JP3007511U - 標識用係止具 - Google Patents

標識用係止具

Info

Publication number
JP3007511U
JP3007511U JP1994010656U JP1065694U JP3007511U JP 3007511 U JP3007511 U JP 3007511U JP 1994010656 U JP1994010656 U JP 1994010656U JP 1065694 U JP1065694 U JP 1065694U JP 3007511 U JP3007511 U JP 3007511U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rope
wire rope
guard rail
slightly larger
guard
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1994010656U
Other languages
English (en)
Inventor
宏吉 川浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Informex Inc
Original Assignee
Informex Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Informex Inc filed Critical Informex Inc
Priority to JP1994010656U priority Critical patent/JP3007511U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3007511U publication Critical patent/JP3007511U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 標識体をガードレール、ガードロープを構成
する板体やワイヤーロープに簡単に係合、かつ、確実に
固定でき、標識体をロープによって確実に固定すること
ができるものである。 【構成】 一端が標識板支持杆10に取付けられたロー
プ12の他端を固定するロープ取付孔2と、ガードレー
ル用縒りワイヤーロープ6の最小径より僅かに大きい幅
の開口部3aに連通して前記ワイヤーロープの最大径よ
り僅かに大きい径の丸孔部3bとからなるワイヤーロー
プ係止孔3と、板状のガードレール7の厚みより僅かに
幅の広い直線状溝5と、および(または)波状のガード
レール8の厚みより僅かに幅の広い湾曲状溝4を硬質金
属板に形成した標識用係止具である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は高速道路における中央分離帯や側道部分のガードレールや、ガードロ ープに道路工事等の標識体を簡易的に立てて情報を告知する時に、該標識体を前 記ガードレールやガードロープに固定するための係止具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、道路工事や除草作業等を行なう場合には、工事中や速度制限の道路標識 体をガードレール等のポストに一時的に取付けていたが、この取付手段としては 、前記ポストにロープを使用して縛り付けて固定するのが一般的であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前記した道路標識体は、標識板の形状が大きいことから、現場での 設置において風が強いと風圧によって煽られて設置作業が面倒であると共に危険 性が伴い、かつ、設置後も風によって標識板が倒れたりする恐れがあった。
【0004】 本考案は前記した問題点を解決せんとするもので、その目的とするところは、 標識体をガードレールやガードロープに簡単に係合、かつ、確実に固定でき、標 識体をロープによって確実に固定することができる標識用係止具を提供せんとす るにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の標識用係止具は前記した目的を達成せんとするもので、その手段は、 一端が標識板支持杆に取付けられたロープの他端を固定するロープ取付孔と、ガ ードロープ用縒りワイヤーロープの最小径より僅かに大きい幅の開口部に連通し て前記ワイヤーロープの最大径より僅かに大きい径の丸孔部とからなるワイヤー ロープ係止孔と、板状のガードレールの厚みより僅かに幅の広い直線状溝とを硬 質金属板に形成したものである。
【0006】 また、一端が標識板支持杆に取付けられたロープの他端を固定するロープ取付 孔と、ガードロープ用縒りワイヤーロープの最小径より僅かに大きい幅の開口部 に連通して前記ワイヤーロープの最大径より僅かに大きい径の丸孔部とからなる ワイヤーロープ係止孔と、波板状のガードレールの厚みより僅かに幅の広い前記 ガードレールの断面形と同じ形状の湾曲状溝を、さらに、前記直線状溝および前 記湾曲状溝とを硬質金属板に形成したものである。
【0007】
【作用】
前記した如く構成した本考案の標識用係止具は、一端を標識板を取付けた支持 杆の先端に接続したロープの他端をロープ取付孔に連結し、ガードロープの場合 は、ワイヤーロープの最小径の部分から開口部を挿入することにより丸孔部内に ワイヤーロープが挿入されるので、この状態においてロープを引っ張り係止具を 斜め状態とすることで、前記丸孔部の上下エッジがワイヤーロープの外周に圧接 されて、ワイヤーロープに係止具が固定される。
【0008】 また、板状あるいは波板状のガードレールの場合には、該ガードレールの上縁 に直線状あるいは湾曲状溝孔を挿入し、この状態においてロープを引っ張り係止 具を斜め状態とすることで、前記溝孔の上下エッジがガードレールの外周に圧接 されて、ガードレールに係止具が固定される。
【0009】
【実施例】
以下、本考案に係る標識用係止具の一実施例を図面と共に説明する。 図1、図2は本考案の標識用係止具1の正面図と側面図を示し、厚み6mm、幅 30mm、長さ85mmの金属板で構成し、中央の上端に10φのロープ取付孔2を 形成し、長さ方向の略中間に幅が16.1mmの開口部3aと、これに連通する半 径9mmの丸孔部3bとからなるワイヤーロープ係止孔3を形成し、また、下端に は半径40mmで幅が4.5mmの湾曲状溝4を形成し、さらに、該湾曲状溝4と前 記ワイヤーロープ係止孔3との中間位置に幅が4.5mmの傾斜した直線状溝5と を形成したものである。
【0010】 ここで、図7に示す如くガードロープに取付ける場合には、このガードロープ を構成するワイヤーロープ6が縒り線であることから、該ワイヤーロープ6の直 径に最小径Xと最大径Yとが生じる。そこで、前記ワイヤーロープ係止孔3にお ける開口部3aの幅を前記最小径Xより僅かに大きい16.1mmとなし、また、 丸孔部3bの径を前記最大径Yより僅かに大きい半径9mmとしたものである。
【0011】 また、図4に示す如く平板状のガードレール7である場合には、前記直線状溝 5の幅を該ガードレール7の厚みより僅かに大きい4.5mmとし、かつ、開口部 から前記ワイヤーロープ係止孔3に向かって傾斜する直線状の溝形状とし、さら に、図5に示す如く波板状のガードレール8である場合には、前記波板状溝4の 幅をガードレール8の厚みより僅かに大きい4.5mmとし、かつ、水平状態とし た湾曲状の溝形状に形成したものである。
