JP3003799U - 車両のステップ構造 - Google Patents

車両のステップ構造

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JP3003799U
JP3003799U JP1994001247U JP124794U JP3003799U JP 3003799 U JP3003799 U JP 3003799U JP 1994001247 U JP1994001247 U JP 1994001247U JP 124794 U JP124794 U JP 124794U JP 3003799 U JP3003799 U JP 3003799U
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slip member
slip
rubber
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純栄 山本
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Press Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ゴム製滑り止め部材のステップ本体への取付け
が簡単、容易で部材が外れにくい車両のステップ構造を
提供する。 【構成】幅方向端部付近に逆T字形の一定断面形状を有
する係止溝20bを形成したステップ本体20と、係止
溝を覆う上面部21aと上面部と一体に下方に向けて係
止溝に変形しつつ嵌合して縁部20fに係合する突起部
21b、21b’を形成した一定断面形状を有するゴム
製滑り止め部材21とからなるので、ゴム製滑り止め部
材はステップ本体の係止溝に簡単且つ容易に取付けるこ
とができ、滑り止め部材に外力が掛かつても外れるおそ
れが少ない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両のステップ構造、殊に自動車に適したステップ構造に関するも のであり、更に詳しくはゴム製滑り止め部材の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、車両殊にワゴン型自動車またはいわゆるレジャービークル等において、 乗降の便宜のため車両の側面部あるいは後部などにステップを設けることが多い 。上記ステップは、基本的には実願平3−20646号(実開平4−10964 9号)の明細書における
【0002】の3行〜7行及び同明細書とともに願書に 添付された図面中、図1に示す如く、板状のステップ本体1の一側にステー5を 固着し、該ステー5により車体に取り付けるよう構成されており、その上面には 乗降時の安全を確保するために、通常ゴム製滑り止め部材(滑り止めゴム)2が 取り付けられている。そして、当該滑り止めゴム2として一般に使用されていた ものは、前記実願平3−20646号(実開平4−109649号)の明細書に おける
【0002】の8行〜12行及び同明細書とともに願書に添付された図面 中、図3に示すような一定断面形状を有する帯状のものであり、このような帯状 の滑り止めゴム2を前記図面における図4に示すような短冊状のプレート上に一 定の間隔をおいてウエルドボルト31が設けられた取付用プレート3にはめ込み (組付け)、当該組付けられた一組の滑り止めゴム2及び取付用プレート3を前 記図面における図3に示す如く、ステップ本体1にナット4を用いて取り付ける ものである。 しかし、前記の如き従来のものでは、前記取付用プレートの製作は短冊状の鉄 板などにウエルドボルト等を溶接手段等により、一定間隔おきに取り付けること によって行なわれ、このように滑り止めゴム2の組付けられた前記取付用プレー ト3をステップ本体1にナット4等を介して取付けなければならずその作業は複 雑であり、且つ多くの時間を必要とした。
【0003】 上記の如き、一般に使用されていた滑り止め部材を備えた車両のステップにお ける作業効率の改善を図り、作業時間の短縮化を図った車両のステップを提供し ようとして前記実願平3−20646号(実開平4−109649号)では、同 号の明細書における
【0004】、
【0006】並びに
