JP3015154B2 - 洗面カウンター - Google Patents
洗面カウンターInfo
- Publication number
- JP3015154B2 JP3015154B2 JP3192833A JP19283391A JP3015154B2 JP 3015154 B2 JP3015154 B2 JP 3015154B2 JP 3192833 A JP3192833 A JP 3192833A JP 19283391 A JP19283391 A JP 19283391A JP 3015154 B2 JP3015154 B2 JP 3015154B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- counter
- opening
- washstand
- recess
- drain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、洗面カウンターに関す
るものである。
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、洗面カウンターは、複数の洗面台
を支持台上に支持するとともに、該洗面台の周囲にカウ
ンター台を配して形成されており、該洗面カウンターの
前方に人が立ち、蛇口をひねって洗面台内で手等を洗っ
ていた。
を支持台上に支持するとともに、該洗面台の周囲にカウ
ンター台を配して形成されており、該洗面カウンターの
前方に人が立ち、蛇口をひねって洗面台内で手等を洗っ
ていた。
【０００３】そして、かかる構成の洗面カウンターの利
用者がバッグ、本等の手荷物を所持している場合には、
該手荷物をカウンター台上に置いて手を洗うことが一般
的に行なわれている。
用者がバッグ、本等の手荷物を所持している場合には、
該手荷物をカウンター台上に置いて手を洗うことが一般
的に行なわれている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
例においては、カウンター台には手を洗った際に飛散し
た水滴が残っているために、手荷物等が濡れてしまうと
いう欠点を有するものであった。
例においては、カウンター台には手を洗った際に飛散し
た水滴が残っているために、手荷物等が濡れてしまうと
いう欠点を有するものであった。
【０００５】本発明は、以上の欠点を解消すべくなされ
たものであって、カウンター台上に手荷物等を置いても
濡れることのない洗面カウンターを提供することを目的
とする。
たものであって、カウンター台上に手荷物等を置いても
濡れることのない洗面カウンターを提供することを目的
とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、実施例に対応
する図１に示すように、カウンター台１に開設された開
口２の周縁部裏面に洗面台３を固定してなる洗面カウン
ターにおいて、前記カウンター台１の開口２を包囲する
領域を該開口２に向かう傾斜面として水切凹部４を凹設
するとともに、前記開口２の周縁には、支持突部５を突
設し、前記水切凹部４の上面を、前記水切凹部４の周縁
に形成される仕切壁６、および前記支持突部５に支持さ
れる多孔の水切板７にて着脱可能に覆って小物置き台と
した洗面カウンターを提供することにより達成される。
する図１に示すように、カウンター台１に開設された開
口２の周縁部裏面に洗面台３を固定してなる洗面カウン
ターにおいて、前記カウンター台１の開口２を包囲する
領域を該開口２に向かう傾斜面として水切凹部４を凹設
するとともに、前記開口２の周縁には、支持突部５を突
設し、前記水切凹部４の上面を、前記水切凹部４の周縁
に形成される仕切壁６、および前記支持突部５に支持さ
れる多孔の水切板７にて着脱可能に覆って小物置き台と
した洗面カウンターを提供することにより達成される。
【０００７】
【作用】本発明において、カウンター台１の開口２の周
りには水切凹部４が設けられており、該水切り凹部内の
水は、速やかに洗面台３に通じる開口２に導かれる。こ
の水切凹部４は、多孔の水切板７により覆われており、
小物置き台として使用される。
りには水切凹部４が設けられており、該水切り凹部内の
水は、速やかに洗面台３に通じる開口２に導かれる。こ
の水切凹部４は、多孔の水切板７により覆われており、
小物置き台として使用される。
【０００８】この結果、カウンター台１上に飛散した水
滴は、水切板７から直ちに水切凹部４に滴下して洗面台
３へ流れ込み、小物置き台上は常に乾燥状態に保たれ
る。また、水切板７はカウンター台１に対して着脱可能
であり、水切凹部４の清掃が可能とされる。
滴は、水切板７から直ちに水切凹部４に滴下して洗面台
３へ流れ込み、小物置き台上は常に乾燥状態に保たれ
る。また、水切板７はカウンター台１に対して着脱可能
であり、水切凹部４の清掃が可能とされる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の望ましい実施例を添付図面に
基づいて詳細に説明する。本発明の実施例を図１ないし
図３に示す。本発明に係る洗面カウンターは、陶磁器製
の洗面台３の周縁部を該洗面台３の上部に設置されるカ
