JP3004264B1 - フルフェース型ヘルメット - Google Patents

フルフェース型ヘルメット

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JP3004264B1 JP10311274A JP31127498A JP3004264B1 JP 3004264 B1 JP3004264 B1 JP 3004264B1 JP 10311274 A JP10311274 A JP 10311274A JP 31127498 A JP31127498 A JP 31127498A JP 3004264 B1 JP3004264 B1 JP 3004264B1
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    • A42HEADWEAR
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    • A42B3/28Ventilating arrangements

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Abstract

【要約】 【課題】 ヘルメットの被り心地(がたつきの抑制)、
走行風からの防寒、各内装部材の汚れ止め等の効果を保
持した上で、風切音による騒音を低減して装着者に対し
て快適、且つ、安全な走行を確保したフルフェース型ヘ
ルメットを提供する。 【解決手段】 装着者の首部における左右両側最下面の
部位を、段差及び隙間を無くした平滑面で構成すること
によって、走行風を抵抗なく滑らかに後方へ流して風切
音を低減する。これにより、装着者に対して快適、且
つ、安全な走行を確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オートバイ、四輪
自動車等各種移動車両又は移動機具に乗る際に頭部及び
顔面を保護するために被るフルフェース型のヘルメット
に関する。
【0002】
【従来技術】従来、フルフェース型ヘルメットの帽体内
に配設されて装着者に対して安全性や被り心地を確保す
る内装体は、装着者の頭部を保護する頭部内装部材と、
頬部を保護する頬部内装部材と、顎部を保護する顎部内
装部材を具備するものや、また図10に示すように、こ
れらの各内装部材に加えてネックパッド100を着脱可
能に具備するものがある。
【0003】このネックパッド100は、柔軟性及び弾
性を有する発泡ウレタン材、又は同様の柔軟性及び弾性
を有する素材を用いて、平面形状馬蹄形に形成され、そ
の外周縁に設けられた差込片101を、帽体102と頬
部内装部材103L,103R及び頭部内装部材104
との間に差込んで頬部内装部材103L,103Rと頭
部内装部材104との最下面を覆うことにより、ヘルメ
ットの被り心地(がたつきの抑制)、走行風からの防
寒、各内装部材の汚れ止め等を向上させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このネ
ックパッド100を備えた従来のフルフェース型ヘルメ
ットFは、前記したような各種効果を発揮するものの、
ネックパッド100が頬部内装部材103L,103R
の下端面106L,106Rと単に重なり合うと共に、
ネックパッド100の両先端部107L,107Rが頬
部内装部材103L,103Rの下端面106L,10
6Rの中途に位置して取付けられていることから、図示
するように、ネックパッド100と頬部内装部材103
L,103Rとで段差が形成されたり、それらの間に隙
間が形成されたりしてしまい、これらの段差や隙間が、
走行風が装着者の首部の左右両側を通り抜ける時の抵抗
となり、その抵抗が風切音という騒音の発生の原因とな
っていた。
【0005】前記風切音は装着者の首部の左右両側、す
なわち、装着者の両耳の直下付近で発生するため、最も
装着者に対して騒音の影響をおよぼすことから、走行中
に騒音による不快感を感じたり、外部からの音による数
々の情報が受け取りにくいということがあり、このよう
な現状のフルフェース型ヘルメットの更なる改良が望ま
れていた。
【0006】本発明は、上記した従来事情に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、ヘルメット
