JP3004468B2 - 口腔用組成物 - Google Patents

口腔用組成物

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、口腔用組成物、さらに
詳しくは、口腔内の微生物を殺菌・除去することによ
り、優れたプラークコントロール効果を示す口腔用組成
物に関する。
【従来の技術】オルガノシリコン第四級アンモニウムを
固定化した水不溶性固体(以下オルガノシリコン型固定
化殺菌剤という)が抗菌活性を示すことは公知であり、
例えば、特開昭62−177284号には、このような
オルガノシリコン第四級アンモニウムにより合成繊維の
抗菌処理をすることが開示されている。しかし、口腔衛
生の分野においてオルガノシリコン型固定化殺菌剤を応
用することは、未だ提案されていない。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らはオルガノ
シリコン型固定化殺菌剤を口腔用組成物に応用すべく鋭
意研究を重ねた。すなわち、このオルガノシリコン型固
定化殺菌剤はカチオン性であるので、通常、口腔用組成
物に使用される発泡剤や粘結剤などのアニオン性成分と
反応して、その抗菌活性が著しく低下するという問題点
がある。それ故、オルガノシリコン型固定化殺菌剤を口
腔用組成物中に配合するには、それを安定化する手段を
講じる必要がある。
【0003】そこで、本発明者らは、オルガノシリコン
第四級アンモニウムを固定化した水不溶性固体を口腔用
組成物中に安定に配合することを目的として、鋭意検討
を行った。その結果、ポリオキシエチレン・ポリオキシ
プロピレンブロックコポリマー系界面活性剤が該オルガ
ノシリコン型固定化殺菌剤を特異的に安定化することを
見い出し、本発明を完成するに至った。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、オルガノシリ
コン第四級アンモニウムを固定化した水不溶性固体を有
効成分とし、該オルガノシリコン型固定化殺菌剤の安定
化剤としてポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン
ブロックコポリマー系界面活性剤を配合してなる口腔用
組成物を提供するものである。
【0005】本発明の口腔用組成物は、口腔内微生物を
効率よく殺菌・除去すると共に、その産生物の集積・石
灰化を防止することにより、優れたプラークコントロー
ル効果を示す。以下本発明を具体的に説明する。
【0006】本発明においては、殺菌剤としてオルガノ
シリコン第四級アンモニウム塩を固定化して用いる。こ
のオルガノシリコン第四級アンモニウム塩は式: R1 3+2SiR3nX3-n・Y- で示される公知の化合物で、通常、アルコール溶液とし
て市販されいる。上記式中、Xはハロゲン原子、アルコ
キシ基、アシル基などの加水分解可能な基であり、Yは
塩素または臭素である。R1は炭素原子数が1〜22の
1価の脂肪族炭化水素基であり、特に3つのR1のうち
の2つがメチル基で他の1つが炭素原子数が8〜22の
アルキル基であることが好ましい。R2は2価の炭化水
素基であり、特に炭素原子数が2〜4のアルキレン基ま
たは−CH2CH2CH2NHCH2CH2−であることが
好ましい。R3はメチル基のような低級アルキル基、フ
ェニル基またはCF3CH2CH2基である。nは0、1ま
たは2を表わし、好ましくは0である。
【0007】以上のようなオルガノシリコン第四級アン
モニウム塩のうち、特に次式で表わされるものが好まし
い。
【化1】 (式中、R1は炭素原子数が8〜22のアルキル基を意味
する。)
【0008】オルガノシリコン第四級アンモニウムを固
定化する水不溶性固体は、無機物質および有機物質を含
めて任意の種類の水不溶性固体でよい。該固体は合成ま
たは天然のものでよく、例えば、金属酸化物および金属
炭酸塩、珪酸質物質、セルロース物質、樹脂およびプラ
スチックを挙げることができる。特に好ましい固体の例
としては、金属および金属酸化物、例えば、鉄、アルミ
ニウム、銅、ニッケル、二酸化チタン、アルミナ、酸化
亜鉛、酸化マグネシウム、酸化鉄、炭酸カルシウム、リ
ン酸水素カルシウムおよび炭酸マグネシウム;珪酸質物
質、例えば、ガラス、シリカ、珪藻土、粉砕石英、マイ
カ、ゼオライト、珪酸アルミニウム、珪酸アルミニウム
カルシウム、珪酸マグネシウムおよび珪酸ジルコニウ
ム;樹脂およびプラスチック、例えば、ポリエステル、
ポリアミド、酢酸セルロース、レーヨン、ポリスチレ
