JP3010985U - 振動走行玩具 - Google Patents

振動走行玩具

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JP3010985U JP1994014964U JP1496494U JP3010985U JP 3010985 U JP3010985 U JP 3010985U JP 1994014964 U JP1994014964 U JP 1994014964U JP 1496494 U JP1496494 U JP 1496494U JP 3010985 U JP3010985 U JP 3010985U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搭載電池、電動振動源を内蔵したボックス及
び給電プラグをそのまま外観の一部として利用し、外
観、形状的な意外性と面白さを持たせ、かつ、操舵手段
を単純、明快にした振動走行玩具を提供する。 【構成】 底面にブラシ4を後方に向けて傾設した脚部
2を有する電池受け皿3を前下がり傾斜に設け、該電池
受け皿3の後縁側から立上げた背板10の前面側に電池
抱持手段11を設けるとともに、背面側に電池7の両極
にそれぞれ止着できる給電プラグ9a、9bを延出させ
た電動振動源10を内蔵したボックス21を回動可能に
取付けてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、床面に接するブラシに振動源からの振動を伝えることより移動力が 生ずるようにした振動走行玩具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の玩具の代表的なものとして、特公昭43−16085号公報及 び実公平4−4797号公報のものがある。前者は、振動源を備えた基板を蓋体 で覆い、該基板の底面に後方に向けて傾設した前部ブラシと後部ブラシを設け、 更に、前部ブラシをピンを中心に水平方向に回動できるように構成してなる。こ の玩具は前部ブラシの向きを決め、振動源を振動させることによって、直進、右 回り、左回りの走行ができるし、蓋体をてんとう虫などいろんな形状にできる利 点がある。
【0003】 また、後者は、振動源などを備えた基板を覆う蓋体を円盤状にし、該蓋体の内 部に環状のガイドを設けて錘りを嵌め、該錘りを外部から移動できるようにする とともに、前記基板の底面に床面に対して鉛直状にブラシを設けてなる。この玩 具は錘りの位置をズラすことにより玩具の走行方向が自由に決められる利点があ る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前者の特公昭43−16085号は、外観・形状が単純である ばかりでなく、操舵原理が車輪を用いた通常の移動玩具と同じであって意外性が なく、面白さにも欠けた。
【0005】 また、後者の実公平4−4797号は、外観・形状が錘りを嵌める環状のガイ ドの形状に拘束された。また、操舵原理は車輪を用いた通常の移動玩具と異なる 点で面白さはあるが、走行方向が錘りの移動位置と逆の方向になるため、意外性 はあっても、操作上紛らわしという欠点があった。
【0006】 本考案は上記の点に鑑み、搭載電池、電動振動源を内蔵したボックス及び給電 プラグをそのまま外観の一部として利用し、外観、形状的な意外性と面白さを持 つとともに、操舵手段を単純、明快にした振動走行玩具を提供することを目的と している。
【0007】 本考案の他の目的は安定的に振動走行できる振動走行玩具を提供することにあ る。また、他の目的は電動振動源の給電プラグと電池の陽極面、陰極面との止着 を単純化した振動走行玩具を提供することにある。更に他の目的は玩具全体を簡 単に分解したり、組立てたりできる振動走行玩具を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の振動走行玩具は、底面にブラシ を後方に向けて傾設した脚部を備えた電池受け皿を前下がり傾斜に設け、該電池 受け皿の後縁側から立上げた背板の前面側に電池抱持手段を設けるとともに、背 面側に電池の両極にそれぞれ止着できる給電プラグを延出させた電動振動源を内 蔵したボックスを回動可能に取付けたことを特徴とするものである。
