JP3009361U - ロットレスシリンダ− - Google Patents
ロットレスシリンダ−Info
- Publication number
- JP3009361U JP3009361U JP1994010033U JP1003394U JP3009361U JP 3009361 U JP3009361 U JP 3009361U JP 1994010033 U JP1994010033 U JP 1994010033U JP 1003394 U JP1003394 U JP 1003394U JP 3009361 U JP3009361 U JP 3009361U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- cylindrical body
- hollow cylindrical
- frame
- roller
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B15/00—Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
- F15B15/08—Characterised by the construction of the motor unit
- F15B15/10—Characterised by the construction of the motor unit the motor being of diaphragm type
- F15B15/106—Characterised by the construction of the motor unit the motor being of diaphragm type the motor being of the pinching-roller type
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】シリンダ、ピストンに高度な加工を必要とせ
ず、長尺のシリンダを得やすくする。 【構成】中空筒状体4を弾性材料で形成し、両端に流体
の流入可能なポ−ト8,9を設けたヘッドカバ−3をフ
レ−ム1に固定し、両ポ−ト間を、円柱状の回転可能な
ロ−ラ−6で中空筒状体を外部から挟み込み、流体の流
路を遮断しながら回転可能な状態に配設し、ガイドを介
してフレ−ム上に固定し、片方のポ−トから圧縮流体を
挿入する事により中空筒状体が膨張しロ−ラ−を回転さ
せる事で推進力を得る事を特徴とする。
ず、長尺のシリンダを得やすくする。 【構成】中空筒状体4を弾性材料で形成し、両端に流体
の流入可能なポ−ト8,9を設けたヘッドカバ−3をフ
レ−ム1に固定し、両ポ−ト間を、円柱状の回転可能な
ロ−ラ−6で中空筒状体を外部から挟み込み、流体の流
路を遮断しながら回転可能な状態に配設し、ガイドを介
してフレ−ム上に固定し、片方のポ−トから圧縮流体を
挿入する事により中空筒状体が膨張しロ−ラ−を回転さ
せる事で推進力を得る事を特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、シリンダ−外部にピストンを持つロットレスシリンダ−に関する物 である。
【0002】
従来、ロットレスシリンダ−の構造として、金属、非金属等のシリンダ−内部 にピストンを設けた物が製造されている。
【0003】
しかしながら内部ピストン方式では、シリンダ−とピストン間のクリアランス を一定に保持する必要があり、長尺のシリンダ−を製作する上で、シリンダ−の 自重による撓み、或いは、シリンダ−内面の円筒度を保障しながら加工するには 限界があった。
【0004】 又、シリンダ−、ピストンの加工精度が要求される為コストアップを招来して いた事は周知のとうりである。
【0005】 本考案は、前記従来技術の問題点を解消するために成されたものであり、高度 な加工を必要とせず、長尺のシリンダ−を提供することを目的とする。
【0006】
この目的を達成するため、本考案に係るロットレスシリンダ−は、シリンダ− を弾性材料で形成し、両端に圧縮流体の流入可能な接続ポ−トを設けたヘッドカ バ−をフレ−ムに固定し、両ポ−ト間を、円柱状の回転可能なロ−ラ−でシリン ダ−を外部から挟み込み、ロ−ラ−が、流体の流路を遮断しながら回転可能な状 態とし、ガイドを介してフレ−ム上に固定し、片方のポ−トから圧縮流体を挿入 する事によりシリンダ−が膨張しロ−ラ−を回転させる事で推進力を得る構造と したロットレスシリンダ−である。
【0007】
シリンダ−の材質を弾性材料で形成する事により運動方向に制約がなく、ガイ ドに追従出来ることから直線、揺動、螺旋等の方向に運動可能となる。
