JP3004663U - 椅子肘掛け - Google Patents

椅子肘掛け

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JP3004663U
JP3004663U JP1994005857U JP585794U JP3004663U JP 3004663 U JP3004663 U JP 3004663U JP 1994005857 U JP1994005857 U JP 1994005857U JP 585794 U JP585794 U JP 585794U JP 3004663 U JP3004663 U JP 3004663U
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JP
Japan
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armrest
main body
connecting body
chair
tenon
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JP1994005857U
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English (en)
Inventor
アンドラーシュ ドウザ−ファカシュ
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欣業企業股▲分▼有限公司
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 座者の姿勢に応じて椅子肘掛けを最も理想的
な肘掛け位置に移動調整できるようにする。 【構成】 下端部が座席側縁の適当な箇所に固定され、
上端部に座席側縁と略平行に延びる固定部を設けた支持
体と、その両端部にほぞ溝が設けられ、前記固定部上面
に固定された連結体と、前記連結体上面に取付けられた
肘掛け本体とを備え、前記肘掛け本体の下面に前記連結
体両側部のほぞ溝と滑動可能に嵌合するほぞが設けられ
た凸条を各々設け、前記ほぞと前記ほぞ溝により前記肘
掛け本体が前記連結体に対して滑動し、椅子前後方向へ
進退動可能に構成された椅子肘掛け。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は椅子肘掛けに関し、詳細には、座者の姿勢に応じて椅子前後方向に位 置を移動調整できる椅子肘掛けに関する。
【0002】
【従来の技術】
因に、従来一般の椅子は、図6に例示する如く、主として、脚枠11上端に座 席12を組合せ、該座席の後部に背部14を立設すると共に、使用上の方便を図 るため、座席12両側にそれぞれ肘掛け15が取付けられている。肘掛け15は 、座席12側縁に固定された支持板151及び該支持板にボルト152などの固 定手段を介して取付られたほぼ長方形框体をなす本体153を備え、該本体15 3上端面に座者が肘を掛けられるように構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
然しながら、この種従来の椅子肘掛け15は、座者の異なる姿勢に応じた最も 理想的な肘掛け位置を常に提供するとは限らない。その原因は肘掛け15を『固 定』したことにある。例えば、座者が椅子の背部14に凭れた姿勢の状態では、 肘掛け15はその機能を確かに発揮し得るには違いないが、座者が前傾姿勢(例 えば、コンピュータのキーボードを操作するときの姿勢)の状態では、肘掛け1 5は、固定されているため、この状態において座者の最も理想的な肘掛け位置に 移動できないのみならず、しばしば座者がその肘を肘掛け15上に置けない事態 も生じ、使用上の不便を招くことがある。
【0004】 本考案は、このような問題に鑑み、座者の姿勢に応じた最も理想的な位置に移 動調整できる椅子肘掛けを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、下端部が座席側縁の適当な箇所に固定さ れ、上端部に座席側縁と略平行に延びる固定部を設けた支持体と、その両端部に ほぞ溝が設けられ、前記固定部上面に固定された連結体と、前記連結体上面に取 付けられた肘掛け本体とを備え、前記肘掛け本体の下面に前記連結体両側部のほ ぞ溝と滑動可能に嵌合するほぞが設けられた凸条を各々設け、前記ほぞと前記ほ ぞ溝により前記肘掛け本体が前記連結体に対して滑動し、椅子前後方向へ進退動 可能に構成されている。
【0006】 本考案は、一層好ましくするには、次のような構成とされる。すなわち、 (1)前記固定部、前記連結体及び前記肘掛け本体を、座席を包囲するように水 平向きの適当な曲率に湾曲する。
【0007】 (2)前記肘掛け本体下面の凸条の長手方向一端を閉止端部に、他端を開放端部 に形成し、且つ該開放端部近くに弾性プラスチック製の歯止めを設け、該歯止め には、前記開放端部に向かうテーパ面と、前記閉止端部と対向する係止面とが形 成される。
【0008】 (3)前記固定部をパイプ状に形成し、前記連結体底面を該固定部上側縁のパイ プ状周面と係合する凹面部に形成する。
