JP3004384B2 - 関節型連結装置のための軸受組立体 - Google Patents

関節型連結装置のための軸受組立体

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JP3004384B2 JP3102736A JP10273691A JP3004384B2 JP 3004384 B2 JP3004384 B2 JP 3004384B2 JP 3102736 A JP3102736 A JP 3102736A JP 10273691 A JP10273691 A JP 10273691A JP 3004384 B2 JP3004384 B2 JP 3004384B2
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デイヴィッド・ダブリュ・ドーアーティ、ジュニア
ワジー・カンジョー
マイケル・ジー・ホーリショウ
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    • B61RAILWAYS
    • B61GCOUPLINGS; DRAUGHT AND BUFFING APPLIANCES
    • B61G5/00Couplings for special purposes not otherwise provided for
    • B61G5/02Couplings for special purposes not otherwise provided for for coupling articulated trains, locomotives and tenders or the bogies of a vehicle; Coupling by means of a single coupling bar; Couplings preventing or limiting relative lateral movement of vehicles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61FRAIL VEHICLE SUSPENSIONS, e.g. UNDERFRAMES, BOGIES OR ARRANGEMENTS OF WHEEL AXLES; RAIL VEHICLES FOR USE ON TRACKS OF DIFFERENT WIDTH; PREVENTING DERAILING OF RAIL VEHICLES; WHEEL GUARDS, OBSTRUCTION REMOVERS OR THE LIKE FOR RAIL VEHICLES
    • B61F5/00Constructional details of bogies; Connections between bogies and vehicle underframes; Arrangements or devices for adjusting or allowing self-adjustment of wheel axles or bogies when rounding curves
    • B61F5/02Arrangements permitting limited transverse relative movements between vehicle underframe or bolster and bogie; Connections between underframes and bogies
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  • Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は、鉄道車両の連結装置に関し、
特に、半永久的な態様で第1の鉄道車両の一端を第2の
鉄道車両の隣接する端に接続する関節型連結装置に用い
られる軸受組立体に関するものである。
【0002】
【発明の背景】本発明に先立って、米国鉄道会社もしく
は協会によって認可された標準の連結器を用いて一対の
鉄道車両の隣接する端を接続することが知られている。
かかる連結器は、個々の鉄道車両を接続及び切り離すの
を容易とするよう設計されている。これらの連結器は、
車両編成(a train consist)を作るようまたは積載も
しくは積み降ろしの目的で個々に切り離されるよう、か
かる車両が容易に結合されるのを可能とする。
【0003】しかしながら、最近、このような鉄道車両
産業は、概して半永久的なユニットを形成するよう幾つ
かの鉄道車両を相互接続することは、いくつかの重要な