ン、ポリエチレン、ポリプロピレン、エポキシ樹脂、フ
ェノール樹脂、シリコン樹脂およびポリカーボネート樹
脂;セルロース物質、例えば、木材、綿および麻および
他の天然有機物質、例えば、絹およびウールを挙げるこ
とができる。
【0009】オルガノシリコン第四級アンモニウムは自
体公知の方法で水不溶性固体に固定化できる。例えば、
オルガノシリコン第四級アルミニウム塩の溶剤溶液を浸
漬または噴霧によって水不溶性固体に適用し、ついで、
被覆物質を空気乾燥させるかまたは被覆工程の後に加熱
することにより固定できる。好ましくは、水不溶性固体
をオルガノシリコン第四級アンモニウム塩の水性または
有機溶剤溶液で被覆する。このような溶液は相当する加
水分解可能シランを水または溶剤、例えば、メタノー
ル、エタノールまたはヘキサンに添加することによって
容易につくられる。処理溶液中のオルガノシリコン第四
級アンモニウム塩濃度0.25〜10重量%で満足な結
果が得られる。処理表面を乾燥(または加熱)すると、オ
ルガノシリコン第四級アンモニウム皮膜が固体の表面に
固定化される。処理固体を65〜100℃で数分間加熱
すると、オルガノシリコン第四級アンモニウム被覆が表
面により強固に固定化される。所望により、通常のシラ
ノール縮合触媒を処理溶液に添加してシラノール縮合を
高め、化合物の改良された結合を形成させることもでき
る。
【0010】本発明の口腔用組成物は、このようにして
得られたオルガノシリコン型固定化殺菌剤を、組成物全
量に対して約0.001〜50重量%、好ましくは0.
1〜10重量%の割合で配合することにより調製され
る。配合量が0.001重量%より少ないと、充分な微
生物吸着効果が発揮されず、一方、50重量%より多い
と、組成物の性状が不安定となる。
【0011】本発明の口腔用組成物においては、ポリオ
キシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックコポリマ
ー系界面活性剤は、水性ゲルを構成し、上記オルガノシ
リコン型固定化殺菌剤の安定化剤として作用する。この
界面活性剤はポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレ
ングリコールからなる公知の界面活性剤であり、例え
ば、米国のBASFコーポレーションから「プルロニッ
ク(PLURONIC)」なる商品名で市販されている。
また、この界面活性剤は、一般に、ポリオキシプロピレ
ン疎水性部分とポリオキシエチレン親水性部分との全分
子量中に占める重量%によって化学的に定義され、好ま
しいものは、疎水基(ポリオキシプロピレン)の分子量が
1,400〜4,000であり、全分子量中に占める親水
基(ポリオキシエチレン)の割合が30〜80重量%の範
囲のものである。
【0012】ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレ
ンブロックコポリマー系界面活性剤は、組成物全量に対
して約15〜80重量%、好ましくは20〜50重量%
の割合で配合する。配合量が15重量%より少ないと、
ゲル化が充分に進行しないので、固液分離が生じて組成
物の性状が不安定になり、一方、配合量が80重量%よ
り多いと、ゲル化が過度に進行するので、口腔用組成物
として適度な粘度が得られない。
【0013】本発明の口腔用組成物は自体公知の方法に
より、練り歯磨、軟膏剤、パスタ剤、リニメント剤、ク
リームなどの剤形とすることができ、例えば、歯磨類や
歯肉マッサージ用製剤などの所望の用途の応じて、研磨
剤、香味剤、粘稠剤、甘味剤および他の薬効成分など
を、本発明の効果を損なわない範囲で配合することがで
きる。
【0014】例えば、歯磨類の場合には、第二リン酸カ
ルシウム・二水和物および無水物、第一リン酸カルシウ
ム、第三リン酸カルシウム、炭酸カルシウム、ピロリン
酸カルシウム、水酸化アルミニウム、アルミナ、無水ケ
イ酸、シリカゲル、ケイ酸アルミニウム、不溶性メタリ
ン酸ナトリウム、第三リン酸マグネシウム、炭酸マグネ
シウム、硫酸カルシウム、ポリメタクリル酸メチル、ベ
ントナイト、ケイ酸ジルコニウム、合成樹脂などを、単
独または2種以上を組み合わせて配合することができ
る。配合量は、通常、組成物全量に対して5.0〜90
重量%であり、特に練り歯磨の場合には、5〜60重量
%である。
【0015】また、粘稠剤として、ソルビット、グリセ
リン、エチレングリコール、プロピレングリコール、
1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール、キシリット、マルチッ