【0007】及び同明細 書とともに願書に添付された図面中、図1、図2に示すように、ステップ本体1 をアルミ合金等の押し出し成形手段により成形された、断面形状が一定の型材で 形成することとし、滑り止めゴム取付用の係止部11も上記押し出し成形を行な う際に、ステップ本体1と一体的に成形することとし、上記一体的に成形された 前記係止部11に上記帯状の滑り止めゴム2をはめ込むことによって、乗降用の ステップを構成することとし、これによって、前記明細書の
【0009】にある 如く上記滑り止め用ゴムのはめ込み作業などを含め、自動車用ステップの製作に 関する作業が前記従来一般のものに比べて数段容易になり、作業効率の向上、作 業性の改善などを図ることが可能となったとしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記実願平3−20646号(実開平4−109649号)の 明細書における主に
【0004】以下及び同明細書とともに願書に添付された図 面中、図1、図2に示されたものでは、前記断面T字状の一定形状の係止部11 に対して断面U字状の帯状の滑り止めゴム2をはめ込む場合、断面T字状の係止 部11の上面から前記滑り止めゴム2の下面スリット部を開いて係止部11に嵌 装することは難しく、実際には前記帯状の滑り止めゴム2の一端をT字状係止部 11の端部に合わせて嵌装し徐々に滑り止めゴム2を押し或いは引いて前記係止 部11に滑らせながら全体を嵌装させていた。したがって、前記一般に使用され ていたものよりは製作、組付けは容易であるが、なお、殊に断面T字状の係止部 11に帯状の滑り止めゴム2を嵌装するための作業時間が比較的多くかかり、作 業効率が上がらないという問題があった。また、前記断面T字状の係止部11が ステップ本体1表面より突出しており、したがって、帯状の滑り止めゴム2もか なりの厚さでステップ本体1表面より突出するので、乗降の際、靴などが引っか かりやすく、このとき前記帯状の滑り止めゴム2の上面の幅方向端部(角部)斜 め下方から力を受けると、前記滑り止めゴム2の下面部における前記断面T字状 の係止部11に係止している部分が該係止部11から外れてしまうおそれがあっ た。 本考案は上記不具合を全て解消することを課題とし、ゴム製滑り止め部材(滑 り止めゴム)のステップ本体への取付けが簡単、容易で短時間で行える車両のス テップ構造を提供することを目的とする。 また、ゴム製滑り止め部材が外れにくい車両のステップ構造を提供することを 目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案は、幅方向端部付近に逆T字形の一定断面形状 を有する係止溝を形成したステップ本体と、前記係止溝を覆う上面部と該上面部 と一体に下方に向けて前記係止溝に変形しつつ嵌合して縁部に係合する突起部を 形成した一定断面形状を有するゴム製滑り止め部材とからなる車両のステップ構 造の考案と、前記係止溝が、その上面を前記ステップ本体の上面と面一に形成さ れてなる車両のステップ構造の考案からなる。
【0006】
【作 用】
上記構成の本考案車両のステップ構造によれば、前記ゴム製滑り止め部材をス テップ本体の係止溝に取付けるときは、ゴム製滑り止め部材を前記係止溝の直上 で長手方向の位置も合せた上、ゴム製滑り止め部材の突起部先端を係止溝に差込 めば、前記突起部は一旦変形しつつ係止溝内に押入され、前記突起部が前記縁部 に係止され、ゴム製滑り止め部材はステップ本体の係止溝にしつかりと取付けら れる。このようにして、ゴム製滑り止め部材はステップ本体の係止溝に簡単且つ 容易に取付けることができ、しかもゴム製滑り止め部材の突出が少なくまたゴム 製滑り止め部材の突起部が前記縁部に係合しているので外れにくくなる。
【0007】
【実施例】
本考案を図1乃至図4により詳細に説明すると、20はステップ本体で、図1 に示すように幅方向の一端側上面にゴム製滑り止め部材21を取付けるとともに 、幅方向の他端側に車体(図示せず)への取付けのための支持腕22が適宜本数 取付けられている。なお、23は前記ステップ本体20にその長手方向両端を飾 りつつ覆うよう取付けられた端部部材である。 前記ステップ本体20は、アルミ合金等の軽金属により例えば押出し成形法に よって製作され、図2に示すように、幅方向の断面において車体側になる端部は 立ち上げて前記支持腕22が取付けられる支持腕取付部20aを形成し、また、 外側になる端部は丸味をもって降下させるとともに、該端部付近には逆T字形の 一定断面形状を有する係止溝20bを形成し、該係止溝20bと前記支持腕取付 部20aとの間には、山20c、谷20dを連続した滑り止め部20eが、前記 係止溝20bと同様に長手方向に一定断面形状に形成されている。なお、前記係 止溝20bの上面、即ち係止溝20bの縁部20fの上面は、この実施例の場合 前記滑り止め部20eの山20cの上面と面一に形成されているが、前記係止溝 20bの縁部20fの上面を前記滑り止め部20eの谷20dの上面と面一に形 成すれば、前記係止溝20bにゴム製滑り止め部材21を取付けた際に該滑り止 め部材21の上面を図2の状態より更に下げることができる。