欠点を有することを発見した。特に、「他車両での運搬
(piggyback)」サービスで用いるよう適合された鉄道
車両は、この態様で有利に連結されてきた。これらのユ
ニットは、ユニット間を除いて標準の連結器の使用を要
求しない。このような標準の連結器が必要とされない主
な理由は、これらのユニットが定期的にだけ遮断される
からである。通常、この遮断は、個々の構成要素の保守
が行われなければならないときに生じる。明らかに、か
なりの価格の節約がこの半永久的な連結装置により達成
される。
【0004】これらの半永久的な連結装置の使用をもっ
て、かつ現代の鉄道列車により現在運ばれている一層高
い荷重の場合、数多くの連結器のドラフト(draft)要
素間でボタン閉じ関係(a close-buttoned relationshi
p)を維持することは最重要事項である。このようなボ
タン閉じ関係は、列車運転のバフ(buff)条件下の車両
により遭遇される衝撃力の影響を減少するために必要と
される。
【0005】関節型連結装置の1つの従来の型は、米国
特許第4,258,628号明細書に教示されている。この連結
装置は、第1の鉄道車両胴体の一端に固着される雄型連
結部材と、第2の鉄道車両胴体の隣接端に固着される雌
型連結部材と、を含んでいる。雌型連結部材は、鉄道車
両のトラックのボルスタの中央の板皿に回転可能に係合
される。雌型連結部材の外側端は、かかる雌型連結部材
の外側端に形成された空洞もしくはキャビティ内で移動
するよう配置される。雄及び雌型連結部材の双方は、半
永久的な態様でピン部材により連結される。この装置の
重要な欠点の1つは、このピン部材が、垂直方向に位置
付けられるということであり、かつ雄及び雌型連結部材
の各々に形成された整列された開口に配置されるという
ことである。ピン部材を受容するための雄型連結部材に
形成された開口は、或る必要な動作を許容するために、
それ自体、ピン部材よりも幾分大きくなければならな
い。この構成は、雄型連結部材及び雌型連結部材の双方
が互いの関係において水平方向及び垂直方向の各々に動
くのを可能とするものでなければならない。
【0006】この連結装置におけるもう1つの欠点は、
雄型連結部材の外部端表面が、従節部材の前面に形成さ
れた相補的な凹表面に接する凸形状を含まなければなら
ないということである。従節部材は、雌型連結部材の他
端の部分に形成された空洞もしくはキャビティの後部分
内に担持される。従節部材と雌型連結部材を前方に押し
やるために楔素子が設けられる。この態様で、雄型連結
部材に形成された開口の後表面部分はピン部材と接触状
態に維持される。
【0007】かかる接触は殆どの部分が鋳造部材である
ので、これら従来の関節型連結装置においては必要であ
る。この連結装置の価格を減少するために、鋳造部材は
必要に応じて、必要な大きさの制御を提供するための仕
上げ削りを殆ど受けない。
【0008】他の従来技術による関節型連結装置は、米
国特許第3,716,146号明細書並びにカナダ特許第1,231,0
78号明細書に教示されている。
【0009】
【発明の開示】本発明は、関節型連結装置のための軸受
組立体を提供することである。かかる関節型連結装置
は、実質的に半永久的な態様で、一対の鉄道車両の隣接
端を一緒に接続するよう用いられる。該連結装置は、第
1の鉄道車両の一端に固着される雄型連結部材と、第2
の鉄道車両の隣接端に固着される雌型連結部材とを有す
る。かかる軸受組立体は、所定の直径を有した実質底に
球形の部材を含む。少なくとも2つの部材により形成さ
れるレースアセンブリが設けられる。レースアセンブリ
を形成するかかる部材の各々は、実質的に球形の内部表
面を有する。この内部表面は球形の部材の部分の回りに
位置付けられる。かかるレースアセンブリの外部表面
は、雄型連結部材の一端に形成された開口の所定の大き
さ及び所定の形態と実質的に同じ大きさ及び実質的に同
じ形態を有する。このように少なくとも2つの部材によ
り形成されるレースアセンブリにより球状の部材の所定
の部分の周りを覆うので、組立及び解体が比較的簡単に
なる。かかるレースアセンブリは、雌型連結部材との関
係で、雄型連結部材を、所定の角度範囲に渡って、垂直
方向及び水平方向の各々への必要な移動を行うのを可能
とする。ここに、所定の角度範囲は、水平方向に配置さ
れた関節型連結装置の垂直方向及び長手方向軸に配置さ
れた球形部材の中心線の各々から測定される。レースア
センブリ及び球形部材を雄型連結部材に固着するための
雄接続手段及びレースアセンブリの各々と係合可能な固
着部材が設けられる。かかる軸受組立体の最後の肝要な
素子は一対のシャフト部材である。
【0010】かかる対のシャフト部材の長手方向軸は、
