JP3015763U - 緊急連絡システム - Google Patents

緊急連絡システム

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JP3015763U
JP3015763U JP1995001850U JP185095U JP3015763U JP 3015763 U JP3015763 U JP 3015763U JP 1995001850 U JP1995001850 U JP 1995001850U JP 185095 U JP185095 U JP 185095U JP 3015763 U JP3015763 U JP 3015763U
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recorded
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JP1995001850U
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English (en)
Inventor
清 堀川
清司 石井
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株式会社エニー
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Abstract

(57)【要約】 【目的】迅速、簡便、確実性があり、特に受手側が、メ
ッセージを確実に受けとり認識することができるように
する。 【構成】この発明は、定められたコードによる先頭信号
と、これに続く一定期間の受信音声信号とを含む受信信
号を受けとり、前記先頭信号の指定に応じて前記受信音
声信号をメモリにデジタル記録する記録手段(330、
331)と、前記受信音声信号を前記メモリに記録中で
あっても、前記メモリに記録されている記録音声信号を
読み出す読み出し手段(330,331)と、前記読み
出し手段が前記記録音声信号を読み出している期間は、
前記受信音声信号のスピーカ出力を前記メモリからの読
み出し音声信号側に切り換える手段(331,332,
323)とを備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、消防関連施設として有効な緊急連絡システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
災害、水害等の緊急時に、消防署員、団員に協力を求める際の緊急連絡は、市 町村の消防本部それぞれで種々の方法で行われている。最も多い方法は、普通の 加入電話を利用するもので、消防本部員が消防団長(または署に最も近い団員) に電話連絡し、その後はリレー式に電話する方法である。この方法では、必要な 員数を集めるのに時間がかかり、緊急時の対応としては不十分である。その次に 多い方法は、団員に受令機を持たせる方法である。この場合は、消防本部と消防 署等の無線交信を傍受する形となり、その中から必要な情報を得て行動を行って いる。しかしこのためにには常に傍受を行っている必要があり、不便である。 その他、専用線を使用したり、ファクシミリによる連絡を行ったり、各市町村 毎に工夫されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の上記したような緊急連絡システムによると、発報する側も受手側も時間 ・手間がかかり、迅速、簡便、確実な対応には不十分である。 そこでこの考案では、迅速、簡便、確実性があり、特に受手側が、メッセージ を確実に受けとり認識することができるようにした緊急連絡システムを提供する ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は、定められたコードによる先頭信号と、これに続く一定期間の受信 音声信号とを含む受信信号を受けとり、前記先頭信号の指定に応じて前記受信音 声信号をメモリにデジタル記録する記録手段と、前記受信音声信号を前記メモリ に記録中であっても、前記メモリに記録されている記録音声信号を読み出す読み 出し手段と、前記読み出し手段が前記記録音声信号を読み出している期間は、前 記受信音声信号のスピーカ出力を前記メモリからの読み出し音声信号側に切り換 える手段とを備えるものである。
【0005】
【作用】
上記の手段によると、ユーザは、一般的には受信音声信号をスピーカから聞く のであるが、最初の部分を聞き逃したような場合(途中からスピーカ出力を聞く ような状況となった場合)、ユーザは、記録音声信号を聞くことにより、メッセ ージの最初の部分から聞くことができる。このために、メッセージが正確に連絡 されることになる。
【0006】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面を参照して説明する。 図1はこの発明のシステムを説明するために、消防業務施設の全体的な外観を 示す図である。また図2は、消防本部に設置されている選択制御装置の外観、図 3はこの選択制御装置のブロック構成図、図4は、この発明のシステムの動作を 説明するために示した送出信号、受信信号例を示す図である。
【0007】 図1において、消防本部10からは、緊急時には、署員又は団員宅11、ポン プ・機械置き場12、車両13、あるいはポータブル受令機14へ無線によるメ ッセージが届くようになっている。
【0008】 図2は、消防本部10に設置されている選択制御装置100である。この選択 制御装置100は、消防本部指令卓(現行の無線機)に接続されており、この選 択制御装置100から出力された信号は、無線機を通して上記した各部へ送られ る。