の被り心地(がたつきの抑制)、走行風からの防寒、各
内装部材の汚れ止め等の効果を保持した上で、風切音に
よる騒音を低減して装着者に対して快適、且つ、安全な
走行を確保したフルフェースヘルメットを提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】フルフェースタイプの帽
体の内側に、装着者の頭部を保護する頭部内装部材と、
頬部を保護する頬部内装部材と、顎部を保護する顎部内
装部材を備えてなる内装体、又はこれらの各内装部材に
加えてネックパッドを備えてなる内装体を具備したフル
フェース型ヘルメットの下面に、少なくとも帽体の左右
両側部に位置する内装体を覆うカバー部材を、帽体下端
付近からの支持により取付けてなり、そのカバー部材
は、柔軟な素材を用いて、その前方先端部が帽体の下端
から離れ、且つ、前記頬部内装部材の下端面を越えて前
端面まで至るように延伸形成され、その前方先端部を、
頬部内装部材若しくは顎部内装部材、又は、帽体に係止
手段を介して係止することで、少なくとも頬部内装部材
前面下部から後方にかけて装着者の耳部下方の下面を平
滑面とした。
【0008】前記カバー部材は、ヘルメットの最下面に
配設されて、帽体内に配設された内装体をカバーするも
のであり、例えば、内装体が頭部内装部材と、頬部内装
部材と、顎部内装部材とで構成されるものであれば、こ
れらの下端にヘルメット最下面を平滑面にする形態を有
するカバー部材を配設し、また、内装体が前記各内装部
材に加えてネックパッドを有して構成されるものであれ
ば、このネックパッドに代えてヘルメットの最下面を平
滑面にする形態を有するカバー部材を配設したり、ま
た、ネックパッドの下端にヘルメットの最下面を平滑面
にする形態を有する別体のカバー部材を配設する。
【0009】また、前記カバー部材の具体的な形態とし
ては、例えば、左右一体型の平面形状馬蹄形や、左右夫
々別体にし、左右ともに前記首部の左右両側の平面形状
に合致する形状のものが挙げられる。
【0010】前記係止手段は、カバー部材の先端部を頬
部内装部材若しくは顎部内装部材、又は、帽体に係合可
能な手段の全てを包含するものであり、例えば、カバー
部材の先端部を前記各係合部位に対して、差込み係合、
掛止め係合、ホックやベルベット式ファスナーなどの凹
凸係合等の各手段が挙げられる。
【0011】本発明におけるフルフェース型ヘルメット
は、頬部内装部材が着脱可能にされたシステムパッドタ
イプのものや着脱不能な固定タイプのもの、いずれのも
のでも実施可能なものである。
【0012】本発明の技術的手段によれば、ヘルメット
の最下面における、少なくとも装着者の首部の左右両側
を通り抜ける走行風の通り抜け面を平滑面にできると共
に、内装体との隙間や段部をなくすことができる。しか
も、ヘルメットの被り心地(がたつきの抑制)、走行風
からの防寒、各内装部材の汚れ止め等、前記従来のネッ
クパッドを有したフルフェース型ヘルメットの効果をも
有する。
【0013】
【発明の効果】本発明のフルフェース型ヘルメットは、
少なくとも装着者の首部の左右両側を通り抜ける走行風
の通り抜け面を平滑面にすることで、走行風を抵抗なく
滑らかに後方へ流して風切音を低減するように構成され
たものであるから、走行中風切音による騒音が抑制さ
れ、この騒音の抑制によって装着者に対して快適、且
つ、安全性な走行が確保できる。しかも、カバー部材が
内装体の最下面に配設されているため、従来のネックパ
ッドと同様の効果をも有する上に、カバー部材と内装体
との間の隙間も無くしているので、走行風の進入が防止
されて防寒効果をより向上させることができる。その
上、極めて簡易な構成であるので、製造コストも従来の
ものとほぼ同様のコストで前記した優れた効果を発揮さ
せることができる。更に、ヘルメットの最下面を平滑面
にしたことにより、その最下面が一体感を醸し出すと共
に、すっきりしたデザインとなり、その見た目の向上に
おいても極めて有効である。したがって、上記目的を達
成した上に、従来並みのコストで構成でき、しかもデザ
イン的にも極めて優れたフルフェース型ヘルメットを提
供することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明すると、図1乃至図4は第1の実
施の形態を、図5及び図6は第2の実施の形態を、図7
は第3の実施の形態を、図8は第4の実施の形態を、図