実質的に水平面内にある。かかる対のシャフト部材の一
方は、かかる雌型連結部材の一端内に形成されたキャビ
ティの一対の直立した側壁部分の各々を通して形成され
る開口のそれぞれの1つと係合可能である。かかる対の
シャフト部材の各々の少なくとも部分は、かかる開口の
所定の形態の少なくとも部分と実質的に同じ形態を有す
る。
【0011】
【発明の目的】従って、本発明の主な目的の1つは、少
ない構成要素しか必要としない関節型連結装置のための
軸受組立体を提供することである。
【0012】本発明のもう1つの目的は、鉄道車両の運
転中、最小数の構成要素が互いに対して移動しなければ
ならない関節型連結装置のための軸受組立体を提供する
ことである。
【0013】本発明のさらにもう1つの目的は、組立及
び解体するに比較的簡単な関節型連結装置のための軸受
組立体を提供することである。
【0014】本発明のさらなる目的は、鉄道車両のため
に現在認可されているどのような長さにも適合し得、か
つ現在使用中の軌道における種々のすべての曲線上で運
転することができる、関節型連結装置のための軸受組立
体を提供することである。
【0015】本発明の付加的な目的は、適切な作業順序
でより容易に保守され得る関節型連結装置のための軸受
組立体を提供することである。
【0016】本発明のさらにもう1つの目的は、仕上げ
加工される構成要素の最小量の機械加工を必要とする関
節型連結装置のための軸受組立体を提供することであ
る。
【0017】本発明のもう1つの目的は、現在用いられ
ている関節型連結装置よりも重量において軽量の関節型
連結装置のための軸受組立体を提供することである。
【0018】本発明のさらにもう1つの目的は、価格的
に有効な関節型連結装置のための軸受組立体を提供する
ことである。
【0019】関節型連結装置のための軸受組立体の上述
の目的及び長所に加えるに、本発明の他の種々の目的及
び長所は、添付図面と共に為される以下の一層詳細な説
明から鉄道車両の連結技術に熟達したものにとって明瞭
となるであろう。
【0020】
【実施例】本発明の一層詳細な説明に先立って、示され
た図の各々において、同じ作用を有する同じ構成要素
は、同じ参照数字で示されているということに留意すべ
きである。
【0021】さて、特に図1及び図2を参照する。そこ
には、本発明の原理に従って構成された、符号10で総
括的に示された関節型連結装置のための軸受組立体の現
在好適である1つの実施例が示されている。この関節型
連結装置10は、所望ならば、現存する鉄道車両に戻っ
て適合され得、そして第1の鉄道車両の少なくとも一端
を(図示せず)第2の鉄道車両の隣接する端(図示せ
ず)に、実質的に半永久的な態様で、一緒に接続するこ
とができる。
【0022】かかる関節型連結装置10は、総括的に符
号20で示された雄型連結部材と、総括的に符号30で
示された雌型連結部材と、本発明に従って構成された総
括的に符号40で示された軸受組立体と、軸受組立体4
0をかかる関節型連結装置10に半永久的もしくは半恒
久的な態様で固着するための、総括的に符号50で示さ
れた固着手段とを含んでいる。
【0023】雄型連結部材20は、かかる第1及びかか
る第2の鉄道車両の一方の長手方向の中心線に実質的に
沿って配置された中心土台部材(図示せず)の一端と、該
雄型連結部材20の第1の端12において係合しかつ接
続されるよう適合される。
【0024】適所に固着される前に、雄型連結部材20
のかかる第1の端12は、所定の距離に対して中心土台
部分内で位置付けられ、該所定の距離は、約15.24
cm(6インチ)から25.4cm(10インチ)まで
の間にあり、約20.32cm(8インチ)であるのが
好ましい。雄型連結部材20のかかる第1の端12は中
心土台部材内に適合しなければならないので、その外部
寸法はかかる中心土台部材の内部寸法により制御され
る。かかる雄型連結部材20の第2の端14は、概して
矩形形状の素子である。かかる第2の端14の最奥端1
8は、垂直方向及び水平方向の双方に延びる平面におい
て凸の形状を有する。加うるに、かかる第2の端14の
底壁部分22は、上方に向かって先細りもしくはテーパ
状となっており、所定の位置から始まって第1の端12
に向かって延びている。かかるテーパ状の部分は、少な
くとも約10度のテーパを有する。雄型連結部材20の
かかる底壁22のこのテーパ状部分の目的は、車両が丘
陵状の地形を走行しているときに水平面においてたわむ
のを許容することである。
【0025】かかる第2の端14内には開口16が配置
されており、該開口16の目的は、説明が進むにつれ明
瞭となるであろう。開口16は、所定の大きさ及び所定
