JP3013986B2 - ゴルフクラブヘッドの速度測定方法及び装置 - Google Patents
ゴルフクラブヘッドの速度測定方法及び装置Info
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Description
るゴルフクラブのヘッドの速度(ヘッドスピード)を測
定する方法及び装置に関する。
るゴルフクラブの振りの速さ、すなわちクラブヘッドの
速度が各人によって異なる。そのため、各プレーヤーが
クラブやボールを適切に選択するためには、そのプレー
ヤー自身のゴルフクラブヘッドの速度を知る必要があ
る。また、クラブやボールを開発し評価する場合におい
ても、打球の飛距離、打出角度、スピン量等の設計はゴ
ルフクラブヘッドの速度に対応して行われるため、その
速度を測定することが必要となる。
は、一般に図3及び図4に示す手段で行われている。す
なわち、ビーム52を発する発光部54とビーム52を
受ける受光部56とを備え、物品がビームを横切ったこ
とを検知するセンサ58を、セットしたゴルフボール6
0の直前に間隔をおいて2個並列配置する。このとき、
各ビーム52がヘッドの軌道62とほぼ直角になり、か
つ両ビーム52が互いにほぼ平行になるようにセンサ5
8を設置する(図3参照)。また、ヘッド64がビーム
52を横切るようにするため、発光部54と受光部56
とを同じ高さ位置に配置し、発光部54から受光部56
にビーム52が水平に延びるようにする(図4参照)。
クラブヘッドの速度を測定する場合、両センサ58によ
ってヘッド64が両ビーム52を横切るのに要する時
間、すなわちヘッド64の所定箇所が両ビーム52間を
通過する時間を検出し、その時間と両ビーム52間の距
離とからゴルフクラブヘッドの速度を求めるものであ
る。
グ時におけるヘッドの軌道は、知られているように傾斜
平面上においてほぼ楕円形をなし、この楕円軌道の最も
高い位置から振り下されるにつれてヘッドは加速し、最
高速度に達したほぼ最下点の位置でボールをヒットす
る。一方、ゴルフクラブは、これも広く知られているよ
うに、ねじれ特性及びしなり特性を有するシャフトの先
端に所定の体積を有する重量物であるヘッドが装着され
たもので、ヘッドのボールをヒットする打球面はロフト
角度をもって傾斜している。
リアでは、ヘッドの速度増加に伴うシャフトのねじれや
しなりによってシャフトが変形し、その結果ヘッドのシ
ャフトに対する位置、すなわちシャフトとヘッドとの相
対的な位置関係がスイング軌道上で変動する傾向があ
る。この傾向はシャフトが長いクラブ(例えばドライバ
ー)ほど顕著である。
でゴルフクラブヘッドの速度を測定する場合、手前側の
センサのビームがとらえるヘッドの箇所と、それと距離
を置いて並ぶ後側のセンサのビームがとらえるヘッドの
箇所とは位置が異なることになり、その結果得られたゴ
ルフクラブヘッドの速度に誤差が生じ、測定精度が低下
するものであった。
で、スイング時におけるゴルフクラブヘッドの速度を精
度良く測定することが可能な方法及び装置を提供するこ
とを目的とする。
成するため、ビームを発する発光部とビームを受ける受
光部とを備えた複数のセンサを互いに間隔をおいて並列
配置し、スイング時にゴルフクラブの所定箇所が複数の
センサのビームを横切るのに要する時間を前記センサを
用いて検出するとともに、その時間と複数のビーム間の
距離とからスイング時におけるゴルフクラブヘッドの速
度を求めるに当たり、各センサの発光部及び受光部を互
いに高さが異なる位置に設置して、ゴルフクラブのホー
ゼル又はホーゼル近傍の略円柱状部分がセンサのビーム
を横切るようにすることを特徴とするゴルフクラブヘッ
ドの速度測定方法を提供する。
ビームを受ける受光部とを備えた複数のセンサを互いに
間隔をおいて並列配置し、スイング時にゴルフクラブの
所定箇所が複数のセンサのビームを横切るのに要する時
間を前記センサを用いて検出するとともに、その時間と
複数のビーム間の距離とからスイング時におけるゴルフ
クラブヘッドの速度を求める装置であって、各センサの
発光部及び受光部を互いに高さが異なる位置に設置し
て、ゴルフクラブのホーゼル又はホーゼル近傍の略円柱
状部分がセンサのビームを横切るようにしたことを特徴
とするゴルフクラブヘッドの速度測定装置を提供する。
互いに高さが異なる位置に設置し、ゴルフクラブのホー
ゼル又はホーゼル近傍の略円柱状部分がビームを横切る
ように該ビームを傾斜させるもので、これによりスイン
