JP3005631B2 - 合板の切断装置 - Google Patents

合板の切断装置

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JP3005631B2
JP3005631B2 JP3131456A JP13145691A JP3005631B2 JP 3005631 B2 JP3005631 B2 JP 3005631B2 JP 3131456 A JP3131456 A JP 3131456A JP 13145691 A JP13145691 A JP 13145691A JP 3005631 B2 JP3005631 B2 JP 3005631B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は長方形状の合板を縱方向
に切断する合板の切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の合板の切断装置として、テーブル
の一端に移送ローラと切断用カッタとを順に設け、移送
ローラによって合板を移送しながら前方のカッタで該合
板を縱方向に切断する基本構成のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の合板の切断装置にあっては、合板が切断中においてカ
ッタから種々の方向の力を受ける関係上、合板が移送方
向と直交する方向に移動してしまい、切断面が波をうっ
てしまう欠点があった。本発明は上記事情に鑑みてなさ
れたもので、切断中において合板が左右に移動すること
なく平坦な切断面が得られる合板の切断装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】係る目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、テーブルの一端に、移送
ローラと切断用カッタとを順に設け、移送ローラによっ
て合板を移送させながら、しかも、切断用カッタの近傍
に設けた合板押さえによって前記合板を下方に押しつけ
ながら、前方のカッタで合板を縱方向に切断する合板の
切断装置において、前記カッタの進行方向前方に、該カ
ッタにより切断された合板の切断溝に嵌入する板材を、
カッタに対して同一平面上に設け、しかも、該板材を、
前記合板押さえに設けたカッタ突出用の溝から下方へ突
出させた状態で前記合板の切断溝に嵌入することを特徴
とする。また、請求項2に係る発明では、前記カッタを
合板の移送方向と直交する方向に移動自在に設け、かつ
合板の切断溝に嵌入する前記板材を、前記カッタととも
に移動するカッタ支持体に設けたことを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明によれば、カッタの進行方向前方に配置
した板材が、カッタにより切断された合板の切断溝に嵌
入することで、合板の移送方向と直交する方向への移動
のを規制する。したがって、カッタの切断位置の変化が
少なく切断面の平坦性が確保される。
【0006】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1ないし図5を参
照して説明する。図1は合板の切断装置の平面図であ
り、図中符号1はフレームに支持された長方形状のテー
ブルである。テーブル1の奥部(ここでは、図中Aが奥
側、Bが前側とする)には定規板2がテーブル1から若
干量突出されて固定されている。また、テーブル1の前
記定規板2の手前側には、3つのローラ3が一体になっ
て切断対象となる合板4を奥側へ移送するとともに進行
方向前方へも移送する第1の合板移送装置5が設けられ
ている。この第1の合板移送装置5は、テーブル1の長
手方向に対して傾斜して配置された前記3つのローラ3
と、それらローラ3を支持するフレーム6と、該フレー
ム6に支持されて取り付けられ、スプロケットおよびチ
エーン等の動力伝達機構を介して前記ローラ3を回転さ
せるモータ7から構成されている。モータ7の回転力は
スプロケットおよびチエーンを介して図1中左端のロー
ラ3の支持軸に伝達され、続いてスプロケットおよびチ
エーンを介して中央のローラ支持軸へその後右端のロー
ラ支持軸に次々に伝達される。
【0007】また、テーブル1には図中左端から右端側
へ延びかつ互いに適宜間隔をあけて設けられた複数(図
では4個)の溝10が形成されている。該溝10には無
端状のチエーン11が嵌装されていて、テーブル1上の
合板4を進行方向前方へ送る第2の合板移送装置12を
構成している。第2の合板移送装置12は、上部がテー
ブル1の上面から若干下がった位置に嵌装されている前
記チエーン11と、該チエーン11に径方向外方へ突出
して形成されて合板4の端部に係合する爪13と、チエ
−ン11を時計方向へ回転させるモータ等の駆動手段か
ら構成されている。
【0008】また、テーブル1の前部には複数のローラ
15がテーブル1の短手方向に間隔をあけて並列的かつ
上下に対向するように設けられ、図2に示すように下側
のローラ15がモータ14によって時計方向に回転され
ることにより、前記第1および第2の合板移送装置5、
12によって移送されてくる合板4をさらに前方へ移送
する第3の合板移送装置16を構成している。上下のロ
ーラ15の対向する部分は開口17が形成されている。
【0009】この第3の合板移送装置16の前方には、
合板4を縱方向に切断する2つの切断機20がおのおの
フレーム19に支持されてテーブル1の短手方向に直列
に並んで設けられている。切断機20は、軸支持された
カッタ21と、該カッタ21を回転させるモータ22
と、カッタ21を囲むように設けられたカッタカバー2
3と、前記カッタ21を支持する軸に設けられ切断の際
に排出される切り屑を上方へ排出する図示せぬフアンと
から構成されている。前記カッタ21はその下部をテー
ブル1に形成された横溝25から下方に突出されて配置
されている。また切断機20は、図4に示すように後述
するフレーム30から延びる案内レール27にガイドさ
れることによりテーブル1の短手方向に移動自在に設け
られており、切断機20の上部に設けられた筒体28が
シリンダ29によって上方へ押し上げられる際に、該筒
体28がフレーム30のピン31に係合することによ
り、テーブル1の短手方向の位置決めがなされるように
なっている。また、2つある切断機20の一方(図4中
