側の挟持部2L、2Rの長さは等しく、中央の挟持部2Cは これらよりも長くなっている。 各挟持部2L、2C、2Rの長手方向の中間部には、その下面側より薄肉の補 助片3が隣接する挟持部2に向けて連出されている。各補助片3の間には適当な 幅のスリット4が形成されている。また、各補助片3の基端側の隅部5は直角に 形成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記のクリップでは、以下に示す欠点がある。 つかみにくいため、差し込み作業に時間を要する。 即ち、このクリップでは、基端部1に把持部が形成されていないためつかみに くい。このため、第1に、例えばYシャツ等の衣料品の折り畳み部分に差し込む 前にクリップを落とすおそれがある。第2に、差し込み時に力の入れにくい所を つかむおそれがあるため、クリップを持ち直す必要が生じる。 このため、複数の箇所にクリップを差し込む必要のある衣料品の包装に使用す る場合は、特に包装作業に長時間を要するため、作業コストが高くなる。 差し込みにくいため、差し込み作業に時間を要したり、或いは衣料品等を傷め るおそれがある。 即ち、左右の挟持部2L、2Rの長さが同じであるため、折り畳み部分に差し 込む場合に、左右両方の箇所に同時に差し込み抵抗が発生するので、差し込みに くい。従って、この点においても、差し込み作業に時間がかかる。 また、差し込みにくいため、無理やり差し込んでしまうおそれがある。このた め、衣料品等がこじられたりして傷められるおそれがある。 補助片3の隅部5が直角になっているため、脱着作業を行う際に、隅部5が衣 料品に突き刺さったりして、衣料品を傷めるおそれがある。 本考案はこのような従来例の欠点を解消するものであり、差し込み作業をスム ーズに行え、脱着時に衣料品等を傷めるおそれがなく、しかも包装後等において 不測に抜け外れることがないクリップを提供することを目的とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記目的を達成するために、本考案は、例えば図1に示すように、基端部1か ら3本の挟持部2L、2C、2Rを先端側に向けて三股状に連出したプラスチッ ク製のクリップであって、基端部1の中央に把持部6を突設し、3本の挟持部2 L、2C、2Rの内、中央の挟持部2Cを最も長く、左右いずれか一方の挟持部 2L又は2Rを他方の挟持部2R又は2Lよりも長く形成し、これら3本の挟持 部2L、2C、2Rの隣接する部分であって、その長手方向の中間部に、下面側 より矢羽根形状の補助片3を各連出し、各補助片3の対抗辺間にスリット4を形 成すると共に、各補助片3の基端側における隅部5を鋭角状のアールに形成した ことを特徴としている。
【0005】
【作用】
本考案のクリップでは、基端部1に把持部6が突設されているので、クリップ を指で簡単かつ確実につかめる。従って、落としたり、持ち直す必要がないので 、差し込み作業を能率よく行える。しかも、この把持部6は基端部1の中央に形 成されているので、差し込み時に左右の挟持部2L、2Rに均等に力を加えるこ とができる。従って、この点においても、差し込み作業を能率よく行える。 また、左右の挟持部2L、2Rの長さが異なっており、差し込み抵抗が小さい ので、差し込み作業がやりやすい。即ち、差し込み開始時において、まず、中央 の挟持部2Cの先端部7上面と長い方の挟持部2Rの先端部下面との間に、例え ば図1に示すように、Yシャツの折り畳み部分10が挟まれ、続いて、中央の挟持 部2Cの先端部7上面と短い方の挟持部2Lの下面との間に折り畳み部分10が挟 まれるので、差し込み開始時に左右両方の箇所に同時に差し込み抵抗が発生しな いからである。 さらには、各補助片3の基端側における隅部5を鋭角状のアールに形成してあ るため、クリップが抜けにくく、しかも脱着時に折り畳み部分10が傷められるこ とがない。 即ち、折り畳み部分10は最終的にスリット4を通って中央の挟持部2Cの上面 と左右の挟持部2L、2Rの下面との間に挟持されるが、スリット4を通る際に 、左右の挟持部2L、2Rの補助辺3、3を押し上げて弾性変形させる一方、中 央の挟持部2Cの補助辺3、3を押し下げて弾性変形させる。このため、各補助 辺3の反力により折り畳み部分10は中央の挟持部2Cの上面及び左右両側の挟持 部2L、2Rの下面に圧接される。この反力は補助辺3の基端側に形成された内 奥空間9に進出した折り畳み部分10の先端部には作用しない。このため、折り畳 み部分10の先端部は膨らみ、これがクリップの抜け止めになる。 ここで、各補助辺3の隅部5を上記の従来例のように直角に形成すると、隅部 5が折り畳み部分10に引っ掛かりやすいため、クリップの抜け止め効果を向上で きるものの、脱着時にこれが傷められるおそれがある。 一方、隅部5を鈍角状のアールに形成すると、脱着時に折り畳み部分10を傷め るおそれはないものの、隅部5の折り畳み部分10に対する接触圧が低くなるため 、クリップが抜けやすくなる。 しかるに、本考案のクリップでは、隅部5を鋭角状のアールに形成してあるた め、折り畳み部分10に対する接触圧を維持できる。しかも、折り畳み部分10に引 っ掛かることがないので、脱着時にこれを傷めることがない。
【0006】
【実施例】
以下に本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は本考案クリップの平面図、図2はその左側面図、図3はその底面図、
