JP3011835B2 - 無線送信機 - Google Patents

無線送信機

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JP3011835B2
JP3011835B2 JP5223954A JP22395493A JP3011835B2 JP 3011835 B2 JP3011835 B2 JP 3011835B2 JP 5223954 A JP5223954 A JP 5223954A JP 22395493 A JP22395493 A JP 22395493A JP 3011835 B2 JP3011835 B2 JP 3011835B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は音声信号により変調され
た搬送波抑圧・振幅変調電波の送信出力レベルを所定出
力レベル以下に制御して送信する無線送信機に関し、さ
らに詳細には変調器に入力する音声信号レベルをも自動
的に制御する無線送信機に関する。
【0002】
【従来の技術】音声信号により変調された搬送波抑圧・
振幅変調電波の送信出力レベルを所定出力レベル以下に
制御して送信する従来の自動レベル制御(ALC)回路
を備えた無線送信機は、例えば図6に示すように、マイ
クロフォン1から出力された音声信号を電圧増幅回路2
によって増幅のうえ手動により減衰量が制御される可変
減衰回路3Aにより減衰させ、可変減衰回路3Aにより
減衰された音声信号を変調信号として変調器4に供給し
て音声信号によって搬送波を振幅変調し、かつ搬送波を
抑圧して、搬送波抑圧・振幅変調出力として送出し、搬
送波抑圧・振幅変調出力を可変利得増幅回路5によって
増幅し、可変利得増幅回路5において増幅され搬送波抑
圧・振幅変調出力を出力増幅回路6において増幅し、例
えば方向性結合器からなる出力レベル検出回路7を介し
てアンテナ8に供給して、アンテナ8から送信するよう
に構成されていた。
【0003】従来の無線送信機は、さらに出力レベル検
出回路7によって送信電力レベルを検出して、検出送信
電力レベルに対応して出力レベル検出回路7から出力さ
れる電圧を整流のうえ平滑化し、平滑化された電圧を基
準電圧源回路10から出力されている基準電圧と比較
し、基準電圧を超える電圧を自動レベル制御電圧として
自動レベル制御電圧発生回路9から出力させ、自動レベ
ル制御電圧を可変利得増幅器5に利得制御電圧として供
給して、送信電力レベルを所定レベル以下に制御するA
LCが行われて、温度ドリフトや周波数特性による総合
利得の変化、また送話する際の音圧の変化に対して出力
電力レベルを所定尖頭電力値以下に保っことが行われて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の無線送信機によるときは、ALCが行われて
も、使用されるマイクロフォンの感度や送話者の個人差
などによる入力レベルの変化に対して追従できないとい
う問題点があった。また、無理に追従させると大声で送
話しているときから送話していないときときにおける周
囲の雑音まで一定出力電力レベル以下で送信してしまう
ために、受信者は著しく自然感を損なったように感ずる
という問題点があった。さらに、また無理に追従させる
と変調器やその他の回路に加わる信号が高レベルから低
レベルまで大きく変化するため、各段における飽和によ
る歪みも問題となり、この歪みを解決するためには回路
が煩雑なものとなるという問題点もあった。
【0005】このため、マイクロフォンのゲイン調整回
路、可変減衰回路3Aなどを設けて、外部から変調信号
レベルを可変するようにして、この変調信号のレベル調
整を行う指標として自動レベル制御電圧のレベルを表示
計15に表示させて、送話者が表示計15における表示
を参照して、マイクロフォンのゲイン、可変減衰回路3
Aによる減衰量を調整するようにしているため、操作が
煩わしくなるという問題点があった。
【0006】本発明は、上記の問題点を解消して、自動
的に変調信号レベルを制御し、かつ受信者が受ける自然
感をそこねることなく、広い音声信号レベルに対応する
ことができる無線送信機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の無線送信機は、
音声信号により変調された搬送波抑圧・振幅変調電波の
