JP3004885B2 - 挿抜式ガス分析装置 - Google Patents

挿抜式ガス分析装置

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JP3004885B2 JP33395694A JP33395694A JP3004885B2 JP 3004885 B2 JP3004885 B2 JP 3004885B2 JP 33395694 A JP33395694 A JP 33395694A JP 33395694 A JP33395694 A JP 33395694A JP 3004885 B2 JP3004885 B2 JP 3004885B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、自動車から
排出されるガスや、ボイラーなど固定排出源から排出さ
れるガスを分析するガス分析計をユニット構成したガス
分析計ユニットを、その前面から挿抜できるように構成
した挿抜式ガス分析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のガス分析装置は、ガス分析計をユ
ニット構成したガス分析計ユニットの後部に、複数の電
源、信号用(以下、電気用という)のコネクタおよびガ
ス用の継手を設けていた。そして、それぞれのコネクタ
および継手が単独で電気用のケーブルやガス配管の接続
固定機構を備えたものが用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来のガス分析
装置においては、ガス分析計ユニット着脱に際しては、
作業者がその都度、ガス分析計ユニットの後方にまわ
り、コネクタや継手を一つひとつ接続したり、分離して
いた。この接続・分離作業はかなり煩わしく、また、こ
の作業を行うためのスペースをガス分析計ユニットの後
方に確保する必要があり、それだけ、ガス分析計ユニッ
トの設置スペースを大きくとらざるを得ないという問題
もあった。
【0004】この発明は、上述の事柄に留意してなされ
たもので、電気用およびガス用コネクタの接続・分離を
ガス分析計ユニットの前面側から簡単かつ確実に行うこ
とができる挿抜式ガス分析装置を提供することを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の挿抜式ガス分析装置は、複数のガス分析
計ユニットの背面にそれぞれ、単独での接続固定機構を
持たない複数の電気用およびガス用のコネクタを配置す
る一方、前記複数のガス分析計ユニットを収容する収納
ケースの内部後方に、前記各コネクタに対応するコネク
タを設けるとともに、収納ケース内に複数のガイド部を
設ける一方、ガス分析計ユニットにガイド部と係合する
係合部を設け、さらに、前記各ガス分析計ユニットを前
記収納ケースの前面側において固定できるように構成し
ている。
【0006】
【作用】上記構成の挿抜式ガス分析装置においては、ガ
ス分析計ユニットの着脱の際、収納ケースに設けられた
ガイド部に、ガス分析計ユニットに形成された係合部を
係合させ、その状態でガス分析計ユニットを挿抜するだ
けで、ガス分析計ユニット側の電気用およびガス用のコ
ネクタを、収納ケース側に設けられた電気用およびガス
用のコネクタに対して接続または分離することができ
る。そして、ガス分析計ユニットのケースへの固定もガ
ス分析計ユニットの前面側において行なえる。したがっ
て、ガス分析計ユニットの後方にまわることなく、ガス
分析計ユニットを簡単かつ確実に着脱することができ
る。
【0007】
【実施例】図1〜図3は、この発明の一実施例を示す。
まず、図1および図2において、1はガス分析計ユニッ
ト、2は複数のガス分析計ユニット1を互いに並列な状
態で、しかも、互いに独立して挿抜できるように収容す
る収納ケースである。すなわち、この発明の挿抜式ガス
分析装置は、主として、複数のガス分析計ユニット1と
これらを収容する収納ケース2とからなる。
【0008】まず、前記ガス分析計ユニット1の構成例
を説明すると、このガス分析計ユニット1は、詳細には
図示してないが、例えばステンレス鋼など適宜の金属か
らなるとともに、前面、背面、両側面、上面、下面のう
ち一方の側面のみが開放された直方体形状に形成された
