JP3007926U - 中空軸モータ - Google Patents

中空軸モータ

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JP3007926U JP1994010208U JP1020894U JP3007926U JP 3007926 U JP3007926 U JP 3007926U JP 1994010208 U JP1994010208 U JP 1994010208U JP 1020894 U JP1020894 U JP 1020894U JP 3007926 U JP3007926 U JP 3007926U
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motor
hollow shaft
lid
rotation detector
bearing
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渉 佐藤
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Tamagawa Seiki Co Ltd
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Tamagawa Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は中空軸モータに関し、特に、モータ
と回転検出器とを共通のモータ中空軸で結合することを
目的とする。 【構成】 本考案による中空軸モータは、モータ(20)に
設けたモータ中空軸(9)がモータ(20)及び回転検出器(1
0)を貫通しているため、ロボット又は工作機の回転軸を
モータ(20)と回転検出器(10)に回転嵌合することができ
る構成である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、中空軸モータに関し、特に、中空状のモータ中空軸の延長部に回転 検出器を取付け、モータと回転検出器に共通の中空軸を形成するための新規な改 良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、用いられていたこの種のモータと回転検出器を組合わせた構造は、一般 に、柱状のモータ軸を延長させて、その延長部に回転検出器を接続するようにし ていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のモータと回転検出器を組合わせた構造は、以上のように構成されていた ため、モータと回転検出器を貫通させてロボットや工作機等の回転軸を接続しよ うとすると、不可能であり、所要形状のカップリングを用いなければならず、同 芯度の精度を向上させることが極めて困難であった。
【0004】 本考案は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、中空状 のモータ中空軸の延長部に回転検出器を取付け、モータと回転検出器に共通の中 空軸を形成するようにした中空軸モータを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案による中空軸モータは、第1軸受を有する第1モータ蓋及び第2軸受を 有する第2モータ蓋を有するモータケースに、ステータコイルを有するステータ 鉄芯を有し、前記軸受にロータを有するモータ中空軸を回転自在に設け、前記第 2モータ蓋に設けた回転検出器の検出器中空ロータに前記モータ中空軸が同軸嵌 入された構成である。
【0006】 さらに詳細には、前記回転検出器は、レゾルバよりなる構成である。
【0007】 本考案による中空軸モータは、第1軸受を有する第1モータ蓋及び第2軸受を 有する第2モータ蓋を有するモータケースに、ステータコイルを有するステータ 鉄芯を有し、前記軸受にロータを有するモータ中空軸を回転自在に設け、前記第 2モータ蓋に設けたエンコーダの回転円板が、前記エンコーダ内に延長された前 記モータ中空軸に設けられている構成である。
【0008】 さらに詳細には、前記モータ中空軸の肉薄部が、前記回転検出器内に位置して いる構成である。
【0009】 さらに詳細には、前記モータ中空軸の肉薄部が、前記エンコーダ内に位置して いる構成である。
【0010】 さらに詳細には、前記第1モータ蓋と第2モータ蓋との間に、前記ステータ鉄 芯が設けられている構成である。
【0011】
【作用】
本考案による中空軸モータにおいては、モータ中空軸の延長部に回転検出器が 設けられているため、モータと回転検出器に共通にモータ中空軸が用いられ、ロ ボットや工作機の回転軸等をこのモータ中空軸に貫通させて設けることができ、 カップリング等を用いることなく、モータ、回転検出器及び回転軸等を高精度下 で一体接続することができる。
【0012】
【実施例】
以下、図面と共に本考案による中空軸モータの好適な実施例について詳細に説 明する。 図1において符号1で示されるものは第1軸受2を有する第1モータ蓋であり 、この第1モータ蓋には、ステータ鉄芯3を介して第2軸受4を有する第2モー タ蓋5が取付ねじ6を介して固定されている。なお、各モータ蓋1,5でモータ ケース50を構成している。
【0013】 前記ステータ鉄芯3の内側には、ステータコイル7が巻回して設けられており 、この各軸受2,5には、前記ステータ鉄芯3に対応するロータ8を有する中空 状のモータ中空軸9が回転自在に設けられている。 前記モータ中空軸9の肉薄部9aよりなる延長部は、前記第2軸受4よりも外 方に位置し、この肉薄部9aの外周には、回転検出器であるレゾルバ10の検出 器中空ロータ11が一体回転するように回転配置されている。
【0014】 前記レゾルバ10は、前記検出器中空ロータ11に設けられたロータトランス 12及び検出器ロータ13と、前記第2モータ蓋5に設けられステータトランス 14及び検出器ステータ15を有するケース16とから構成されており、このモ ータ中空軸9は、モータ20とレゾルバ10を貫通して位置し、このモータ中空 軸9の中空部9b内には、図示しないロボットや工作機等の回転軸が貫通して設 けられるように構成されている。
【0015】 次に、図2で示す他の実施例においては、第1モータ蓋1と第2モータ蓋5が 、ステータ鉄芯3を有する接続ケース21に設けられ、各モータ蓋1,5は、ね じ6,6aを介して取付けられている。なお、各モータ蓋1,5と接続ケース2 1によりモータケース50を構成している。
【0016】 前記ステータ鉄芯3には、ステータコイル7が設けられていると共に、前記第 2モータ蓋5には、回転検出器であるエンコーダ10Aが取付ねじ22を介して 一体状に固定されている。
【0017】 前記各軸受2,5に回転自在に設けられロータ8を有するモータ中空軸9が設 けられており、このモータ中空軸9の前記第2軸受5よりも外方に位置する肉薄 部9aには、回転検出器10Aをなすエンコーダの回転円板30が一体状に設け られている。前記第2モータ蓋5に設けられた第1固定板31には発光体32が 設けられ、この第1固定板31と対向配置の第2固定板32には、前記発光体3 2と対向配置の受光体33が設けられ、周知のエンコーダを構成している。
【0018】 前記第2モータ蓋5には、エンコーダのカバー体34が取付ねじ22で取付け られていると共に、前記モータ中空軸9の肉薄部9aは前記エンコーダの中空軸 を兼ねている。 従って、図1及び図2の何れかの構成においても、モータ20と回転検出器1 0,10Aは、モータ中空軸9が共通の中空軸として用いられており、このモー タ中空軸9の中空軸9bに、ロボット又は工作機等の回転軸(図示せず)をこの 中空部9bに同軸嵌合すると、この回転軸は、モータ20と回転検出器10,1 0Aの双方に対して何らのカップリングも使用することなく同軸結合することが できる。
【0019】
【考案の効果】
本考案は、以上のように構成されているため、モータのモータ中空軸を用いて モータと回転検出器の双方を中空状に結合することができ、カップリング等を必 要とすることなく、最小の部品点数で小形化及び高精度化を達成することができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による中空軸モータを示す断面図であ
る。
【図2】図1の他例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 第1モータ蓋 2 第1軸受 3 ステータ鉄芯 4 第2軸受 5 第2モータ蓋 7 ステータコイル 8 ロータ 9 モータ中空軸 9a 肉薄部 10 回転検出器 11 検出器中空ロータ 10 回転検出器(レゾルバ) 10A 回転検出器(エンコーダ) 50 モータケース

