JP3009608U - 盗難防止用ボルト - Google Patents
盗難防止用ボルトInfo
- Publication number
- JP3009608U JP3009608U JP1994013101U JP1310194U JP3009608U JP 3009608 U JP3009608 U JP 3009608U JP 1994013101 U JP1994013101 U JP 1994013101U JP 1310194 U JP1310194 U JP 1310194U JP 3009608 U JP3009608 U JP 3009608U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- theft bolt
- bolt
- fastening force
- theft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Connection Of Plates (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、通常の工具やタガネなどを用いて
も取り外しあるいは破断させることができず、締結部品
の盗難を防止することができる盗難防止用ボルトを提供
することを目的とする。 【構成】 本考案は先細り状に形成した頭部を有するこ
とを特徴とする、盗難防止用ボルトである。
も取り外しあるいは破断させることができず、締結部品
の盗難を防止することができる盗難防止用ボルトを提供
することを目的とする。 【構成】 本考案は先細り状に形成した頭部を有するこ
とを特徴とする、盗難防止用ボルトである。
Description
【0001】
本考案は、盗難防止用のボルトに関するものである。
【0002】
従来のボルトは、脱着の容易性が重視されているため、ボルト頭部の形状が6 角や12角の角柱形か、頭部端面に−溝や+溝が刻設される形状のものがほとん どである。 そのため、レンチ、スパナ、ドライバ−などの通常の工具を用いてボルトを取 り外したり、タガネなどによって頭部を破断させたりすることにより、容易に締 結部品を取り外すことができ、盗難されるおそれが高い。
【0003】
本考案は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、通常の工具 やタガネなどを用いても取り外しあるいは破断させることができず、締結部品の 盗難を防止することができる盗難防止用ボルトを提供することを目的とする。
【0004】
即ち、本考案は、ボルトの頭部を先細り状に形成したことを特徴とする、盗難 防止用ボルトである。 また、前記頭部の先端側に頭部座面と平行な頂面を形成し、この頂面に非円形 状の外形を有する締結力伝達部を凹設したことを特徴とする、盗難防止用ボルト である。 また、前記頭部のボルトの軸線と直交する方向の断面外形を非円形状に形成し たことを特徴とする、盗難防止用ボルトである。 また、前記頭部を座面と、3つ以上の平面状の締結力伝達面とより形成したこ とを特徴とする、盗難防止用ボルトである。 また、前記頭部を座面と、複数の曲面状の締結力伝達面とより形成したことを 特徴とする、盗難防止用ボルトである。 また、前記締結力伝達面を奇数面形成したことを特徴とする、盗難防止用ボル トである。 さらに、前記頭部の先端側に前記座面と平行な頂面を形成したことを特徴とす る、盗難防止用ボルトである。
【0005】
【実施例1】 図1に示すボルトの頭部1は、ボルト軸部側の座面11と、3つの平面状の締 結力伝達面12と、頂面13とより形成されている。 座面11と頂面13は、大小の相似形の三角形であり、それらの3辺間には台 形の締結力伝達面12が形成されている。 従って、頭部1は、ボルトの軸線と直交する方向の断面外形が非円形(三角形 )であり、かつ先細り状の構造を呈している。
【0006】
【実施例2】 図2に示すボルトの頭部2は、上記実施例1と同様に、ボルト軸部側の座面2 1と、3つの締結力伝達面22と、頂面23とより形成されているが、締結力伝 達面22が凸曲面状に形成されている点を特徴とする。 なお、締結力伝達面22を凹曲面状に形成しても良い。
【0007】
【実施例3】 図3に示すボルトの頭部3は、上記実施例1と同様に、ボルト軸部側の座面3 1と、3つの締結力伝達面32と、頂面33とより形成されているが、締結力伝 達面32は山状に形成され、それらの間には谷部34が形成されている点を特徴 とする。
【0008】
【実施例4】 図4に示すボルトの頭部4は、座面41、周面42、頂面43よりなる先細り 状であり、頂面43には非円形状の外形を有する締結力伝達部44を凹設した点 を特徴とする。 この実施例は、上記1〜3の実施例とは異なり、頭部の断面外形が円形である が、締結力伝達部44が形成されているため、ボルトの締結作業に支障はない。
【0009】
【実施例5】 その他の実施例として、上記実施例1〜3は、3つの締結力伝達面により形成 されているが、5つ以上の場合も考えられる。この場合には、座面形状が5角形 や7角形、その他の奇数角などに形成される。 なお、4角形や6角形等の偶数角でも可能であるが、既存の工具と角形が一致 しないように奇数角に形成する方が望ましい。
【0010】 また、頂面を形成せずに、鋭角あるいは曲面状に頭部の先端を尖らせても良い 。 また、締結力伝達面間の境界線を出さずに、Rを形成してもよい。 さらに、先細り状であれば、頭部断面形状を菱形、楕円、星形などの種々の形 状に形成しても良い。
【0011】
本考案のボルトの頭部は、レンチ、スパナ、ドライバ−などの通常の工具が合 致しないため、これらの工具では取り外すことができない。 また、先細り状であるため、タガネなどで引っ掛けようとしても滑ってしまう ため、頭部を破断させることもできない。 従って、締結部品の盗難防止を図ることができる。
【図1】 本考案のボルトの実施例1の説明図
【図2】 本考案のボルトの実施例2の説明図
【図3】 本考案のボルトの実施例3の説明図
【図4】 本考案のボルトの実施例4の説明図
Claims (7)
- 【請求項1】 ボルトの頭部を先細り状に形成したこと
を特徴とする、 盗難防止用ボルト。 - 【請求項2】 請求項1に記載の盗難防止用ボルトにお
いて、前記頭部の先端側に頭部座面と平行な頂面を形成
し、この頂面に非円形状の外形を有する締結力伝達部を
凹設したことを特徴とする、盗難防止用ボルト。 - 【請求項3】 請求項1に記載の盗難防止用ボルトにお
いて、前記頭部のボルトの軸線と直交する方向の断面外
形を非円形状に形成したことを特徴とする、盗難防止用
ボルト。 - 【請求項4】 請求項3に記載の盗難防止用ボルトにお
