JP3005313B2 - エンジンの制御方法 - Google Patents

エンジンの制御方法

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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加速時に燃料供給量を
補正し、混合気が希薄化する現象(以下、リーン化現象
と称する)を防止するエンジンの制御方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の制御方法は、例えば特公
昭54−27491号公報に示されており、加速時に燃
料の噴射料を増量する方法がある。
【0003】従来の制御方法は、加速状態に応じて燃料
の増量を加減すると共に、機関の回転数の上昇に伴って
前記の加速時の燃料の増量を少なくすることにより、加
速に必要なだけの燃料を増量して無駄な燃料の増量を防
止し、よって排気ガスの浄化、燃料の節減を図るように
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の制御方法では、
加速状態及び回転数によって決定した補正量を用いて
加速開始後の次の噴射タイミングで補正された燃料量を
噴射するようになされているので、加速開始から次の噴
射タイミングまでの期間に多量の空気が吸入されリーン
化現象が発生するために、加速時に、ノッキングが発生
すると共に、排気ガス中に含まれる窒素酸化物(NO
x )が多く排出され、このため大気を汚染する等の問題
点があった。また、例えば特開平2−30958号公報
に参照されるように、加速時における空気量検出遅れに
起因するリーン化現象を防止するために、加速開始から
次の吸入行程までの期間に吸入される空気量情報とエン
ジン回転数から噴射補正量を決定する方法も提案されて
いるが、定常運転状態からの加速開始時やアイドリング
状態からの発進加速時での直前の燃料噴射量を補正する
ことができないので、やはり、加速開始から直後の燃料
噴射までの間に供給された過渡空気量によって発生する
リーン化現象を抑制することができないという問題点が
あった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、加速開始から直後の燃料噴射ま
での間に供給された過渡空気量により発生するリーン化
現象を抑制することにより、加速時においてノッキング
の発生を抑制し、かつNOxの排出量を低減できる制御
方法を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエンジン
の制御方法は、エンジンのクランク角を検出するクラン
ク角検出手段と、クランク角検出手段の出力からエンジ
ン回転数を検出する回転数検出手段と、燃料噴射弁によ
って燃料噴射する噴射タイミングを検出する噴射タイミ
ング検出手段と、エンジンの加速状態を判定する加速判
定手段と、加速判定手段の出力及び噴射タイミング検出
手段の出力から、所定基準角度から加速開始までの期間
加速開始タイミングとして演算する加速開始タイミン
グ演算手段と、エンジンの負荷を検出する負荷検出手段
と、加速開始タイミングとエンジン回転数及び負荷の少
なくとも一方とから噴射補正値を決定する噴射補正値決
定手段と、噴射補正値に基づいて燃料噴射パルス幅を決
定し、燃料噴射パルス幅に基づく補正パルスにより燃料
噴射弁を非同期で制御する燃料噴射弁制御手段とを備
え、補正パルスにより、噴射タイミングから加速開始タ
イミングまでの間に供給された過渡空気量に応じた燃料
を噴射するものである。
【0007】
【作用】この発明においては、噴射タイミング等の所定
基準角度から加速を開始するまでの期間を測定し、この
期間と回転数と負荷とに応じて噴射補正量を決定し、次
の所定基準角度までに噴射補正を行うことにより、前回
の噴射タイミングから加速開始直後の燃料噴射までの間
に供給された過渡空気量により発生するリーン化現象を
抑制し、加速時のリーン化現象を直後から抑制すること
ができ、ノッキングの発生やNO の排出量を低減す
ることができる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。ここでは、加速開始までの所定基準角度からの期
間として、噴射タイミングからの時間を演算する場合に
ついて説明する。図1は、この発明によるエンジンの制
御方法の基本構成を示すブロック図である。図におい
て、1はエンジンのクランク角を検出するクランク角検
出手段であり、図2のクランク角センサ18である。2
は回転数検出手段でありクランク角検出手段1の出力S
3 から信号のタイミング周期を求め、エンジンの回転数
を検出する。3は噴射タイミング検出手段であり、クラ
ンク角検出手段1の出力S3 から信号の立ち上がりエッ
ジを求め、エッジに同期して噴射するインジェクタ14