図 4は図3のA−A線断面図、図5は図3のB−B線断面図である。 このクリップは、一体成型されたプラスチック製のクリップであって、基端部 1から3本の挟持部2L、2C、2Rを先端側に向けて連出した三股状に形成さ れている。基端部1には、円形の把持部6が形成されている。図3に示すように 、把持部6の裏面には、例えばこのクリップの製造元を示すイニシャルが膨出形 成されている。 3本の挟持部2L、2C、2Rの長さはそれぞれ異なっている。即ち、中央の 挟持部2Cが最も長く、次いで右側の挟持部2Rが長く、左側の挟持部2Lが一 番短くなっている。 各挟持部2L、2C、2Rの隣接する部分には矢羽根形状の補助片3が合計4 本形成されている。補助辺3は各挟持部2L、2C、2Rの先端部と基端部を除 く中間部に形成されており、隣り合う補助辺3間には適幅のスリット4が形成さ れている。各補助辺3は、各挟持部2L、2C、2Rの下面側より連出され、挟 持部2L、2C、2Rよりも薄肉になっている。補助辺3の基端側の隅部5は鋭 角状のアールに形成されている。一方、その先端側は先端側に向けて幅狭になっ た緩やかな曲線になっている。 なお、図3に示すように、中央の挟持部2Cの先端部7は、差し込み動作を容 易にするために、楔状に形成されている。また、図中符号8は補強用のリブであ り、複数箇所に形成されている。
【0007】 次に、本考案クリップをYシャツ等の衣料品の包装に用いる場合について説明 する。まず、把持部6を右手の親指と人差指でつかみ、この状態で左手でつかん だ前方の衣料品の折り畳み部分10に、中央の挟持部2Cをその下面にあてがうよ うにして差し込む。このとき、まず、長い方の右側の挟持部2Rの下面が折り畳 み部分10の上面に乗り上げ、続いて左側の挟持部2Lの下面が乗り上がる。 この状態から更に差し込むと、折り畳み部分10は左右両側のスリット4、4を 通って補助辺3の基端側に進出する。このとき、中央の挟持部2Cは先端側から 下方に向けて弾性変形する。一方、左右両側の挟持部2L、2Rは先端側から上 方に向けて弾性変形する。同時に、肉厚が薄い各補助辺3も大きく弾性変形する 。 即ち、折り畳み部分10は左右の挟持部2L、2Rの補助辺3、3を押し上げ て弾性変形させる一方、中央の挟持部2Cの両側の補助辺3、3を押し下げて弾 性変形させる。このため、各補助辺3の反力により折り畳み部分10は中央の挟持 部2Cの上面及び左右両側の挟持部2L、2Rの下面にそれぞれ圧接される。こ の反力は各補助辺3の基端側の内奥空間9に進出した折り畳み部分10の先端部に は作用しない。このため、折り畳み部分10の先端部は膨らみ、これがクリップの 抜け止めになる。以上の動作によりクリップの折り畳み部分10に対する差し込み 作業が終了する。 一方、クリップの脱着作業は、把持部6をつかんだ状態でクリップを手前側に 引張ることにより行われる。 なお、上記実施例では、本考案クリップを衣料品の包装に適用する場合につい て説明したが、複数枚の用紙を挟むために用いられる事務用のクリップとしても 同様に適用できる。
【0008】
【考案の効果】
以上の本考案クリップによれば、まず、第1に、基端部に把持部が突設されて いるので、クリップを指で簡単かつ確実につかめる。従って、落としたり、持ち 直す必要がないので、差し込み作業を能率よく行える。 第2に、把持部6は基端部1の中央に形成されているので、差し込み時に左右 の挟持部2L、2Rに均等に力を加えることができる。従って、この点において も、差し込み作業を能率よく行える。 第3に、左右の挟持部の長さが異なっており、差し込み抵抗が小さいので、差 し込み作業がスムーズに行える。 このため、複数の箇所にクリップを差し込む必要のある衣料品の包装に本考案 クリップを使用する場合は、包装作業に要する時間を大幅に短縮でき、作業コス トを大幅に低減できる利点がある。 第4に、各補助片の基端側における隅部を鋭角状のアールに形成してあるため 、クリップが抜けにくく、しかも脱着時に衣料品等が傷められることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案クリップの平面図である。
【図2】図1の左側面図である。
【図3】本考案クリップの底面図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】図3のB−B線断面図である。
【図6】従来のクリップの平面図である。
【図7】図6の右側面図である。
【符号の説明】
1 基端部 2L、2C、2R 挟持部 3 補助辺 4 スリット 5 鋭角状の隅部 6 把持部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端部(1)から3本の挟持部(2)、
    (2)、(2)を先端側に向けて三股状に連出したプラ
    スチック製のクリップであって、 基端部(1)の中央に把持部(6)を突設し、 3本の挟持部(2L)、(2C)、(2R)の内、中央
    の挟持部(2C)を最も長く、左右いずれか一方の挟持
    部(2L又は2R)を他方の挟持部(2R又は2L)よ
    りも長く形成し、 これら3本の挟持部(2L)、(2C)、(2R)の隣
    接する部分であって、その長手方向の中間部に、下面側
    より矢羽根形状の補助片(3)を各連出し、各補助辺
    (4)の対向辺間にスリット(4)を形成すると共に、
    各補助片(3)の基端側における隅部(5)を鋭角状の
    アールに形成したことを特徴とするクリップ。
JP1995003665U 1995-04-21 1995-04-21 クリップ Expired - Lifetime JP3017301U (ja)

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