いて、前記頭部を座面と、3つ以上の平面状の締結力伝
達面とより形成したことを特徴とする、盗難防止用ボル
ト。 - 【請求項5】 請求項3に記載の盗難防止用ボルトにお
いて、前記頭部を座面と、複数の曲面状の締結力伝達面
とより形成したことを特徴とする、盗難防止用ボルト。 - 【請求項6】 請求項3乃至5のいずれかに記載の盗難
防止用ボルトにおいて、前記締結力伝達面を奇数面形成
したことを特徴とする、盗難防止用ボルト。 - 【請求項7】 請求項3乃至6のいずれかに記載の盗難
防止用ボルトにおいて、前記頭部の先端側に前記座面と
平行な頂面を形成したことを特徴とする、盗難防止用ボ
ルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994013101U JP3009608U (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 盗難防止用ボルト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994013101U JP3009608U (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 盗難防止用ボルト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3009608U true JP3009608U (ja) | 1995-04-11 |
Family
ID=43145399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994013101U Expired - Lifetime JP3009608U (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 盗難防止用ボルト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3009608U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06154010A (ja) * | 1992-08-27 | 1994-06-03 | Gamer Corp | 靴及び靴の個性表示部形成方法 |
JP3362131B1 (ja) | 2001-09-19 | 2003-01-07 | 護 上野 | 防犯ネジ及びネジ頭の埋込材及びネジ用防犯座並びに防犯ネジセット |
CN106382292A (zh) * | 2016-10-31 | 2017-02-08 | 山东圣阳电源股份有限公司 | 一种防盗螺栓、扳手及蓄电池柜架 |
TWI662200B (zh) * | 2014-12-17 | 2019-06-11 | 美商研究工程製造公司 | 凹穴頭緊固件與驅動器之組合 |
-
1994
- 1994-09-29 JP JP1994013101U patent/JP3009608U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06154010A (ja) * | 1992-08-27 | 1994-06-03 | Gamer Corp | 靴及び靴の個性表示部形成方法 |
JP3362131B1 (ja) | 2001-09-19 | 2003-01-07 | 護 上野 | 防犯ネジ及びネジ頭の埋込材及びネジ用防犯座並びに防犯ネジセット |
JP2003090322A (ja) * | 2001-09-19 | 2003-03-28 | Mamoru Ueno | 防犯ネジ及びネジ頭の埋込材及びネジ用防犯座並びに防犯ネジセット |
TWI662200B (zh) * | 2014-12-17 | 2019-06-11 | 美商研究工程製造公司 | 凹穴頭緊固件與驅動器之組合 |
CN106382292A (zh) * | 2016-10-31 | 2017-02-08 | 山东圣阳电源股份有限公司 | 一种防盗螺栓、扳手及蓄电池柜架 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20050183548A1 (en) | Apparatus for removing damaged fasteners | |
US4947712A (en) | Socket device | |
US2423918A (en) | Nut or bolt lock | |
CA2261087A1 (en) | Cam-lobed salvage tool | |
US11701757B2 (en) | Anti-slip fastener remover tool | |
US4810149A (en) | Screw-type fastening device | |
JP3009608U (ja) | 盗難防止用ボルト | |
US20030159546A1 (en) | Anti-tamper nut | |
JP2004211753A (ja) | ナット及びこれとボルトとの組合せ | |
US5671644A (en) | Open-ended ratcheting wrench | |
US6024522A (en) | Security fastener and drive tool for driving both security fasteners and conventional fasteners | |
JP2011012788A (ja) | 盗難防止ネジ、盗難防止ネジ用締付具、及び、これらを用いた盗難防止ネジセット | |
JP3176207U (ja) | ねじ部材及びソケットレンチ | |
JP3075537U (ja) | 外止めナット | |
JP5190409B2 (ja) | 取外し防止ボルト及びナット | |
JP3009000U (ja) | 正多角形の外周面形状を有する締着部品用回転工具 | |
JPH0530528U (ja) | ナツト | |
US20020092382A1 (en) | One piece speed wrench | |
JP3092753U (ja) | 盗難防止ボルトの改善構造 | |
JPH11325021A (ja) | ナット及びボルト・ナット | |
US20050087043A1 (en) | Fastener driving tool | |
JPH02138512A (ja) | ねじ付ファスナの緩み止め装置 | |
GB1603848A (en) | Spanners | |
JP3038923U (ja) | レンチ | |
JP2001317516A (ja) | 多角柱軽量化ボルト |