の駆動開始エッジを検出する。4は図2のスロットル弁
12にリンクされたスロットルポジションセンサ(図示
せず)の出力信号S1 、またはエアフローセンサ10の
出力信号S4 から信号の変化量を求めて加速判定を行う
加速判定手段である。
【0009】5は加速開始タイミング演算手段であり、
図3の3fに示した噴射タイミング検出手段によって得
た点Aから加速判定手段によって得たBまでの時間t
を演算する。6はエンジンの負荷を検出する負荷検出手
段であり、例えば、図2のエアフローセンサ10、また
はスロットルポジションセンサである。7は、噴射補正
値決定手段であり、図7に示したような予めエンジン回
転数と加速開始タイミングをパラメータとしてROM
(リードオンリメモリ)に書き込まれた補正パルス幅デ
ータテーブルからデータThを読み込んで、負荷変化量
に応じて図6に示した補正値Tcを求め、次式(1)で
噴射補正値Toを決定する。
【0010】 To=Th×Tc ・・・(1) なお、このとき、ROMに書き込むデータThを補正値
としても同様の補正を行うことが可能である。
【0011】このように噴射補正値決定手段7の出力の
補正値Toが燃料噴射弁制御手段8に与えられると、こ
の燃料噴射弁制御手段8は、図3の3b〜3eに示すT
1 ,T2 のようなSGT信号3aに同期した噴射とは別
に臨時の噴射を割り込みで行う。例えば図3の3fに示
したような加速の場合には、と回転数、更に負荷変化
量に応じた補正パルス幅Toが点BからT2 の噴射まで
に噴射される。なおこのとき、補正パルス幅は臨時噴射
ではなく、同期噴射のT2 に加算して噴射しても良く、
臨時と同期の両方に補正しても良い。
【0012】図2はこの発明方法を実施するためのエン
ジンの概略図である。同図において21はCPU等から
なる燃料制御コントロールユニットであり、このコント
ロールユニット21はエアフローセンサ10によりエン
ジン17の吸入空気量を検出するとともに、クランク角
センサ18の出力S3 からエンジン回転数を検出し、そ
の吸入空気量/回転数に対応した基本パルス幅Tpを演
算で求め、水温センサ16の出力S2 による温度補正と
各条件補正量Coを求め、更に排気センサ19の出力か
ら空燃比フィードバック補正係数Kを求め、電圧補正量
をTsとして噴射パルス幅Tiが次式(2)で求められ
る。
【0013】 Ti=Tp×Co×K+Ts ・・・(2)
【0014】これによって求められた噴射パルスTiで
インジェクタ14を駆動して燃焼制御を行う。そしてア
クセルペダル19を踏み込むことによって、スロットル
弁12にリンクされたスロットルポジションセンサ(図
示せず)の出力S1 やエアフローセンサ10の出力S4
が変化し、その変化量にて加速判定を行い、加速と判断
した場合に加速直前の噴射タイミングから加速開始まで
の時間を求め、時間と回転数から予めメモリに記憶して
ある補正パルスThを求め、更に負荷変化量に応じた補
正値Tcを求めて加速開始タイミングによる補正値To
を求める。この補正値Toによって、インジェクタ14
を臨時で駆動、または、前式(2)式にToを加算し
て、A/Fリーンスパイクを抑制するように制御するも
のとなっている。図2中9はエアクリーナ、13はサー
ジタンク、15は点火プラグ、20は触媒であり、S2
はインジェクタ駆動信号をそれぞれ示している。
【0015】次に本発明の動作について具体的に説明す
る。ここで図4は、加速開始タイミングとA/Fリーン
スパイクの関係を示した図である。すなわち従来装置で
は、加速の状態に応じて燃料の増量を行っていたので、
加速開始タイミングによる補正が全くなされていなかっ
たために同一条件で加速を行った場合でも加速開始タイ
ミングによってはリーン化現象が生じていた。
【0016】しかるにこの発明は、この状態から加速に
よるリーン化現象を抑制するとともに、リーン化現象の
バラツキをなくすためになされたものであり、その制御
方法を図9のフローチャートを参照して説明する。
【0017】図9において、初めにステップ91にてク
ランク角センサ18の出力S3 のタイミング周期からエ
ンジン回転数を検出し、エアフローセンサ10の出力S
4 からエンジンの負荷状態を検出してステップ92へ進
む。するとステップ92ではステップ91で得られた運
転状態に応じて基本噴射パルス幅Tpを決定する。次に
ステップ93においてクランク角センサ18の出力S3
のSGT信号3aの立ち上がりエッジに同期して噴射す
るインジェクタ14の駆動パルスの立ち上がりエッジを
検出する。例えば2回転に1回同時噴射する場合の各パ
ルスを図3に示したように、3b〜3eの各気筒駆動パ
ルスの立ち上がりエッジA点を検出する。
【0018】次にステップ94において、スロットル弁
12にリンクされたスロットルポジションセンサの出力
1 をA/D変換して、前回のスロットル開度TVO
