JP3007851B2 - 樹脂成形方法及び樹脂成形装置 - Google Patents

樹脂成形方法及び樹脂成形装置

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JP3007851B2
JP3007851B2 JP27263596A JP27263596A JP3007851B2 JP 3007851 B2 JP3007851 B2 JP 3007851B2 JP 27263596 A JP27263596 A JP 27263596A JP 27263596 A JP27263596 A JP 27263596A JP 3007851 B2 JP3007851 B2 JP 3007851B2
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靖詔 棚橋
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トランスファー成
形における樹脂成形方法及び樹脂成形装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】フェノール樹脂、エポキシ樹脂、不飽和
ポリエステル樹脂などの熱硬化性樹脂を用いて、半導体
素子の封止成形等を行なうにあたって、従来からトラン
スファー成形が一般に行なわれている。トランスファー
成形装置の成形金型は、ポットとキャビティ及びポット
とキャビティとを接続するランナーなど樹脂流路を設け
て形成されるものであり、ポットには注入プランジャー
が進退自在に設けてある。そしてポットに熱硬化性樹脂
等の成形材料を供給し、ポット内で成形材料を加熱しな
がら、注入プランジャーを前進させてポット内の成形材
料を加圧すると、ポット内での加熱とこの加圧で成形材
料が溶融し、樹脂流路からキャビティへと成形材料を注
入して、成形を行なうことができるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、成形材料は一
般にグラニュール状など粉粒状に形成されており、ポッ
ト内にこのような粉粒状の成形材料を供給して成形を行
なうと、成形材料の粒子間の空気が成形材料をキャビテ
ィに注入する際に同時に巻き込まれ、成形した製品にボ
イド不良等が発生するおそれがある。
【0004】そこで従来から、粉粒状の成形材料を加圧
して圧縮することによって粒子間の空気を追い出すよう
にしたタブレットを用いるようにしている。このように
圧縮して成形したタブレットをポットに供給し、後は上
記と同じようにしてポット内でタブレットを加熱すると
共に注入プランジャーで加圧することによって、成形を
行なうのである。しかしこの方法では、成形材料を製造
する際にタブレット化のための成形の工程が必要にな
り、タブレット径や重量が多種あるタブレットを作製す
るための工数や設備が必要になってコストアップにもつ
ながるものであった。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、タブレットに成形した成形材料を用いる必要な
く、ボイド不良の少ない成形品を得ることができる樹脂
成形方法及び樹脂成形装置を提供することを目的とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る樹脂成形方
法は、ポット1内に供給された粉粒状の成形材料2を注
入プランジャー3によってポット1からキャビティ4に
注入し、この後に成形材料2を硬化させて成形品16を
得るにあたって、ポット1からキャビティ4への樹脂流
路5を閉塞すると共にポット1内の成形材料2を注入プ
ランジャー3で加圧することによって、成形材料2を圧
縮し、この後、ポット1からキャビティ4への流通を開
くと共にポット1内の成形材料2を注入プランジャー3
で加圧して成形材料2をキャビティに注入し、成形材
料2の硬化完了後の型開き時に開閉具6を前進させて成
形品16を押さえることを特徴とするものである。
【0007】本発明に係る樹脂成形装置は、粉粒状の成
形材料2が供給されるポット1と、ポット1とキャビテ
ィ4との間に設けられる樹脂流路5と、ポット1に進退
駆動自在に設けられ前進してポット1内の成形材料2を
加圧する注入プランジャー3と、樹脂流路5を開閉する
開閉具6とを具備し、注入プランジャー3と開閉具6
は、樹脂流路5を開閉具6で閉塞しているときにポット
1内の成形材料2を注入プランジャー3で加圧圧縮する
と共に、この後に開閉具6が作動して樹脂流路5を開い
ているときにポット1内の成形材料2を注入プランジャ
ー3で樹脂流路5を通してキャビティに加圧注入し、
成形材料2の硬化完了後の型開き時に開閉具6が前進し
て成形品16を押さえるように、作動が制御されて成る
ことを特徴とするものである。
【0008】また請求項3の発明は、先端が樹脂流路5
に面するエジェクターピン7で開閉具6を形成し、エジ
ェクターピン7の先端部で樹脂流路5を開閉自在にして