【0009】 選択制御装置100には、緊急マイク、通常マイクを接続しており、緊急マイ クを通して音声情報を入力すると、署員や団員宅にその音声情報が伝送され、受 令機で自動的に受信される。受令機には後述するが録音再生機が設けられており 受信した情報が録音される。また、受令機では同時に再生された音声出力も出力 されるようになっている。さらにまた受令機では緊急ランプを点滅する仕組みに なっている。受令機では、その制御端子にサイレンの起動出力を得ることもでき 、また応答出力端子には電話回線を接続して他の場所へ自動的に情報を送ること ができるようにもなっている。
【0010】 上記選択制御装置100についてさらに説明する。この装置は、図2に示すよ うに緊急指令を発報する連絡地域を指定するための地域指定ボタン群101があ る。例えば全域を指定すると、全域の受令機が応答するようになっており、例え ば地域Aを指定すると地域Aに設置されている受令機が応答するようになってい る。次に、人員指定ボタン群102がある。この人員指定ボタン群102は、全 員を指定するのか、署員を指定するのか、団員を指定するのかを区別することが でき、署員を指定すると署員宅に設置されている受令機が応答し、団員を指定す ると団員宅に設置されている受令機が応答する。
【0011】 また、選択制御装置100には、出動すべきであるのか否かを指定する出動指 定ボタン群103が設けられている。例えば出動ボタンを押すと、出動命令の情 報が伝送され、また他動ボタンを押すと、他動の情報が伝送される。出動命令の ときは、指定された地域の団員又は署員は、出動しなければならず、続いて伝送 されて来る音声命令情報に従って行動しなければならないが、他動の情報が伝送 されてきた場合は、例えば、続いて伝送されて来る音声情報を聞き、認識するだ けでよい。
【0012】 また選択制御装置100には、起動ボタン104が設けられている。この起動 ボタン104が操作されると、上述した情報の伝送が開始され、また続いてマイ クを通じて音声情報を入力することができる。音声情報の入力が開始可能になる と、受令機における記憶容量の制約があるために、録音残り時間表示部105に 対して、例えば90秒の数値が表示され、カウントダウンが行われる。これによ り指令者は、表示を見て録音の残り時間を確認しながらメッセージを送ることが できる。上記のメッセージの伝送が終わったら、終了ボタン106が押される。 なお取消しボタン107は、今までに伝送した内容が受令機の記録部で消去され るように指定する場合に操作される。
【0013】 上記の説明の順番で、選択制御装置100は操作されるが、その操作順をわか りやすくするために、操作順表示ランプA1,A2,A3,A4,A5,A6が 設けられている。
【0014】 図3は、上記選択制御装置100の内部の回路ブロックを示している。 図2に示した操作ボタンに対応する部分には同一符号を付している。地域指定 ボタンが操作されると地域制定信号発生器101aにより、対応コードが発生し 、コントローラ201により読み取られ一旦データバッファ202に蓄積される 。また、人員指定操作ボタン102が操作されると人員指定信号発生器102a より操作ボタンに対応したコードが発生し、同様にコントローラ201により読 み取られ一旦データバッファ202に蓄積される。同様に、出動指定ボタンが操 作された場合は、出動指定信号発生器103a、起動ボタンが操作されたときは 起動信号発生器104a、終了ボタンが操作されたときは終了信号発生器106 a、取消し操作ボタン107が操作されたときは、取消し信号発生器107aか らそれぞれ対応するコードが出力され、コントローラ201により読み取られ一 旦データバッファ202に蓄積される。
【0015】 上記の操作に途中において、コントローラ201は、表示ランプA1〜A6を 次々と点灯し、操作の手順を示しユーザをガイドしている。データが蓄積される と、データ送出可能、及びメッセージを送るために音声入力可能となる。
【0016】 そこでマイクプレストークスイッチ207が押されると、これをコントローラ 201は検出し、データ送出を開始する。データ送出は、データバッファ202 に蓄積されているコードに対応した周波数のトーンを出力することにより行う。 図4には、制御項目とトーン周波数と、トーンコード(操作ボタンに対応したコ ード)の対応関係を示している。コントローラ201は、データバッファ202 に蓄積されているトーンコードに基づいて、トーン発振器203を制御して、コ ートに対応した周波数のトーンを出力するようにしている。この信号は、ゲート 回路204を通して、増幅器205で増幅され、更にゲート回路206を介して 本部の送信機に送られ変調されて出力される。データ伝送は瞬時に終わり、次に コントローラ201は、録音残り時間表示部105のカウントダウンを開始し、 マイク208からの音声入力限度時間をユーザに知らせる。設定した時間が経過 すると自動的に初期状態に戻る。
【0017】 図4の(A)は、制御項目と、トーン周波数と、トーンコードの対応関係を示 している。また図4の(B)は、指令送出例を示している。この例は、全域を指 定し、署員のみを指定し、出動命令を行った例である。データの送出に先だって 、自動的に同期周波数が送られるようになっており、受信側では、この同期周波 数を検出すると、データ取り込み状態に移行するようになっている。この例では 、制御データは1度だけ送出されるように記載されているが、複数回伝送され、 その後に音声入力期間が設定されてもよい。
【0018】 図5は、受令機側を示している。 アンテナ301で受けた電波は、受信部302に導かれる。受信部302では 通用はメインチャンネルを受信するようにチャンネルコントローラ303による 設定が行われている。受信部302の受信チャンネルは、表示部304で表示さ れている。チャンネルコントローラ303は、他のチャンネル(全国波、県波、 隣接市町村波等)の受信を行うこともできるが、受信電波がなくなるとタイマー 305が働き、自動的にメインチャンネル受信状態に戻る。
【0019】 受信部302の受信出力は、トーン周波数検出器306に導かれる。トーン周 波数検出器306は、初期状態は同期周波数(T1)の検出状態に、システムコ ントローラ308により設定されている。したがって、図4に示したような同期 トーンが検出されると、この検出信号は、同期検出部307で確認され、システ ムコントローラ308に入力される。