【0009】 また、請求項2に記載の振動走行玩具は、前記脚部が、前後方向に長い一対の 靴状体からなり、各靴状体の底面の前後部位にブラシを後方に向けて傾設したこ とを特徴とするものである。
【0010】 更に、請求項3に記載の振動走行玩具は、前記給電プラグが、内蔵したマグネ ットの磁力で電池の陽極面、陰極面に止着できるようになっていることを特徴と するものである。
【0011】 更にまた、請求項4に記載の振動走行玩具は、前記電動振動源を内蔵したボッ クスが、前記背板の背面側とボックス一側面とにそれぞれ設けた係合突子と係合 孔とにより着脱可能になっているものである。
【0012】
【作用】
本考案は、前下がり傾斜の電池受け皿に電池を乗せ、電池抱持手段にて固定す ると、電池は前傾姿勢となる。しかして、電池受け皿の後縁側から立上げた背板 の背面側に背負うように取付けた電動振動源を内蔵したボックスから延びた一方 の給電プラグを前記電池の一極に止着し、他方の給電プラグを他の一極に接続す ると、その瞬間に電動振動源が振動を開始する。しかる後、脚部を底面のブラシ が床面に接するように置くと、該ブラシに伝わった振動で玩具本体は床面を走行 することとなる。
【0013】 この場合、脚部の底面に設けたブラシは後方に向けて傾設していること、電池 抱持手段にて抱持する電池が前傾姿勢になっていることから、背板の背面側に背 負うように取付けた電動振動源を内蔵したボックスの重さを含めた上体の重心が 前方にかかるために、玩具本体は前方に向かって走行する。
【0014】 また、前述の如く、電動振動源を振動させた後、脚部を底面のブラシが床面に 接するように置くときに、電動振動源を内蔵したボックスを右乃至左回りに回動 させて重心を移動すると、玩具は前進しつつ重心の移動方向に円弧を描きながら 走行することとなる。
【0015】 また、脚部が前後方向に長い一対の靴状体からなり、各靴状体の底面の前後部 位にブラシを設けたときは、床面との接点が4点となり、玩具本体の立ち姿勢及 び走行性が安定するし、重心を移動させて玩具を右乃至左に旋回させることも容 易となる。
【0016】 更に、給電プラグが、内蔵したマグネットの磁力で電池の陽極面、陰極面に止 着できるようになっているときは、電動振動源を振動させたり、停止させたりす る作動が瞬間的に行い得る面白さがあるし、給電プラグの取り合いを競う遊び方 も可能となる。
【0017】 更にまた、前記電動振動源を内蔵したボックスが、前記背板の背面側とボック ス一側面とにそれぞれ設けた係合突子と係合孔とにより着脱可能になっていると きは全体の分解、組立が可能となり、分解、組立の面白さも生ずる。
【0018】
【実施例】
以下、本考案を添付の図面に基づく実施例により説明する。 図において、1は本願の玩具本体、2は玩具本体1の脚部、3は電池受け皿で ある。前記脚部2は前後方向に長い2つの靴状体2a、2bを左右に配し、各靴 状体2a、2bの底面には、図2の如く、ブラシ4が後方に向かって傾設されて いる。これは玩具本体1に前向きの走行性を付与するためである。
【0019】 前記ブラシ4は靴状体2a、2bの底面全域に畝状或いは杉綾状に傾設しても よいが、実施例では靴状体2a、2bの前後部位に局所的に設けている。これに より、床面Fとの接触点が4個所となるから、玩具本体1の立ち姿勢が安定化す る上にパワフルで、しかも直進性や旋回性も良好となる。
【0020】 前記電池受け皿3は、図1の如く、円柱状の電池に対応させて円盤状になって いるが、他の形状であってもよい。しかして、電池受け皿3の左右縁には下向き に屈曲した差込み片(足片)5が延設され、該差込み片5を前記各靴状体2a、 2bの上面に設けたスリット6に差込むことにより各靴状体2a、2bと電池受 け皿3とを一体的に固定している。
【0021】 また、電池受け皿3は差込み片5をスリット6に差し込んだときに前下がり傾 斜になるようになっている(図2参照)。これは電池7を乗せたときに、該電池 7がやや前傾姿勢になることによって、玩具本体1の上体の重心を前寄りにして いる。即ち、前記ブラシ4を後方に向けて傾設したことと相待って玩具本体1に 前向きの走行性を付与するためである。
【0022】 8は前記電池受け皿3の中央部に設けた透孔で、該透孔8は該電池受け皿3に 乗せた電池7の陰極面(倒立させたときは陽極面)に、図2の如く、給電プラグ 9a(又は9b)を皿の下面側から止着できるようにするためのものである。