(i-1) と今回のスロットル開度TVO (i) との差ΔTV
Oを次式(3)で求める。
【0019】 ΔTVO=TVO(i) −TVO(i-1) ・・・(3)
【0020】ΔTVOの値が所定値以上であれば加速と
判定する。またこの加速判定はエアフローセンサ10の
出力S4 を用いてもよく、メカニカルな加速検出スイッ
チを用いても同様に加速判定を行うことが可能である。
この加速判定を行った後にステップ95へ進む。ステッ
プ95では加速判定の結果から、加速したか否かの判断
を行って、加速していない場合にはステップ98へ進ん
で加速補正なしの噴射を行い、加速している場合にはス
テップ96へ進み、加速開始タイミングの演算処理を実
行する。そこでステップ96での演算は、図3に示した
ようにステップ93によって得られたA点からステップ
94によって得られたB点までの時間tを、CPU内の
タイマー機能によって測定する。また、このタイマー
は、インジェクタの駆動パルス3b〜3eの立ち上がり
エッジ毎にリセットされるように構成されている。
【0021】次いでステップ97に進んで、エンジン回
転数を検出する回転数検出手段2の出力とステップ96
によって得られた加速開始タイミング演算手段5の出力
をパラメータとして、図5に示したような加速開始タイ
ミングと補正パルスThの相関データを各回転数毎に
図6の格子で示したポイントについて設定し、予めメモ
リ(ROM)に書き込まれている図7に示したような補
正パルス幅テーブルからテーブルルックアップして補正
パルス幅Thを決定する。
【0022】更に負荷検出手段6の出力から加速による
負荷変化量を求め、図8に示した負荷変化量に応じた補
正値Tcを用いて補正パルス幅に補正をかけて加速開始
タイミング補正パルスToを決定し、ステップ98へ進
む。これによりステップ98では決定された補正パルス
Toでインジェクタ14をSGT信号とは非同期で臨時
に駆動して噴射を行う。またこの臨時噴射は割込み処理
にて実行されるので、臨時噴射後に通常の同期噴射を行
うように構成されている。なお本実施例では2回転に1
回同時噴射を行う場合を例に示したが、1回転に1回同
噴射、2気筒同時噴射、順次噴射でも同様に補正を行
うことはいうまでもない。
【0023】このように従来は加速開始タイミング
による補正を行わないことから図4に示したようなリー
ン化現象が発生していたが、本発明によれば、前回の噴
射から加速開始までの時間を算出して、その時間と回転
数に応じて補正パルスを決定し、更に、負荷の変化量に
応じて補正した補正値を得て、それに基づいてインジェ
クタ14を制御することにより、従来のようなA/Fリ
ーン化現象を抑制することができるとともに、リーン化
現象のバラツキをなくし、これによってノッキングの発
生を抑制し、排気ガスの浄化を行うことができる。又、
特開平2−30958号公報のように、加速開始から次
の吸入行程までの期間に吸入される空気量情報から噴射
補正量を決定する場合には、加速開始から直後の燃料噴
射までの間に供給された過渡空気量によって発生するリ
ーン化現象を抑制することができないが、本発明によれ
ば、加速開始から直後の燃料噴射までの間に供給された
過渡空気量に対して噴射補正しているので、リーン化現
象を確実に抑制することができる。 即ち、加速開始から
直後の噴射タイミングまでの期間がエンジン回転数によ
って異なることから、直後の噴射タイミング時における
噴射補正量は、エンジン回転数に応じて異なる値に補正
され、これにより、上記公報では抑制不可能なリーン化
現象を抑制することができる。
【0024】なお上記実施例では、ステップ97で補正
パルス幅Thをテーブルルックアップして、更に負荷補
正を行った補正量Toをステップ98にて非同期に噴射
するものを示したが、ステップ97で読み込む予めメモ
リ内に設定してあるデータを補正パルス幅の絶対値では
なく、図4の関係から相対補正値を求め、図7に示した
ようなテーブルとして予め設定しておく。そしてステッ
プ97では、加速開始タイミング演算手段の出力と、回
転数検出手段の出力をパラメータとして補正値Th′を
テーブルルックアップして、負荷検出手段の出力から図
8に示したような補正値Tcを求め、加速開始タイミン
グによる補正値To′を次式(4)で求めてステップ9
8へ進む。
【0025】 To′=Th′×Tc ・・・(4)
【0026】次にステップ98では、ステップ92で得
られた基本噴射パルスTpに、水温等の各種補正値C
o、電圧補正値Ts、フィードバック補正係数として
次式(5)を用いて補正を行って噴射パルスTiを決定
する。
【0027】 Ti=Tp×Co×K×To′+Ts ・・・(5)
【0028】この式(5)によって求められた噴射パル
ス幅Tiを用いてインジェクタ14をSGT信号に同期
した加速直後の噴射タイミングに噴射を行ってもよく、