グ時にホーゼル又はホーゼル近傍の略円柱状部分が複数
のセンサのビームを横切るのに要する時間、すなわちホ
ーゼル又はホーゼル近傍の略円柱状部分の所定箇所が複
数のビーム間を通過する時間を検出し、その時間と複数
のビーム間の距離とからゴルフクラブヘッドの速度を算
出するものである。
トのねじれやしなりによってシャフトが変形しても、ホ
ーゼル又はホーゼル近傍の略円柱状部分のシャフトに対
する位置、すなわちシャフトとホーゼル又はホーゼル近
傍の略円柱状部分との相対的な位置関係はスイング軌道
上でほとんど変動しない。そのため、各センサのビーム
はホーゼル又はホーゼル近傍の略円柱状部分の実質的に
同じ箇所をとらえることになる。したがって、本発明に
よれば、得られるゴルフクラブヘッドの速度に誤差が生
じることがなく、ゴルフクラブヘッドの速度を精度良く
測定することが可能となる。
ド本体(ボールを打つ部分)と一体に形成され、シャフ
トが挿入される部分をいう。また、ホーゼル近傍の略円
柱状部分とは、シャフトとの連結に使用されるソケット
部分や、シャフトの露出した部分の先端付近をいう。
近傍の略円柱状部分が複数のセンサのビームを横切るの
に要する時間を検出するため、そのままではホーゼル又
はホーゼル近傍の略円柱状部分の速度が得られる。した
がって、ホーゼル又はホーゼル近傍の略円柱状部分の速
度に補正演算を行ってヘッド本体の速度を求めることが
好ましい。
フクラブヘッドの速度測定装置の一実施形態例を示すも
ので、図1は平面図、図2は図1A−A線に沿った断面
図である。図中、2は基台、4は基台2上に置かれたマ
ット、6は基台2に装着されたL字型フレーム、8はマ
ット4に取り付けられたティーを示す。
ビームなど)を発する発光部12と、ビーム10を受け
る受光部14とを備え、物品がビームを横切ったことを
検知する2個のセンサ16が互いに間隔をおいて並列配
置されている。この場合、両センサ16は、各ビーム1
0がヘッドの軌道22とほぼ直角になり、かつ両ビーム
10が互いにほぼ平行になるように設置されている。
18の前端部においてマット4表面とほぼ同じ高さ位置
に設置され、受光部14はフレーム6の垂直部分20の
上部に設置されている。すなわち、本装置では、このよ
うに各センサ16の発光部12及び受光部14を互いに
高さが異なる位置に設置し、発光部12から受光部14
にビーム10が斜めに延びるようにすることにより、ク
ラブヘッド24のホーゼル26又はホーゼル近傍の略円
柱状部分がセンサ16のビーム10を横切るようにして
ある。なお、図示を省略しているが、両センサ16は計
測部に連絡している。また、図中28はヘッド本体、3
0はソケット部分、32はシャフトを示す。
関係に限定はなく、例えば本例の装置とは逆にしてもよ
い。すなわち、フレーム6の垂直部分20の上部に発光
部、水平部分18の前端部に受光部を設置してもよい。
しかし、屋外等の光の強いところで測定する場合を考慮
し、本装置のようにマット表面のレベルの位置から仰角
Xをもって発光部12からビームを発することが望まし
い。この場合、角度Xは5〜25゜が好適であり、本装
置では両センサ16ともX=13.2゜としてある。ま
た、各センサのビームとホーゼル又はホーゼル近傍の略
円柱状部分の軸線との角度Yは70〜110゜とするこ
とが好ましい。
の間の水平距離mは500〜1000mm、ビーム間の
距離nは50〜100mmとすることが好ましい。本例
の装置では、両センサ16ともm=710mmとし、n
=70mmとしてある。
ルフクラブヘッドの速度を測定する場合、両センサ16
によってホーゼル又はホーゼル近傍の略円柱状部分が両
ビーム10を横切るのに要する時間、すなわちホーゼル
又はホーゼル近傍の略円柱状部分の所定箇所が両ビーム
10間を通過する時間を検出し、その時間と両ビーム1
0間の距離とからゴルフクラブヘッドの速度を求める。
この場合、前述したように、ホーゼル又はホーゼル近傍
の略円柱状部分の速度に補正演算、すなわちホーゼル又
はホーゼル近傍の略円柱状部分とヘッド本体との位置の
違いに基づく補正演算を行ってヘッド本体の速度を求め
ればよい。なお、ボール40は図中左側の後側のビーム
10になるべく近接してセットすることが好ましい。
ド速度測定を行う例が図2の左側のウッドクラブの図で
あり、マット上に置いたボールを打つときのヘッド速度
測定を行う例が図2の右側のアイアンクラブの図であ
る。もちろん、ティーアップしたボールをアイアンクラ
ブで打ってヘッド速度測定をしたり、マット上に置いた
