JP3003577B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

Info

Publication number
JP3003577B2
JP3003577B2 JP8190993A JP19099396A JP3003577B2 JP 3003577 B2 JP3003577 B2 JP 3003577B2 JP 8190993 A JP8190993 A JP 8190993A JP 19099396 A JP19099396 A JP 19099396A JP 3003577 B2 JP3003577 B2 JP 3003577B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
potential
output
gate
code
generating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP8190993A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1041803A (ja
Inventor
敦 池本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP8190993A priority Critical patent/JP3003577B2/ja
Publication of JPH1041803A publication Critical patent/JPH1041803A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3003577B2 publication Critical patent/JP3003577B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)
  • Dram (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体集積回路に関
し、特に高速な動作を必要とするLSIのデータ出力部
に用いられる出力インピーダンスコントロール回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、高性能なマイクロプロセッサ(M
PU)の登場により、ワークステーションやパーソナル
コンピュータの性能は飛躍的に向上しているが、マルチ
メディア時代には、画像、音声等の膨大なデータ処理が
必要とされるため、より高速処理が可能なコンピュータ
が求められている。したがって、この要求を満たすため
にはMPUの性能のみならず、メモリやコントローラ等
の周辺LSIの処理速度の向上が必須である。LSI間
のインターフェースについて言えば、これまで5V電源
に対応してきたTTLインターフェースでは、もはや5
0MHz以上の動作は難しくなっている。その主な理由
として、信号振幅が大きいため、(a)信号線・電源ノ
イズの発生、(b)反射雑音・クロストークノイズの発
生、(c)消費電力の増大等が挙げられる。
【0003】それに対し、LSI間の伝達信号を小振幅
化することにより上記問題点の改善がかなりなされてき
た。小振幅インターフェースとして、LVTTL、GT
L、CTTが次々に開発され、最近ではHSTLやST
−BUS等の新規インターフェースも開発されている。
これらの小振幅インターフェースの登場により、100
MHz付近の動作は現実のものとなったが、それ以上の
周波数で動作させる場合、伝達信号の反射が最大の問題
となる。ここでLSI間の伝達信号の反射の弊害につい
て考える。一般に伝送線路間すなわち図5(a)のよう
に、信号発生源側の出力トランジスタ31、伝送線路3
2、負荷側のインバータ34に接続された終端抵抗33
の間のインピーダンスのマッチングがとれている場合
は、図5(b)のように受信端(負荷部)の波形に乱れ
は生じない。しかしインピーダンスマッチングがとれて
いない場合では、受信端で伝達信号の反射が起こり、図
5(c)に示す乱れた波形となる。このような乱れた波
形を次段のLSIが受ける場合、波形を取り込むタイミ
ングにより“L”にも“H”にもなってしまう。もし
“H”を取り込むべきときに、“L”を取り込んでしま
うと、装置が誤動作することになる。見方を変えると、
伝達信号の反射によりアクセス自体に遅れが発生してい
るともいえる。
【0004】複数のLSIを使い装置を構築する場合、
LSI間すべてにおいてインピーダンスマッチングがと
れている状態が理想的であるが、現実的に拡散プロセス
