JP3004783B2 - 自動車用ヘッドランプ - Google Patents

自動車用ヘッドランプ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアークチューブを光源と
する自動車用ヘッドランプに関する。
【0002】
【従来の技術】図5に示されるように、アークチューブ
1は密閉ガラス球1aから前後に一対のピンチシール部
1b,1cが延出する棒状体で、ピンチシール部1b,
1cの端部からは密閉ガラス球1a内の対向電極に接続
されているリード線2(2a,2b)が導出した構造と
なっている。そしてランプベース3の前方に突出する長
短一対のリードサポート4(4a,4b)に溶接固定さ
れた金属支持体5(5a,5b)にリード線2(2a,
2b)が溶接固定されて、アークチューブ1が両端支持
された放電ランプ装置が構成されている。
【0003】そしてこの放電ランプ装置は発光効率及び
演色性が良好であるため、自動車用ヘッドランプのバル
ブとして使用しようとする研究がなされているが、アー
クチューブの発光には人体やヘッドランプ構成部品に有
害な波長域の紫外線が含まれることから、この有害な波
長域の紫外線をカットすることが必要である。この紫外
線をカット手段としては、図に示されるように、アーク
チューブ1を包囲する紫外線遮蔽用グローブ6をベース
3に固着して放電ランプ装置に一体化する構造がある。
【0004】そして図5に示されるように、この放電ラ
ンプ装置を、略楕円体形状のリフレクター7での反射光
を投射レンズ8によって投射配光するという投射型ヘッ
ドランのバルブとして用いた場合(以下、これを放電バ
ルブという)には、図5矢印に示されるように、リフレ
クター7の第1焦点位置に設けられたアークチューブの
放電部(密閉ガラス球)1aの発光の大半がリフレクタ
ー7で反射され、光軸上の第2焦点を通り、投射レンズ
8によって前方に投射配光されて所定の配光パターンが
形成される。ところがリフレクター7での反射光の一
部、特にバルブ挿着孔周りの光反射面領域7aで反射さ
れた光L1が紫外線遮蔽用グローブ6の先端部において
反射,吸収,屈折等される(以下、これを光のケラレと
いう)ため、配光パターン中央部の照度が低下し、配光
上好ましくないという問題が生じた。符号6aは光L1
がケラれる部位を示す。そしてアークチューブ1の長さ
を縮小(ピンチシール部1b,1cの長さを短く)すれ
ばグローブ6の前後長さも短くできてこの問題(リフレ
クターでの反射光のグローブでのケラれ)を解決できる
が、アークチューブ1の長さを短くすることはリード線
の封着及び密閉ガラス球内の封止ガスの漏出防止等から
困難である。またグローブ6の口径を小さくするように
すればよいが、アークチューブ1を支持するリードサポ
ート4a,4bがあるため十分に小径に形成できず、光
のケラレを防止することはできなかった。
【0005】
【発明の解決しようとする課題】本発明は前記従来技術
の問題点に鑑みなされたもので、その目的はリフレクタ
ーで反射された光がケラレることのない形状の紫外線遮
蔽用グローブを備えた放電バルブを用いた自動車用ヘッ
ドランプを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係る自動車用ヘッドランプにおいては、ラ
ンプボディ内に設けられたリフレクターと、筒形状の紫
外線遮蔽用グローブの前後の開口端部にアークチューブ
の前後端部がセラミックデイスクを介してそれぞれ固定
保持されてアークチューブ・グローブ結合体が構成さ
れ、このアークチューブ・グローブ結合体の後端部が絶
縁性ベースに固定支持されるとともに、前端部が絶縁性
ベースから突出するリードサポートに固定支持された放
電バルブと、前記放電バルブの前方に配置され、リフレ
クターでの反射光を前方に配光するレンズと、を備えた
自動車用ヘッドランプであって、前記紫外線遮蔽用グロ
ーブの前端部を、リフレクターのバルブ挿着孔周縁の光
反射面領域で反射した光と干渉しない先細り形状に形成