【0008】 又、ピストンの代用として、外部から複数の円柱状の回転可能なロ−ラ−でシ リンダ−を外部から挟み込む事によりシリンダ−の形状、加工精度に捉われず、 テ−パ状、螺旋状、円弧状等、形状、寸法に限界がなく、テ−パ状とする事によ り、推力の変化も可能である。
【0009】 又、シリンダ−の材質が、柔軟な為ガイドとシリンダ−の取付け誤差が生じて も、柔軟に追従出来、スム−ズな運動が得られる。
【0010】
以下、本発明を具体化した実施例に基づいて図面を参照しつつ詳細に説明する 。
【0011】 図1は、本考案を示す模式断面図を示し、図2はA−A断面図を示し、図3は B矢視図である。
【0012】 1フレ−ムに、2ヘッドプレ−トが固定され、3ヘッドカバ−には流体の流入 可能な接続ポ−トが貫通しており、4シリンダ−に挿入され、5ホ−スバンドに て内接部の気密を保持した状態で、2ヘッドプレ−トに固定されており、6駆動 ロ−ラ−は、7スライダ−に回転可能な状態で軸支され、4シリンダ−を外部か ら挟み込み流体の通過を遮断している、この状態で、8ポ−トから圧縮流体が流 入すると、4シリンダ−が膨張し6駆動ロ−ラ−は、回転しながら9ポ−トに向 かって移動する構成としたロットレスシリンダ−である。
【0013】 図4は、本考案にガイド機構を付加したスライドユニットの模式断面図を示し 、図5はC−C矢視断を示す。
【0014】 1フレ−ムは、図5の如くC型断面を形成し、4対の、10ガイドロ−ラ−は 回転可能な状態で、1フレ−ムを拘束し、7スライダ−に固定し、6駆動ロ−ラ −は、7スライダ−に回転可能な状態で軸支され、4シリンダ−を、1フレ−ム 間で挟み込み流体の通過を遮断しており、2ヘッドプレ−ト、3ヘッドカバ−は 前記構造で構成されおり、8接続ポ−トから圧縮流体が流入すると、4シリンダ −が膨張し6駆動ロ−ラ−は、回転しながら9ポ−トに向かって移動する。
【0015】 前記、シリンダ−の材質を柔軟な物で形成し、フレ−ム形状を、直線、円弧、 螺旋等の形状とすれば、ガイドロ−ラ−はフレ−ム形状に追従する事から直動、 揺動、螺旋運動も可能であり、6駆動ロ−ラ−と1フレ−ム間で流体の通過を遮 断する事により、6駆動ロ−ラ−を1個とする事が可能である。
【0016】 図6は、1フレ−ムと、2個の、6駆動ロ−ラ−を、回転可能な状態で軸支さ れた7スライダ−間を、11リニアモ−ションベアリングで支持した例であり、 図7は、D−D断面図である。
【0017】 前記構成により、7スライダ−を小型化出来るうえ、11リニアモ−ションベ アリングで支持されている為、高剛性、高精度な運動が可能となる。
【0018】 図8は、2対の、10ガイドロ−ラ−と1個の6駆動ロ−ラ−から構成され、 図9は、E−E断面図である。
【0019】 前記構成では、1フレ−ムをH型断面とし、2対の10ガイドロ−ラ−と、1 個の6駆動ロ−ラ−の位置を三角形を形成する位置に配設し、7スライダ−に回 転可能な状態で軸支し、1フレ−ムの上下左右方向を拘束出来る事により、ガイ ドロ−ラ−等の構成部品が簡略化出来る。
【0020】 図10の、左側半分は、図11のF−F断面、右側半分は、G−G断面を示し 、左右対称形状で構成されている。
【0021】 前記構成では、六角形の断面形状をした、2本の12ガイドレ−ルを平行に1 フレ−ムに固定し、2個一対のV型溝を有した、10ガイドロ−ラ−にて、12 ガイドレ−ルの4面を、V型溝にて拘束し、ガイドロ−ラ−内部は、13球面軸 受にて回転、揺動可能に軸支し、7スライダ−に固定されており、6駆動ロ−ラ −は、内部に14球面軸受、15軸にて軸支されており、15軸、16スペ−サ −には、軸に直角方向に17軸間調整ネジの貫通穴を設けており、18軸には、 17軸間調整ネジに合致した雌ネジを設けており、17軸間調整ネジを回転させ る事により、6駆動ロ−ラ−間に挾み込まれた4シリンダ−の密閉圧力調整を可 能とし、16スペ−サ−外部の19ナットを締め付ける事により、7スライダ− に固定され、20プレ−トを介し、21スライドプレ−トに連結され、1フレ− ム両端に固定された、22シ−ルベルトにて、内部にゴミの侵入を防止している 。
【0022】 前記構成の、3ヘットカバ−を、1ヘッドプレ−トに取付ける際、或いは、6 駆動ロ−ラ−を、7スライダ−に固定する際に、スプリング等を介在させて取付 ければ、4シリンダ−の張力、密閉圧力、を一定化する効果もある。
【0023】 又、12ガイドレ−ルは、丸型、多角形を問わず成立し、13球面軸受は、滑 り、転がり等の軸受けでも、成立する。
【0024】
以上説明した通り本考案は簡単な構成により、高度な加工を必要とせず、長さ 或いは、運動方向の規制を受けず、大幅なコストダウンをしながら、従来にない 運動精度を、飛躍的に向上し得るシリンダ−を提供することができ、その産業上 奏する効果は大である。