【0023】 10は電池受け皿3の後縁側に、該皿面に対してほぼ直角に立上げた背板で、 該背板10の前面側には前記電池受け皿3に乗せた電池7を抱持する電池抱持手 段11が設けられている。該電池抱持手段11は、図3(A)の如く、背板10 の上部両端縁にそれぞれ前向きに突設した枠片12の外側から段違いに貫通した スライド杆13a、13bの端部ボタン14a、14bを親指Aと人指し指Bと でバネ体15a、15bに抗して摘んで矢印方向に押圧することにより、互いに 拡開し、指A,Bの力を抜くと前記バネ体15a、15bの力により縮小するよ うに作動するスライドアーム16a、16bを備えている。即ち、該スライドア ーム16a、16bにて電池7を抱持させるには、まず、図3(B)の二点鎖線 の位置まで拡開しておいて、電池受け皿3上に電池7を乗せ、同図実線で示すよ うに縮小させればよい。
【0024】 前記電池抱持手段6を上述の如く構成したのは、電池の交換を容易にするとと もに、電池の太さ(単1〜単3電池)や、形状(円柱状、角柱状等)を問わない ようにするためである。即ち、電池7の太さや形状を替えることにより、玩具本 体1の外観が変化するとともに、動きに軽快感を与えたり重量感を与えたりする ことができ、面白さをより増大させることができる。
【0025】 前記スライドアーム16a、16bの内面は円弧状になり、該面にはクッショ ン性と滑り防止性を付与するためにパット17が貼られている。また、前記スラ イドアーム16a、16bの先端部外面には取付ピン18により腕形体19a、 19bが取付けられている。該腕形体19a、19bは前記取付ピン18を中心 に回動(振り上げたり、振り降ろしたり)可能になっている。
【0026】 前記背板10の背面には、電動振動源20を内蔵したボックス21が回動可能 に取付けられている。この取付構造は、図4の如く、前記背板10の背面に設け た係合突子22と、該係合突子22に係合できる係合孔23をボックス21の一 側面に設けてなる。なお、ボックス21側に係合突子22を、背板10側に係合 孔23を設けてもよいことは勿論である。
【0027】 前記係合突子22は偏平円柱部22aの端面の上下縁に2つの突片22bを有 している。一方、前記係合孔23は係合突子22を縁取りした形状に打ち抜いて なる。従って、背板10の背面に設けた係合突子22に、係合孔23を合致させ てボックス21を押し込んで少し下方に下げるようにすると、ボックス21は簡 単に取付けられるし、少し押上げるようにして手前に引けば簡単に取り外せるこ ととなる。また、ボックス21は上記取付状態において、係合突子22の偏平円 柱部22aを中心に右又は左に回動させることもできる。
【0028】 前記電動振動源20は、図2及び図4の如く、モータ20aと、その推軸に固 定した偏心錘20bとからなるが、これ以外の機械的構造のものがあれば、それ を採用しても良いことは勿論である。
【0029】 前記給電プラグ9a、9bは電動振動源20からリード線24、24を介して 延出されている。しかして、給電プラグ9a、9bは電池7の両極に接片25を 止着させるために、接片25を有するハウジング26内にマグネット27を備え ている。即ち、給電プラグを電池の陽極面、陰極面への止着或いは取り外しを単 純化して取扱い易くするためである。
【0030】 図2の如く、電池7の陽極面にマグネットの磁力で吸着した給電プラグ9a又 は9bはロボット状の戦士のヘルメットと見立てることができ、該ヘルメットを 脱がせることを競って複数の戦士(玩具本体)を戦わせるような遊びも可能とな る。
【0031】 上記実施例において、先ず、脚部2を構成する2つの靴状体2a、2bの上面 のスリット6に差込み片5を差し込むことにより電池受け皿3を固定する。次い で、電池抱持手段11にて電池7を抱持する。電池抱持手段11は電池受け皿3 の後縁側から立上げた背板10の前面側に、スライド杆13a、13bの端部ボ タン14aと14bを、親指Aと人指し指Bとで摘むことによりバネ体15a、 15bに抗して拡開するスライドアーム16a、16bを備えるから、該スライ ドアーム16a、16bを拡開し、その状態を保った上で電池受け皿3上に電池 7を陰極側を下にして(逆でもよい)乗せ、親指Aと人指し指Bの力を抜けば、 スライドアーム16a、16bは縮小し、電池7を抱持する。かくして、セット された電池7は電池受け皿3が前下がり傾斜になっているため、やや前傾姿勢の ロボットの胴体のようになる。