ばらつきによりLSIの出力インピーダンスを均一にす
ることは難しい。また仮にLSIチップ上で出力部を特
定のインピーダンスにあわせることができたとしても、
LSIを実装したときのパッケージやプリント基板のイ
ンダクタンスや容量の影響でマッチングがずれる可能性
もある。以上の点から出力インピーダンスをLSI製造
後、可変できる自由度を持たないと安定な高周波動作は
難しくなる。
【0005】このような問題に対し、出力波形の反射を
抑えるために図6(a)に示す出力インピーダンスコン
トロール回路が提案されている。この回路は出力インピ
ーダンスを外付け抵抗の値により可変できるようにした
ものである。同図に示すように、任意の可変電位(VA
L)を作るため電源間に接続された外付け抵抗21と、
この外付け抵抗21に対してそれぞれ並列接続された複
数個、ここでは3個のNMOSトランジスタ22a〜2
2cと、1つの固定電位(VREF)を作るため電源間
に接続された2つの内部抵抗23a,23bと、これら
の電位VALとVREFを比較するためのコンパレータ
24と、このコンパレータ24での比較電位を外部から
供給されるクロックに同期させて取り込むレジスタ25
と、このレジスタ25からの“H”,“L”信号に応じ
て加減算するクロック同期型アップダウンカウンタ26
を備えている。
【0006】また、このアップダウンカウンタ26に基
づいて最終的なインピーダンスを決定するために、前記
アップダウンカウンタ26のディジタル信号を一時的に
蓄える3個のラッチ群27a〜27cと、このラッチ2
7a〜27cからの信号を受け、かつ内部信号IN,I
NBおよびHiインピーダンス制御信号Hi−Zを入力
とし、次段出力トランジスタ群を駆動する3入力の論理
ゲート28b〜28d,28f〜28hと、内部信号と
Hiインピーダンス制御信号により次段出力トランジス
タ群を駆動する2入力の論理ゲート28a,28eと、
前記論理ゲート28a〜28hにより駆動される並列接
続された出力トランジスタ29a〜29hとが設けられ
る。ここで、NMOSトランジスタ群22a,22b,
22cと、出力トランジスタ29b,29c,29dお
よび29f,29g,29hの各サイズはそれぞれこの
順で整数比3:2:1の関係になっている。また出力ト
ランジスタ29a,29eは、出力インピーダンスの上
限値となるサイズとされる。
【0007】この出力インピーダンスコントロール回路
では、任意の外付け抵抗21を接続することによりVA
Lの電位が決まる。仮にアップダウンカウンタ26の出
力が“000”で、NMOSトランジスタ22a〜22
cがすべてOFF状態とすると、VALのレベルは0V
となり、VREFの電位の方が高くなる。このとき、ラ
ッチ27a〜27cの出力も“000”とすると、並列
分割された出力トランジスタのうち、29b〜29d,
29f〜29hはOFFし、1対の29a,29eだけ
ON/OFF動作するので、現状出力インピーダンスは
一番大きい値になる。このときコンパレータ24は
“H”を出力し、そのデータが外部供給クロックの立ち
上がり(もしくは立ち下がり)エッジに同期してレジス
タ25に取り込まれる。そしてアップダウンカウンタ2
6もクロックに同期してカウントアップ(000→00
1)する。その結果NMOSトランジスタの1つ22c
がONし、VALの電位が上昇する。
【0008】その後、再びコンパレータでVALとVR
EFの比較を行い、VREFの電位の方が高い場合、前
と同じ動作により、カウントアップ(001→010)
し、NMOSトランジスタが別の組み合わせでON/O
FF(22b/22c)し、VALの電位を上げる。以
上の動作を繰り返しながら図6(b)のようにカウント
アップし、外付け抵抗21に比例したディジタル信号に
近づけていく。そしてVALの電位があるところまで上
がると、VREFよりも高くなり、アップダウンカウン
タはカウントダウンする。その後カウントアップ・ダウ
ンを繰り返しながらアップダウンカウンタは平衡値に達
する。そして外部制御信号Gによりラッチ27a〜27
cを開き出力トランジスタ29b〜29d,29f〜2
9hのON/OFF関係を決定し、ラッチを閉じること
によりその状態を保持する。出力インピーダンスが確定
するまでには、同図のように外部から供給される数サイ
クルのクロック信号が必要になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の半導体
集積回路は出力インピーダンスを所望する値に調整する
には、外部からクロックを供給する必要があるため、非
同期式のLSIには適さない。さらにAC的に出力イン