の形状を含んでいる。かかる開口16は、かかる雄型連
結部材20の第2の端14の所定の部分を通して形成さ
れる。この開口16は、かかる雄型連結部材20の長手
方向の軸を横断して配置されかつ実質的に水平面内にあ
る長手方向軸を有する。
【0026】雌型連結部材30は、該雌型連結部材30
が、中心土台部材(図示せず)の隣接端と係合して接続
されるのを可能とするよう構成された第1の端24を含
んでおり、該中心土台部材は、第1及び第2の鉄道車両
(図示せず)の向合う方の長手方向の中心線に実質的に
沿って配置される。
【0027】キャビティ26は、雌型連結部材30の第
2の端に形成される。このキャビティ26は、内部に、
雄型連結部材20の第2の端14及び該雄型連結部材2
0の第2の端14を通して形成される開口16の各々の
少なくとも部分を受容する。このキャビティ26は、実
質的に水平に配置された底壁部分32と、実質的に垂直
に配置された背後壁部分34であって、該背後壁部分3
4の底縁に沿って底壁部分 32の後縁に接続される該
背後壁部分34と、一対の垂直に配置される側壁部分3
6であって、該側壁部分の底縁に沿って、底壁部分32
に接続されると共に該側壁部分の後縁に沿って背後壁部
分34に接続される該側壁部分と、により形成される。
底壁部分32、背後壁部分34及び一対の側壁部分36
の各々の内部表面は、その頂部及び前部表面に隣接して
開いているキャビティ26の所定の大きさ及び所定の形
状を限定する。
【0028】開口38は、側壁部分36の各々の所定の
部分を通して形成される。各開口38は、それぞれの側
壁部分36の上部表面に隣接したスロット状の部分を含
む。各開口38は所定の形態を有する。
【0029】装置10は軸受組立体40を含む。かかる
軸受組立体40は、実質的に球形の部材42を含む。か
かる球形部材42の少なくとも所定の部分は、雄型連結
部材20の第2の端14を通して形成された開口16内
に位置付けられる。かかる球形部材42は所定の直径を
有する。現在好適である実施例において、球形部材42
は、一対の軸方向に対向する平坦な表面61を含む。か
かる軸受組立体40は、球形部材42の所定の部分の回
りに位置付けられた実質的に球形の内部表面を有したレ
ースアッセンブリ44を有し、所定の範囲に渡って垂直
方向及び水平方向の双方に雌型連結部材30と相対的に
雄型連結部材20を移動させるのを可能とするよう開口
16内に位置付けられている。このようなレースアッセ
ンブリ44は、雄型連結部材20を通して形成された開
口16の形状及び大きさと実質的に同じである外部表面
を含んでいる。
【0030】雄型連結部材20の第2端部14に図示し
ない固定部材が溶接あるいはボルトで螺着され、この固
定部材がレースアッセンブリ44に係合しており、これ
によりレースアッセンブリ44と球状部材42とが雄型
連結部材20の第2端部14に固定されている。この固
定部材としては、例えば図4に関して後述する代替具体
例で使用される板状の固定部材60を用いることができ
る。
【0031】一対の軸部材46が球状部材42の軸方向
で対向する表面から所定の長さ外方へ延びている。一対
の軸部材46の一つはキャビティすなわち空所26の側
壁部分36のそれぞれを通って形成されている開口38
の一つにそれぞれ係合している。各軸部材46の少なく
とも一部分は、側壁部分36を通って形成された開口3
8の所定の形状の少なくとも一部分と実質的に同一の形
状である。
【0032】一般的符号50で示される固着手段は、軸
受組立体40を雌型連結部材30に固定するために、一
対の軸部材46の少なくとも一つおよび開口38の一部
分と係合可能であり、これによって、関節型連結装置1
0を形成するために、雄型連結部材20を雌型連結部材
に固定する。
【0033】この発明の一例において、レースアッセン
ブリ44の球状内面は、球状部材42の半径と実質的に
同一の半径を有している。
【0034】最も好適な具体例において、レースアッセ
ンブリ44の内面は、球状部材42の半径より僅かに大
きいだろう。この場合に、連結装置10は、レースアッ
センブリ44の内面と球状部材42の中間に配設された
潤滑用ライナ48を含んでいる。
【0035】目下のところ、潤滑用ライナとしては少な
くとも2部片で形成されるのが好適である。また、レー
スアッセンブリ44の内面に固着されているのが好まし
い。潤滑用ライナ48のレースアッセンブリ44の内面
への固着は接着剤によって行われるのが好ましい。
【0036】この発明によれば、キャビティすなわち空
所26の底壁部分32は、さらに、車両(図示されてい
ない)のボルスター部分(図示されていない)の中央の
ボウル部(図示されていない)をさらに含んでいる。中