【0008】 前記ゴム製滑り止め部材21は、図2乃至図4に示すように、前記係止溝20 bの縁部20fに掛かって上記溝20bを覆う上面部21aと、該上面部21a と一体に下方に向けて前記係止溝20bに変形しつつ嵌合し、側面凹部21cに よつて前記縁部20fに係合する2つの突起部21b、21b’を一定断面形状 に形成したものである。 なお、本実施例においては、ゴム製滑り止め部材21における上面部21aの上 面には、2条の浅い溝21dが形成されており、これによって滑り止め効果を増 大させているが、ゴムの材質、使用状態によっては上記溝21dは省略してもよ い。
【0009】 上記構成の本考案車両のステップ構造において、前記ゴム製滑り止め部材21 をステップ本体20の係止溝20bに取付けるときは、図3に示すようにゴム製 滑り止め部材21を前記係止溝20bの直上で長手方向の位置も合せた上、ゴム 製滑り止め部材21の突起部21b先端を係止溝20bに差込めばよい。これに より、前記2つの突起部21b、21b’は一旦互いに接近するように変形しつ つ係止溝20b内に押入され、前記側面凹部21cが前記縁部20fに係合して 係止され、ゴム製滑り止め部材21はステップ本体20の係止溝20bにしつか りと取付けられる。このようにして、ゴム製滑り止め部材21はステップ本体2 0の係止溝20bに簡単且つ容易に取付けることができ、しかもゴム製滑り止め 部材21の突出が少なくまたゴム製滑り止め部材21の突起部21b、21b’ が前記側面凹部21cを介して前記縁部20fに係合しているので外れにくくな る。
【0010】
【考案の効果】
本考案車両のステップ構造は、幅方向端部付近に逆T字形の一定断面形状を有 する係止溝を形成したステップ本体と、前記係止溝を覆う上面部と該上面部と一 体に下方に向けて前記係止溝に変形しつつ嵌合して縁部に係合する突起部を形成 した一定断面形状を有するゴム製滑り止め部材とからなるので、ゴム製滑り止め 部材はステップ本体の係止溝に簡単且つ容易に取付けることができ、またゴム製 滑り止め部材の突起部が前記縁部に係合しているので前記滑り止め部材に外力が 掛かつても外れるおそれが少ない。 また、前記係止溝がその上面を前記ステップ本体の上面と面一に形成されてな るものでは、ゴム製滑り止め部材の突出が少なく、これによつて前記滑り止め部 材に外力が掛かるおそれがより少なくなり、ゴム製滑り止め部材が外れることも なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案車両のステップ構造を示す全体斜視図。
【図2】本考案に係るステツプ本体とゴム製滑り止め部
材の係合状態を示す図1のAA断面相当図である。
【図3】本考案に係るステツプ本体とゴム製滑り止め部
材の係合方法を示す部分的斜視図である。
【図4】本考案に係るステツプ本体とゴム製滑り止め部
材の係合状態を示す拡大断面図である。 20;ステップ本体 20a;支持腕取付部 20b;係止溝 20e;滑り止め部 20f;縁部 21;ゴム製滑り止め部材 21a;上面部 21b、21b’;突起部 21c;側面凹部 21d;浅い溝 22;支持腕 23;端部部材。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】幅方向端部付近に逆T字形の一定断面形状
    を有する係止溝を形成したステップ本体と、前記係止溝
    を覆う上面部と該上面部と一体に下方に向けて前記係止
    溝に変形しつつ嵌合して縁部に係合する突起部を形成し
    た一定断面形状を有するゴム製滑り止め部材とからなる
    車両のステップ構造。
  2. 【請求項2】前記係止溝が、その上面を前記ステップ本
    体の上面と面一に形成されてなる請求項1記載の車両の
    ステップ構造。
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