送信出力レベルを検出して自動レベル制御電圧を発生
し、自動レベル制御電圧に基づいて前記送信出力レベル
を所定レベル以下に制御して送信する無線送信機におい
て、増幅された音声信号を減衰させて変調器へ送出する
可変減衰手段と、適正レベル範囲を超えて増加または減
少の方向に自動レベル制御電圧が所定期間にわたって複
数のレベル範囲に区分された何れの範囲内に存在するか
を判定する自動レベル制御電圧判定手段と、自動レベル
制御電圧判定手段により自動レベル制御電圧が前記レベ
ル範囲の何れかに存在すると判定されたとき、存在する
と判定されたレベル範囲に対応させた予め定めた所定量
だけ、可変減衰手段における減衰量を直前の減衰量から
変化させる減衰量制御手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0008】本発明の無線送信機は、自動レベル制御電
圧判定手段における所定期間はレベル範囲に対応してそ
れぞれ異なることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の無線送信機は、音声信号により変調さ
れた搬送波抑圧・振幅変調電波の送信出力レベルを検出
して自動レベル制御電圧を発生し、自動レベル制御電圧
に基づいて前記送信出力レベルを所定レベル以下に制御
して送信する無線送信機において、自動レベル制御電圧
が適正レベル範囲を超えて増加または減少の方向に所定
期間にわたって複数のレベル範囲に区分された何れの範
囲内に存在するか否かが自動レベル制御電圧判定手段に
よって判定され、自動レベル制御電圧が前記範囲の何れ
かに存在すると判定されたとき、存在すると判定された
レベル範囲に対応させた予め定めた所定量だけ、可変減
衰手段における減衰量が減衰量制御手段によって直前の
減衰量から変化させられる。したがって、前記範囲、前
記時間および変化させられる前記減衰量を設定すること
によって自然感が損なわれることなく、広い音声信号レ
ベルに対応することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。図1
は本発明の一実施例の構成を示すブロック図である。
【0011】マイクロフォン1から出力された音声信号
を電圧増幅回路2によって増幅のうえ後記の減衰量制御
回路14によって減衰量が制御される可変減衰回路3に
より減衰させ、可変減衰回路3により減衰された音声信
号を変調信号として変調器4に供給して音声信号によっ
て搬送波を振幅変調し、かつ搬送波を抑圧して、搬送波
抑圧・振幅変調出力として送出し、搬送波抑圧・振幅変
調出力を可変利得増幅回路5によって増幅し、可変利得
増幅回路5において増幅され搬送波抑圧・振幅変調出力
を出力増幅回路6において増幅し、方向性結合器からな
る出力レベル検出回路7を介してアンテナ8に供給し
て、アンテナ8から送信するように構成してある。
【0012】出力レベル検出回路7によって送信電力レ
ベルを検出して、検出送信電力レベルに対応して出力レ
ベル検出回路7から出力される電圧を整流のうえ平滑化
し、平滑化された電圧を基準電圧源回路10から出力さ
れている基準電圧と比較して、基準電圧を超える電圧を
自動レベル制御電圧として自動レベル制御電圧発生回路
9から出力させ、自動レベル制御電圧を可変利得増幅器
5に利得制御電圧として供給して、可変利得制御増幅器
の利得を制御して送信電力レベルを所定レベル以下に制
御するALCを行うように構成してある。
【0013】さらに、自動レベル制御電圧はA/D変換
器11に供給してデジタルデータに変換し、デジタルデ
ータに変換された自動レベル制御電圧はマイクロコンピ
ュータからなる可変減衰量制御回路12に供給して、自
動レベル制御電圧に基づいて可変減衰回路3における減
衰量を制御するように構成してある。
【0014】ここで、減衰量制御回路14は、機能的
に、A/D変換器11から出力されるデジタルデータに
変換された自動レベル制御電圧が適正レベル範囲を超え
て増加または減少の方向に自動レベル制御電圧が所定期
間にわたって複数のレベル範囲に区分された何れの範囲
内に存在するかを判定する自動レベル制御電圧判定回路
13と、自動レベル制御電圧判定回路13により自動レ
ベル制御電圧が前記レベル範囲の何れかに存在すると判
定されたとき、存在すると判定されたレベル範囲に対応
させた予め定めた所定量だけ、可変減衰回路3における