【図1】本考案の実施例を示す模式断面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB矢視図である。
【図4】本考案にガイド機構を付加した実施例の模式断
面図である。
面図である。
【図5】図4のC−C矢視図である。
【図6】本考案ガイド機構にリニアモ−ションベアリン
グを利用した実施例を示す正面図である。
グを利用した実施例を示す正面図である。
【図7】図6のD−D断面図である。
【図8】本考案のフレ−ムをH型断面とした実施例を示
す側面図である。
す側面図である。
【図9】図8のE−E断面図である。
【図10】本考案のガイドレ−ルを、六角断面形状とし
た実施例を示す断面図である。
た実施例を示す断面図である。
【図11】図10の側面図である。
1 フレ−ム 2 ヘッドプレ−ト 3 ヘッドカバ− 4 シリンダ− 5 ホ−スバンド 6 駆動ロ−ラ− 7 スライダ− 8 ポ−ト 9 ポ−ト 10 ガイドロ−ラ− 11 リニアモ−ションベアリング 12 ガイドレ−ル 13 球面軸受 14 球面軸受 15 軸 16 スペ−サ− 17 軸間調整ネジ 18 軸 19 ナット 20 プレ−ト 21 スライドプレ−ト 22 シ−ルベルト
Claims (2)
- 【請求項1】 中空筒状体を弾性材料で形成し、両端に
圧縮流体の流入可能なポ−トを設けたヘッドカバ−をフ
レ−ムに固定し、両ポ−ト間を、回転可能なロ−ラ−で
中空筒状体を外部から挟み込み、中空筒状体の流路を遮
断しながら回転可能な状態に配設し、片方のポ−トから
圧縮流体を挿入する事により中空筒状体が膨張しロ−ラ
−を回転させる事で推進力を得る事を特徴とするロット
レスシリンダ−。 - 【請求項2】 請求項1のロットレスシリンダ−の運動
方向が直線、揺動、螺旋方向に運動可能とし、推力変化
も可能な事を特徴とする請求項1のロットレスシリンダ
−。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994010033U JP3009361U (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | ロットレスシリンダ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994010033U JP3009361U (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | ロットレスシリンダ− |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3009361U true JP3009361U (ja) | 1995-04-04 |
Family
ID=43145159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994010033U Expired - Lifetime JP3009361U (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | ロットレスシリンダ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3009361U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009293655A (ja) * | 2008-06-03 | 2009-12-17 | Tokyo Institute Of Technology | リニアアクチュエータ |
JP2019198953A (ja) * | 2018-05-18 | 2019-11-21 | 学校法人 中央大学 | アシスト装置 |
-
1994
- 1994-07-20 JP JP1994010033U patent/JP3009361U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009293655A (ja) * | 2008-06-03 | 2009-12-17 | Tokyo Institute Of Technology | リニアアクチュエータ |
JP2019198953A (ja) * | 2018-05-18 | 2019-11-21 | 学校法人 中央大学 | アシスト装置 |
JP7161743B2 (ja) | 2018-05-18 | 2022-10-27 | 学校法人 中央大学 | アシスト装置 |
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