央プレート部材52はその底面56に隣接する垂直に設
けられた孔54を含んでいる。
【0037】付加的に、連結装置10は、さらに、中央
プレート部材52の孔54およびボルスターの中央ボウ
ルに垂直に設けられた孔(図示されていない)に係合可
能な、垂直に配設されたピン部材(図示されていない)
を含んでいる。
【0038】この発明の好適な具体例において、雄型連
結部材の第2端部14は、その最外端18に隣接して所
定の形状を有している。第2端部14の最外端18の所
定の形状は、垂直面および水平面に対してそれぞれに実
質的に凸面形である。
【0039】さらに、雌型連結部材30の第2端部に形
成された空所26の垂直に設けられる背壁部分34が垂
直面および水平面の少なくとも一つにおいて、実質的に
凹面形である所定の外形を有していることが好ましい。
【0040】この発明のこの具体例において、第2端部
14を通って形成される孔16の所定の形が実質的に円
形であることが好ましい。
【0041】好適には、レースアッセンブリ44は実質
的に同一である少なくとも2個の部片で形成されてい
る。このように少なくとも2個の部片から形成されるレ
ースアセンブリ44で球状部材42の所定の部分の周り
を覆えば、組立及び解体が比較的簡単になる。
【0042】さらに、球状部材42と一対の軸部材46
とは単一の部材として形成されている。
【0043】この発明の好適な具体例において、一対の
側壁部分36は、第2端部14の球状部材42の周りに
おける水平方向の回動を可能ならしめるために、空所2
6の前面に近接しかつ空所26の垂直に設けられた背壁
部分34に近接する傾斜部分を含んでいる。
【0044】最後に、各側壁部分36を通って形成され
た開口38の所定の形状は、一対の軸部材46のそれぞ
れ一つの部分と係合可能なほぼ丸い部分を少なくとも含
んでいる。
【0045】図3および図4に示されている軸受組立体
の代替具体例において、この軸受組立体40は実質的に
球状の部材42を含んでいる。このような球状部材42
の少なくとも所定の一部は、雄型連結部材20の第2端
部14を通って形成される孔16内に位置付けられてい
る。この球状部材42は所定の直径を有している。
【0046】内孔43は球状部材42を通って形成され
ている。内孔43は所定の寸法と形状を有している。内
孔43の長軸は実質的に水平面に横たわっている。
【0047】水平方向に配設された軸を有するピン部材
45が設けられている。ピン部材45は、球状部材42
の軸方向で対向する面の各側で所定の長さ内孔43を通
って延びている。ピン部材45の一部は、球状部材42
の内孔43内に配置され、内孔43の寸法と形状と実質
的に同一の寸法と実質的に同一の形状とを有し、それに
よって押し込み嵌合を可能ならしめている。球状部材4
2の各側の長さの少なくとも一部分は、開口38の所定
の形状と実質的に同一の寸法と実質的に同一の形状とを
有している。固定部材60は、雄型連結部材20の第2
端部14に溶接あるいはボルトで螺着された板状部材で
あり、各レースアセンブリ44に係合している。
【0048】実質的に球状の内面を有するレースアッセ
ンブリ44は、所定の範囲で垂直方向と水平方向の両方
で雌型連結部材30に対して雄型連結部材の運動を可能
ならしめるために、孔16内に位置づけられている。レ
ースアセンブリ44は、雄型連結部材20の第2端部1
4を通って形成された孔16の寸法と形状と実質的に同
一である外面を含んでいる。関節型連結装置の軸受組立
体の多数の具体例が詳細に説明されてきたけれども、当
技術分野の専門家にとってこのような連結装置の種々の
他の変形と適用とが特許請求の範囲の精神と範囲とを離
れることなくなし得ることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】関節型連結装置のための軸受組立体の現在の好
適な実施例の1つを部分的に断面で示す側立面図であ
る。
【図2】図1に示された軸受組立体を部分的に断面で示
す平面図である。
【図3】関節連結組立体のための軸受組立体の別の実施
例を示す平面図である。
【図4】図3の断面図である。
【符号の説明】
