JP3007599U - シェーバー - Google Patents

シェーバー

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JP3007599U
JP3007599U JP1994008639U JP863994U JP3007599U JP 3007599 U JP3007599 U JP 3007599U JP 1994008639 U JP1994008639 U JP 1994008639U JP 863994 U JP863994 U JP 863994U JP 3007599 U JP3007599 U JP 3007599U
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JP
Japan
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razor
attached
blade
shaver
blades
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1994008639U
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English (en)
Inventor
登 栗原
Original Assignee
クリハ工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 剃刀刃にセーフティガードを装着することに
よる利点を活かしたまま剃り残しが生じることを防止す
る。 【構成】 二枚の剃刀刃14,15を平行に保持した剃
刀ヘッド4を、該剃刀ヘッド4に対し交差する方向に延
びる柄2の一端部に正面形状がT字状をなす如く取付け
たシェーバー20において、前記二枚の剃刀刃14,1
5の夫々に対し、刃先14a,15aが長手方向複数箇
所で被覆され且つその被覆部分18,19が両剃刀刃1
4,15相互で互い違いに配置されるようにセーフティ
ガード16,17を装着する。このように構成すれば、
顔表面等を剃る際に先行する一方の剃刀刃15に装着し
たセーフティガード17の被覆部分19によって剃り残
しが生じても、その直後に追従する他方の剃刀刃14の
露出した刃先14aにより前記剃り残しが剃り落とされ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、シェーバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は顔表面の産毛や髭を剃る際に使用されるシェーバーを示し、この種のシ ェーバー1は、使用者が手で把持する為の柄2と、剃刀刃3を保持して前記柄2 の一端部に正面形状がT字状をなす如く取付けられた剃刀ヘッド4とにより構成 されている。
【0003】 前記した如きシェーバー1においては、使用者が刃先3aを肌に当てたまま誤 って刃先3aに沿う方向にシェーバー1を操作しても肌を傷つけず、しかも刃先 3aの肌当りをソフトにして肌荒れを極力防ぐことができるように、前記刃先3 aにセーフティガード5を装着したものがある。
【0004】 前記セーフティガード5は、図6に示す如く、刃先3aの長さ寸法に略相当す る長さを有して薄板状に形成されたステンレスシート6の長手方向に複数のスリ ット7を打抜き加工して各スリット7間に幅方向に延びる細長のブリッジ8を形 成し、図7に示す如く前記刃先3aが各ブリッジ8により長手方向複数箇所を被 覆されるようステンレスシート6を幅方向中間部で折り曲げて刃先3aに被せ、 ステンレスシート6の幅方向両端部を剃刀刃3の両側面にスポット溶接すること により構成してある。
【0005】 このようにセーフティガード5を刃先3aに装着すれば、刃先3aの長手方向 複数箇所を各ブリッジ8により被覆することができるので、剃刀刃3の刃先3a に沿う方向への切れ味を大幅に低下して安全性を向上できると共に、刃先3aの 肌当りをソフトにすることができ、しかも刃先3aに直角な方向への切れ味につ いては前記各ブリッジ8間のスリット7から露出する刃先3aにより良好に保持 することができる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の如く剃刀刃3にセーフティガード5を装着した場合には 、刃先3aの複数の被覆部分9により剃り残しが生じてしまうことが避けられず 、特に男性が髭剃り用として前記シェーバー1を使用する場合には、僅かな剃り 残しであっても目立ってしまう為、剃り残しがなくなるまで繰り返し同じ部分を 剃らなければならないという不具合があった。
【0007】 本考案は、上述の実情に鑑みてなしたもので、剃刀刃にセーフティガードを装 着することによる利点を活かしたまま剃り残しが生じることを防止することを目 的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、二枚の剃刀刃を平行に保持した剃刀ヘッドを、該剃刀ヘッドに対し 交差する方向に延びる柄の一端部に正面形状がT字状をなす如く取付けたシェー バーであって、前記二枚の剃刀刃の夫々に対し、刃先が長手方向複数箇所で被覆 され且つその被覆部分が両剃刀刃相互で互い違いに配置されるようにセーフティ ガードを装着したことを特徴とするものである。
【0009】 また、前記剃刀ヘッドは、柄の一端部に対し交換可能に構成すると良い。
【0010】
【作用】
従って本考案では、顔表面等を剃る際に先行する一方の剃刀刃に装着したセー フティガードの被覆部分によって剃り残しが生じても、その直後に追従する他方 の剃刀刃の露出した刃先により前記剃り残しが剃り落とされる。
【0011】 また、剃刀ヘッドを柄の一端部に対し交換可能に構成すると、剃刀刃が劣化し た際に新しい剃刀刃を保持した剃刀ヘッドに交換することが可能となる。
【0012】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。
【0013】 図1〜図3は本考案の一実施例を示すもので、図中図5と同一の符号を付した 部分は同一物を表わしている。
【0014】 図1に示す如く、厚さ0.05mm程度の二枚のステンレスシート10,11 の夫々に複数のスリット12を長手方向に打抜き加工して各スリット12間に幅 方向に延びる細長のブリッジ13を形成し、次いで図2に示す如く、前記各ステ ンレスシート10,11を幅方向中間部で折り曲げて二枚の剃刀刃14,15の 刃先14a,15aに夫々被せ、前記各ステンレスシート10,11の幅方向両 端部を各剃刀刃14,15の両側面に夫々スポット溶接することによりセーフテ ィガード16,17として装着する。