ユニット本体3に、赤外光源とガスセルと検出器とをこ
の順に設けたガス分析部と、前記検出器からの信号を処
理したりする信号処理部を設けたプリント基板などを搭
載してなるものである。
【0009】前記ユニット本体3の下板4の挿抜方向の
下部両側には、図3に示すように、後述する収納ケース
2側のガイド部13に係合し、これによって案内される
係合部5が形成されている。そして、ユニット本体3の
前板6の下板4より下方位置には、固定用ねじ7を挿入
する孔が設けられている。また、ユニット本体3の背板
8には、電気用コネクタ9と複数(図示例では5つ)の
ガス用コネクタ10が適宜配置されている。
【0010】次に、前記収納ケース2の構成例を説明す
ると、この収納ケース2は、上記構成のガス分析計ユニ
ット1を複数(図示例では4つ)互いに並列な状態で収
容できる程度の間口と奥行きとを有する角筒体に形成さ
れ、例えばステンレス鋼のような金属よりなり、その一
方(以下、前面側という)が開口し、他方(以下、背面
側という)が板部材11で閉止されている。
【0011】前記収納ケース2の底部12には、図3に
も示すように、前記ガス分析計ユニット1の係合部5と
係合し、これを案内する4つのガイド部13が前面側か
ら背面側に向かって直線状に並設されている。そして、
前記底部12の前面側は下方に折曲され、この折曲部1
4には前記固定用ねじ7と螺合する雌ねじ部15が形成
されている。また、収納ケース2の内部後方に、例えば
板部材11に前記ガス分析計ユニット1の各コネクタ
9,10とそれぞれ対をなす電気用コネクタ16,ガス
用コネクタ17が設けられている。
【0012】そして、前記コネクタ9と16、10と1
7のガス分析計ユニット1、収納ケース2への取付け
は、それらが互いに対応するように位置決めすることが
必要であるが、さらに、これらの取付け位置は、係止部
5およびガイド部13の位置をも考慮して設定する必要
があることはいうまでもない。
【0013】また、この実施例で用いられるコネクタ
9,16,10,17は全て単独接続実施例における固
定機構を備えてないものが用いられる。電気用接続コネ
クタ9,16の一例として、例えば富士通社製のD・S
ubコネクタを、また、ガス用コネクタ10,17の一
例として、例えば日東工器社製のマルチカプラを挙げる
ことができる。
【0014】なお、18は電気用コネクタ16に接続さ
れる電気ケーブル、19はガス用コネクタ17に接続さ
れるガス配管である。
【0015】上記構成の挿抜式ガス分析装置の動作につ
いて説明する。今、ガス用コネクタ10,17がストッ
プ弁機構を備えてないものとする。
【0016】ガス分析計ユニット1を収納ケース2に収
納するに際しては、まず、前記ガス配管19に設けられ
ているストップバルブ(図示してない)を閉じる。そし
て、ガス分析計ユニット1側の係合部5を収納ケース2
側のガイド部13に係合させ、その状態で、例えば前板
6に適宜の力を加えてガス分析計ユニット1を、図1に
おいて矢印Aで示す方向に押す。ガス分析計ユニット1
は、ガイド部13に案内されるようにして直線的に押し
込まれ、ガス分析計ユニット1を収納ケース2に完全に
押し込んだ状態で、ガス分析計ユニット1側のコネクタ
9,10が収納ケース2側のコネクタ16,17とそれ
ぞれ接続される。
【0017】前記接続状態において、固定用ねじ7を雌
ねじ部15にねじ込むことにより、電気用接続コネクタ
9と16、ガス用コネクタ10と17とが完全に結合さ
れた状態で、ガス分析計ユニット1が収納ケース2に収
納固定される。
【0018】そして、例えば点検などのために、前記収
納固定状態にあるガス分析計ユニット1を収納ケース2
から引き出す場合は、まず、前記ストップバルブを閉じ
る。そして、前記固定用ねじ7を緩めて、ガス分析計ユ
ニット1を図1に示す矢印B方向に引き出す。これによ
って、前記コネクタ9と16、10と17はそれぞれ分
離され、ガス分析計ユニット1は、ガイド部13に沿う
ようにして直線的に引き出される。
【0019】上述したように、ガス分析計ユニット1の
収納ケース2への挿入、引出しのいずれの場合も、ガス
分析計ユニット1の前面においてガス分析計ユニット1
を挿抜することができ、しかも、ガス分析計ユニット1
