JP3011446U - 車両用のワイパ駆動軸 - Google Patents

車両用のワイパ駆動軸

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Publication number
JP3011446U
JP3011446U JP1994016115U JP1611594U JP3011446U JP 3011446 U JP3011446 U JP 3011446U JP 1994016115 U JP1994016115 U JP 1994016115U JP 1611594 U JP1611594 U JP 1611594U JP 3011446 U JP3011446 U JP 3011446U
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JP
Japan
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drive shaft
wiper
arm
wiper drive
vehicle
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Application number
JP1994016115U
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English (en)
Inventor
勝男 菅谷
Original Assignee
シグマ株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、冷間鍛造成形によりピボットアーム
7と接触する鍔部2aを一体に設けることで、ピボット
アーム7との接触面7aを安定させ、切削レスなので衛
生的であり、且つ要求強度(回転トルク、倒れ強度)に
応じてかしめ部5のローレット外径5aのみの変更が可
能な車両用ワイパ駆動軸を提供することである。 【構成】車両用ワイパのリンク機構の、モーター11か
らモーターアーム12を介してリンクアーム13の往復
揺動運動をワイパアーム14の往復揺動運動に変換させ
るワイパ駆動軸1において、ワイパ駆動軸1におけるワ
イパ駆動軸本体2の一端に、ピボットアーム7と接触す
る鍔部2aを設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両用のワイパ装置に関し、特にワイパアームを所定払拭範囲で往 復揺動運動させる車両用のワイパ駆動軸の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両用ワイパのリンク機構におけるワイパ駆動軸Aは図3及び図4に示 すように、棒材を全切削、セレーション部B転造、ネジ部C転造の順で加工され 、材料軸径D以下のピボットアーム7との接触面D1しか取れず、また、かしめ 部Eのローレット外径Fも大きくできない為、回転トルクを上げる、倒れ強度を 持たせる等の要求を満たそうとするには、材料軸径Dから全て変更が必要となっ てしまうという欠点があり、材料軸径Dを大きくしようとすると、その分コスト も高くつくし、加工時の切粉も増え、あまり衛生的でない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案が解決しようとする課題は上記欠点を解決し、冷間鍛造成形によ りピボットアーム7と接触する鍔部2aを一体に設けることで、ピボットアーム 7との接触面7aを安定させ、切削レスなので衛生的であり、且つ要求強度(回 転トルク、倒れ強度)に応じてかしめ部5のローレット外径5aのみの変更が可 能な車両用のワイパ駆動軸1を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
車両用ワイパのリンク機構の、モーター11からモーターアーム12を介して リンクアーム13の往復揺動運動をワイパアーム14の往復揺動運動に変換させ るワイパ駆動軸1において、ワイパ駆動軸1におけるワイパ駆動軸本体2の一端 に、ピボットアーム7と接触する鍔部2aを設ける手段を講じたものである。
【0005】
【作用】 本考案は、上記手段を講じたので、ワイパ駆動軸1をピボットアーム7の取付 挿入孔6に挿入嵌合する組付けの際、直角度確保が容易に行なえ、また、組付け 後の回転トルクおよび倒れ強度を向上させる作用を有するものである。
【0006】
【実施例】
以下、図面において本考案の説明を行う。
【0007】 実施例1 図1は、本考案で採用される車両用のワイパ駆動軸の実施例を示す正面図であ り、ワイパ駆動軸本体2は冷間鍛造成形において加工され、先端にワイパアーム 14と連結するネジ部4と、同じくワイパアーム14に嵌合するセレーション部 3を設けるとともに、後端にはローレット外径5aを設けたかしめ部5及び、ピ ボットアーム7との接触面7aに接触する鍔部2aを一体に設けてある。 図2は本考案で採用される車両用のワイパ駆動軸1の組付例を示す断面図であ り、ワイパ駆動軸本体2は、ピボットアーム7の取付挿入孔6に挿入嵌合され、 かしめ工法においてかしめ部5を変形させ固着される。
【0008】 使用例1 図5は、本考案で採用される車両用のワイパ駆動軸を組み付けた際のワイパリ ンク機構における使用例を示す斜視図であり、モーター11からモーターアーム 12を介してリンクアーム13の往復揺動運動をワイパアーム14の往復揺動運 動に変換させるワイパ駆動軸1として使用するものである。
【0009】
【考案の効果】
本考案のワイパ駆動軸1は、図3及び図4に示すような従来技術と比べて、ピ ボットアーム7との接触面7aに、鍔部2aを一体に設けたのでピボットアーム 7の接触面積が大きくなり、取付挿入孔6に挿入嵌合する組付の際、直角度確保 が容易に行なえ、また、組付後の回転トルクおよび倒れ強度を向上させることが 可能であるとともに、要求強度に応じてかしめ部5のローレット外径5aのみを 容易に変更でき、また、材料軸径Dを大きく変更する必要がないので、その分コ ストも安く、実施例1のように冷間鍛造成形において加工されるため、切削加工 に比べて大変衛生的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す正面図である。
【図2】本考案の組付例を示す断面図である。
【図3】従来例を示す正面図である。
【図4】従来例の組付例を示す断面図である。
【図5】本考案の使用例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1・・・ワイパ駆動軸 2・・・ワイパ駆動軸本体 2a・・・鍔部 3・・・セレーション部 4・・・ネジ部 5・・・かしめ部 5a・・・ローレット外径 6・・・取付挿入孔 7・・・ピボットアーム 7a・・・接触面 11・・・モーター 12・・・モーターアーム 13・・・リンクアーム 14・・・ワイパアーム A・・・ワイパ駆動軸 B・・・セレーション部 C・・・ネジ部 D・・・材料軸径 D1・・・接触面 E・・・かしめ部 F・・・ローレット外径

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両用ワイパのリンク機構の、モーター1
    1からモーターアーム12を介してリンクアーム13の
    往復揺動運動をワイパアーム14の往復揺動運動に変換
    させるワイパ駆動軸1において、ワイパ駆動軸1におけ
    るワイパ駆動軸本体2の一端に、ピボットアーム7と接
    触する鍔部2aを設けることを特徴とする車両用のワイ
    パ駆動軸。
JP1994016115U 1994-11-21 1994-11-21 車両用のワイパ駆動軸 Expired - Lifetime JP3011446U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009078783A (ja) * 2007-09-27 2009-04-16 Mitsuba Corp ワイパピボット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009078783A (ja) * 2007-09-27 2009-04-16 Mitsuba Corp ワイパピボット

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