9は第5の実施の形態を夫々示しており、先ず、第1の
実施の形態から説明する。
【0015】図1は本発明を実施したシステムパッドタ
イプのフルフェース型ヘルメットAを示しており、この
フルフェース型ヘルメットAは、繊維強化樹脂材で所定
の形状に形成された帽体10の内側に、発泡スチロー
ル、若しくは、これと同様の衝撃吸収性能を有する素材
を用いて構成された衝撃吸収ライナー(図示せず)と、
その衝撃吸収ライナーの内側に配設されるウレタン材等
でなる頭部内装部材11と、頬部及び顎部に対応する両
側部に着脱可能に配設された左右の頬部内装部材12
L,12Rと、帽体10の顎ガード部の内側に配設され
た顎部内装部材13とで構成される内装体14を具備
し、この内装体14における顎部内装部材13を除く最
下面全域に、該面を下方からカバーするカバー部材15
を着脱可能に配設して構成されている。
【0016】カバー部材15は、装着者を傷付けない柔
軟性及び弾性を有する発泡ウレタン材、又は同様の柔軟
性及び弾性を有する素材を用いて、図2に示すように平
面形状馬蹄形に形成されたカバー部151と、その外周
縁に周設された軟質の合成樹脂でなり、帽体10と内装
体14との間に差込まれる差込片152と、カバー部1
51の後方に設けられたヘルメット内の熱気を吐出す吐
出口153と、カバー部151の両先端部151L,1
51Rに設けられた後述する係止手段16L,16Rの
一部を構成する差込板161L,161Rとで構成され
ている。
【0017】尚、左右の頬部内装部材12L,12R及
び係止手段16L,16R、さらに、カバー部151に
おける両先端部151L,151Rは、左右ともに同様
の形態であるので以下の説明では、一方の頬部内装部材
12L、係止手段16Lとそれに関連する構成部材、先
端部151Lのみを説明し、他方の頬部内装部材12
R、係止手段16Rとそれに関連する構成部材、先端部
151Rについては説明を省略する。
【0018】前記カバー部151は、その先端部151
Lが前記頬部内装部材12Lの前端面122の中途まで
至る長さとされ、すなわち、図3に示すように、前記差
込片152を帽体と頬部内装部材12Lの間に差込んだ
後、頬部内装部材12Lの下端面121から前端面12
2に亘り、これらの角部でカバー部151を折り曲げる
ことで、その先端部151Lを頬部内装部材12Lの前
端面122の中途に至らせると共に、前述した係止手段
16Lを介して係合取付けするようにされている。
【0019】係止手段16Lは、図3に示すように前記
差込板161Lと、前記頬部内装部材12Lの前端面1
22に設けられた差込口162Lとで構成されており、
前記差込板161Lが差込口162Lに抜き差し可能に
差込係合されるようになっている。
【0020】このようにしたカバー部材15は、前記差
込片152を帽体10と内装体14との間に差込んだ
後、頬部内装部材12Lの弾性を利用しながら前述した
ようにカバー部151の先端部151Lを前端面122
に至らせて、差込板161Lを差込口162Lに差込係
合することで取付けられる(図4参照)
【0021】本実施の形態のフルフェース型ヘルメット
Aは、以上のように構成されたことにより、頬部内装部
材12Lの前面下部から後方にかけてヘルメット最下面
が平滑面となり、走行風を抵抗なく滑らかに後方へ流し
て風切音を低減することが可能となる。
【0022】次に、本発明における第2の実施の形態を
説明するが、本実施の形態も前述した第1の実施の形態
と同様にシステムパッドタイプのフルフェース型ヘルメ
ットであり、その重複する部分についての説明及び図示
は省略する。
【0023】本実施の形態のフルフェース型ヘルメット
Bは、図5及び図6に示すように、前述した差込係合の
係止手段16Lに代えて、掛止め係合の係止手段26L
にしたものである。
【0024】係止手段26Lは、カバー部材25におけ
るカバー部251の先端部251Lに設けられた引っ掛
けリング261Lと、頬部内装部材22Lに備えられ、
顎部内装部材23と帽体20の間に設けられている嵌合
凹部231Lに嵌合する嵌合凸部262Lとで構成され
ており、引っ掛けリング261Lを嵌合凸部262Lに
引っ掛けて掛止め係止するようになっているものであ
る。
【0025】本実施の形態におけるカバー部材25の取
付方法の1例を説明すると、先ず頬部内装部材22Lを