するようにしたものである。
【0007】また請求項2においては、略楕円体形状の
リフレクターと投射レンズとを備えた投射型のヘッドラ
ンプに請求項1を適用したものである。
【0008】
【作用】請求項1では、紫外線遮蔽用グローブを筒形状
とし、アークチューブとアウターチューブを包囲する紫
外線遮断用グローブとをセラミックデイスクを介して一
体化してアークチューブ・グローブ結合体を構成し、こ
のアークチューブ・グローブ結合体を絶縁性ベース前方
に突出するリードサポートによって支持する構造である
ため、グローブの先端部を先細り形状とする上でリード
サポートが邪魔にならない。またリフレクターのバルブ
挿着孔周縁の光反射面領域で反射した光がグローブでケ
ラレないので、適正な配光パターンが得られる。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図3は本発明の第1の実施例を示すもの
で、図1は放電バルブを光源とする自動車用投射型ヘッ
ドランプの縦断面図、図2は放電バルブの斜視図、図3
は放電バルブの拡大縦断面図である。
【0010】これらの図において、符号10は容器状の
ランプボディで、ランプボディ10内には図示しないエ
イミング機構によって光投射ユニット20が傾動可能に
支持されている。符号18はランプボデイ10の前面開
口部に組付けられている透明カバーである。光投射ユニ
ット20は、略楕円体形状の金属製(アルミニウム製)
リフレクター22と、このリフレクターの後頂部に形成
されたバルブ挿着孔23に挿着された放電バルブ30
と、前面に投射レンズ26が固定され、リフレクター2
2の前面開口部に取着された金属製(アルミニウム製)
レンズホルダー24とが一体化された構造となってい
る。符号31は放電バルブ30をバルブ挿着孔23に固
定するためのロッキングキャップ、符号26aは投射レ
ンズ26をレンズホルダー24にカシメ固定する環状の
レンズ固定枠である。
【0011】放電バルブ30は、アークチューブ34と
このアークチューブ34を包囲する紫外線遮蔽用のグロ
ーブ50とがセラミックデイスク32a,32bを介し
て一体化されたアークチューブ・グローブ結合体Aが合
成樹脂製の絶縁性ベース40と金属製のリードサポート
33とにより両端支持されて一体化された構造で、アー
クチューブ34の放電部34aはリフレクター22の第
1焦点位置F1に配置されている。リフレクター22の
第2焦点位置F2近傍には、レンズホルダー24に一体
化されたすれ違い用の配光パターン形成用のシェード2
5、及びレンズホルダー24に金属製板ばね部材27a
により固定保持された紫外線遮蔽用フィルター27が設
けられている。そしてアークチューブ34の放電部34
aの発光はリフレクター22で反射され、リフレクター
22の第2焦点F2に収束後、投射レンズ26によって
平行光とされて前方に投射されるが、光が紫外線遮蔽用
グローブ50及びフィルター27を透過する際の二度に
わたって紫外線がカットされる。
【0012】放電バルブ30の詳細は、図2および図3
に示されている。アークチューブ34は、円パイプ形状
の石英ガラス管からなり、放電空間を形成する楕円体形
状の放電部である密閉ガラス球34aの両端部に横断面
矩形状のピンチシール部34b1,34b2が一体に形成
された構造で、ガラス球34a内には始動用希ガス,水
銀及び金属ハロゲン化物が封入されている。ピンチシー
ル部34b1,34b2からは非ピンチシール部である円
パイプ形状部34b3,34b4が延出してアークチュー
ブ34の両端部を形成している。密閉ガラス球34a内
にはタングステン製の放電電極35a,35bが対向配
置されており、放電電極35a,35bはピンチシール
部34b1,34b2に封着されたモリブデン箔36a,
36bに接続され、ピンチシール部34b1,34b2
端部からはモリブデン箔36a,36bにそれぞれ接続
されたリード線37a,37bが導出し、リード線37
a,37bはそれぞれ円パイプ形状部34b3,34b4