ウンター台１で覆って形成される所謂アンダーカウンタ
ー式のものであって、洗面台３は前面にパネル１１にて
閉塞した支持台８のフレーム９に突設されたブラケット
１０に支持されている。
基づいて詳細に説明する。本発明の実施例を図１ないし
図３に示す。本発明に係る洗面カウンターは、陶磁器製
の洗面台３の周縁部を該洗面台３の上部に設置されるカ
ウンター台１で覆って形成される所謂アンダーカウンタ
ー式のものであって、洗面台３は前面にパネル１１にて
閉塞した支持台８のフレーム９に突設されたブラケット
１０に支持されている。
【００１０】上記カウンター台１は、支持台８の前面を
覆うように垂下される垂下部１２と、壁面１３への当接
部１４、および支持台８の表面部を覆うに十分な面積の
カウンター面１５を有し、加工性等を考慮して人工大理
石により形成されている。また、このカウンター台１と
壁面１３、および洗面台３との接合部位には、シール材
１６が装着され、支持台８内部への漏水が防止されてい
る。
覆うように垂下される垂下部１２と、壁面１３への当接
部１４、および支持台８の表面部を覆うに十分な面積の
カウンター面１５を有し、加工性等を考慮して人工大理
石により形成されている。また、このカウンター台１と
壁面１３、および洗面台３との接合部位には、シール材
１６が装着され、支持台８内部への漏水が防止されてい
る。
【００１１】さらに、上記カウンター台１のカウンター
面１５には、洗面台３のボウル部１７およびその周辺に
対応する開口２が開設され、該開口２の周囲には、隣接
する他の開口２との境界、およびカウンター台１の前後
縁に形成される仕切壁６に囲まれる状態で平面視正方形
状の水切凹部４が凹設されている。また、上記開口２周
縁には、後述する水切板７を支持するための支持突部５
がリング状に形成されている。
面１５には、洗面台３のボウル部１７およびその周辺に
対応する開口２が開設され、該開口２の周囲には、隣接
する他の開口２との境界、およびカウンター台１の前後
縁に形成される仕切壁６に囲まれる状態で平面視正方形
状の水切凹部４が凹設されている。また、上記開口２周
縁には、後述する水切板７を支持するための支持突部５
がリング状に形成されている。
【００１２】上記水切凹部４の底壁面は、周縁部に飛散
した水滴が開口２側に落下するように該開口２に向かっ
て降下する傾斜面とされており、開口２周縁に形成され
る支持突部５に流れ込んだ水滴は、該支持突部５に設け
られた適数個の注ぎ口１８から洗面台３に導かれる。
した水滴が開口２側に落下するように該開口２に向かっ
て降下する傾斜面とされており、開口２周縁に形成され
る支持突部５に流れ込んだ水滴は、該支持突部５に設け
られた適数個の注ぎ口１８から洗面台３に導かれる。
【００１３】さらに、上記支持突部５、および仕切壁６
の水切凹部４側に位置する壁面には、支持段部１９が形
成されており、水切板７を支持している。この水切板７
は、図４に示すように、中央部に上記開口２に対応する
穴２０を開設した平面視正方形状の打ち抜きパネル材で
あり、この実施例において、防錆性、剛性等を考慮して
ステンレス製のパンチングパネルが使用されている。
の水切凹部４側に位置する壁面には、支持段部１９が形
成されており、水切板７を支持している。この水切板７
は、図４に示すように、中央部に上記開口２に対応する
穴２０を開設した平面視正方形状の打ち抜きパネル材で
あり、この実施例において、防錆性、剛性等を考慮して
ステンレス製のパンチングパネルが使用されている。
【００１４】上記水切板７は、上述したように、四側縁
部、および穴２０の周縁部を対応するカウンター台１の
支持段部１９上に載置して保持されるが、カウンター台
１とのガタ付き等を防止するために、その裏面に例えば
塩化ビニルシート等の柔軟シートを貼着するのが望まし
く、かかる水切板７は、裏面に予め塩化ビニルシーを貼
着した鋼板にパンチング加工を施すことにより容易に製
造される。
部、および穴２０の周縁部を対応するカウンター台１の
支持段部１９上に載置して保持されるが、カウンター台
１とのガタ付き等を防止するために、その裏面に例えば
塩化ビニルシート等の柔軟シートを貼着するのが望まし
く、かかる水切板７は、裏面に予め塩化ビニルシーを貼
着した鋼板にパンチング加工を施すことにより容易に製
造される。
【００１５】また、上記水切板７は、カウンター台１の
水切凹部４の清掃が可能なように、着脱可能に載置され
るものであるが、着脱作業性を良好にするために、カウ
ンター台１に取り外し用の窪みを形成したり、あるいは
水切板７側に治具の引っ掛け孔を開設しておいてもよ
く、さらに、カウンター台１の壁面１３側の仕切壁６に
係止溝を横設しておき、該係止溝に水切板７の一側縁を
嵌合させて支持することにより、水切板７の変形を防止
することもできる。
水切凹部４の清掃が可能なように、着脱可能に載置され
るものであるが、着脱作業性を良好にするために、カウ
ンター台１に取り外し用の窪みを形成したり、あるいは
水切板７側に治具の引っ掛け孔を開設しておいてもよ
く、さらに、カウンター台１の壁面１３側の仕切壁６に
係止溝を横設しておき、該係止溝に水切板７の一側縁を