【0015】 このとき、前記二枚の剃刀刃14,15の刃先14a,15aがブリッジ13 により長手方向複数箇所で被覆され且つその被覆部分18,19が両剃刀刃14 ,15相互で互い違いに配置されるようにセーフティガード16,17を装着す る。
【0016】 尚、セーフティガード16,17による被覆部分18,19が両剃刀刃14, 15相互で互い違いに配置されるようにするには、各剃刀刃14,15の両側面 に対する各セーフティガード16,17の装着位置を夫々ずらすようにすれば良 いが、スリットの打抜き位置を予めずらした二種類のステンレスシートを使用し て各剃刀刃14,15に対し同じ位置にセーフティガードを装着するようにして も良いことは勿論である。
【0017】 また、個々の被覆部分18,19における刃先3aの被覆幅は約0.4mm程 度、個々の被覆部分18,19間における刃先3aの露出幅は約2mm程度が適 当である。
【0018】 更に、このようにセーフティガード16,17を装着した二枚の剃刀刃14, 15を、相互間にスペーサ(図示せず)を挟んで所要の隙間を確保した上で平行 に重ね、図3に示す如く、柄2の一端部に正面形状がT字状をなす如く取付けら れた剃刀ヘッド4に対し、いわゆる従来周知の二枚刃構造として組付けることに よりシェーバー20を構成する。
【0019】 このようにシェーバー20を構成すれば、顔表面等を剃る際に先行する一方の 剃刀刃15に装着したセーフティガード17の被覆部分19によって剃り残しが 生じても、その直後に追従する他方の剃刀刃14の露出した刃先14aにより前 記剃り残しが剃り落とされることになるので、剃刀刃14,15にセーフティガ ード16,17を装着することによる利点、即ち使用者が刃先14a,15aを 肌に当てたまま誤って刃先14a,15aに沿う方向にシェーバー20を操作し ても肌を傷つけず、しかも刃先14a,15aの肌当りをソフトにして肌荒れを 極力防ぐことができるという利点を活かしたまま剃り残しが生じることを防止で きる。
【0020】 また、剃刀ヘッド4は、柄2の一端部に対し固定取付けするようにしても良い が、例えば図4に示すように、柄2の一端部に取付座21を設け、該取付座21 に対し剃刀ヘッド4を横方向(図4において図面に対し直角方向)からスライド 式に着脱できるようにして剃刀ヘッド4を交換可能としておけば、剃刀刃14, 15が劣化した際に新しい剃刀刃を保持した剃刀ヘッドに交換できて便利である 。
【0021】 尚、本考案のシェーバーは、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、セ ーフティガードにはステンレス製以外の金属材料を採用しても良いこと、柄の一 端部に対する剃刀ヘッドの着脱構造には図示の例以外の構造も採用できること、 その他、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿 論である。
【0022】
【考案の効果】
上記した本考案のシェーバーによれば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得 る。
【0023】 (I)剃刀刃にセーフティガードを装着することによる利点、即ち使用者が刃 先を肌に当てたまま誤って刃先に沿う方向にシェーバーを操作しても肌を傷つけ ず、しかも刃先の肌当りをソフトにして肌荒れを極力防ぐことができるという利 点を活かしたまま剃り残しが生じることを防止できる。
【0024】 (II)柄の一端部に対し剃刀ヘッドを交換可能に構成すれば、剃刀刃が劣化 した際に新しい剃刀刃を保持した剃刀ヘッドに交換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例において二枚のステンレスシ
ートにスリットとブリッジを形成した状態を示す平面図
である。
【図2】図1の各ステンレスシートを各剃刀刃に装着し
た状態を示す平面図である。
【図3】図2の各剃刀刃を剃刀ヘッドに二枚刃構造とし
て組付けた状態を示す正面図である。
【図4】本考案の他の実施例を示す側面図である。
【図5】従来例を示す正面図である。
【図6】図5のセーフティガードを構成するステンレス
シートの平面図である。
【図7】図6のステンレスシートを剃刀刃に装着した状
態を示す平面図である。
【符号の説明】
2 柄 4 剃刀ヘッド 14 剃刀刃 15 剃刀刃 14a 刃先 15a 刃先 16 セーフティガード 17 セーフティガード 18 被覆部分 19 被覆部分 20 シェーバー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二枚の剃刀刃を平行に保持した剃刀ヘッ
    ドを、該剃刀ヘッドに対し交差する方向に延びる柄の一
    端部に正面形状がT字状をなす如く取付けたシェーバー
    であって、前記二枚の剃刀刃の夫々に対し、刃先が長手
    方向複数箇所で被覆され且つその被覆部分が両剃刀刃相
    互で互い違いに配置されるようにセーフティガードを装
    着したことを特徴とするシェーバー。
  2. 【請求項2】 柄の一端部に対し剃刀ヘッドを交換可能
    に構成したことを特徴とする請求項1に記載のシェーバ
    ー。
JP1994008639U 1994-07-18 1994-07-18 シェーバー Expired - Lifetime JP3007599U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994008639U JP3007599U (ja) 1994-07-18 1994-07-18 シェーバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994008639U JP3007599U (ja) 1994-07-18 1994-07-18 シェーバー

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Publication Number Publication Date
JP3007599U true JP3007599U (ja) 1995-02-21

Family

ID=43143443

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994008639U Expired - Lifetime JP3007599U (ja) 1994-07-18 1994-07-18 シェーバー

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110328691A (zh) * 2019-08-13 2019-10-15 林纯 一种防刮伤护网刀头及刀片

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