上記実施例と同様の効果を奏する。また、上記実施例で
は、加速開始タイミングを計測するための基準点とし
て、燃料を噴射開始するクランク角センサ信号のエッジ
を用いたが、噴射タイミングとは無関係な基準点、例え
ば各気筒のTDC(上死点)やBTDC5°(上死点か
らクランク角5°手前)等の所定の基準角度を用いても
よい。 また、基準点から加速開始タイミングまでの時間
tを計測したが、時間tの代わりに、精密なクランク角
センサ等を用いて、クランク角の期間を計測してもよ
く、前述と同等の効果を奏することは言うまでもない。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、エンジン
の制御方法において、エンジンのクランク角を検出する
クランク角検出手段と、クランク角検出手段の出力から
エンジン回転数を検出する回転数検出手段と、燃料噴射
弁によって燃料噴射する噴射タイミングを検出する噴射
タイミング検出手段と、エンジンの加速状態を判定する
加速判定手段と、加速判定手段の出力及び噴射タイミン
グ検出手段の出力から、所定基準角度から加速開始まで
の期間を加速開始タイミングとして演算する加速開始タ
イミング演算手段と、エンジンの負荷を検出する負荷検
出手段と、加速開始タイミングとエンジン回転数及び負
荷の少なくとも一方とから噴射補正値を決定する噴射補
正値決定手段と、噴射補正値に基づいて燃料噴射パルス
幅を決定し、燃料噴射パルス幅に基づく補正パルスによ
燃料噴射弁を非同期で制御する燃料噴射弁制御手段と
を備え、補正パルスにより、噴射タイミングから加速開
始タイミングまでの間に供給された過渡空気量に応じた
燃料を噴射するようにし、加速開始タイミングとエンジ
ン回転数及び負荷変化量に応じて噴射補正量を変化さ
せ、補正量に応じて燃料噴射弁を駆動するように制御す
ることにより、加速開始直後を含めて加速時における加
速開始タイミングによるリーン化現象を抑制するととも
に、リーン化現象のバラツキをなくすことができる。こ
れによって、リーン化現象によるノッキングの発生や大
気中に放出されるNO の排出量の低減を図ることが
できる等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるエンジンの制御方法の基本構成
を示すブロック図である。
【図2】この発明方法を実施するエンジンの概略図であ
る。
【図3】この発明方法によるインジェクタの噴射タイミ
ングを示す波形図である。
【図4】従来の制御方法による加速開始タイミングとA
/Fリーンスパイクの関係を示す相関図である。
【図5】この発明方法による加速開始タイミングと補正
値の傾向を示すグラフである。
【図6】この発明方法の説明に供する図6に付随するグ
ラフである。
【図7】この発明方法の説明に供す補正パルス幅テーブ
ルである。
【図8】この発明方法の説明に供する負荷変化量と負荷
補正値のグラフである。
【図9】この発明の一実施例の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 クランク角検出手段 2 回転数検出手段 3 噴射タイミング検出手段 4 加速判定手段 5 加速開始タイミング演算手段 6 負荷検出手段 7 噴射補正値決定手段 8 燃料噴射弁制御手段 10 エアフローセンサ 12 スロットル弁 14 インジェクタ 17 エンジン 18 クランク角センサ 21 燃料制御コントロールユニット

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンのクランク角を検出するクラン
    ク角検出手段と、 前記クランク角検出手段の出力からエンジン回転数を検
    出する回転数検出手段と、 燃料噴射弁によって燃料噴射する噴射タイミングを検出
    する噴射タイミング検出手段と、 前記エンジンの加速状態を判定する加速判定手段と、 前記加速判定手段の出力及び前記噴射タイミング検出手
    段の出力から、所定基準角度から加速開始までの期間を
    加速開始タイミングとして演算する加速開始タイミング
    演算手段と、 前記エンジンの負荷を検出する負荷検出手段と、前記加速開始タイミングと前記エンジン回転数及び前記
    負荷の少なくとも一方と から噴射補正値を決定する噴射
    補正値決定手段と、 前記噴射補正値に基づいて燃料噴射パルス幅を決定し、
    前記燃料噴射パルス幅に基づく補正パルスにより前記燃
    料噴射弁を非同期で制御する燃料噴射弁制御手段とを備
    え、 前記補正パルスにより、前記噴射タイミングから前記加
    速開始タイミングまでの間に供給された過渡空気量に応
    じた燃料を噴射する ことを特徴とするエンジンの制御方
    法。
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