【0009】 (4)前記固定部上側縁沿いに複数の穴を穿設して、前記連結体に該孔と対応す る複数の貫通孔を穿ち、且つねじ付ボルトを該貫通から前記孔に貫挿し螺締する ことにより、前記連結体を前記固定部上側縁に取付するように構成する。
【0010】 (5)前記連結体の上端面に突張りバネによって支持される鋼ボールを遊装した 凹み孔を設け、前記上端面と対向する前記肘掛け本体下面の、前記凹み孔と対応 する箇所に適当数の係止窪みを配し、前記鋼ボールと前記係止窪みとの係合によ り、前記肘掛け本体を所定箇所に係着させ得るように構成する。
【0011】
【作用】 上記のように構成された、本考案は、座席側縁に固定された支持体上端の固定 部上面に取付られた連結体に対し、該連結体上面に取付られた肘掛け本体が該連 結体と滑動可能にほぞ継ぎ嵌合されているので、座者の姿勢に応じて肘掛け本体 を椅子前後方向に移動して最も理想的な肘掛け位置を提供することができる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の実施例につき添付図面を参照しつつ説明する。図1、2に示す ように、本考案の椅子肘掛けは、支持体3、連結体4及び肘掛け本体5を備え、 対をなして椅子2の座席21の左右両側に固定されている。
【0013】 支持体3は、その下端部が座席21側縁の適当な箇所に固定され、その略上向 きに延伸した上端部に座席21の側縁と略平行に延び該座席を包囲するように、 水平方向に適当な曲率で湾曲したパイプ状の固定部31が設けられ、該支持体は 全体として座席側方から視てT字形状をなしている。固定部31の上側面には、 そのパイプ軸線方向に沿って取付用の孔311が複数穿設されている。
【0014】 連結体4は、支持体3の固定部31と同様に水平方向に湾曲された、適当な厚 さの細長い板体である。該連結体の底面は固定部31上側面と対応し接触係合す る凹面部41に形成されており、該連結体の両側部にほぞ溝42が各々凹設され 、該連結体の上面部は平面43に形成されている。平面43には固定部31の孔 311と対応する貫通孔44が設けられ、さらに該貫通孔44上端部は拡径され 係着座441が形成されている。ボルト45などの固定手段を貫通孔44から貫 挿して固定部31の孔311内に螺定することにより、連結体4と固定部31と が固定されている。
【0015】 肘掛け本体5は、図1、3に示す如く、連結体4と水平方向に同じ曲率で湾曲 した板体であって、その上面が座者の肘を支承するための支承面51に形成され ている。支承面51にはビロードや革などを貼り着けて肘との接触感を快適にし ても良い。そして、その下面に肘掛け本体5と同様に湾曲し延伸する互いに平行 な凸条52が設けられ、それら凸条間の間隔は連結体4の幅と同じ寸法を有し、 かつ該両凸条52下端には対向し、連結体4のほぞ溝42と滑動可能に嵌合する ほぞ521が凸設されている(図4)。連結体4に対し滑動する肘掛け本体5が 該連結体から離脱するのを防止するため、本実施例では、凸条52の一端に閉止 端部522を形成し、他端の開放端部523近くの適当な位置に該肘掛け本体5 内側面より下向きに突出する弾性プラスチック製の歯止め53が設けられている 。歯止め53には、開放端部523に向かうテーパー面531と閉止端部522 と対向する係止面532とが設けられている。
【0016】 本実施例の椅子肘掛けを組立てるには、図3、4に示す如く、先ず連結体4を 支持体3の固定部31上側縁に係合させ、該固定部の孔311と連結体4の貫通 孔44を一致させた後、ボルト45を貫挿し連結体4を固定部31上面に螺締す る。この際、ボルト45のヘッド451を孔44の係着座441内に没入させる 。しかる後、肘掛け本体5の開放端部523を連結体4の一端から該連結体他端 向きに押して滑り込ませる。この際、肘掛け本体5底面の両ほぞ521をそれぞ れ連結体4の両ほぞ溝42に対応一致させ、かつ該肘掛け本体の歯止め53にお けるテーパー面531を該連結体の端縁に対応させる。滑り込ませる際、歯止め 53はそれ自体の弾性により、肘掛け本体5内側底面と連結体4との間隙にやや 圧着気味に進入される。そして、肘掛け本体5を更に滑り込ませて歯止め53が 該連結体4他端を越すと、該歯止めの圧着状態が解かれ元の形状に弾性復帰し、 その係止面532が連結体4他端縁と対向し、肘掛け本体5の滑動範囲を制限す るストッパーとなり、肘掛け本体5が連結体4から離脱することが防止され得る 。 そして、本実施例の椅子肘掛けを使用する時は、図2に示すように、座者の 姿勢に応じて肘掛け本体5を椅子前後方向に進退動させ位置調整すれば良く、椅 子2の使用上の快適さや便利さを向上させることができる。また、肘掛け本体5 の位置調整において、該肘掛け本体は、閉止端部522と開放端部523の歯止 め53における規制により連結体4から離脱しない。