ト、ラクチットなどを、単独または2種以上を組み合わ
せて配合することができる。配合量は、通常、組成物全
量に対して5〜70重量%である。
【0016】さらに、香味剤として、メントールカルボ
ン酸、アネトール、オイゲノール、サリチル酸メチル、
リモネン、オシメン、n−デシルアルコール、シトロネ
ール、α−テルビネオール、メチルアセタート、シトロ
ネリルアセタート、メチルオイゲノール、シネオール、
リナロール、エチルリナロール、ワニリン、チモール、
スペアミント油、ペパーミント油、レモン油、オレンジ
油、セージ油、ローズマリー油、桂皮油、ピメント油、
桂藻油、シソ油、冬緑油、丁子油、ユーカリ油などを、
単独または2種以上を組み合わせて組成物全量に対して
0.1〜10重量%、好ましくは0.5〜5重量%程度
の割合で配合することができる。また、甘味剤として、
サッカリンナトリウム、ステビオサイド、ネオヘスヘリ
ジルジヒドロカルコン、グリチルリチン、ペリラルチ
ン、タウマチン、アスパラチルフェニルアラニルメチル
エステル、p−メトキシシンナミックアルデヒドなど
を、組成物全量に対して0.01〜1重量%、好ましく
は0.05〜0.5重量%の割合で配合することができ
る。
【0017】さらに、本発明の口腔用組成物には、薬効
成分として、塩化セチルピリジニウム、クロルヘキシジ
ン塩類、トリクロサンなどの殺菌剤、デキストラナー
ゼ、アミラーゼ、プロテアーゼ、ムタナーゼ、リゾチー
ム、溶菌酵素(リテックエンザイム)などの酵素、モノフ
ルオロリン酸ナトリウム、モノフルオロリン酸カリウム
などのアルカリ金属モノフルオロホスフェート、フッ化
ナトリウム、フッ化第一錫などのフッ化物、トラネキサ
ム酸やイプシロンアミノカプロン酸、アルミニウムクロ
ルヒドロキシルアラントイン、ジヒドロコレステロー
ル、グリチルリチン塩類、グリチルレチン酸、グリセロ
ホスフェート、クロロフィル、塩化ナトリウム、カロペ
プタイド、水溶性無機リン酸化合物などを、単独または
2種以上を組み合わせて配合することができる。
【0018】これら薬効成分の配合量は、従来の口腔用
組成物の場合と同程度であり、当業者は組成物の用途に
応じて適宜決定することができる。なお、本発明で安定
化剤として用いるポリオキシエチレン・ポリオキシプロ
ピレンブロックコポリマー系界面活性剤は粘結剤、界面
活性剤としての機能も有するので、本発明の組成物にお
いては別途、さらに粘結剤、界面活性剤の配合をする必
要はない。
【0019】
【実施例】以下に、本発明の実施例および比較例を示
し、本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれ
らの実施例に限定されるものではない。なお、特に断ら
ない限り、「%」は重量%を表す。実施例1 表1に示す担体の異なるオルガノシリコン型固定化殺菌
剤による殺菌除去効果を、以下に示す実験により評価し
た。結果を表1に示す。
【0020】微生物除去効果の評価法 (1)接触菌液の調製 ストレプトコッカス・ソブリヌス(Streptococcus sob
rinus)OMZ176を、ブレインハートインフュージョ
ン液体培地中で、37℃の嫌気条件下で20時間培養し
た後、遠心分離(7,000rpm、10分間)にかけて集菌
した。得られた菌体を、滅菌生理食塩水で洗浄し、菌濃
度が約107cells/ml(OD560=0.02)になるよう
に、滅菌生理食塩水に懸濁したものを接触菌液とした。 (2)微生物除去効果の評価(シェークフラスコ法) 所定量の試料を、100mlの三角フラスコに入れ、滅菌
水36mlを加えて充分に分散させた。この三角フラスコ
を37℃の恒温槽中に載置し、上記(1)の接触菌液4
mlを加えて、120ストローク/分で3分間振盪した。
その後、三角フラスコを恒温槽から取り出し、しばらく
静置した後、上清1mlを取り、滅菌生理食塩水で希釈し
た。そして、この希釈物0.1mlをブレインハートイン
フージョン寒天平板上に塗沫し、37℃の嫌気条件下で
48時間培養した後、形成したコロニー数を計測した。
これにより、3分間にわたる試料との接触後の生菌数を
算定することができる。
【0021】試料の微生物除去率(%)は次式によって評
価し、90%以上のものに対して、優れた微生物除去効
果があるものと判定した。
【数1】
【0022】
【表1】
【0023】表1の結果より明らかなように、オルガノ
シリコン第四級アンモニウムを固定化したサンプル1〜