【0012】 次に、前記した構成の標識用係止具1の使用方法について図3〜図6と共に説 明する。 図3において、9は道路工事等の標識体、10は該標識体9を支持する支持杆 、11は該支持杆10をガードレール(この実施例では平板状のガードレール7 を示している)に取付けるための取付金具、12は前記支持杆10の上端に一端 が固定されたロープである。そして、このロープ12の他端は本考案に係る標識 用係止具1の取付孔2に留め金具13を介して取付けられている。
【0013】 この実施例における係止具1は、平板状ガードレール7であることから、図4 に示すように、直線状溝5をガードレール7の上縁に差し込む。この時、直線状 溝5の幅はガードレール7の厚みより僅かに大きいので挿入可能である。そして 、この挿入した状態で、ロープ12を引っ張りながら係止具1をガードレール7 に沿って移動させ、該ロープ12が緊張するまで引いて手を離すと、該係止具1 はロープ12の緊張力によって傾斜する。
【0014】 この傾斜した状態になると、直線状溝5の相対向するエッジがガードレール7 に圧接されるので、係止具1はガードレール7に対して固定された状態となり、 従って、支持杆10を挟んで他方にも同じようにロープ12と係止具1を利用し て、該ロープ12を緊張することにより、支持杆10の上端が180度の方向か らロープ12で引っ張られて起立状態で固定されるものである。
【0015】 図5は波板状のガードレール8の場合を示し、この場合も前記したと同じよう に、湾曲状溝4をガードレール8の上縁に挿入し、ロープ12を両端から引っ張 ることにより、支持杆10を起立状態に固定できるものである。
【0016】 図6は複数本のワイヤーを縒ったガードロープの場合を示し、前記したように 、ワイヤーロープ6の最小径の部分から係止具1におけるワイヤーロープ係止孔 3の開口部3aを挿入し、ワイヤーロープ6が丸孔部3bに入った状態において 、係止具1をロープ12を引っ張りながらワイヤーロープ6に沿って移動させ、 該ロープ12が緊張するまで引いて手を離すと、該係止具1はロープ12の緊張 力によって傾斜する。
【0017】 この傾斜した状態になると、丸孔部3bの相対向するエッジがワイヤーロープ 6に圧接されるので、係止具1はワイヤーロープ6に対して固定された状態とな り、従って、支持杆10を挟んで他方にも同じようにロープ12と係止具1を利 用して、該ロープ12を緊張することにより、支持杆10の上端が180度の方 向からロープ12で引っ張られて起立状態で固定されるものである。
【0018】 しかも、ワイヤーロープ係止孔3の開口部3aの幅はワイヤーロープ6の最大 径よりも小さいので、ワイヤーロープ6の最小径の位置と開口部3aとを一致さ せないと、係止具1をワイヤーロープ6より外すことができないので、係止具1 がワイヤーロープ6よりみだりに外れることはないものである。
【0019】 なお前記した実施例にあっては、ロープ12を留め金具13を介して係止具1 の取付孔2に取付けたものを示したが、ロープ12の先端を取付孔2に挿通して 結び付けて固定してもよいことは勿論のことである。
【0020】
【考案の効果】
本考案は前記したように、一端が標識板を支持する支持杆の先端に接続された ロープの他端に固定する標識用係止具において、ガードレールの幅より僅かに広 い溝と、ガードロープ用縒りワイヤーロープの最小径より僅かに広い開口部およ びこれに連接し、ワイヤーロープの最大径より僅かに大きい丸孔部とからなるワ イヤーロープ係止孔とを1枚の係止具に形成したので、ガードレールが板状のガ ードレールであってもワイヤーロープ状のガードロープであっても前記ロープの 他端を固定できる。
【0021】 しかも、ロープを緊張した状態にすると、係止具は斜めに傾いて溝あるいは丸 孔部の相対向するエッジ部分がガードレールやガードロープに圧接されるので、 係止具がガードレールやワイヤーロープに対して滑ったりすることがなく、従っ て、前記支持杆を簡単に、かつ、長時間安定して固定できる等の効果を有するも のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る標識用係止具の正面図である。
【図2】同上の側面図である。
【図3】標識板を起立した状態の斜視図である。
【図4】平板状ガードレールに固定した状態の斜視図で
ある。
【図5】波板状ガードレールに固定した状態の斜視図で
ある。
【図6】ワイヤーロープに固定した状態の斜視図であ
る。
【図7】ワイヤーロープと係止具における係止孔との関
係を説明するための拡大側面図である。
【符号の説明】
1 標識用係止具 2 取付孔 3 ワイヤーロープ係止孔 3a 開口部 3b 丸孔部 4 湾曲状溝 5 直線状溝 6 ワイヤーロープ 7 平板状ガードレール 8 波板状ガードレール
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年9月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が標識板支持杆に取付けられたロー
    プの他端を固定するロープ取付孔と、ガードロープ用縒
    りワイヤーロープの最小径より僅かに大きい幅の開口部
    に連通して前記ワイヤーロープの最大径より僅かに大き
    い径の丸孔部とからなるワイヤーロープ係止孔と、板状
    のガードレールの厚みより僅かに幅の広い直線状溝とを
    硬質金属板に形成したことを特徴とする標識用係止具。
  2. 【請求項2】 一端が標識板支持杆に取付けられたロー
    プの他端を固定するロープ取付孔と、ガードロープ用縒
    りワイヤーロープの最小径より僅かに大きい幅の開口部
    に連通して前記ワイヤーロープの最大径より僅かに大き
    い径の丸孔部とからなるワイヤーロープ係止孔と、波板
    状のガードレールの厚みより僅かに幅の広い前記ガード
    レールの断面形と同じ形状の湾曲状溝とを硬質金属板に
    形成したことを特徴とする標識用係止具。
  3. 【請求項3】 一端が標識板支持杆に取付けられたロー
    プの他端を固定するロープ取付孔と、ガードロープ用縒
    りワイヤーロープの最小径より僅かに大きい幅の開口部
    に連通して前記ワイヤーロープの最大径より僅かに大き
    い径の丸孔部とからなるワイヤーロープ係止孔と、板状
    のガードレールの厚みより僅かに幅の広い直線状溝と、
    波板状のガードレールの厚みより僅かに幅の広い前記ガ
    ードレールの断面形と同じ形状の湾曲状溝とを硬質金属
    板に形成したことを特徴とする標識用係止具。
JP1994010656U 1994-08-05 1994-08-05 標識用係止具 Expired - Lifetime JP3007511U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994010656U JP3007511U (ja) 1994-08-05 1994-08-05 標識用係止具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994010656U JP3007511U (ja) 1994-08-05 1994-08-05 標識用係止具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3007511U true JP3007511U (ja) 1995-02-21

