JP3014209U - 眼 鏡 - Google Patents

眼 鏡

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JP3014209U
JP3014209U JP1995000303U JP30395U JP3014209U JP 3014209 U JP3014209 U JP 3014209U JP 1995000303 U JP1995000303 U JP 1995000303U JP 30395 U JP30395 U JP 30395U JP 3014209 U JP3014209 U JP 3014209U
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JP
Japan
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vine
lens body
tip
groove
engagement
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Expired - Lifetime
Application number
JP1995000303U
Other languages
English (en)
Inventor
睦夫 松浦
Original Assignee
株式会社南星企画
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低コストで構造が簡単な眼鏡を提供する。 【構成】 ヒンジ部3を介して蔓部2とレンズ本体1を
着脱自在に接続する。ヒンジ部3は溝部300、先割れ
部301、係合穴302aおよび係合突起303aから
構成し、先割れ部301を内側に弾性変形させながら溝
部300に挿入するだけの簡単な作業によるのみで、係
合穴302aと係合突起303aとが係合し、これによ
りレンズ本体と蔓部がワンタッチで接続されるものとす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は老眼または近眼の者等のために用いられる、低コストで構造が簡単 な眼鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の眼鏡はレンズ本体、蔓部およびヒンジ部から構成され、レンズ 本体と蔓部はヒンジ部を介して一体に接続されており、また蔓部はヒンジ部によ りレンズ本体側に折り畳むことができるように構成されている。
【0003】 このようなヒンジ部としては中心にレンズ本体と蔓部を接続するためのねじを 有するものが採用されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の眼鏡にあっては、上記の如くレンズ本体と蔓部の接続が ヒンジ部のねじによるものであるため、その製造工程においてねじ止め作業が必 要であるとともに、それだけ部品点数も多くなることから、製造コストが高く、 構造も複雑である等の問題点を有している。
【0005】 この発明は上述の事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは低コ ストで構造が簡単な眼鏡を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の考案は老眼用等のレンズ部を備え てなるレンズ本体と、上記レンズ本体の両側に配設された蔓部と、上記蔓部の先 端とレンズ本体の縁部とを着脱自在に接続し、かつ蔓部をレンズ本体側へ折り畳 む際、蔓部の回動軸となるヒンジ部とからなる眼鏡であって、上記ヒンジ部が、 上記レンズ本体の縁部に形成した溝部と、上記蔓部の先端側に設けられ、かつ上 記溝部に挿入される二又形状の先割れ部と、上記溝部の側壁に形成された内側係 合部と、上記先割れ部の外周に一体に設けられ、かつ上記内側係合部に回転可能 に係合する外側係合部とからなることを特徴とする。
【0007】 請求項2記載の発明は老眼用等のレンズ部を備えてなるレンズ本体と、上記レ ンズ本体の両側に配設された蔓部と、上記蔓部の先端とレンズ本体の縁部とを着 脱自在に接続し、かつ蔓部をレンズ本体側へ折り畳む際、蔓部の回動軸となるヒ ンジ部とからなる眼鏡であって、上記ヒンジ部が、上記レンズ本体の縁部に形成 した溝部と、上記蔓部の先端側に設けられ、かつ上記溝部に挿入される二又形状 の先割れ部と、上記溝部の側壁に形成された内側係合部と、上記先割れ部の外周 に一体に設けられ、かつ上記内側係合部に回転可能に係合する外側係合部とから なり、上記内側係合部を係合穴とする一方、上記外側係合部を係合突起としたこ とを特徴とする。