を挿通して外部に延びている。
【0013】アークチューブ34を包囲する紫外線遮蔽
用のグローブ50は、アークチューブ34よりわずかに
短い長さであって、アークチューブ34の外径より大き
い外径の両端の開口するガラス管で、グローブ50の両
端開口部に係合させたセラミックディスク32a,32
bを介してアークチューブ34に一体化されてアークチ
ューブ・グローブ結合体Aが構成されている。即ちセラ
ミックデイスク32a,32bにはグローブ50との係
合用の凹部32a1,32b1およびアークチューブ係合
孔32a2,32b2が設けられている。そしてセラミッ
クデイスク32a,32bの孔32a2,32b2にアー
クチューブ34の端部を貫通させるとともに、係合凹部
32a1,32b1にグローブ50の端部を係合させ、セ
ラミックデイスク32a,32bとグローブ50,アー
クチューブ34間係合部に無機系接着剤を装填してこれ
らを固定一体化するとともに、グローブ・チューブ間領
域Sを密封状態にしている。
【0014】さらにグローブ50におけるアークチュー
ブ34の発熱源である密閉ガラス球34aに対応する領
域52は、グローブ端部の口径より大きい楕円体形状に
膨出した形状に形成されて、特に高温となる密閉ガラス
球34aを包囲するチューブ領域を発熱源より離間させ
た構造とするとともに、密閉されたグローブ・チューブ
間領域Sは真空状態とされて、グローブ50の表面温度
を低く抑えるようになっている。このため放電バルブを
点灯すると、アークチューブ34の発熱に伴う温度上昇
によりランプボディ10と透明カバー18との係合部に
装填されているシール剤や灯室空間内のシリコン系合成
樹脂材からシリコン(Si)が飛び出すが、シリコン
(Si)は表面温度の低いグローブ50とは接触はして
も、表面温度の高いアークチューブ34とは接触できな
いので、SiO2の生成が抑制されるとともに、生成さ
れたSiO2がアークチューブ34に付着するおそれも
ない。従って、アークチューブ34が白く曇って発光効
率を低下させるというような不具合はない。またグロー
ブ50の内側及び/又は外側にはZnO等の紫外線をカ
ットするための紫外線遮蔽膜がコーティングされてお
り、この紫外線遮蔽膜の耐久性は高温となると低下する
傾向にあるが、このグローブ・チューブ間領域Sを真空
状態とすることは紫外線遮蔽膜の耐久性の低下を抑制す
る上でも有効である。なお符号54はグローブ50に設
けられたピンチシール部で、アークチューブ・グローブ
結合体Aを組立てた際には、このピンチシール部54位
置から図3符号53で示すような縦チューブが突出して
おり、この縦チューブ53を介してグローブ・チューブ
間領域Sを真空状態とし、その後この縦チューブ53を
ピンチオフして真空雰囲気のグローブ・チューブ間領域
Sが形成される。
【0015】アークチューブ・グローブ結合体Aは、後
端側のセラミックディスク32bが3個のリベット42
によって絶縁性ベース40の前面に固定支持されてい
る。絶縁性ベース40の前面には、基部がベース内に固
定されて、前方に突出する3個のリベット42が設けら
れており、後端側セラミックディスク32bの孔32b
3にリベット42を貫通させ、リベット先端を半径方向
外方に塑性変形させることで、孔周縁部がリベット42
によってカシメ固定されている。また円パイプ形状部3
4b4から導出するリード線37bは絶縁性ベース40
に形成された前後貫通孔43を貫通し、絶縁性ベース4
0にインサート成形された端子44に溶接されている。
また、アークチューブ前端部である円パイプ形状部34
3から導出しているリード線37aはリードサポート
33の先端部領域であるリードワイヤ33aの屈曲する
先端部33a1にスポット溶接されている。なお符号4
5はリードサポート33の基端部に一体化されている端
子で、端子44とともに雄コネクター15を形成し、こ
の雄コネクター15には点灯回路収容ユニット12から
導出している出力コード16に接続された雄コネクター
14が接続される。
