JP3009920B2 - 複写原稿の斜行矯正装置 - Google Patents

複写原稿の斜行矯正装置

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JP3009920B2 JP2299141A JP29914190A JP3009920B2 JP 3009920 B2 JP3009920 B2 JP 3009920B2 JP 2299141 A JP2299141 A JP 2299141A JP 29914190 A JP29914190 A JP 29914190A JP 3009920 B2 JP3009920 B2 JP 3009920B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、原稿を循環して搬送することを可能な複写
機またはプリンタ等の原稿搬送装置において、循環すべ
き原稿の斜行を矯正するための複写原稿の斜行矯正装置
に関する。
[従来の技術] 複写すべき原稿を予定回数だけ繰り返して露光位置へ
と搬送し予定した枚数の画像走査を行なう循環方式の原
稿搬送装置においては、原稿を機内の同じ経路で繰り返
し循環させるため、循環経路中の搬送ローラの径や接触
圧力の不均一などにより、搬送中の原稿が斜行し、原稿
が曲がった状態で画像走査が行なわれるという問題があ
る。
このため、従来において、原稿の循環経路の一部を形
成する原稿のUターン部のガイド板を原稿の斜行に対応
して逆斜めの方向に移動させて原稿の左右の搬送経路長
を変更して原稿の斜行を矯正するようにした装置が提案
されている。
[発明が解決しようとする課題] この従来装置によれば、原稿の斜行の矯正は可能であ
るが、大型原稿を取り扱う装置においては、ガイドを移
動させるための機構が大掛かりなものとなり、またガイ
ド板の位置決め等の付加の手段を必要とする。
このため、本発明は、簡単な構成により原稿の斜行の
矯正を行なうことのできる装置を提供することを目的と
する。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、原稿を予定回数繰り返して
露光位置に搬送するための循環経路と、該循環経路の一
部を形成する原稿Uターン部と、循環すべき原稿の左右
の曲がりを検知する検知器とを有し、前記Uターン部
は、原稿の左部分および右部分にそれぞれ対向して位置
し且つ同軸に固定されて回転する第1および第2の段差
ローラと、第1の段差ローラの小径ローラおよび大径ロ
ーラに対してそれぞれ接離可能に設けられいずれか一方
のみが選択的に当接される第1および第2の従動ローラ
と、第2の段差ローラの小径ローラおよび大径ローラに
対してそれぞれ接離可能に設けられいずれか一方のみが
選択的に当接される第3および第4の従動ローラとを有
し、原稿はこれら段差ローラと従動ローラとの間を通っ
て搬送され、前記検知器により原稿の斜行が検知された
ときに前記第1および第4の従動ローラまたは第2およ
び第3の従動ローラを対向する段差ローラに対し選択的
に切り替えて作用させることを特徴とする。
[作 用] このような手段によれば、通常の搬送においては第1
および第3の従動ローラがそれぞれ第1および第2の段
差ローラの小径ローラに当接して、原稿を小径ローラに
よる送り量によって搬送する。仮に原稿が左右いずれか
の方向に斜行した場合、左右遅れる側に対向する段差ロ
ーラの小径ローラに当接する従動ローラが離間し、これ
に代わって当該段差ローラの大径ローラに対応する従動
ローラが当接し、原稿の左右遅れた側を大径ローラによ
る送り量により搬送し、原稿の斜行を矯正する。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明を説明する。
第1図において、11〜15は原稿搬送用の駆動ローラで
あり、それぞれの駆動ローラには上部従動ローラ21〜25
および下部従動ローラ31〜35が適当な圧力でもって接す
るように配置されている。各駆動ローラ11〜15は原稿を
一定速度で搬送する。駆動ローラ11〜15およびこれらと
協働する上部および下部従動ローラ21〜25および31〜35
は、それぞれA0、A1、A2、A3、A4サイズの原稿を長手方
向で循環して送るときに最短の循環経路を構成するのに
適した位置に設けられており、使用可能な原稿の各サイ
ズに対応する循環経路を構成する。41〜45は駆動ローラ
21〜25のそれぞれに対応して、各ローラに隣接して設け
られたフィンガであり、各フィンガはそれぞれ独立して
移動可能に設けられており、通常は上部搬送路50を妨げ
ない位置に位置するが作動時には上部搬送路50を横切る
ように移動し、搬送される原稿の進行方向を変更する。
51〜55はフィンガの作動によって進路変更された原稿を
駆動ローラに沿って下部搬送路60へと案内するためのガ
イド部材である。
原稿挿入口(図示なし)から挿入された原稿は、送り
ローラ70により上述の循環経路へと搬送され、駆動ロー