10 関節型連結装置 12 雄型連結部材の第1の端 14 雄型連結部材の第2の端 16 開口 18 最奥端 20 雄型連結部材 22 底壁部分 24 雌型連結部材の第1の端 26 キャビティ 30 雌型連結部材 32 底壁部分 34 背後壁部分 36 側壁部分 38 開口 40 軸受組立体 42 球形部材 44 レース組立体 50 固着手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エドワード・ジー・リンチ、ジュニア アメリカ合衆国、カリフォルニア州、ソ ーガス、キャスリーン・アベニュー 27546 (72)発明者 デイヴィッド・ダブリュ・ドーアーテ ィ、ジュニア アメリカ合衆国、イリノイ州、ボリング ブルック、バターナット・ドライブ 205 (72)発明者 ワジー・カンジョー アメリカ合衆国、イリノイ州、ロックポ ート、ホワイト・パイン・ツリー 12146 (72)発明者 マイケル・ジー・ホーリショウ アメリカ合衆国、インディアナ州、マン スター、ブルックサイド・ドライブ 1308 (56)参考文献 特開 平4−228362(JP,A) 米国特許4585133(US,A) 米国特許4258628(US,A) 米国特許3525448(US,A)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2両の車両の近接端を実質的に半永久的
    に連結するのに利用される関節型連結装置に使用する軸
    受組立体であって、この連結装置が第1車両の一端に固
    定された雄型連結部材と第2車両の近接端に固定された
    雌型連結部材とを有するものにおいて、 (a)所定の直径を有する実質的に球状の部材と、 (b)少なくとも2個の部材によって形成されたレース
    アッセンブリであって、この少なくとも2個の部材のそ
    れぞれが前記球状の部材の所定の部分の周りに位置づけ
    られる実質的に球状の内面を有し、このレースアッセン
    ブリの外面が雄型連結部材の一方の端部に形成された孔
    の所定の寸法と所定の形状とに実質的に同一の寸法と実
    質的に同一の形状とを有し、このレースアッセンブリ
    が、垂直方向に配設された前記球状部材の中央線からと
    水平方向に配設される連結装置の長軸とから測る角度の
    所定の範囲で、垂直方向と水平方向の両方で雌型連結部
    材に対して雄型連結部材を運動可能ならしめたレースア
    ッセンブリと、 (c)このレースアッセンブリと球状部材を雄型連結部
    材の前記一方の端部に固定するために、雄型連結部材の
    前記一方の端部に溶接あるいはボルトで螺着され且つレ
    ースアッセンブリに対して係合可能な固定部材と、 (d)前記球状部材の軸方向で対向する表面から所定の
    長さ外方に延びる一対の軸部材であって、この一対の軸
    部材の長軸が実質的に水平面にあり、この一対の軸部材
    の一つが雌型連結部材の一端部に形成された空所の一対
    の直立の側壁部分を通って形成された開口のそれぞれ一
    つと係合可能であり、この各軸部材の少なくとも一部が
    空所の側壁部分を通って形成された開口の所定の形状の
    少なくとも一部と実質的に同一の形状を有する軸部材と
    からなる関節型連結装置に使用するための軸受組立体。
  2. 【請求項2】 前記レースアッセンブリの実質的に球状
    の内面が前記球状部材の半径と実質的に同一の半径を有
    する請求項1記載の関節型連結装置に使用するための軸
    受組立体。
  3. 【請求項3】 前記レースアッセンブリの実質的に球状
    の内面が前記球状部材の半径より僅かに大きく、軸受組
    立体がレースアッセンブリ内面と球状部材との中間に配
    設された潤滑ライナをさらに含む請求項1記載の関節型
    連結装置に使用するための軸受組立体。
  4. 【請求項4】 前記潤滑ライナが少なくとも2個の部片
    で形成されている請求項3記載の関節型連結装置に使用
    するための軸受組立体。
  5. 【請求項5】 前記潤滑ライナが前記レースアッセンブ
    リの内面に固着されている請求項4記載の関節型連結装
    置に使用するための軸受組立体。
  6. 【請求項6】 前記レースアッセンブリを形成している
    少なくとも2個の部材が実質的に同一である請求項1記
    載の関節型連結装置に使用するための軸受組立体。
  7. 【請求項7】 前記球状部材と軸受組立体の一部を形成
    している前記一対の軸部材とが単一の部片として形成さ
    れている請求項1記載の関節型連結装置に使用するため
    の軸受組立体。
  8. 【請求項8】 前記球状部材がその中を通って形成され
    た内孔を含む請求項1記載の関節型連結装置に使用する
    ための軸受組立体。
  9. 【請求項9】 前記一対の軸部材が前記内孔を通って延
    びるピン部材によって形成されている請求項8記載の関
    節型連結装置に使用するための軸受組立体。
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