7、特に1〜4および6は、固定化しない担体のみのサ
ンプル8〜17と比較して、明らかに高い微生物除去率
を示している。また、サンプル4〜6の微生物除去効果
は固定化殺菌剤の濃度に依存し、0.001〜50%で
極めて高い除去率を示す事がわかる。さらに、オルガノ
シリコン第四級アンモニウム塩のアルキル鎖長はC6
りもC18の方が高い微生物除去効果を示す。
【0024】実施例2〜5および比較例1〜3 表1で示されるオルガノシリコン型固定化殺菌剤を用
い、表2に記載する他の成分と常法に従って混合・撹拌
することにより実施例2〜5、比較例1〜3の歯磨組成
物を調製した。得られた組成物の微生物除去効果を上記
の評価法にて評価した。結果を表2に示す。
【0025】
【表2】
【0026】表2より明らかなように、実施例2〜5の
歯磨組成物はポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレ
ングリコールと共に配合されているので、除去率は90
%以上と極めて高く、また、固液分離が生じることな
く、組成物の性状は安定していた。これに対して、比較
例3の歯磨組成物は、実施例2〜5と同じ界面活性剤を
用いたが、オルガノシリコン型固定化殺菌剤を配合して
いないので、微生物除去効果を発揮しなかった。また、
比較例1および2の歯磨組成物は、オルガノシリコン型
固定化殺菌剤を配合したが、ポリオキシエチレン・ポリ
オキシプロピレンブロックコポリマー系以外のノニオン
界面活性剤を用いたので、オルガノシリコン型固定化殺
菌剤が安定化されず、良好な微生物除去効果を示さなか
った。以上から、実施例2〜5の歯磨組成物は、オルガ
ノシリコン型固定化殺菌剤が、これを特異的に安定化す
る界面活性剤と共に配合されているので、その抗菌活性
が損なわれず、口腔内の微生物を効率よく除去すること
がわかる。
【0027】実施例6 本実施例では、以下の処方により、常法に従って練り歯
磨を調製した。 成分 配合量(重量%) サンプル4(表1) 0.5 塩化セチルピリジニウム 0.1 モノフルオロリン酸ナトリウム 0.7 プルロニックF−88 30.0 (平均重合度:酸化エチレン194、 酸化プロピレン39) リン酸水素カルシウム 20.0 グリセリン 20.0 香料 1.0 サッカリンナトリウム 0.2 精製水 残部 100.0 得られた練り歯磨の微生物吸着率を上記の方法で評価し
たところ、良好な微生物除去効果を示した。
【0028】実施例7 本実施例では、以下の処方により、常法に従って歯肉マ
ッサージクリームを調製した。 成分 配合量(重量%) サンプル1(表1) 5.0 ニコチン酸トコフェロール 0.5 プルロニックF−127 40.0 (平均重合度:酸化エチレン196、 酸化プロピレン67) グリセリン 20.0 香料 0.6 グリチルリチン酸ジカリウム 0.1 精製水 残部 100.0 得られた歯肉マッサージクリームの微生物除去率を上記
の方法で評価したところ、良好な微生物除去効果を示し
た。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、固定化オルガノシリコ
ン第四級アンモニウムを安定に配合した、優れた殺菌作
用を有する新規な口腔用組成物が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−223512(JP,A) 特開 昭62−177284(JP,A) 特開 平5−124944(JP,A) 特開 平5−124942(JP,A) 特開 平5−70314(JP,A) 特開 平2−45412(JP,A) 特開 昭61−76411(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式:R1 3+2SiR3nX3-n・Y- [式中、Xはハロゲン原子、アルコキシ基およびアシル
    基よりなる群から選択される基であり、 Yは塩素または臭素であり、 R1は炭素原子数が1〜22の1価の脂肪族炭化水素基
    であり、 R2は2価の炭化水素基であり、 R3は低級アルキル基、フェニル基またはCF3CH2
    2基であり、およびnは0、1または2を表す]で示さ
    れるオルガノシリコン第四級アンモニウム塩を固定化し
    た水不溶性固体と、ポリオキシエチレン・ポリオキシプ
    ロピレンブロックコポリマー系界面活性剤とを配合した
    ことを特徴とする口腔用組成物。
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