【0032】 次に、前記背板10の背面に電動振動源10を内蔵したボックス21を背負わ せる。この場合、背板10の背面に設けた係合突子22に、ボックス21の係合 孔23を合致させて押し込み、少し下向きにさげると簡単に取付けられる。次い で、ボックス21から延びた給電プラグ9aを、電池受け皿3の下面側から透孔 8を通して電池7の陰極面にマグネット27の磁力にて止着させる。しかる後、 他方の給電プラグ9bをセットされた電池7の陽極面にマグネット27の磁力に てキャップ状に止着させる。この止着により瞬間的に電動振動源20が振動を開 始する。
【0033】 しかして、靴状体2a、2bを床面に置くと、該靴状体2a、2bの底面に傾 設したブラシ2に振動が伝わり、玩具本体1は床面を走行するようになる。この 場合、ブラシ2が後方に向けて傾設していること、電池7が前傾姿勢で抱持 されていること、背板10の背面側に取付けた電動振動源を内蔵したボックス 21の重量が上体の上位にかかることから、玩具本体1は重心が前寄りになって 前向きに走行することとなる。
【0034】 次に、玩具本体1を右乃至左回りに旋回させるには、電動振動源20を内蔵し たボックス21を係合突子22の偏平円柱部22aを中心にして右乃至左に回動 させると、前寄りの重心が斜め前方に移動し、その重心の移動方向に弧を描きな がら旋回走行する。この旋回半径はボックス21の回動角度(90°の範囲)に よって調整することができる。
【0035】 上記実施例では、電池受け皿3の左右縁に設けた差込み片(足片)5を、各靴 状体2a、2bの上面に設けたスリット6に差込むようになっているが、差込み 式とせず、予め、一体成形してもよいことは勿論である。
【0036】 また、電池受け皿3と脚部とを差し込み式とする場合でも、上記実施例とは異 なり、各靴状体2a、2bの上面に設けたスリット6を、図6の如く、前後方向 に長く形成し、前記差込み片(足片)5の差し込み位置を前後方向に移動できる ようにすることも可能である。このように構成することにより、玩具本体1の重 心位置が前寄りにも後寄りにも自由に変更でき、振動走行速度の調整が容易とな る。この場合、スリット6の対向内縁に、図7(a)の如く、凹部6aを連続的 に設ける一方、該凹部6aに係合できる突子5aを前記差込み片(足片)5の側 面に設ければ左右の差し込み片(足片)の差し込み位置を容易に一致させること ができるし、凹部6aの近傍に前方から順に「通し番号」を付しておけばより一 致させ易くなる。
【0037】 更に、前記スライドアーム16a、16bに取付けた腕形体19a、19bの 拳部に、図6の如く、穴31を設け、該穴31に武器などの小道具30の軸32 を挿入させるように構成しても良い。この場合、小道具30を円錐形或いは円筒 形にし、走行時の振動を受けて軸32を中心に回転できるようにすれば、スクリ ュー剣や機関銃のような武器に見え、より迫力を増大させることができる。具体 的には、図7(b)の如く、腕形体19a、19bの拳部に設けた穴31の入口 31aを狭窄するとともに、小道具30の一端面に設けた軸32の外端部に割り 溝33aを有する球体33を設け、該球体33を割り溝33aにて圧縮させつつ 狭窄した入口31aから穴31内に無理に挿入し、必要なガタを備えた状態で合 体できるように構成しておくと、玩具本体1の振動走行時の振動を受けて小道具 30は軸32を中心に回転することとなる。このように構成することにより、振 動以外の回転させるための動力は不要である。
【0038】 なお、振動回転する小道具30は、腕形体19a、19bの拳部のみならず、 他の個所に設けてもよいし、その形状は円錐形或いは円筒形に限らず、球形でも 紡錘形でも円盤形でもその他でもよい。
【0039】
【考案の効果】
以上の如く、本考案の振動走行玩具は、底面にブラシを後方に向けて傾設した 脚部を備えた電池受け皿を前下がり傾斜に設け、該電池受け皿の後縁側から立上 げた背板の前面側に電池抱持手段を設けるとともに、背面側に電池の両極にそれ ぞれ止着できる給電プラグを延出させた電動振動源を内蔵したボックスを回動可 能に取付けたことを特徴とするから、搭載電池や電動振動源を内蔵したボックス 及びその給電プラグがそのまま玩具本体の外観(胴体、腕、顔、足など)の一部 となり、外観的、形状的な意外性と面白さがある。