ボールをウッドクラブで打ってヘッド速度測定をしたり
することもあり得る。
けるゴルフクラブヘッドの速度を精度良く測定すること
が可能である。
置の一実施形態例を示す平面図である。
示す説明図(平面図)である。
示す説明図(正面図)である。
Claims (5)
- 【請求項1】 ビームを発する発光部とビームを受ける
受光部とを備えた複数のセンサを互いに間隔をおいて並
列配置し、スイング時にゴルフクラブの所定箇所が複数
のセンサのビームを横切るのに要する時間を前記センサ
を用いて検出するとともに、その時間と複数のビーム間
の距離とからスイング時におけるゴルフクラブヘッドの
速度を求めるに当たり、各センサの発光部及び受光部を
互いに高さが異なる位置に設置して、ゴルフクラブのホ
ーゼル又はホーゼル近傍の略円柱状部分がセンサのビー
ムを横切るようにすることを特徴とするゴルフクラブヘ
ッドの速度測定方法。 - 【請求項2】 ホーゼル又はホーゼル近傍の略円柱状部
分の速度に補正演算を行ってヘッド本体の速度を求める
請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 各センサのビームの水平面に対する角度
を5〜25゜とする請求項1又は2に記載の測定方法。 - 【請求項4】 各センサのビームとホーゼル又はホーゼ
ル近傍の略円柱状部分の軸線との角度を70〜110゜
とする請求項1、2又は3に記載の測定方法。 - 【請求項5】 ビームを発する発光部とビームを受ける
受光部とを備えた複数のセンサを互いに間隔をおいて並
列配置し、スイング時にゴルフクラブの所定箇所が複数
のセンサのビームを横切るのに要する時間を前記センサ
を用いて検出するとともに、その時間と複数のビーム間
の距離とからスイング時におけるゴルフクラブヘッドの
速度を求める装置であって、各センサの発光部及び受光
部を互いに高さが異なる位置に設置して、ゴルフクラブ
のホーゼル又はホーゼル近傍の略円柱状部分がセンサの
ビームを横切るようにしたことを特徴とするゴルフクラ
ブヘッドの速度測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9008530A JP3013986B2 (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | ゴルフクラブヘッドの速度測定方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9008530A JP3013986B2 (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | ゴルフクラブヘッドの速度測定方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10206451A JPH10206451A (ja) | 1998-08-07 |
JP3013986B2 true JP3013986B2 (ja) | 2000-02-28 |
Family
ID=11695710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9008530A Expired - Fee Related JP3013986B2 (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | ゴルフクラブヘッドの速度測定方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3013986B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4064284B2 (ja) | 2003-04-01 | 2008-03-19 | 横浜ゴム株式会社 | ゴルフクラブヘッド速度計測装置 |
JP4548162B2 (ja) * | 2005-03-17 | 2010-09-22 | 横浜ゴム株式会社 | 移動物体の検知装置及び速度計測装置 |
-
1997
- 1997-01-21 JP JP9008530A patent/JP3013986B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10206451A (ja) | 1998-08-07 |
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