帽体20に取付ける前に、前述したように頬部内装部材
22Lにカバー部材25を被せると共に、先端部251
Lを前端面222に至らせて引っ掛けリング261Lを
嵌合凸部262Lに引っ掛け、その後、嵌合凸部262
Lを嵌合凹部231Lに嵌合して頬部内装部材22Lを
帽体20に取付ける。(図6参照)
【0026】本実施の形態のフルフェース型ヘルメット
Bは、以上のように構成されたことにより、頬部内装部
材22Lの前面下部から後方にかけてヘルメット最下面
が平滑面となり、走行風を抵抗なく滑らかに後方へ流し
て風切音を低減することが可能となる。
【0027】次に、本発明における第3の実施の形態を
説明するが、この実施の形態のフルフェース型ヘルメッ
トCは、頬部内装部材32Lを着脱不能にした固定タイ
プのものである。また、前述した実施の形態と重複する
部分についての説明は省略する。
【0028】この固定タイプのフルフェース型ヘルメッ
トCの具体的な構成は、今日周知であるので詳述及び図
示はしないが、衝撃吸収性能を有する発泡スチロール等
の素材を用いてなり、帽体30の左右いずれか一方の頬
部に対応する部位から顎ガード部位を経て、逆側の頬部
に対応する部位に至る形状に沿うように一体形成された
平面視略U型状の左右一体型ベース部材38の左右頬部
に対応する両部位に、前記したものと同様の素材を用い
てなる頬部内装部材32L及び32R(図示せず)を接
着固定して構成したものであり、左右一体型ベース部材
が顎部内装部材33を兼ねている。
【0029】本実施の形態の係止手段36Lは、図7に
示すようにカバー部材35におけるカバー部351の先
端部351Lに設けられた凸面部354Lと、顎部内装
部材33とに亘って取付けられたホックである。尚、以
下の説明では係止手段36Lをホックとして説明し、ホ
ックに符号36Lを付す。
【0030】ホック36Lは、凹凸嵌合により係合され
るものであり、前記凸面部354Lには凸部361L
を、顎部内装部材33には凹部362Lを設けて構成さ
れている。
【0031】本実施の形態におけるカバー部材35の取
付方法は、前述したの第1の実施の形態とほぼ同様であ
り、すなわち差込片(図示せず)を差込んだ後、カバー
部351の先端部351Lを頬部内装部材32Lの前端
面322に至らせると共に、凸部361Lを凹部362
Lに嵌合することで取付けられる。
【0032】本実施の形態のフルフェース型ヘルメット
Cも、以上のように構成されたことにより、頬部内装部
材32Lの前面下部から後方にかけてヘルメット最下面
が平滑面となり、ヘルメット最下面が平滑面となり、走
行風を抵抗なく滑らかに後方へ流して風切音を低減する
ことが可能となる。
【0033】次に、本発明における第4の実施の形態を
説明するが、本実施の形態も前述した第3の実施の形態
と同様に固定タイプのフルフェース型ヘルメットであ
り、その重複する部分についての説明及び図示は省略す
る。
【0034】本実施の形態のフルフェース型ヘルメット
Dは、図8に示すように、前述したホックによる係止手
段36Lに代えて、ベルベット式ファスナーによる係止
手段46Lにしたものであり、カバー部材45における
カバー部451の先端部451Lに設けられた雄面部4
61Lと、頬部内装部材42Lにおける外装材423の
毛羽を利用してなる雌面部462Lとで構成されてい
る。尚、以下の説明では係止手段46Lをベルベット式
ファスナーとして説明し、ベルベット式ファスナーに符
号46Lを付す。
【0035】本実施の形態におけるカバー部材45の取
付方法も、前述したの第3の実施の形態とほぼ同様であ
り、すなわち差込片(図示せず)を差込んだ後、カバー
部451の先端部451Lを頬部内装部材42Lの前端
面422に至らせると共に、ベルベット式ファスナー4
6Lの雄面部461Lを雌面部462Lに付けることで
取付けられる。
【0036】尚、本実施の形態において、前記ベルベッ
ト式ファスナー46Lの雌面部462Lは外装材423
の毛羽を利用しているが、ベルベット式ファスナー本来
の雌面部を頬部内装部材42Lに設けてもよく、また、
この雌面部を顎部内装部材に設けてもよい。(図示せ
ず)
【0037】本実施の形態におけるフルフェース型ヘル
メットDも、以上のように構成されたことにより、頬部
内装部材42Lの前面下部から後方にかけてヘルメット
最下面が平滑面となり、走行風を抵抗なく滑らかに後方