Family

ID=43143356

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994010656U Expired - Lifetime JP3007511U (ja) 1994-08-05 1994-08-05 標識用係止具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3007511U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5103582A (en) Display sign
US4065103A (en) Fence attachment
JP3007511U (ja) 標識用係止具
US5197408A (en) Integrated, self-storing flag holder
US7559165B2 (en) Weather protection system for signage
US5749180A (en) Ground anchor
US4119302A (en) Object supports
US8117775B2 (en) Sign attachment device
JP2000160521A (ja) 道路標識板の取付構造
JPH05865U (ja) パネル固定具
KR101988855B1 (ko) 회전방지 기능을 갖는 도로표지판 설치대의 가로대 연결용 클램프 기구
AU2009202716B2 (en) Sign Attachment Device
JP3080698U (ja) 安全標識用具
KR200249080Y1 (ko) 낙석방지용 와이어로프 고정장치
JP3111342U (ja) 標識板支持装置
CN218597709U (zh) 防护网连接结构
JP3243659U (ja) 道路標識用ロープ連結具
JP3103119B2 (ja) 表示装置
JP3033605U (ja) 立て看板の取付金具
JP3051212U (ja) フェンス連結具
EP1239442A1 (en) Display device
JP3008432U (ja) 標識用取付金具
JPH11241316A (ja) 道路工事等の標識支持装置
AU725156B2 (en) Guide post
AU2001100385A4 (en) Enclosure system