JP3013362U - ティーボックス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、一つの容器にコーヒー、砂糖、ミ
ルク等を各々別々に収納し、蓋を１回開けるだけで、こ
れらが取り出せ、閉めるのも１回で済み、片手で持ち運
びも出来るティーボックスを提供するものである。 【構成】 本考案は、ボックス本体１と蓋体７、ツマ
ミ、蓋止具12で構成されていて、ボックス本体１の中心
部に設けられている柱体２の頭部のボルト３と蓋体７に
取り付けてあるツマミ10内部の蓋止具12に雌用螺旋を設
けたボルト取付穴17とで蓋体７を開閉して内部に収納し
てあるコーヒー、砂糖、ミルク等を取り出し喫飲できる
構成である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、ティーボックスの内部を３等分し、コーヒー砂糖ミルク等別々に収 納できるティーボックスに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、自宅、事務所等でインスタントコーヒーを喫飲する場合、コーヒー、砂 糖、粉末ミルクと別々の容器に収納されているので、一杯喫飲するのに、容器を 取って蓋を開け、すくい取り、蓋をして容器を置く、これを３回繰り返して、始 めて湯を注ぎ喫飲していた。 また容器は通常瓶を使用しているので、空間が多く、重さもあり、運搬するの に不便なものであった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は従来の欠点を解決し、一つの容器にコーヒー、砂糖、ミルク等を各々 別々に収納し、蓋を１回開けるだけで、これらが取り出せ、閉めるのも１回で済 み、片手で持ち運びも出来るティーボックスを提供するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記課題を解決するため、本考案は、ボックス本体１の内部中心付近にボルト ３を頭部に埋め込んだ柱体２を垂直に立設し、柱体２より内壁方向に向かって３ つの隔壁４を設け、外壁にストッパー６と一体になった把手５を取り付け、蓋体 ７に取り付けてあるガイド８を固定するガイドストッパー９を取り付け、ボック ス本体１に蓋体７を設け、蓋体７の中心部にツマミを固定する、ツマミ固定用取 付穴11を開け、上面にスプーン載置用の凹台24と角砂糖挟みを置く載置台25を設 け、内部の周囲にパッキン21を嵌入する嵌入溝22、下部３ケ所に蓋体７の移動を 防ぐガイド８を設け、中心部に蓋体７とボックス１とを開閉するツマミ10を取り 付け、ツマミ10内部に蓋止具12をビス14で固定する雌用螺旋を施したビス取付穴 15と蓋止具12を挿入する取付穴13を開け、蓋止具12には、上部にビス通穴16、下 部に突起穴19を設けたＯリング18を固定する突起20、パッキン21を固定するパッ キン固定用切り欠け部23を設け、内部に蓋体７とボックス本体１を開閉自在に行 う雌用螺旋を施したボルト固定用取付穴17を設けた。

【０００５】

【作用】

本考案は、以上の構成よりなるので、これを使用する場合は、適宜な箇所に移 動する時には、把手５を持ち、蓋体７に取り付けてあるツマミ10を廻し、ボツク ス本体１より蓋体７を外し、上面の載置台24にあるスプーンでコーヒー、ミルク 等をすくい、カップに入れ角砂糖挟みで角砂糖を挟んでカップに入れて喫飲し、 片付ける場合は、ボックス本体１に取り付けてあるガイドストッパー９にガイド ８を挿入し、ツマミ10をボルト３にはめ込み廻して閉める。

【０００６】

【実施例】

以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、 １はボックス本体１で、ボツクス本体１の内部中心付近に柱体２を垂直に立設 し、該柱体２より内壁方向に向かってコーヒー、砂糖、ミルク等を区分する３つ の隔壁４を設け、頭部の中心に蓋体７に取り付けてある蓋止具12の内部に施され ている蓋止具取付穴13の雌用螺旋に螺合するボルト３を埋め込み蓋体７とボツク ス本体１の開閉に用いる。 尚、このボルトの螺合面は、山数を少なくし、絞める、緩めるを早く出来るよ うに形成する。

【０００７】 外周面は、ストッパー６を有する把手５を取り付け、この把手５は、持つ角度 が持ち易い角度になると、ストッパー６が外壁に当たり、それ以上の角度になら ないように固定される様に設け、また外周面の３箇所にボックス本体１の隔壁４ 延長上にガイドストッパー９を取り付け、隔壁４の上部とパッキン21が当たる様 に設け、蓋体７に取り付けてあるガイド８を挿入して固定すると共に、ツマミ10 を絞めたり、緩めたりする場合に共廻りしない様に設ける。