成ることを特徴とするものである。
【0009】また請求項の発明は、開閉具6をポット
1に隣接して配設して成ることを特徴とするものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1はトランスファー成形用の成形装置の一例を
示すものであり、成形装置の成形金型10は下型11と
上型12とから形成してあって、上下型11,12間に
キャビティ4が形成されるようにしてある。下型11に
は円筒状のスリーブ11aが取着してあり、このスリー
ブ11a内に上面が開口するポット1を形成するように
してある。このポット1と対向して上型12の下面にカ
ル凹部13が凹設してある。また下型11の上面にキャ
ビティ4に連通される下ランナー14が、上型12の下
面にカル凹部13の周囲から延長した上ランナー15が
それぞれ設けてあり、上下型11,12を型締めする際
に端部同士が重なって一連に連なるこの下ランナー14
と上ランナー15によって樹脂流路5が形成されるよう
にしてある。この樹脂流路5によってポット1とキャビ
ティ4とが連通するようになっている。
【0011】また、上型12を挿通してエジェクターピ
ン7が上下駆動自在に取り付けてある。エジェクターピ
ン7はその下端を樹脂流路5の上ランナー15に面する
ように図2のような位置に配設してあり、エジェクター
ピン7を前進(下動)させることによって上ランナー1
5内にエジェクターピン7の先端部が突入し、上ランナ
ー15の一部を塞いで樹脂流路5を閉塞するようになっ
ている。またエジェクターピン7を後退(上動)させる
ことによって、上ランナー15内からエジェクターピン
7の先端部を抜き、樹脂流路5を開くようになってい
る。このように、エジェクターピン7によって樹脂流路
5を開閉する開閉具6が形成されるものである。開閉具
6を形成するこのエジェクターピン7はポット1の近傍
に設けるのが好ましく、従って上ランナー15の部分に
エジェクターピン7を設けるようにしてある。尚、エジ
ェクターピン7の材質は、ハイス鋼、ダイス鋼、SKD
材、SKH材などが好ましい。
【0012】図3は成形装置の全体構成を示すものであ
り、成形金型10に複数のキャビティ4を設けると共に
各キャビティ4を樹脂流路5を介してポット1に接続さ
せることによって、多数個取りの成形が行なえるように
してある。また成形金型10にポット1を複数設けて、
マルチポット構造に成形装置を形成するようにしてもよ
い。図3において21は上型12を取り付ける上型取付
板、22は下型11を取り付ける下型取付板であり、そ
れぞれ加熱手段であるヒータを通す孔23が設けてあ
る。上型12を取り付けた上型取付板21は上基台24
に、下型11を取り付けた下型取付板22は下基台25
にそれぞれ支持するようにしてあり、上基台24と下基
台25の少なくとも一方を油圧機構等によって上下駆動
させるようにしてある。図3において26は注入プラン
ジャー3を駆動するための駆動シリンダのロッド、27
は各キャビティ4に設けたキャビティ用エジェクターピ
ン、28はこのキャビティ用エジェクターピン27を作
動させるエジェクタープレートである。また樹脂流路5
に設けた上記のエジェクターピン7の後端はエジェクタ
ープレート29に結合してあり、このエジェクタープレ
ート29は油圧シリンダーで形成されるエジェクターピ
ン駆動装置30のロッド32の先端に取着してある。従
って、エジェクターピン駆動装置30を作動させること
によって、エジェクターピン7を前進後退駆動させるこ
とができる。このエジェクターピン駆動装置30として
は、油圧シリンダーの他に、モーター等で形成すること
もできるものである。図3において31はバネである。
【0013】上記のような構造に形成される成形装置を
用いて成形を行なうにあたっては、まず上下型11,1
2を開いた状態でポット1に熱硬化性樹脂などの粉粒状
の成形材料2を供給し、図1(a)のように上下型1
1,12を型締めする。このように型締めしたとき、樹
脂流路5はエジェクターピン7で閉じられている。また
成形金型10の上下型11,12は加熱手段で加熱され
ており、ポット1内に供給された成形材料2を加熱する
ようになっている。
【0014】このようにポット1内に成形材料2を供給
した後、注入プランジャー3を図1(b)のように前進
させる。このとき、樹脂流路5はエジェクターピン7で
閉じられており、ポット1内の成形材料2は樹脂流路5
へと流れ出すことができないので、ポット1内の成形材
料2は注入プランジャー3の前進に伴って加圧されて圧
縮される。成形材料2をこのように圧縮することによっ
て、粉粒体の成形材料2の粒子間の空気は追い出される
ことになり、またポット1内の空気も追い出すことがで
きる。成形材料2の粒子間やポット1内から追い出され
た空気は、下型11と上型12のパーティングラインの
クリアランス、注入プランジャー3とポット1内周の間
のクリアランス、エジェクターピン7と樹脂流路5の間
