JP3007996U - 靴乾燥機用送風装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 靴殺菌乾燥機において乾燥に用いる温風を
殺菌ランプの発生熱を利用した温風によって乾燥できる
靴乾燥機を提供する。 【構成】 靴先端挿入部の一方の内部にソケットに放
熱器を装着した殺菌ランプを設け他方を送風部に取り付
ける。ファンより送られてくる空気をランプより発生す
る熱に接触させて温風を作り出し乾燥動作を行う事を特
徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は殺菌ランプでの殺菌と同時に温風の使用により靴を効率的に乾燥する 靴殺菌乾燥機への利用に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、殺菌ランプによる靴殺菌乾燥機は殺菌ランプのみを使用するものであり 乾燥を促進するための送風装置を同時に装着したものはなかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の殺菌ランプを使用した靴乾燥器には殺菌と同時に送風装置がない為乾燥に 時間が必用であった。 本考案は靴乾燥に靴殺菌のための殺菌ランプより発生する熱を効果的に利用し 作りだした温風を使用することにより上記のような欠点を解決するためになされ たものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

当該殺菌乾燥機用温風装置は第１図の如く送風部よりの空気を殺菌ランプより発 生する熱を利用して温風にし乾燥に利用するため、殺菌ランプを内部に装着した 靴先端挿入部（送風管）と送風部を設ける。

【０００５】

【作用】

空気取り入れ口より取り入れられた空気はファンにより靴先端挿入部（送風管） に送られ殺菌ランプより発生した熱の作用により温風となり送風管先端部より吹 き出し靴を乾燥する。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の一実施例について説明する。 第１に示す如く内部に殺菌ランプを設けた同軸状または筒状の靴先端挿入部（送 風管）、空気を送るためのフアン、タイマー、フィルター、架台等を装着した構 成とする。 イ）温風吹き出し口である靴先端挿入部（８）の先端内部に放熱器を兼ねたソケ ットを装着し殺菌ランプ（３）を設ける。 ロ）送風部（６）のなかにフイルター（９）、タイマー（７）、送風ファン（４ ）を設ける。 本案は以上のような構造で、使用するときはタイマーまたは手動で靴殺菌乾燥器 を起動することにより送風部からの空気は靴先端挿入部に送られ放熱器を兼ねた ソケットおよび殺菌ランプと接触し暖められパイプの先端より温風として得られ る。

【０００７】 第３、４、５図に示すように同時に多数の靴を乾燥する場合は送風部（６）に 実施例に示すような靴先端挿入部（８）を架台に多数設ける。

【０００８】

【考案の効果】

本技術によれば乾燥に殺菌ランプの発生熱を使用するため特別に乾燥の為のヒ ーター等が不必要であり装置全体の小型、軽量、経済的効果がある、また多数の 靴を同時に乾燥させる場合は特に有効である。

【図面の簡単な説明】

【図 １】本考案靴殺菌乾燥機の側断面の略図である。

【図 ２】本考案の実施例の説明図である。

【図 ３】本考案の実施例を示す略図である。

【図 ４】本考案の実施例を示す略図である。

【図 ５】本考案の実施例を示す略図である。

【符号の説明】

１． 架台 ６． 送風部 ２． 温風吹き出し口 ７． タイマー（紫
外線ランプ電源） ３． 紫外線ランプ ８． 靴先端挿入部 ４． 送風フアン ９． フイルター ５． 空気取り入れ口 １０． 放熱器（ソケ
ット）

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】殺菌ランプを使用する靴殺菌乾燥機におい
   て殺菌ランプの冷却熱を利用し靴乾燥用温風を作る靴殺
   菌乾燥機。