へ流して風切音を低減することが可能となる。
【0038】尚、前述した各係止手段の内、第2の実施
の形態における係止手段26Lを除いては、ヘルメット
のタイプを問わず実施可能なものであり、相互に代替可
能なものである。
【0039】次に、本発明における第5の実施の形態を
説明するが、本実施の形態は、ネックパッド57を含む
内装体54を有するフルフェース型ヘルメットにカバー
部材55が配設された形態を示している。尚、前述した
各実施の形態と重複する部分についての説明及び図示は
省略する。
【0040】本実施の形態のフルフェース型ヘルメット
Eは、ネックパッド57の下から顎部内装部材53と吐
出口553を除く、内装体54の最下面全域をカバーす
る平面形状馬蹄形のカバー部材55が、前述した各実施
の形態と同様の取付方法で配設されている。
【0041】カバー部材55は、前述した各実施の形態
と同様の素材を用いてなっており、本実施の形態ではそ
の係止手段56L,56Rが第1の実施の形態と同様の
手段に構成されている。
【0042】本実施の形態におけるフルフェース型ヘル
メットEも、以上のように構成されたことにより、頬部
内装部材56L及び56Rの前面下部から後方にかけて
ヘルメット最下面が平滑面となり、走行風を抵抗なく滑
らかに後方へ流して風切音を低減することが可能とな
る。
【0043】尚、本実施の形態のフルフェース型ヘルメ
ットEは、システムパッドタイプのもの、固定タイプの
もの、いずれでも実施可能であり、また、係止手段56
L及び56Rにおいても前述した各種構成の手段が実施
可能なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第1の実施の形態を示すフルフ
ェース型ヘルメットの斜視図である。
【図2】カバー部材の斜視図である。
【図3】カバー部材を配設する途中の状態を示す要部拡
大斜視図である。
【図4】カバー部材が配設された状態の要部拡大斜視図
である。
【図5】本発明における第2の実施の形態を示すフルフ
ェース型ヘルメットであり、カバー部材を配設する途中
の状態を示す要部拡大斜視図である。
【図6】カバー部材が配設された状態の要部拡大斜視図
である。
【図7】本発明における第3の実施の形態を示すフルフ
ェース型ヘルメットであり、カバー部材が配設された状
態の要部拡大斜視図である。
【図8】本発明における第4の実施の形態を示すフルフ
ェース型ヘルメットであり、カバー部材が配設された状
態の要部拡大斜視図である。
【図9】本発明における第5の実施の形態を示すフルフ
ェース型ヘルメットであり、斜視図でカバー部材を取外
した状態を示す。
【図10】従来のフルフェース型ヘルメットの斜視図で
ある。
【符号の説明】
10,20,30,40:帽体 12(L,R),22L,32L,42L:頬部内装部
材 13,23,33,53:顎部内装部材 14,54:内装体 15,25,35,45,55:カバー部材 16(L,R),26,36,46,56(L,R):
係止手段 151(L,R),251L,351L,451L:先
端部 122,222,322,422:前端面 A,B,C,D,E:フルフェース型ヘルメット

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フルフェースタイプの帽体の内側に、
    着者の頭部を保護する頭部内装部材と、頬部を保護する
    頬部内装部材と、顎部を保護する顎部内装部材を備えて
    なる内装体、又はこれらの各内装部材に加えてネックパ
    ッドを備えてなる内装体を具備したフルフェース型ヘル
    メットの下面に、少なくとも帽体の左右両側部に位置す
    る内装体を覆うカバー部材を、帽体下端付近からの支持
    により取付けてなり、そのカバー部材は、柔軟な素材を
    用いて、その前方先端部が帽体の下端から離れ、且つ、
    前記頬部内装部材の下端面を越えて前端面まで至るよう
    に延伸形成され、その前方先端部を、頬部内装部材若し
    くは顎部内装部材、又は、帽体に係止手段を介して係止
    することで、少なくとも頬部内装部材前面下部から後方
    にかけて装着者の耳部下方の下面を平滑面としたフルフ
    ェース型ヘルメット。
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