左側之切断機20)は上下動自在になっており、一つの
切断装置の切断のみによって用が足りる場合にはこの切
断装置はシリンダ32によって上方に上げられて休止状
態となる。
【0010】さらに、テーブル1の前方には前記フレー
ム30が立設されており、このフレーム30には複数の
ローラ35がテーブル1の短手方向に間隔をあけて並列
的かつ上下に対向するように設けられ、図2に示すよう
に下側のローラ35が前記共通するモータ14によりチ
ーエン,スプロケット等の動力伝達部材を介して時計方
向に回転されることにより、切断された後の合材4をさ
らに前方へ移送するようになっている。
【0011】前記左右の切断機20のカッタ21とその
前方の上下ローラ35、35との間には、カッタ21に
より切断された合板4の切断溝38に嵌入させるための
板材39が、カッタ21に対して同一平面上に位置する
ように、かつその下端が切断機2に付設された合板おさ
え20aの溝20aaから下方に突出して設けられてい
る。板材39は前記切断機20を支持するフレーム19
に取り付けられたブラケット40を介して取り付けられ
ており、その厚さは前記カッタ21によって切り込まれ
る合板4の切断溝38の幅よりも若干小さい値に設定さ
れている。
【0012】次に、上記構成の合板の切断装置によって
合板4を切断する場合について説明する。第1の合板移
送装置5、第2の合板移送装置12および第3の合板移
送装置16をそれぞれ作動状態にし、かつ切断機20の
カッタ21を回転状態にする。この状態で合材4をテー
ブル1上に載せると、合板4が第1の合板移送装置5の
ローラ3に係合した時点で合板4は該ローラ3によッて
奥側に引き込まれ、定規板2に押し当てられる。ローラ
3が傾斜して配置されている関係上、合板4は同時に進
行方向前方にも移送される。
【0013】次いで、第2の合板移送装置12のチエー
ン11に設けられた爪13が合板4の端部に係合し、該
爪13によって押されることにより、合板4は進行方向
前方へ移送される。そして、移送中の合板4は切断機2
0に差しかかったところで回転中のカッタ21により縱
方向に切断され、その後前方のローラに挟まれて排出さ
れる。
【0014】上記合板4がカッタによって切断された後
ローラ15によって挟まれるときに、板材が合板4の切
断溝38に嵌入して、合板4の進行方向と直交する方向
への移動のを規制するので、カッタ21から種々の方向
の力を受けた場合でも合板4は左右に移動しない。この
ため、合板4の切断面は平坦に保たれる。
【0015】なお、例えば幅の異なる合板4を得る場合
等合板4の切断箇所を変える場合には、図4に示すよう
にシリンダ29を作動させてピストンロッドを下げ筒体
28をピン31から引き抜き、切断機20を案内レール
27に沿って左右に移動させて、適宜位置にきた時点で
再びシリンダを作動させて筒体28を上方へ移動させ
て、ピン31に嵌入する。このように切断機20を適宜
位置に設定した状態で再び切断すればよい。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば以下の効果を奏する。請
求項1記載の発明によれば、カッタの進行方向前方に、
該カッタにより切断された合板の切断溝に嵌入する板材
を、カッタに対して同一平面上に設けたので、切断中に
おいて板材が合板の切断溝に嵌入して合板が移送方向と
直交する方向に移動するのを規制することができる。こ
の結果、カッタの切断位置の変化が少なくなり切断面の
平坦性が確保される。また、カッタにより合板を切断す
るに際し、切断箇所の近傍を押さえ部材で下方に押さえ
つけることが安定した切断面を得る上で有効であるが、
この場合、合板押さえと、合板の切断溝に嵌入する前記
板材が干渉するおそれがある。この発明では、前記板材
を、合板を下方へ押しつける合板押さえに設けたカッタ
突出用の溝から下方へ突出させた状態で合板の切断溝に
嵌入させるようにしているので、板材を合板押さえとの
干渉を避けつつ、該板材をできるだけ切断用カッタに近
づけて配置することができ、この点において、切断面の
平坦性がより一層確保される。
【0017】請求項2記載の発明によれば、カッタを合
板の移送方向と直交する方向に移動自在に設け、かつ合
板の切断溝に嵌入する前記板材を、前記カッタとともに
移動するカッタ支持体に設けたので、合板の切断幅を変
えるときに、カッタを移動させると同時に上記板材もカ
ッタも一体的に移動することとなり、板材をカッタと同
一平面上に合わす面倒な作業は不要になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明にかかる切断装置の平面図であ
る。
【図2】図2は同切断装置の断面図である。
【図3】図3は要部の拡大斜視図である。
【図4】図4は切断機の正面図である。
【符号の説明】
1 テーブル 5 第1の合板移送手段移送ローラ 12 カッタ 15 移送ローラ 16 第2の合板移送手段 20 切断機 21 カッタ 38 切断溝 39 板材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B27B 5/29 B27B 13/10 B27B 13/16 B27B 27/02 B27G 19/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テーブルの一端に、移送ローラと切断用
    カッタとを順に設け、移送ローラによって合板を移送さ
    せながら、しかも、切断用カッタの近傍に設けた合板押
    さえによって前記合板を下方に押しつけながら、前方の
    カッタで合板を縱方向に切断する合板の切断装置におい
    て、 前記カッタの進行方向前方に、該カッタにより切断され
    た合板の切断溝に嵌入する板材を、カッタに対して同一
    平面上に設け、しかも、該板材を、前記合板押さえに設
    けたカッタ突出用の溝から下方へ突出させた状態で前記
    合板の切断溝に嵌入することを特徴とする合板の切断装
    置。
  2. 【請求項2】 前記カッタを合板の移送方向と直交する
    方向に移動自在に設け、かつ合板の切断溝に嵌入する前
    記板材を、前記カッタとともに移動するカッタ支持体に
    設けたことを特徴とする請求項1記載の合板の切断装
    置。
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