のクリアランスなどを通して排出される。このとき、真
空装置等を用いて強制排気することによって、空気の排
出の効果を一層高く得ることができる。
【0015】ポット1内の成形材料2を加圧圧縮する際
の加圧はポット1内圧力が100kgf/cm2以上に
なるようにするのが好ましい。尚、成形材料を加圧し
てタブレットを成形する場合は、成形材料に熱履歴が
加わることを防ぐために高温による加熱をしないで加圧
を行なっており、1500kgf/cm2以上の高圧で
加圧する必要があるが、本発明のように成形金型10で
成形材料2を加圧圧縮する場合は、成形材料2は成形金
型10内で加熱され若干可塑化された状態になっている
ために、上記のような100kgf/cm2以上程度の
圧力で成形材料2を圧縮することが可能になるものであ
る。このように、従来のような高圧で成形材料2を圧縮
する必要がないため、成形金型10の寿命が長くなるも
のである。
【0016】上記のように成形材料2を圧縮した後、図
1(c)のように、エジェクターピン7を後退(上動)
させて樹脂流路5を開き、そして注入プランジャー3を
さらに前進させる。この時点では、ポット1内の成形材
料2は加熱と加圧によって溶融状態になっており、この
ように樹脂流路5が開かれると、注入プランジャー3に
よる加圧でポット1内の成形材料2は樹脂流路5に流入
し、樹脂流路5を通ってキャビティ4に注入される。そ
して注入プランジャー3の先端が上下型11,12のパ
ーティングライン面から少し突出するまで注入プランジ
ャー3を前進させることによって、図1(d)のように
キャビティ4への成形材料2の注入が完了するようにし
てある。注入プランジャー3の先端をこのように上下型
11,12のパーティングライン面から少し突出させる
ようにすることによって、カル凹部13内に形成される
カルの材料ロスを低減することができるものである。
【0017】このように注入プランジャー3とエジェク
ターピン7の作動を制御しつつ、キャビティ4に成形材
料2を注入するにあたって、成形材料2の粒子間の空気
は上記のように圧縮して追い出されているので、この空
気が混入されたままキャビティ4に成形材料2が充填さ
れることはない。また成形材料2は加圧圧縮されながら
溶融するために、成形材料2の溶融を均一化することが
でき、キャビティ4への成形材料2の注入がスムーズに
行なわれるようになるものである。ここで、キャビティ
4に成形材料2を注入する際に、真空装置でキャビティ
4内の空気を抜くようにすれば、空気の混入を防ぐ効果
を一層高く得ることができるものである。
【0018】上記のようにキャビティ4に注入した後、
キャビティ4内で成形材料2を硬化させる。成形材料2
には上記のように空気が混入されていないので、成形品
にボイド不良等が発生することを未然に防ぐことができ
るものである。そして硬化が完了した後、上下型11,
12を型開きし、キャビティ用エジェクターピン27で
キャビティ内の成形品を突き出して、成形品を成形金
型10から取り出すことができる。ここで、上下型1
1,12の型開きは成形品16が下型11に残るように
行なわれるものである。すなわち図4(a)のようにキ
ャビティ4内で成形品16を成形した後、型開きする際
に図4(b)のようにエジェクターピン7を前進させて
上型12の上ランナー15内の成形品16のランナー1
6aを押さえることによって、成形品16を上型12か
ら分離させることができるようにしてある。図4(b)
において16bはカルである。
【0019】
【0020】
【0021】尚、上記の各例ではポット1を下型11に
設けるようにしたが、上型12にポット1を設けるよう
にしてもよい。また、上記のトランスファー成形によっ
て半導体の封止成形等を行なうことができるが、インサ
ートするフレームとして長尺のフープ材を連続して送り
ながら行なう連続成形や、短冊フレームを用いて行なう
成形など、任意の方式に対応して成形を行なうことがで
きるものである。また本発明において、粉粒状の成形材
料2には、粉体、粒体、粉体と粒体が混在するものの他
に、小さなタブレット状のものも含むものであり、さら
に従来と同様なタブレットに成形された成形材料に適用
しても同様な効果が得られるものである。
【0022】
【発明の効果】上記のように本発明に係る樹脂成形方法
は、ポット内に供給された粉粒状の成形材料を注入プラ
ンジャーによってポットからキャビティに注入し、この
後に成形材料を硬化させて成形品を得るにあたって、ポ
ットからキャビティへの樹脂流路を開閉具で閉塞すると
共にポット内の成形材料を注入プランジャーで加圧する
ことによって、成形材料を圧縮し、この後、ポットから
キャビティへの流通を開くと共にポット内の成形材料を
注入プランジャーで加圧して成形材料をキャビティに注
し、成形材料の硬化完了後の型開き時に開閉具を前進
させて成形品を押さえるようにしたので、ポット内に供
給された成形材料をまず注入プランジャーで圧縮して粉