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1軸受(2)を有する第1モータ蓋(1)及
    び第2軸受(4)を有する第2モータ蓋(5)を有するモータ
    ケース(50)に、ステータコイル(7)を有するステータ鉄
    芯(3)を有し、前記軸受(2,4)にロータ(8)を有するモー
    タ中空軸(9)を回転自在に設け、前記第2モータ蓋(5)に
    設けた回転検出器(10)の検出器中空ロータ(11)に前記モ
    ータ中空軸(9)が同軸嵌入された構成よりなることを特
    徴とする中空軸モータ。
  2. 【請求項2】 前記回転検出器(10)は、レゾルバよりな
    ることを特徴とする請求項1記載の中空軸モータ。
  3. 【請求項3】 第1軸受(2)を有する第1モータ蓋(1)及
    び第2軸受(4)を有する第2モータ蓋(5)を有するモータ
    ケース(50)に、ステータコイル(7)を有するステータ鉄
    芯(3)を有し、前記軸受(2,4)にロータ(8)を有するモー
    タ中空軸(9)を回転自在に設け、前記第2モータ蓋(5)に
    設けたエンコーダ(10A)の回転円板(30)が、前記エンコ
    ーダ(10A)内に延長された前記モータ中空軸(9)に設けら
    れている構成よりなることを特徴とする中空軸モータ。
  4. 【請求項4】 前記モータ中空軸(9)の肉薄部(9a)が、
    前記回転検出器(10,10A)内に位置していることを特徴と
    する請求項1記載の中空軸モータ。
  5. 【請求項5】 前記モータ中空軸(9)の肉薄部(9a)が、
    前記エンコーダ(10A)内に位置していることを特徴とす
    る請求項3記載の中空軸モータ。
  6. 【請求項6】 前記第1モータ蓋(1)と第2モータ蓋(5)
    との間に、前記ステータ鉄芯(3)が設けられていること
    を特徴とする請求項1記載の中空軸モータ。
JP1994010208U 1994-08-18 1994-08-18 中空軸モータ Expired - Lifetime JP3007926U (ja)

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