嵌合させて支持することにより、水切板７の変形を防止
することもできる。
【００１６】なお、以上の説明においては、複数の洗面
台３、３・・を並設したタイプの洗面カウンターを例示
したが、この他に、１個の洗面台３のみを有する場合に
も適用することが可能であり、さらに、支持段部１９も
リング状ではなく、離散的に設けることも自由である。
台３、３・・を並設したタイプの洗面カウンターを例示
したが、この他に、１個の洗面台３のみを有する場合に
も適用することが可能であり、さらに、支持段部１９も
リング状ではなく、離散的に設けることも自由である。
【００１７】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による洗面カウンターによれば、カウンター台に水切凹
部４を凹設し、その上部に多孔の水切板を配置して小物
置きとしたので、カウンター台に飛散した水滴は水切板
から滴下して直ちに洗面台に流れ込む。
による洗面カウンターによれば、カウンター台に水切凹
部４を凹設し、その上部に多孔の水切板を配置して小物
置きとしたので、カウンター台に飛散した水滴は水切板
から滴下して直ちに洗面台に流れ込む。
【００１８】この結果、水切板は常に乾燥状態に保持さ
れ、その上に置かれた小物が濡れるのを防ぐことがで
き、使い勝手を向上させることができる。
れ、その上に置かれた小物が濡れるのを防ぐことがで
き、使い勝手を向上させることができる。
【図１】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図２】本発明の要部断面図である。
【図３】カウンター台を示す拡大断面図である。
【図４】水切板の一部拡大平面図である。
１ カウンター台 ２ 開口 ３ 洗面台 ４ 水切凹部 ５ 支持突部 ６ 仕切壁 ７ 水切板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平２−37964（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭53−58743（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−84273（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭53−54755（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−167982（ＪＰ，Ｕ) 実開 平４−4884（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−107389（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A47K 1/00 A47K 1/04 A47K 1/09 A47K 1/06 E03C 1/12
Claims (1)
- 【請求項１】カウンター台に開設された開口の周縁部裏
面に洗面台を固定してなる洗面カウンターにおいて、 前記カウンター台の開口を包囲する領域を該開口に向か
う傾斜面として水切凹部を凹設するとともに、前記開口
の周縁には、支持突部を突設し、 前記水切凹部の上面を、前記水切凹部の周縁に形成され
る仕切壁、および前記支持突部に支持される多孔の水切
板にて着脱可能に覆って小物置き台とした洗面カウンタ
ー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3192833A JP3015154B2 (ja) | 1991-08-01 | 1991-08-01 | 洗面カウンター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3192833A JP3015154B2 (ja) | 1991-08-01 | 1991-08-01 | 洗面カウンター |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0531037A JPH0531037A (ja) | 1993-02-09 |
| JP3015154B2 true JP3015154B2 (ja) | 2000-03-06 |
Family
ID=16297740
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3192833A Expired - Lifetime JP3015154B2 (ja) | 1991-08-01 | 1991-08-01 | 洗面カウンター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3015154B2 (ja) |
-
1991
- 1991-08-01 JP JP3192833A patent/JP3015154B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0531037A (ja) | 1993-02-09 |
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