【0017】 更に本考案の設計面から見ると、その滑動可能に互いに嵌合したほぞ521と ほぞ溝42は一般のほぞ継ぎ嵌合(蟻形のほぞ継ぎ嵌合でも良い)であり、肘掛 け本体5、連結体4及び固定部31等の構成部材が湾曲状に設けられているのは 、座者がコンピュータを操作することを配慮したもので、座者が上半身を前方に 乗出し、その脇を閉めながら両腕を椅子前方へ回す際、その両肘を各々肘掛け本 体5上に載置したままで該肘掛け本体を引摺り滑動させることができるようにし たからである。コンピュータを操作しない者が使用する場合は、上記部材を必ず しも湾曲状に形成する必要はない。また、連結体4から肘掛け本体5が滑動調整 中に離脱することを防止する歯止め53は、連結体4内に収納できる係着鈎とし て設けても良く組立が容易になる。
【0018】 肘掛け本体5の連結体4に対する滑動については、ほぞ521とほぞ溝42と の嵌合摩擦制止による定着効果があるのみで、長期使用により、ほぞ521とほ ぞ溝42との嵌合が緩むことは免れない、このため、本考案の第2の実施例では 、図5に示すように、連結体4′上端面に凹み孔46を設け、該凹み孔内に突張 りばね例えば、圧縮コイルばね47によって支えられる鋼ボール48を装設し、 並びに前記上端面と対向する肘掛け本体5′内側底面の、凹み孔46と対応する 箇所に適当数の係止窪み54を配し、鋼ボール48と係止窪み54との係合によ り肘掛け本体5′が連結体4′に対し滑動する途中で所定箇所に係着できるよう にする。
【0019】
【考案の効果】
上記のように、本考案の椅子肘掛けは、座席の左右両側に固定した支持体の固 定部に連結体を固装して、該連結体に肘掛け本体を滑動可能にほぞ継ぎ嵌合して いるので、前記肘掛け本体を座者の姿勢に応じた最も理想的な肘掛け位置に移動 し調整することができ、座者の両肘が快適に支承され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例に係る椅子肘掛けの分解
斜視図である。
【図2】図1の肘掛けを取付けた椅子の平面図である。
【図3】図1の肘掛けの支持体3と肘掛け本体5の断面
図である。
【図4】図1の肘掛けの縦断面図である。
【図5】第2の実施例に係る椅子肘掛けの縦断面図であ
る。
【図6】従来の椅子の斜視図である。
【符号の説明】
21 座席 3 支持体 31 固定部 311 孔 4 連結体 41 凹面部 42 ほぞ溝 44 貫通孔 45 ボルト 5 肘掛け本体 521 ほぞ 522 閉止端部 523 開放端部 53 歯止め 531 テーパー面 532 係止面

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端部が座席側縁の適当な箇所に固定さ
    れ、上端部に座席側縁と略平行に延びる固定部を設けた
    支持体と、 その両端部にほぞ溝が設けられ、前記固定部上面に固定
    された連結体と、 前記連結体上面に取付けられた肘掛け本体とを備え、 前記肘掛け本体の下面に前記連結体両側部のほぞ溝と滑
    動可能に嵌合するほぞが設けられた凸条を各々設け、前
    記ほぞと前記ほぞ溝により前記肘掛け本体が前記連結体
    に対して滑動し、椅子前後方向へ進退動可能に構成され
    た椅子肘掛け。
  2. 【請求項2】 前記固定部、前記連結体及び前記肘掛け
    本体を、座席を包囲するように水平向きの適当な曲率に
    湾曲してなる請求項1記載の椅子肘掛け。
  3. 【請求項3】 前記肘掛け本体下面の凸条の長手方向一
    端を閉止端部に、他端を開放端部に形成し、且つ該開放
    端部近くに弾性プラスチック製の歯止めを設け、該歯止
    めには、前記開放端部に向かうテーパ面と、前記閉止端
    部と対向する係止面とが形成されている請求項1記載の
    椅子肘掛け。
  4. 【請求項4】 前記固定部をパイプ状に形成し、前記連
    結体底面を該固定部上側縁のパイプ状周面と係合する凹
    面部に形成してなる請求項1記載の椅子肘掛け。
  5. 【請求項5】 前記固定部上側縁沿いに複数の穴を穿設
    して、前記連結体に該孔と対応する複数の貫通孔を穿
    ち、且つねじ付ボルトを該貫通から前記孔に貫挿し螺締
    することにより、前記連結体を前記固定部上側縁に取付
    するようにしてなる請求項1記載の椅子肘掛け。
  6. 【請求項6】 前記連結体の上端面に突張りバネによっ
    て支持される鋼ボールを遊装した凹み孔を設け、前記上
    端面と対向する前記肘掛け本体下面の、前記凹み孔と対
    応する箇所に適当数の係止窪みを配し、前記鋼ボールと
    前記係止窪みとの係合により、前記肘掛け本体を所定箇
    所に係着させ得るようにしてなる請求項1記載の椅子肘
    掛け。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010069325A (ja) * 2009-12-28 2010-04-02 Kokuyo Co Ltd 肘掛け及び椅子
CN107348735A (zh) * 2017-09-01 2017-11-17 玉环精宣模具有限公司 塑料椅及其制作方法
CN114587095A (zh) * 2022-03-25 2022-06-07 浙江博泰家具股份有限公司 一种可移动扶手式电竞椅

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