JP3015773U - 耐火ボード - Google Patents
耐火ボードInfo
- Publication number
- JP3015773U JP3015773U JP1995002972U JP297295U JP3015773U JP 3015773 U JP3015773 U JP 3015773U JP 1995002972 U JP1995002972 U JP 1995002972U JP 297295 U JP297295 U JP 297295U JP 3015773 U JP3015773 U JP 3015773U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- board
- fireproof
- fire
- sodium
- sodium silicate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Laminated Bodies (AREA)
- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、火災によっても燃えないと共に
有毒ガスも発生しない耐火ボードを提供することであ
る。 【構成】 本考案の耐火ボード(10)はケイ酸ソー
ダ,第2イン酸ソーダを成分とする水性防火塗料を含浸
させた木の小片であるチップ(12)を圧縮して1枚の
ボードにして形成されている。この実施例ではケイ酸ソ
ーダ,第2イン酸ソーダを成分とする水性防火塗料を含
浸させたチップ(12)を成型型に入れて約摂氏200
度にして高圧力で約3分間プレスすることにより耐火ボ
ード(10)を形成している。
有毒ガスも発生しない耐火ボードを提供することであ
る。 【構成】 本考案の耐火ボード(10)はケイ酸ソー
ダ,第2イン酸ソーダを成分とする水性防火塗料を含浸
させた木の小片であるチップ(12)を圧縮して1枚の
ボードにして形成されている。この実施例ではケイ酸ソ
ーダ,第2イン酸ソーダを成分とする水性防火塗料を含
浸させたチップ(12)を成型型に入れて約摂氏200
度にして高圧力で約3分間プレスすることにより耐火ボ
ード(10)を形成している。
Description
【0001】
本考案は、主に家屋等の建築材料として使用される耐火ボードに関するもので ある。
【0002】
従来より火事等の火災による建築物の焼失被害を防ぐために種々の耐火建築材 が提案されている。 その中で石綿及びガラス繊維を建築材料に適用することにより火災の予防が図 られている。 しかし、前記石綿やガラス繊維等の素材は火と接触すると人体に有害な有毒ガ スを発生させるという不具合がある。
【0003】
本考案は上記事実に鑑みなされたものであり、火災によっても燃えないと共に 有毒ガスも発生しない耐火ボードを提供することである。
【0004】
請求項1の考案は、ケイ酸ソーダ,第2イン酸ソーダを成分とする防火塗料を 含有させたチップを圧縮して板状に形成したことを特徴としている。 請求項2の考案は、ケイ酸ソーダ,第2イン酸ソーダを成分とする防火塗料を 含有させたチップを圧縮して板状に形成した表面板体と、ケイ酸ソーダ,第2イ ン酸ソーダを成分とする防火塗料を含有させたチップを圧縮して板状に形成した 中間板体と、ケイ酸ソーダ,第2イン酸ソーダを成分とする防火塗料を含有させ たチップを圧縮して板状に形成した裏面板体と、を接着して一枚の板にしたこと を特徴としている。
【0005】
【作用】 本考案に係る耐火ボードは、ケイ酸ソーダ,第2イン酸ソーダを成分とする防 火塗料を含有させたチップを圧縮して形成されているので、火災によっても燃え ないので有毒ガスの発生を防止すると共に焼失被害を防止できる。
【0006】
【第1実施例】 図1及び図2には本考案に係る耐火ボード(10)の第1実施例が示されてい る。 図に示されるように耐火ボード(10)はケイ酸ソーダ,第2イン酸ソーダを 成分とする水性防火塗料を含有させた木の小片であるチップ(12)を圧縮して 1枚のボードにして形成されている。 この実施例ではケイ酸ソーダ,第2イン酸ソーダを成分とする水性防火塗料を 含有させたチップ(12)を図示しない成型型に入れて約摂氏200度にして高 圧力で約3分間プレスすることにより耐火ボード(10)を形成している。 なお、ケイ酸ソーダ,第2イン酸ソーダを成分とする水性防火塗料をチップ( 12)に含有させる手段としては、ケイ酸ソーダ,第2イン酸ソーダを成分とす る水性防火塗料のなかにチップ(12)を漬ける等適宜手段がある。
【0007】 次に、第1実施例の作用について説明する。 本考案に係る耐火ボード(10)はケイ酸ソーダ,第2イン酸ソーダを成分と する水性防火塗料を含有させたチップ(12)を圧縮して板状に形成されている ので、火災が発生して火が耐火ボード(10)に接触しても耐火ボード(10) は燃えないので、火災による被害を防止することができる。 また、前記耐火ボード(10)は燃えないので有毒ガスが発生するおそれもな い。 なお、チップ(12)の量を変えることにより耐火ボード(10)の厚み寸法 を自由に変えることができる。