【0016】また符号46は絶縁性ベース40の周縁部
に固定されている焦点リングである。放電バルブ30を
リフレクター22のバルブ挿着孔23に位置決めする際
の基準当接部である焦点リング46と絶縁性ベース40
とは、両部材46,40の付き合わせ面に金属リング4
7が介在されて、周方向及び軸方向(図3に示すY方
向)に相対スライドできる構造であるが、放電部である
密閉ガラス球34aと焦点リング46とを軸方向及び周
方向に位置決めした位置において、高周波誘導加熱によ
り金属リング47を加熱して両部材40,46の付き合
わせ面を溶着一体化するようになっている。
【0017】また紫外線遮蔽用グローブ50の前端部5
0aは、アークチューブ34の放電部に対応する領域5
2の口径に比べて小さく、リフレクター22のバルブ挿
着孔23周りに形成されている光反射面22aでの反射
光L2,L3と干渉しない口径とされている。即ち、リフ
レクター22で反射して配光に寄与する光L2,L3の光
路上に紫外線遮蔽用グローブ50が存在しないのであ
る。従って、従来(図5参照)のようにリフレクターで
反射して配光に寄与する光の一部がグローブ50にケラ
レることがないので、ホットゾーン領域には十分な光が
配光されて、適正な大きさかつ十分な照度の配光パター
ンが得られる。そしてこのホットゾーン形成用の光のケ
ラレが防止できるようにグローブ前端部50aの口径を
放電部34aに対応する領域52の口径より小さく形成
することは、アークチューブ34とグローブ50とをセ
ラミックデイスク32a,32bを介してアークチュー
ブ・グローブ結合体Aとして一体化し、絶縁性ベース4
0から突出するリードサポート33に結合体Aの前端部
を支持させた構造とすることによって初めて実現できる
形状である。なおホットゾーン形成用の光反射面22a
での反射光L3の光路上にリードサポート33が位置す
るが、リードサポート33は細いため配光上何も問題は
ない。
【0018】なお符号16は光投射ユニット20の投射
レンズ26周りに配置された合成樹脂製の化粧板で、表
面には銀色塗装が施されてヘッドランプの非点灯時の見
栄えを良くしている。図4は本発明の第2実施例である
自動車用ヘッドランプの要部断面図である。前記した実
施例とは放電バルブの一部の構造だけが異なっており、
その他は前記した実施例と同一につき、同一の符号を付
すことにより、その重複した説明は省略する。
【0019】即ち、前記実施例では、前後のセラミック
デイスク32a,32bの形状がそれぞれ異なっている
が、この実施例では、前後のセラミックデイスク32
a,32aが全く同一形状とされており、それだけ構成
部品の種類が少なくてすむという利点がある。またセラ
ミックデイスク32a,32aを介してアークチューブ
34とグローブ50とを一体化したアークチューブ・グ
ローブ結合体Bの後端部が、絶縁性ベース40の前面に
突出形成された円筒部47内に係合され、かつ接着固定
された構造となっており、前記第1の実施例に示すカシ
メ固定に比べてアークチューブ・グローブ結合体Bの絶
縁性ベース40への固定構造も簡単である。
【0020】また端子45が絶縁性ベース40を貫通し
てベース前方に突出し、端子45の前方突出部にリード
ワイヤー33aがスポット溶接されてリードサポート3
3を構成しており、前記した実施例に比べ、リードサポ
ート33の構造も簡潔化されている。なお前記した実施
例における紫外線遮蔽用グローブ50及び紫外線遮蔽用
フィルター27は、ガラスの表面又は裏面あるいは表裏
両面に紫外線遮蔽膜が形成された構造であるが、グロー
ブやフィルターそのものを紫外線遮蔽作用のあるソーダ
ガラスや硬質ガラスによって構成するようにしても良
い。また紫外線遮蔽用フィルタ27は必ずしも設けなく
てはならないものではない。
【0021】また前記した実施例ではシェード25を設
けてすれ違い用ビーム(サブビーム)の配光上の有害光
をカットするようになっているが、本発明を走行用ビー
ム(メインビーム)形成用のヘッドランプに適用した場