の収納ケース2への固定、またはその解除をガス分析計
ユニット1の前面側においてできる。したがって、従来
と異なり、ガス分析計ユニット1の着脱に際して、作業
者がその都度、ガス分析計ユニット1の後方にまわって
作業する必要がない。
【0020】そして、上述のように、ガス分析計ユニッ
ト1の着脱の際に行う動作は、ガス分析計ユニット1の
前面において全て行うことができるので、従来と異な
り、ガス分析計ユニット1の後方に作業者が入り込むた
めのスペースを設ける必要がなく、それだけ設置スペー
スが小さくて済む。
【0021】さらに、前記挿抜式ガス分析装置において
は、収納ケース2にガイド部13を設け、ガス分析計ユ
ニット1にガイド部13と係合する係合部5を設けてい
るので、ガス分析計ユニット1の挿抜を確実に行うこと
ができ、他のガス分析計ユニット1と独立に、しかも、
これに支障を与えることなくスムーズに挿抜を行うこと
ができる。
【0022】この発明は、上述の実施例に限られるもの
ではなく、ガス分析計ユニット1に設けられるガス分析
部は、上述のものに限られるものではない。また、この
ガス分析計ユニット1におけるユニット本体2は必ずし
もボックス状でなくてもよく、ガス分析計やプリント基
板などを載置固定でき、挿抜時に変形したりしなければ
任意の形状を選択できる。
【0023】そして、ガイド部13と係合部5の構成
は、ガス分析計ユニット1の挿抜を直線的に行なえるよ
うにしてあればよく、例えば収納ケース2側に溝を設
け、ガス分析計ユニット1側にこの溝に係入する突部を
設けるなどしてもよい。
【0024】また、ガス用コネクタ10,17としてス
トップ弁機構を備えたものを用いてもよく、この場合、
ガス配管19におけるストップバルブの開閉をその都度
行う必要がなくなり、さらには、ストップバルブを省略
することもできる。
【0025】さらに、ガス分析計ユニット1を収納ケー
ス2に固定する機構としては、上記ねじ式が最も簡便で
あるが、これ以外の機構を採用してもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の挿抜式
ガス分析装置においては、ガス分析計ユニットをその前
面側のみから挿抜するだけで、電気用およびガス用コネ
クタの接続・分離を簡単かつ確実に行うことができる。
したがって、その取扱いが極めて簡単になるとともに、
作業者がガス分析計ユニットの後方にまわって作業する
スペースが不要になり、それだけ、設置スペースを小さ
くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の挿抜式ガス分析装置の一例を示す分
解斜視図である。
【図2】前記挿抜式ガス分析装置の縦断面図である。
【図3】前記挿抜式ガス分析装置の部分拡大斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…ガス分析計ユニット、2…収納ケース、5…係合
部、7,15…固定機構、9,16…電気用コネクタ、
10,17…ガス用コネクタ、13…ガイド部。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−97893(JP,A) 特開 平8−219992(JP,A) 特開 平8−219980(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 21/00 - 21/61

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のガス分析計ユニットの背面にそれ
    ぞれ、単独での接続固定機構を持たない複数の電気用お
    よびガス用のコネクタを配置する一方、前記複数のガス
    分析計ユニットを収容する収納ケースの内部後方に、前
    記各コネクタに対応するコネクタを設けるとともに、収
    納ケース内に複数のガイド部を設ける一方、ガス分析計
    ユニットにガイド部と係合する係合部を設け、さらに、
    前記各ガス分析計ユニットを前記収納ケースの前面側に
    おいて固定できるように構成したことを特徴とする挿抜
    式ガス分析装置。
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