ラ11〜15と下部従動ローラ31〜35により下部搬送路60を
通って原稿露光位置80を横切るように搬送される。原稿
露光位置80は通常透明ガラス板よりなり、その上面に沿
って原稿が画像面を下方に向けて搬送(走査)される。
周知のようにこの原稿は露光ランプ81により露光され、
その光像がミラー82、レンズ83、ミラー84を介して感光
ドラム85上に結像され、感光ドラム85の周囲に配置され
た周知の画像形成手段の作用により原稿に従った複写画
像が形成される。
露光を終えた原稿は原稿Uターン部1によってUター
ンされて上部搬送路50へと導かれる。一枚コピーの場
合、全てのフィンガ41〜45は上部搬送路50から下方に引
っ込んだ位置にあり、従って原稿は上部搬送路50に沿っ
て駆動ローラ11〜15および上部従動ローラ21〜25を通り
排出ローラ90によって外部へと搬送される。
一方、同一原稿から複数枚の複写を行なう場合、原稿
は循環される。この場合、原稿が循環経路に挿入するに
先だって、搬送される原稿のサイズがサイズ検知装置
(図示なし)により検知される。これにより、検知され
たサイズ信号に応じて原稿サイズに対応するフィンガ41
〜45のいずれかが作動し、上述した最短循環経路を構成
する。例えばA0サイズの同一原稿を複数回複写する場
合、サイズ検知装置の検知信号に従って、フィンガ41が
作動して上部搬送路50に突出する。これにより原稿露光
位置80により画像走査され、Uターン部1を通って上部
搬送路50に送られた原稿はフィンガ41に従って駆動ロー
ラ11に沿って下部搬送路60側に戻され、再び原稿露光位
置80に搬送される。この循環は設定した枚数の複写が完
成するまで行われる。最後のコピーのための露光が終了
すると、フィンガ41が上部搬送路50から下方に退却し、
原稿は排出ローラ90により排出される。
同様に原稿がその他のサイズの場合、対応するフィン
ガが作動して同様な循環を行わせる。
原稿を循環するにおいて原稿が斜行した場合、これを
検知するために斜行検知器100が下部搬送路60に面して
配置されている。図示では下部従動ローラ34と35との間
において配置されている。検知器100は、搬送中の原稿
の前縁左右の通過をそれぞれ検知するように原稿の進行
方向とほぼ直交する方向に離間して並設された一対の光
学的または機械的なセンサーを有し、原稿の左右の通過
時を比較して原稿が斜行しているか否かを検知する。こ
の検知器は一枚複写の場合(循環送りをしない場合)は
無能とされる。
斜行した原稿を矯正するために、原稿Uターン部は、
第2図および第3図に特に示すように、同径の第1の段
差ローラ2および第2の段差ローラ3を有する。第1の
段差ローラ2および第2の段差ローラ3は、原稿の左部
分および右部分にそれぞれ対向して位置し、且つ回転軸
4に同軸に固定されて常回転する。第2図および第3図
においてこれら段差ローラの小径ローラ2a、3aと大径ロ
ーラ2b、3bの直径差は説明の便宜上拡大して図示してあ
り、実務的には直径差は微少であり、例えば原稿先端が
後述する従動ローラ5、6、7、8の位置から上部従動
ローラ25に至る間に数mmの送り量の違いを形成する程度
である。
尚、段差ローラとは、小径ローラと大径ローラが一体
となっているものに限定されず、別体の小径ローラと大
径ローラとを組合せたものも含めて意味する。
第1および第2の段差ローラの小径ローラ2aおよび3a
にはその下方位置で下部従動ローラ10が適当な圧力で接
しており、原稿露光位置80を通過した原稿をガイド部材
9に沿って上方にUターンする。ガイド部材9は第1お
よび第2の段差ローラと幾分か離間して配置された断面
U字状の案内面を有している。
このガイド部材9の出口部において、第1および第2
の段差ローラの小径ローラ2aおよび3aならびに大径ロー
ラ2bおよび3bに対してそれぞれ独立して接離可能にほぼ
同径の回転自在な第1、第3の従動ローラ5、7および
第2、第4の従動ローラ6、8が設けられている。第1
の従動ローラ5と第2の従動ローラ6とはペアになって
おりいずれか一方が選択されて対応する小径ローラ2aま
たは大径ローラ2bに当接する。同様に第3、第4の従動
ローラ7、8もいずれか一方が選択されて対応する小径
ローラ3aまたは大径ローラ3bに当接する。原稿はこれら
段差ローラと従動ローラとの間を通って搬送される。通
常(斜行していない)時においては、第1の従動ローラ
5および第3の従動ローラ7がそれぞれ小径ローラ2a、
3aに当接して、第2の従動ローラ6および第4の従動ロ
ーラ8は大径ローラ2b、3bから離れている。下部従動ロ
ーラ10によって送られる原稿はガイド部材9の案内面に
沿って送られ、第1および第2の段差ローラ2、3と第
1および第3の従動ローラ5および7により左右等しい
送り量(小径ローラ2a、3aの送り量)で上部搬送路50へ
と送られる。
循環搬送の途中において、斜行検知器100により原稿