合においては、シェード25は不要となる。また前記実
施例では、投射型ヘッドランプを例にとって本発明を説
明したが、本発明は投射型に限定されるものではなく、
放物面反射鏡型ヘッドランプにも適用できる。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明かなように、本発明に
係る自動車用ヘッドランプによれば、アークチューブと
このアークチューブを包囲する筒形状の紫外線遮蔽用グ
ローブとをセラミックデイスクを介して一体化したアー
クチューブ・グローブ結合体を構成し、このアークチュ
ーブ・グローブ結合体の前端部を絶縁性ベースから突出
するリードサポートによって支持するようにしたので、
放電ランプを包囲する紫外線遮蔽用グローブの前端部を
リフレクターで反射した光と干渉しない先細り形状に形
成でき、光のケラレの問題が解消されて、適正な照度の
配光が得られる。また放電部の発光は紫外線遮蔽用グロ
ーブによって有害波長域の紫外線がカットされるので、
人体及びヘッドランプ構成部への影響はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る自動車用ヘッドラ
ンプの縦断面図
【図2】放電バルブの拡大斜視図
【図3】放電バルブの拡大縦断面図
【図4】本発明の第2の実施例に係る自動車用ヘッドラ
ンプの要部縦断面図
【図5】従来の自動車用ヘッドランプの縦断面図
【符号の説明】
10 ランプボディ 20 光投射ユニット 22 楕円反射鏡(リフレクター) 22a ホットゾーン形成用の光反射面領域 26 投射レンズ 30 放電バルブ 40 絶縁性ベース 33 リードサポート 34 放電ランプ 34a 放電部 34b1,34b2 ピンチシール部 37a,37b リード線 50 紫外線遮蔽用グローブ 50a 先細り形状のグローブ前端部 L2,L3 リフレクターで反射されたホットゾーン形成
用の光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01J 61/88 H01J 61/88 B (56)参考文献 特開 平3−141501(JP,A) 特開 平3−163744(JP,A) 特開 平2−165501(JP,A) 実開 平2−31011(JP,U) 実開 昭60−131957(JP,U) 実開 平4−21004(JP,U) 実開 平4−12204(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F21M 3/02 F21M 3/05 F21V 9/06 H01J 61/32 H01J 61/34 H01J 61/88

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプボディ内に設けられたリフレクタ
    ーと、 筒形状の紫外線遮蔽用グローブの前後の開口端部にアー
    クチューブの前後端部がセラミックデイスクを介してそ
    れぞれ固定保持されてアークチューブ・グローブ結合体
    が構成され、このアークチューブ・グローブ結合体の後
    端部が絶縁性ベースに固定支持されるとともに、前端部
    が絶縁性ベースから突出するリードサポートに固定支持
    された放電バルブと、 前記放電バルブの前方に配置され、リフレクターでの反
    射光を前方に配光するレンズと、を備えた自動車用ヘッ
    ドランプであって、 前記紫外線遮蔽用グローブの前端部は、リフレクターの
    バルブ挿着孔周縁の光反射面領域で反射した光と干渉し
    ない先細り形状とされたことを特徴とする自動車用ヘッ
    ドランプ。
  2. 【請求項2】 前記リフレクターは略楕円体形状で、前
    記レンズはリフレクターから導かれた光を投射配光する
    投射レンズであることを特徴とする請求項1記載の自動
    車用ヘッドランプ。
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