【0040】 また、電動振動源を内蔵したボックスを右乃至左に回動させて重心を右乃至左 に移動させるだけで、思う方向に旋回させることができるので、操舵方法が単純 にして明快であり、操作上紛らわしくなく、幼児から大人に至る広い年齢層で楽 しむことができる。
【0041】 また、脚部が前後方向に長い一対の靴状体からなり、各靴状体の底面の前後部 位にブラシを後方に向けて傾設したときは、床面との接点が4点となり、玩具本 体の立ち姿勢及び走行が安定するし、重心を傾けて右乃至左に旋回走行させると きもパワフルで自由度の高い走行が楽しめる。
【0042】 更に、給電プラグが、内蔵したマグネットの磁力で電池の陽極面、陰極面へ止 着できるようになっているときは、電動振動源を振動させたり、停止させたりす る作動が瞬間的に行い得る面白さがあるし、給電プラグの取り合いを競う遊び方 も可能となる。
【0043】 更にまた、前記電動振動源を内蔵したボックスが、前記背板の背面側とボック ス一側面とにそれぞれ設けた係合突子と係合孔とにより着脱可能になっていると きは、玩具本体の他の部品と併せて全体的に分解、組立が可能となり、分解、組 立の面白さも生ずるなど、各種の優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の玩具本体の前面側の外観斜視図である。
【図2】本願の玩具本体の側面断面図である。
【図3】電池抱持手段を示すもので、(A)は玩具本体
の正面側から見た図、(B)は玩具本体の平面側から見
た図である。
【図4】本願の玩具本体の背面側の外観斜視図で、ボッ
クスを取外した状態を示している。
【図5】本願の玩具本体の旋回状態を、ボックスの回動
方向との関係で示した斜視図である。
【図6】本願の玩具本体の他の実施例を示す斜視図であ
る。
【図7】図6において示した他の実施例の部分図であっ
て、(a)は、差し込み片(足部)と靴状体との関係を
示す拡大斜視図、(b)は、小道具の軸と腕形体の穴と
の関係を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1 玩具本体 2 脚部 2a、2b 靴状体 3 電池受け皿 4 ブラシ 5 差込み片 6 スリット 7 電池 8 透孔 9a、9b 給電プラグ 10 背板 11 電池抱持手段 12 枠片 13a、13b スライド杆 14a、14b 端部ボタン 15a、15b バネ体 16a、16b スライドアーム 17 パット 18 取付ピン 19a、19b 腕形体 20 電動振動源 21 ボックス 22 係止突子 23 係止孔 24 リード線 25 接片 26 ハウジング 27 マグネット 30 武器などの小道具 A 親指 B 人指し指

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面にブラシを後方に向けて傾設した脚
    部を備えた電池受け皿を前下がり傾斜に設け、該電池受
    け皿の後縁側から立上げた背板の前面側に電池抱持手段
    を設けるとともに、背面側に電池の両極にそれぞれ止着
    できる給電プラグを延出させた電動振動源を内蔵したボ
    ックスを回動可能に取付けたことを特徴とする振動走行
    玩具。
  2. 【請求項2】 前記脚部が、前後方向に長い一対の靴状
    体からなり、各靴状体の底面の前後部位にブラシを後方
    に向けて傾設したことを特徴とする請求項1に記載の振
    動走行玩具。
  3. 【請求項3】 前記給電プラグが、内蔵したマグネット
    の磁力で電池の陽極面、陰極面に止着できるようになっ
    ていることを特徴とする請求項1又は2に記載の振動走
    行玩具。
  4. 【請求項4】 前記電動振動源を内蔵したボックスが、
    前記背板の背面側とボックス一側面とにそれぞれ設けた
    係合突子と係合孔とにより着脱可能になっていることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の振動走
    行玩具。
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