【0008】
【作用】
この考案では、蔓部の先端を指で摘んで、先割れ部を内側に弾性変形させ、そ のまま当該先割れ部を溝部に挿入した後、蔓部の先端から指を離すと、その後は 先割れ部が弾性復帰し、この復帰力により先割れ部が溝部を内側から押圧し、こ のとき同時に内外両係合部が互いに係合し、これによりレンズ本体と蔓部が接続 される。
【0009】 つまり、この考案によると、先割れ部を内側に弾性変形させながら溝部へ挿入 するだけの簡単な作業によるのみで、内外両係合部が係合し、これによりレンズ 本体と蔓部がワンタッチで接続される。
【0010】 なお、レンズ本体に蔓部を取り付けた後、レンズ本体から蔓部を取り外す場合 は、取り付けの場合と同じく蔓部の先端を指で摘んで、先割れ部を内側に弾性変 形させ、そのまま当該先割れ部を溝部から引き抜けばよい。
【0011】
【実施例】
以下、この考案に係る眼鏡の一実施例について図1ないし図3を基に詳細に説 明する。
【0012】 この眼鏡は図1に示すようにレンズ本体1を有し、レンズ本体1は老眼用等の 左右一対のレンズ部100,100を備えており、レンズ部100,100は一 対の外側フレーム部101,101と、その中間に位置する中間フレーム部10 2との間に位置し、かつこれらのフレーム部101,101,102と一体に設 けられている。
【0013】 外側フレーム部101の外周には屈曲フレーム部103が一体に設けられてお り、屈曲フレーム部103は外側フレーム部101からレンズ本体1の裏面側に 略直角に屈曲するように形成されている(図2参照)。
【0014】 レンズ本体1の両側には左右一対の蔓部2,2を有し、蔓部2はヒンジ部3を 介してレンズ本体1に連結でき、ヒンジ部3は溝部300、先割れ部301、内 外両係合部302,303から構成されている。
【0015】 溝部300はレンズ本体1の縁部に位置し、かつ図2に示すように屈曲フレー ム部103に形成されている。
【0016】 先割れ部301は蔓部2の先端に設けられ、かつ二又形状に形成されている。 つまり、蔓部2の先端側にはスリット304が一つ切り込まており、このスリッ ト304により二又形状の先割れ部301が構成されている。
【0017】 内側係合部302は一対の係合穴302a,302aからなり、これらの係合 穴302a,302aは溝部300の側壁に形成されているとともに、その開口 端どうしが互いに対向するように設けられている。
【0018】 外側係合部303は一対の係合突起303a,303aからなり、これらの係 合突起303a,303aは先割れ部301の外周に一体に形成され、かつ係合 穴302a,302aにそれぞれ回転可能に係合するように設けられている(図 3参照)。このように係合突起303a,303aはいずれも二又の内側でなく 外側に設けられ、かつスリット304を挟んで対象位置に配設されている。
【0019】 このような構成のヒンジ部3は、先割れ部301を溝部300に挿入した状態 では係合穴302aと係合突起303aとが係合し、これによりレンズ本体1と 蔓部2の一体化を図るとともに、蔓部2をレンズ本体1側へ折り畳む際には係合 突起303aが蔓部2の回動軸となり、この係合突起303aを基準に蔓部2の 折り畳みを可能とし、また係合穴302aと係合突起303aとの係合を解除す ると、レンズ本体1と蔓部2を別個独立に切り離すことができる。
【0020】 要するに、ヒンジ部3は係合穴302aと係合突起303aとの係合およびそ の解除を通じて、蔓部2をレンズ本体1の縁部に着脱自在に取り付けることがで き、かつ蔓部2をレンズ本体1側へ折り畳む際、蔓部2の回動軸にもなるように 構成されている。
【0021】 なお、装着時の眼鏡の脱落を防止する観点から、蔓部2には滑り止めのヘアー ラインを設けてもよい。
【0022】 以下、上記の如く構成された眼鏡の使用例について図1を用いて説明する。
【0023】 この眼鏡によれば、レンズ本体1に蔓部2を取り付ける場合は、蔓部2の先端 を指で摘んで、先割れ部301を内側に弾性変形させ、そのまま当該先割れ部3 01を溝部300に挿入した後、蔓部2の先端から指を離せばよい。