【0008】
【第2実施例】 図3及び図4には本考案に係る耐火ボード(20)の第2実施例が示されてい る。なお、第1実施例と同一の構成は同一の符号を用いてその説明は省略する。 図に示されるように耐火ボード(20)は表面板体(22)と中間板体(24 )と裏面板体(26)の3枚の板を圧着して1枚の板に形成されている。 前記表面板体(22),中間板体(24),裏面板体(26)は、それぞれケ イ酸ソーダ,第2イン酸ソーダを成分とする水性防火塗料を含有させたチップ( 12)を図示しない成型型に入れて約摂氏200度にして高圧力で約3分間プレ スすることにより1枚のボードに形成されている。 そして、図3に示すように前記表面板体(22)と中間板体(24)と裏面板 体(26)を重ね合わせた状態にして高圧力でプレスすることにより、図4に示 すように一枚の耐火ボード(20)が形成される。 なお、前記表面板体(22)と中間板体(24)と裏面板体(26)を接着剤 で接着して一枚の耐火ボード(20)に形成してもよい。
【0009】 また、第2実施例の作用は第1実施例と同一であるので、その作用の説明は省 略する。
【0010】 なお、耐火ボード(10),(20)の厚さ寸法は9mm,12mm,15m m,18mm等というように自由に定めてよいことは勿論である。
【0009】
以上説明した如く、本考案に係る耐火ボードは防火塗料を含有させたチップを 圧縮して形成されているので、火事等の火災等で火が耐火ボードに触れても燃え たり有毒ガスを発生させず、火災による被害を防止できるという優れた効果を有 する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の耐火ボードの側面図である。
【図2】第1実施例の耐火ボードを構成するチップの斜
視図である。
視図である。
【図3】第2実施例の耐火ボードの表面板体,中間板
体,裏面板体の側面図である。
体,裏面板体の側面図である。
【図4】第2実施例の耐火ボードの側面図である。
(10)・・・耐火ボード (12)・・・チップ (20)・・・耐火ボード (22)・・・表面板体 (24)・・・中間板体 (26)・・・裏面板体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04B 1/94 N
Claims (2)
- 【請求項1】 ケイ酸ソーダ,第2イン酸ソーダを成分
とする防火塗料を含有させたチップを圧縮して板状に形
成したことを特徴とする耐火ボード。 - 【請求項2】 ケイ酸ソーダ,第2イン酸ソーダを成分
とする防火塗料を含有させたチップを圧縮して板状に形
成した表面板体と、ケイ酸ソーダ,第2イン酸ソーダを
成分とする防火塗料を含有させたチップを圧縮して板状
に形成した中間板体と、ケイ酸ソーダ,第2イン酸ソー
ダを成分とする防火塗料を含有させたチップを圧縮して
板状に形成した裏面板体と、を接着して一枚の板にした
ことを特徴とする耐火ボード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995002972U JP3015773U (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 耐火ボード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995002972U JP3015773U (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 耐火ボード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3015773U true JP3015773U (ja) | 1995-09-12 |
Family
ID=43151322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995002972U Expired - Lifetime JP3015773U (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 耐火ボード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3015773U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0524460U (ja) * | 1991-09-17 | 1993-03-30 | 本田技研工業株式会社 | エアバツグ装置のモジユール取付構造 |
-
1995
- 1995-03-14 JP JP1995002972U patent/JP3015773U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0524460U (ja) * | 1991-09-17 | 1993-03-30 | 本田技研工業株式会社 | エアバツグ装置のモジユール取付構造 |
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