【0020】 システムコントローラ308は、同期信号が到来した後は、図4に示したよう に予め取り決めている順番で情報が到来することがわかっているので、そのタイ ミングに応じてトーン周波数検出器306の検出周波数を設定し、また、データ バッファ309の取り込みタイミングを設定する。トーン周波数検出器306の 検出周波数の設定方法は各種の実施例が可能であり、例えばPLL回路の同期周 波数を切り換える、または、予めそれぞれのトーン周波数に対するフィルタ(共 振回路)を用意して、それぞれをスイッチングする等の方法がある。また、トー ン周波数検出器306は、全トーン周波数を検出できるようになっており、デー タバッファ309において取り込みタイミングを規制する方法であってもよい。 いずれにしてもデータバッファ309には、図4で示したように、伝送されてき たトーンに対応する検出信号が蓄積されることになる。
【0021】 よって、システムコントローラ308は、どの様なコードが伝送されてきたの かを認識することができ、これに応じて、警報発生器311、緊急ランプ312 、出動ランプ313、他動ランプ314等を駆動する。
【0022】 一方、受信部302の出力は、ゲート回路321、322、音量調整器323 、増幅器324を介してスピーカ325にも供給されている。この系統は、指令 側から送られてきた音声を再生する系統であり、ゲート回路321、322は、 システムコントローラ308により音声出力タイミングに合わせて制御される。 またゲート回路321の出力は、デジタルレコーダ330にも供給される。
【0023】 このデジタルレコーダ330は、システムコントローラ308、及びレコーダ コントロール331の制御の基に音声信号が伝送されてくるタイミングに合わせ て記録を行う。デジタルレコーダ330は、このシステムの特徴部でもあるが、 同時書き込み読み出しができるメモリを有するレコーダである。即ち、データの 記録中において、再生操作がなされると、レコーダコントロール331は、レコ ーダを制御してメモリの先頭から読み出しを開始させ、そのアナログ出力を音量 調整器323、増幅器324、スピーカ325を介して出力する。この間は、ゲ ート回路322は、レコーダコントロール331によりオフされている。またこ の間は、再生ランプ332が点灯されて、再生中であることを知らせている。
【0024】 図6(A)は、上記のデジタルデコーダ330、コントロール331の内部の 要部を示している。メモリ330aは、同時書き込み読み出しが可能な例えばF IFOであり、音声データが送られてくるとシステムコントローラ308からの タイミング指令の基で、書き込みアドレス発生器331aが動作し、所定の時間 分のデータの書き込みが行われる。このような書き込みの途中で、例えばデコー ダコントロール331が再生指令を行うと、読み出しアドレス発生器331bが メモリ330aの最初からアドレスを指定する。このために、ユーザが最初の方 の聞き逃しを行っても、読み出しを行えば、最初からメッセージを聞くことがで きる。図6(B)は、書き込みのアドレス進行状況と読み出しのアドレス進行状 況を模式的に示している。 さらに図6(C)は、受令機の外観を示している。上記した説明と共通する部 分には、同一符号を付している。
【0025】
【考案の効果】
以上説明したようにこの考案によれば、迅速、簡便、確実性があり、特に受手 側が、メッセージを確実に受けとり認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案が適用された設備の全体的な概要を説
明するための図。
【図2】この考案に係わる選択制御装置の外観を示す
図。
【図3】同じく選択制御装置の構成を示すブロック図。
【図4】この考案のシステムで用いられる信号の取決め
例を示す図。
【図5】この考案に係わる受令機の構成を示すブロック
図。
【図6】上記受令機のメモリ機能とその動作及び外観の
説明図。
【符号の説明】
100…選択制御装置、101…地域指定ボタン群、1
02…人員指定ボタン群、103…出動指定ボタン群、
104…起動ボタン、105…録音残り時間表示部、2
01…コントローラ、202…データバッファ、203
…トーン発振器、204、206…ゲート回路、205
…増幅器、207…マイクプレストークスイッチ、20
8…マイク、302…受信部、303…チャンネルコン
トローラ、304…表示部、305…タイマー、306
…トーン周波数検出器、307…同期検出部、308…
システムコントローラ、309…データバッファ、31
1…警報発生器、312…緊急ランプ、313…出動ラ
ンプ、314…他動ランプ、315…タイマー、316
…エンコーダ、323…音量調整器、324…増幅器、
325…スピーカ、330…デジタルレコーダ、331
…レコーダコントロール、332…再生ランプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】定められたコードによる先頭信号と、これ
    に続く一定期間の受信音声信号とを含む受信信号を受け
    とり、前記先頭信号の指定に応じて前記受信音声信号を
    メモリにデジタル記録する記録手段と、 前記受信音声信号を前記メモリに記録中であっても、前
    記メモリに記録されている記録音声信号を読み出す読み
    出し手段と、 前記読み出し手段が前記記録音声信号を読み出している
    期間は、前記受信音声信号のスピーカ出力を前記メモリ
    からの読み出し音声信号側に切り換える手段とを具備し
    たことを特徴とする緊急連絡システム。
JP1995001850U 1995-03-14 1995-03-14 緊急連絡システム Expired - Lifetime JP3015763U (ja)

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