【0024】 上記のように指を離すと、先割れ部301が弾性復帰し、その復帰力により先 割れ部301が溝部300を内側から押圧するとともに、このとき同時に係合穴 302aと係合突起303aとが係合し、これによりヒンジ部3を介してレンズ 本体1と蔓部2が接続される。
【0025】 レンズ本体1から蔓部2を取り外す場合には、蔓部2の先端を指で摘んで、先 割れ部301を内側に弾性変形させ、そのまま当該先割れ部301を溝部300 から引き抜けばよい。
【0026】 すなわち、上記実施例の眼鏡によると、先割れ部301を内側に弾性変形させ ながら溝部300へ挿入するだけの簡単な作業によるのみで、係合穴302aと 係合突起303aが係合し、これによりレンズ本体1と蔓部2がワンタッチで接 続されるものである。このためレンズ本体1と蔓部2を接続するためのねじ、お よびそのねじ止め作業が省略される点で、製造コストの低減と構造の簡略化を図 れる。
【0027】
【考案の効果】
この考案に係る眼鏡あっては、上記の如く内側係合部を溝部の側壁に形成する 一方、これに係合する外側係合部を先割れ部の外周に一体に設けたものである。 このため先割れ部を内側に弾性変形させながら溝部へ挿入するだけの簡単な作業 によるのみで、内外両係合部が係合し、これによりレンズ本体と蔓部がワンタッ チで接続されることから、レンズ本体と蔓部の接続用ねじ、およびそのねじ止め 作業を省略できる点で、製造コストの低減と構造の簡略化を図れ、低コストで構 造が簡単な眼鏡を提供できる。
【0028】 請求項2記載の考案にあっても上記と同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る眼鏡の一実施例の説明図。
【図2】図1のII−II線断面図。
【図3】図1のA矢視図。
【符号の説明】
1 レンズ本体 2 蔓部 3 ヒンジ部 300 溝部 301 先割れ部 302 内側係合部 302a 係合穴 303 外側係合部 303a 係合突起

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 老眼用等のレンズ部を備えてなるレンズ
    本体と、 上記レンズ本体の両側に配設された蔓部と、 上記蔓部の先端とレンズ本体の縁部とを着脱自在に接続
    し、かつ蔓部をレンズ本体側へ折り畳む際、蔓部の回動
    軸となるヒンジ部とからなる眼鏡であって、 上記ヒンジ部が、 上記レンズ本体の縁部に形成した溝部と、 上記蔓部の先端側に設けられ、かつ上記溝部に挿入され
    る二又形状の先割れ部と、 上記溝部の側壁に形成された内側係合部と、 上記先割れ部の外周に一体に設けられ、かつ上記内側係
    合部に回転可能に係合する外側係合部とからなることを
    特徴とする眼鏡。
  2. 【請求項2】 老眼用等のレンズ部を備えてなるレンズ
    本体と、 上記レンズ本体の両側に配設された蔓部と、 上記蔓部の先端とレンズ本体の縁部とを着脱自在に接続
    し、かつ蔓部をレンズ本体側へ折り畳む際、蔓部の回動
    軸となるヒンジ部とからなる眼鏡であって、 上記ヒンジ部が、 上記レンズ本体の縁部に形成した溝部と、 上記蔓部の先端側に設けられ、かつ上記溝部に挿入され
    る二又形状の先割れ部と、 上記溝部の側壁に形成された内側係合部と、 上記先割れ部の外周に一体に設けられ、かつ上記内側係
    合部に回転可能に係合する外側係合部とからなり、 上記内側係合部を係合穴とする一方、上記外側係合部を
    係合突起としたことを特徴とする眼鏡。
JP1995000303U 1995-02-01 1995-02-01 眼 鏡 Expired - Lifetime JP3014209U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015151955A1 (ja) * 2014-03-31 2015-10-08 石根 三井 テンポラリー眼鏡セット及びテンポラリー眼鏡

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015151955A1 (ja) * 2014-03-31 2015-10-08 石根 三井 テンポラリー眼鏡セット及びテンポラリー眼鏡
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