減衰量を直前の減衰量から変化させる減衰量制御回路1
4とを備えている。自動レベル制御電圧判定回路13は
自動レベル制御電圧判定手段を構成し、減衰量制御回路
14は減衰量制御手段を構成している。
【0015】上記のように構成した本一実施例の無線送
信機において、マイクロフォン1、電圧増幅回路2、可
変減衰回路3、変調器4、可変利得増幅回路5、出力増
幅回路6、出力レベル検出回路7、自動レベル制御電圧
発生回路9、基準電圧源回路10の作用は、可変減衰回
路3における減衰量が減衰量制御回路14の出力によっ
て制御されることを除いて、ALC回路によって送信電
力レベルが所定尖頭電力値以下に保たれることは従来の
ALC回路を有する無線送信機の場合と同様であり、そ
の説明は省略する。
【0016】本一実施例における無線送信機は、上記に
加えて、自動レベル制御電圧がA/D変換器11によっ
てデジタルデータに変換され、デジタルデータに変換さ
れた自動レベル制御電圧に基づいて可変減衰量制御回路
12の制御のもとに、可変減衰回路3における減衰量が
選択的に変化させられる。
【0017】以下、可変減衰量制御回路12の作用を図
2に示すALC特性図、図3乃至図5に示すフローチャ
ートに基づいて説明する。
【0018】図2はALC動作を示すALC特性図であ
って、音声信号入力レベルと自動レベル制御電圧と送信
出力電力レベルの関係を示している。
【0019】可変減衰量制御回路12にはタイマ、プロ
グラムメモリ、作業領域を有するデータメモリを備え、
本一実施例では自動レベル制御電圧の範囲を図2に示す
ように、自動レベル制御電圧のレベルが、a未満の範囲
(VALC<a)を入力過小範囲とし、入力過小範囲以
上〜b未満の範囲(a≦VALC<b)を入力適正範囲
とし、入力適正以上〜c未満の範囲(b≦VALC<
c)を入力過大に近い範囲とし、入力過大に近い範囲以
上を入力過大範囲(c≦VALC)として区分し、それ
ぞれの範囲データがデータメモリに格納されている。
【0020】プログラムが開始されると、デジタルデー
タに変換された自動レベル制御電圧はVALCとしてデ
ータメモリに格納される(ステップS1)。ステップS
1に続いてVALCが入力過小範囲(VALC<a)内
にあるか否かがチェックされ(ステップS2)、入力過
小範囲内にあると判別されたときはタイマが計時中か否
かがチェックされる(ステップS3)。タイマが計時中
でないと判別されたときはタイマの計時が開始される
(ステップS4)。ここで入力過小範囲内にあると判別
されたときはタイマの計時期間は5秒に設定される。
【0021】ステップS3においてタイマが計時中であ
ると判別されたときは、ステップS3に続いてタイマの
計時が終了したかをチェックされ(ステップS5)、タ
イマの計時が終了と判別されたときは可変減衰回路3に
おける減衰量を現在の減衰量から3dB低下させられる
(ステップS6)。すなわち、入力過小範囲内にVAL
Cがあることが5秒間継続すると可変減衰回路3の減衰
量が現在の減衰量からから3dB減少させられる。ここ
で、可変減衰回路3は例えば電子ボリュームからなり、
ステップS6の実行により4段のシフトレジスタに置数
されているビット1の位置を1段左にシフトさせられ
て、電子ボリュームを構成するビット1となったシフト
レジスタの段の出力によって制御されるトランジスタの
オン・オフが変更されて減衰量が現在減衰量から3dB
低下させられる。
【0022】ステップS1において入力過小状態でない
と判別されたとき、ステップS4が実行されたとき、ス
テップS5においてタイマの計時が終了と判別されない
とき、またはステップS6において減衰量が変更された
ときは、VALCが適正範囲(a≦VALC<b)内に
あるか否かがチェックされる(ステップS7)。ステッ
プS7においてVALCが適正範囲内にあると判別され
たときは、タイマがリセットされる(ステップS8)。
ステップS7においてVALCは適正範囲内にないと判
別されたとき、またはステップS8が実行されたとき
は、VALCが入力過大に近い範囲(b≦VALC<
c)内にあるか否かがチェックされる(ステップS
9)。
【0023】ここで、ステップS7の実行に続いてステ
ップS8を実行して、可変減衰回路3の減衰量の変更を
行わないのは、この場合はVALCが適正範囲内にある
ため、減衰量は適正として現在の減衰量のまま維持する
のである。