【０００８】 ７は蓋体で、蓋体７のの中心部に蓋止具12を介して、ツマミ10を固定するツマ ミ固定用取付穴11を開け、上面にはスプーン載置用の凹台24、角砂糖挟みを置く 載置台25を設け、内部の周面にパッキン21を嵌入する嵌入溝22を設け、また下部 ３ケ所にガイド８を設け、蓋体７の移動を防ぐと共に、蓋体７を外したときの脚 の役目も果たし、このガイド８を設けたことにより、蓋を閉める際にガイドスト ッパー９に挿入するだけで、蓋体21に取り付けてあるパッキン21と隔壁の位置が 密着して定まる様に設けたので、匂いも他に移ることもなく、傾けても混ざりあ うのを防止することができる。 また蓋体７の中心部に蓋体７とボックス１とを開閉するツマミ10を取り付け、 ツマミ10内部に蓋止具12をビス14で固定する雌用螺旋を施したビス取付穴15と、 蓋止具12を挿入する蓋止具取付穴13を開ける。

【０００９】 12は蓋止具で、開閉の際に用いるボックス本体１のボルト３と、雌用螺旋を設 けたボルト固定用取付穴17と、下部にパッキン21を嵌入する切り欠け部23と、Ｏ リング18を固定する突起20を設け、ツマミ10内部に開けてある蓋止具取付穴13に 挿入し、ビス14で固定する。尚、ビス14は蓋止具12の上部に開けてあるビス通穴 16よりビス14を通し、ツマミ10内部に開けてあるビス取付穴15にねじ込んで固定 する。

【００１０】

【考案の効果】

本考案に係わるティーボックスは、ティーボックス本体の内部をコーヒー、砂 糖、ミルクと３区画別々にして収納出来るので、コーヒーの喫飲が手軽にできる ほか、匂いも隔壁上のパッキンで他に移らず、消失することがないので、いつも 新鮮なコーヒーの喫飲が楽しむことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施例を示す断面図。

【図２】本考案の実施例を示す斜視図。

【図３】本考案の蓋体とツマミ、蓋止具との係わりを示
す断面図。

【図４】本考案のパッキンを示す斜視図。

【符号の説明】 １ ティーボックス本体 ２ 柱体 ３ ボルト ４ 隔壁 ５ 把手 ６ ストッパー ７ 蓋体 ８ ガイド ９ ガイドストッパー 10 ツマミ 11 ツマミ固定用取付穴 12 蓋止具 13 蓋止具取付穴 14 ビス 15 ビス取付穴 16 ビス通穴 17 ボルト取付穴 18 Ｏリング 19 突起穴 20 突起 21 パッキン 22 パッキン嵌入溝 23 切り欠け部 24 スプーン載置台 25 角砂糖挟み載置台

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ボックス本体の内部中心付近にボルトを
   頭部に埋め込んだ柱体を垂直に立設し、柱２より内壁方
   向に向かって３つの隔壁を設け、外壁にストッパーと一
   体になった把手を取り付け、蓋体に取り付けてあるガイ
   ドを挿入して固定するガイドストッパーを取り付け、ボ
   ックス本体に蓋体を設け、蓋体の中心部にツマミを固定
   する、ツマミ固定用取付穴11を開け、上面にスプーン載
   置用の凹台と角砂糖挟みを置く載置台を設け、内部の周
   囲にパッキンを嵌入する嵌入溝下部３ケ所に蓋体の移動
   を防ぐガイドを設け、中心部に蓋体とボックス本体を開
   閉するツマミを取り付け、ツマミ内部に蓋止具をビスで
   固定する雌用螺旋を施したビス取付穴と、蓋止具12を挿
   入する取付穴を開け、蓋止具には、上部にビス通穴、下
   部に突起穴19を設けたＯリングを固定する突起、パッキ
   ンを固定するパッキン固定用切り欠け部を設け、内部に
   蓋体とボックス本体を開閉自在に行う雌用螺旋を施した
   ボルト固定用取付穴を設けたことを特徴とするテイーボ
   ックス。