粒体の成形材料の粒子間の空気を追い出した後に、キャ
ビティに成形材料を注入する成形を行なうことができる
ものであり、ボイド等の不良が発生することなく高品質
な成形を行なうことができると共に、成形の際に粉粒体
の成形材料の粒子間の空気を追い出すことができる結
果、成形材料を予めタブレットに成形して用いる必要が
なくなり、低コスト化が可能になるものである。
【0023】本発明に係る樹脂成形装置は、粉粒状の成
形材料が供給されるポットと、ポットとキャビティとの
間に設けられる樹脂流路と、ポットに進退駆動自在に設
けられ前進してポット内の成形材料を加圧する注入プラ
ンジャーと、樹脂流路を開閉する開閉具とを具備し、注
入プランジャーと開閉具は、樹脂流路を開閉具で閉塞し
ているときにポット内の成形材料を注入プランジャーで
加圧圧縮すると共に、この後に開閉具が作動して樹脂流
路を開いているときにポット内の成形材料を注入プラン
ジャーで樹脂流路を通してキャビティに加圧注入し、成
形材料の硬化完了後の型開き時に開閉具が前進して成形
品を押さえるように、作動が制御されて成ることを特徴
とするものであり、開閉具によって樹脂流路を開いたり
閉じたりすることによって、成形装置を複雑な構造に形
成する必要なく、ポット内の粉粒状の成形材料を圧縮
し、次いでキャビティに成形材料を注入する成形を行な
うことができるものである。
【0024】また請求項3の発明は、先端が樹脂流路に
面するエジェクターピンで開閉具を形成し、エジェクタ
ーピンの先端部で樹脂流路を開閉自在にしたので、成形
品のランナーを樹脂流路から突き出すために成形装置に
具備されるエジェクターピンを利用して開閉具を形成す
ることができ、開閉具として特別な構造のものを成形装
置に設ける必要がなくなるものである。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示すものであり、
(a),(b),(c),(d)はそれぞれ各工程での
成形金型の断面図である。
【図2】同上の一部の平面図である。
【図3】同上の成形装置を示す縮小した断面図である。
【図4】同上の脱型の工程を示すものであり、(a),
(b)はそれぞれ断面図である。
【符号の説明】
1 ポット 2 成形材料 3 注入プランジャー 4 キャビティ 5 樹脂流路 6 開閉具 7 エジェクターピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−251635(JP,A) 特開 平3−281318(JP,A) 特開 平7−246631(JP,A) 実開 昭59−120128(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/00 - 45/84 H01L 21/56

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポット内に供給された粉粒状の成形材料
    を注入プランジャーによってポットからキャビティに注
    し、この後に成形材料を硬化させて成形品を得るにあ
    たって、ポットからキャビティへの樹脂流路を開閉具で
    閉塞すると共にポット内の成形材料を注入プランジャー
    で加圧することによって、成形材料を圧縮し、この後、
    ポットからキャビティへの流通を開くと共にポット内の
    成形材料を注入プランジャーで加圧して成形材料をキャ
    ビティに注入し、成形材料の硬化完了後の型開き時に開
    閉具を前進させて成形品を押さえることを特徴とする樹
    脂成形方法。
  2. 【請求項2】 粉粒状の成形材料が供給されるポット
    と、ポットとキャビティとの間に設けられる樹脂流路
    と、ポットに進退駆動自在に設けられ前進してポット内
    の成形材料を加圧する注入プランジャーと、樹脂流路を
    開閉する開閉具とを具備し、注入プランジャーと開閉具
    は、樹脂流路を開閉具で閉塞しているときにポット内の
    成形材料を注入プランジャーで加圧圧縮すると共に、こ
    の後に開閉具が作動して樹脂流路を開いているときにポ
    ット内の成形材料を注入プランジャーで樹脂流路を通し
    てキャビティに加圧注入し、成形材料の硬化完了後の型
    開き時に開閉具が前進して成形品を押さえるように、作
    動が制御されて成ることを特徴とする樹脂成形装置。
  3. 【請求項3】 先端が樹脂流路に面するエジェクターピ
    ンで開閉具を形成し、エジェクターピンの先端部で樹脂
    流路を開閉自在にして成ることを特徴とする請求項2に
    記載の樹脂成形装置。
  4. 【請求項4】 開閉具をポットに隣接して配設して成る
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の樹脂成形装
    置。
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