【0024】ステップS9においてVALCが過大に近
い範囲内にあると判別されたときはタイマが計時中か否
かがチェックされる(ステップS10)。タイマが計時
中でないと判別されたときはタイマの計時が開始される
(ステップS11)。ここで過大に近い範囲内にあると
判別されたときはタイマの計時期間は3秒に設定され
る。
【0025】ステップS10においてタイマが計時中で
あると判別されたときは、ステップS10に続いてタイ
マの計時が終了したかをチェックされ(ステップS1
2)、タイマ計時が終了と判別されたときは可変減衰回
路3における減衰量を現在の減衰量から3dB増加させ
られる(ステップS13)。すなわち、入力過大に近い
範囲内にVALCがあることが3秒間継続すると可変減
衰回路3の減衰量は現在の減衰量からから3dB増加さ
せられる。ここで、ステップS13の実行により4段の
シフトレジスタに置数されているビット1の位置を1段
右にシフトさせられて、電子ボリュームを構成するビッ
ト1となったシフトレジスタの段の出力によって制御さ
れるトランジスタのオン・オフが変更されて、減衰量が
現在減衰量から3dB増加させられる。
【0026】ステップS9において入力過大に近い状態
でないと判別されたとき、ステップS11が実行された
とき、ステップS12においてタイマの計時が終了と判
別されないとき、またはステップS13において減衰量
が変更されたときは、VALCが過大範囲(c≦VAL
C)内にあるか否かがチェックされる(ステップS1
4)。
【0027】ステップS14においてVALCが過大範
囲内にあると判別されたときはタイマが計時中か否かが
チェックされる(ステップS15)。タイマの計時中で
ないと判別されたときはタイマの計時が開始される(ス
テップS16)。ここで過大範囲内にあると判別された
ときはタイマの計時期間は100msecに設定され
る。
【0028】ステップS15においてタイマが計時中で
あると判別されたときは、ステップS15に続いてタイ
マの計時が終了したかをチェックされ(ステップS1
7)、タイマの計時が終了と判別されたときは可変減衰
回路3における減衰量を現在の減衰量から3dB増加さ
せられる(ステップS18)。すなわち、入力過大範囲
内にVALCがあることが100msec間継続すると
可変減衰回路3の減衰量は現在の減衰量からから3dB
増加させられる。ここで、ステップS18の実行により
4段のシフトレジスタに置数されているビット1の位置
を1段右にシフトさせて、電子ボリュームを構成するビ
ット1となったシフトレジスタの段の出力によって制御
されるトランジスタのオン・オフを変更して減衰量を現
在減衰量から3dB増加させられる。
【0029】ステップS14において入力過大状態でな
いと判別されたとき、ステップS16が実行されたと
き、ステップS17においてタイマの計時が終了と判別
されないとき、またはステップS18において減衰量が
変更されたときは、次のプログラムが実行される。次の
プログラムの実行の間に、タイマの計時が終了したとき
はタイマの計時終了に引き続くステップが実行される。
【0030】以上のように、本一実施例の無線送信機に
よれば、入力音声信号レベルが過小の場合には、ALC
回路によって小さな自動レベル制御電圧が出力され、自
動レベル制御電圧が入力過小範囲内に入ってその状態が
5秒間継続すれば、可変減衰回路3における減衰量が現
在の減衰量から3dB減少させられる。入力音声信号レ
ベルが過大に近い場合には、ALC回路によって大きな
自動レベル制御電圧が出力され、自動レベル制御電圧が
入力過大に近い範囲内に入ってその状態が3秒間継続す
れば、可変減衰回路3における減衰量が現在の減衰量か
ら3dB増加させられる。
【0031】入力音声信号レベルが過大入力レベルの場
合には、ALC回路によってさらに大きな自動レベル制
御電圧が出力され、自動レベル制御電圧が入力過大範囲
内に入ってその状態が100msec間継続すれば、可
変減衰回路3における減衰量が現在の減衰量から3dB
増加させられる。このように、入力音声信号レベルが、
過小範囲、過大に近い範囲、過大範囲に入ってALC回
路によって安定した送信電力レベル制御が期待できない
場合に、最適な変調入力レベルに制御されて、ALC回
路によって安定したALC動作が行われる。
【0032】なお、以上は出力レベル検出回路7によっ
