JP3012317U - 蛍光管の遠隔取替器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 天井等高所の蛍光管の取替をポールを介して
遠隔操作し、着脱をはかることを目的とする。 【構成】 中空ポール１の先端にＵ字溝を持つ可動保持
具２と同一線上の腕木４の先端上に固定保持具３を有し
ていて、可動保持具２はポール１内のロッド５を介して
レバー６に直結しレバー６の動きを直接可動保持具２の
水平の首振り動作にかえて強固に蛍光管を横から保持す
る様にしたものである。

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は天井等に直付の蛍光管の着脱を遠隔操作する器具に関する。

従来から、蛍光管を遠隔操作で着脱する器具はなく、天井等の高所にある蛍光 管の交換には脚立を使用する等の不便があった。又足場の悪いところでは事故等 の危険もあった。

本案はそれ等の不便を解消するために考案されたものである。

次にそれを図面によって説明すれば長いアルミ素材等の中空パイプより成るポ ール１の先端には蛍光管を固定するためのＵ字型の溝を持つ可動保持具２が設け てあり可動保持具２の延長の同一線上には腕木４を介してやはりＵ字型の溝を持 つ固定保持具３がくる様に設けたものである。又可動保持具２は水平に約１５° 程度、左右に首を振る様になっていて、ポール１の中を通した断面半円形のロッ ド５によりポール１中程の位置にあるレバー６に直結する様に構成されたもので ある。又、可動保持具２・固定保持具３のＵ字溝内面には滑り止めゴム７を有す る様つくられており、腕木４の先端には照明用の豆電球を設けたものである。

次に本案の作用・使用法を説明すれば、まず可動保持具２と固定保持具３に蛍 光管を設置しポール中央部のレバー６を右に回して握ればロッド５を介して可動 保持具２は水平に右に首を振り、固定保持具３に対して一定の角度を持ちながら 可動保持具２・固定保持具３側面で蛍光管をしめつけ、強固に固定することにな る。その使用法は天井等に直付された蛍光管のソケットに本案に固定された蛍光 管の片側を差し込んだ後、持ち上げながら差し込んだソケットの方に押して、も う一方のソケットに装着すればよく又はずす時は蛍光管の中央部を固定保持具３ から可動保持具２に入れてレバー６を握って片側に押して他方のソケットから外 せばよい。本案はこの様に簡単な構造でありながら容易に安価に量産が出来、省 力性、安全性を高める等その効果は極めて大きい。

【図面の簡単な説明】

【図１】正面図である。

【図２】側面図である。

【図３】平面図である。

【符号の説明】

１ ポール ２ 可動保持具 ３ 固定保持具 ４ 腕木 ５ ロッド ６ レバー ７ 滑り止めゴム ８ 豆電球

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 イ．伸縮自在のポール１を有し、先端に
   Ｕ字型の溝を持つ可動保持具２と腕木４の先端の同一線
   上に固定保持具３を有する。 ロ．可動保持具はポール１内のロッド５を介してレバー
   ６と直結していてレバーと連動して水平に首を振ること
   が出来る。 以上を特徴とする蛍光管の遠隔取替器具。