の斜行が検知されると、左右遅れた側の従動ローラ5、
6または7、8が切り換えられる。例えば、原稿の左側
に対して右側が遅れるように斜行した場合、第3図に示
すように、第3の従動ローラ7が小径ローラ3aから離
れ、代わりに第4の従動ローラ8が大径ローラ3bに当接
する。この切り替えは、原稿先端が従動ローラ25に至る
までの期間行われ、原稿先端が従動ローラ25に至った時
には元の通常時に復帰する。このようにして、原稿が斜
行した場合には、原稿の遅れた側の大径ローラ2bまたは
3bの送り量により搬送し、それにより斜行を矯正する。
なお、この矯正時において、原稿はガイド部材9と段差
ローラとの間の隙間分たるみがあるため、画像走査中の
原稿の後端部側が不用意に引っ張られてズレることなは
ない。
上記においては、通常時に従動ローラを小径ローラに
当接する構成としたが、通常時に大径ローラに従動ロー
ラを当接し、斜行時には左右進んで移動する側を小径ロ
ーラに切り換えるようにしても良い。
[発明の効果] 以上本発明によれば、原稿をUターンする搬送ローラ
を左右対の段差ローラにより構成し、これらと協働する
従動ローラを原稿の斜行に応じて段差ローラの小径ロー
ラおよび大径ローラのいずれかに選択的に当接するとい
う簡単な構成により斜行の矯正を行なうことができる。
しかも原稿の送り速度を決定するローラ部において直接
原稿左右の送り量を変更するため制御が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による斜行矯正装置の一例の概略図、第
2図および第3図は第1図の原稿Uターン部のそれぞれ
異なる動作状態を示す概略図である。 1……原稿Uターン部、2……第1の段差ローラ、 3……第2の段差ローラ、4……回転軸、 5……第1の従動ローラ、6……第2の従動ローラ、 7……第3の従動ローラ、8……第4の従動ローラ、 9……ガイド部材、11〜15……駆動ローラ、 21〜25……上部従動ローラ、 31〜35……下部従動ローラ、 41〜45……フィンガ、100……斜行検知器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 朝倉 敬一 東京都大田区下丸子4丁目21番3号 桂 川電機株式会社内 審査官 藏田 敦之 (56)参考文献 特開 昭62−215449(JP,A) 特開 平1−145960(JP,A) 特開 昭61−44670(JP,A) 特開 昭57−93848(JP,A) 特開 昭60−178145(JP,A) 特開 昭63−136454(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 107 B65H 9/00 - 9/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を予定回数繰り返して露光位置に搬送
    するための循環経路と、該循環経路の一部を形成する原
    稿Uターン部と、循環すべき原稿の左右の曲がりを検知
    する検知器とを有し、前記Uターン部は、原稿の左部分
    および右部分にそれぞれ対向して位置し且つ同軸に固定
    されて回転する第1および第2の段差ローラと、第1の
    段差ローラの小径ローラおよび大径ローラに対してそれ
    ぞれ接離可能に設けられいずれか一方のみが選択的に当
    接される第1および第2の従動ローラと、第2の段差ロ
    ーラの小径ローラおよび大径ローラに対してそれぞれ接
    離可能に設けられいずれか一方のみが選択的に当接され
    る第3および第4の従動ローラとを有し、原稿はこれら
    段差ローラと従動ローラとの間を通って搬送され、前記
    検知器により原稿の斜行が検知されたときに前記第1お
    よび第4の従動ローラまたは第2および第3の従動ロー
    ラを対向する段差ローラに対し選択的に切り替えて作用
    させることを特徴とする複写原稿の斜行矯正装置。
JP2299141A 1990-11-05 1990-11-05 複写原稿の斜行矯正装置 Expired - Fee Related JP3009920B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7753287B2 (en) 2002-05-08 2010-07-13 Fico Cables, S.A. Cleaning system for headlamps of motor vehicles

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7753287B2 (en) 2002-05-08 2010-07-13 Fico Cables, S.A. Cleaning system for headlamps of motor vehicles

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