て送信電力レベルに対応した電圧を検出する場合を例示
したが、出力増幅器の出力電圧、または出力電流を検出
するようにしてもよい。
【0033】また、可変減衰回路3、変調器4、可変利
得増幅回路5をデジタルシグナルプロセッサによって置
換して、狭い範囲でのALC動作を従来通りファースト
アッタック、スローリリースで行い、さらにその範囲を
超える入力音声信号レベルの場合に、上記従来通りファ
ーストアタック、スローリリースに加えて、平均値処理
されたスローアタック、スローリリースの制御を行うこ
とによって、本一実施例と同様の効果を得ることができ
る。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、自
動レベル制御電圧が適正レベル範囲を超えて増加または
減少の方向に自動レベル制御電圧が所定期間にわたって
複数のレベル範囲に区分された何れの範囲内の何れかに
存在するか否かが自動レベル制御電圧判定手段によって
判定し、自動レベル制御電圧が前記範囲の何れかに存在
すると判定されたとき、存在すると判定されたレベル範
囲に対応させた予め定めた所定量だけ、可変減衰手段に
おける減衰量が減衰量制御手段によって直前の減衰量か
ら変化させるようにしたため、前記範囲、前記時間およ
び変化させられる前記減衰量を設定することによって自
然感が損なわれることなく、広い音声信号レベルに対応
することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の無線送信機の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の一実施例の無線送信機におけるALC
動作の説明に供する特性図である。
【図3】本発明の一実施例の無線送信機の作用の説明に
供するフローチャートである。
【図4】本発明の一実施例の無線送信機の作用の説明に
供するフローチャートである。
【図5】本発明の一実施例の無線送信機の作用の説明に
供するフローチャートである。
【図6】従来例の無線送信機の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 マイクロフォン 2 電圧増幅回路 3 可変減衰回路 4 変調器 5 可変利得増幅回路 6 出力増幅回路 7 出力レベル検出回路 9 自動レベル制御電圧発生回路 10 基準電圧源回路 12 可変減衰量制御回路 13 自動レベル制御電圧判定回路 14 減衰量制御回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−164631(JP,A) 特開 平4−372228(JP,A) 特開 平1−286527(JP,A) 特開 平5−218885(JP,A) 特開 平3−94522(JP,A) 実開 昭50−49318(JP,U) 実開 平5−34732(JP,U) 実公 昭49−45706(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号により変調された搬送波抑圧・
    振幅変調電波の送信出力レベルを検出して自動レベル制
    御電圧を発生し、自動レベル制御電圧に基づいて前記送
    信出力レベルを所定レベル以下に制御して送信する無線
    送信機において、 増幅された音声信号を減衰させて変調器へ送出する可変
    減衰手段と、 適正レベル範囲を超えて増加または減少の方向に自動レ
    ベル制御電圧が所定期間にわたって複数のレベル範囲に
    区分された何れの範囲内に存在するかを判定する自動レ
    ベル制御電圧判定手段と、 自動レベル制御電圧判定手段により自動レベル制御電圧
    が前記レベル範囲の何れかに存在すると判定されたと
    き、存在すると判定されたレベル範囲に対応させた予め
    定めた所定量だけ、可変減衰手段における減衰量を直前
    の減衰量から変化させる減衰量制御手段とを備えたこと
    を特徴とする無線送信機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の無線送信機において、自
    動レベル制御電圧判定手段における所定期間はレベル範
    囲に対応してそれぞれ異なることを特徴とする無線送信
    機。
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