ピーダンスが決定するため、高速動作のLSIに使用す
る場合、ノイズ等の影響でレジスタやカウンタのビット
が反転し、希望とは異なる値の出力インピーダンスにな
るおそれがある。
【0010】本発明の目的は、かかる高速LSI等にお
いて、出力インピーダンスを高速にかつ安定に決定し、
同期式ののLSIのみならず非同期式のLSIにも適用
可能な半導体集積回路を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体集積回
路、特に出力インピーダンスコントロール回路は、複数
の参照電位を発生させる参照電位発生手段と、外付け抵
抗の抵抗値に対応した1つの電位を発生する単一電位発
生手段と、前記複数の参照電位と1つの電位を比較して
1つの電位の電位を判別し、この判別した電位に対応す
る信号を出力する電位判別手段と、前記電位判別手段の
判別出力に基づいて対応するコード信号を出力するコー
ドゲート手段と、このコードゲート手段のコード出力に
より駆動されてその出力インピーダンスを変化させる複
数の出力トランジスタ回路とを備え、前記参照電位発生
手段とこれに接続される電源との間、前記単一電位発生
手段とこれに接続される電源との間、前記判別手段の出
力端にそれぞれスイッチ手段を有し、かつ前記コードゲ
ート手段の出力端にラッチ手段を有し、前記ラッチ手段
により前記コードゲート手段の出力をラッチすると同時
に前記スイッチ手段をOFFするように構成したことを
特徴とする。
【0012】また、本発明においては、複数の参照電位
を発生させる参照電位発生手段と、外付け抵抗の抵抗値
に対応した1つの電位を発生する単一電位発生手段と、
前記複数の参照電位と1つの電位を比較して1つの電位
の電位を判別し、この判別した電位に対応する信号を出
力する電位判別手段と、前記電位判別手段の判別出力に
基づいて対応するコード信号を出力するコードゲート手
段と、このコードゲート手段のコード出力により駆動さ
れてその出力インピーダンスを変化させる複数の出力ト
ランジスタ回路とを備え、前記コードゲート手段は、
レインもしくはソースが最高電位もしくは最低電位に接
続された複数個のMOSトランジスタがそれぞれ複数個
単位で組を構成し、各組間ではMOSトランジスタの前
記最高電位と最低電位の接続形態がそれぞれ異なるとと
もに、いずれか1つの組が選択され、選択されたときに
は組を構成するMOSトランジスタのそれぞれのソース
もしくはドレインから電位を出力することを特徴とす
る。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の第1の実施形態の出
力インピーダンスコントロール回路である。この回路で
は、1つの固定電位(VDC)を作るため電源VDDと
GNDの間に接続された外付け抵抗1と、これに直列接
続された内部抵抗2a,2bと、複数の固定電位(VR
EF1〜VREF9)を作るため電源間に接続された複
数の内部抵抗3a〜3iと、これらの電位VDCとVR
EF1〜VREF9を比較するための複数のコンパレー
タ4a〜4iと、これらコンパレータの隣あった出力の
不一致を検出するためのEX−ORゲート5a〜5h
と、これらEX−ORゲート5a〜5hの出力を受け、
ディジタル信号(000〜111)を発生させる複数の
NMOSトランジスタから構成されたNMOSゲート6
を備えている。また、最終的な出力インピーダンスを決
定するために、2入力以上の論理ゲート7a〜7hと、
これら論理ゲート7a〜7hによって駆動される並列分
割した出力トランジスタ8a〜8hとが設けられる。
【0014】ここで、コンパレータ4a〜4iは、図2
に示すように、PMOSトランジスタ9a〜9cと、N
MOSトランジスタ9d,9eと、インバータ(バッフ
ァ)9gで構成される差動増幅回路として構成される。
また、NMOSゲート6は、3個のMOSトランジスタ
が1組となり、各MOSトランジスタのドレインもしく
はソースをVDDもしくはGNDに接続し、選択的にゲ
ートを“H”とすることで、2進数のパターン(000
〜111)を作成する。また、前記出力トランジスタ8
a〜8hのサイズは、出力トランジスタ8a,8eは出
力インピーダンスの上限値となるサイズとされ、出力ト
ランジスタ8b〜8d,8f〜8hはそれぞれこの順序
で3:2:1の整数比のサイズとされている。
【0015】この出力インピーダンスコントロルー回路
によれば、任意の外付け抵抗1を接続することにより、
抵抗2a,2bとの間の電位分割によりVDCが決ま
る。ここで、内部抵抗2aは本来は無くてもよいが、外
付け抵抗1を0Ωにしたとき、次に述べるコンパレータ
の2つ入力の電位差がゼロにならないようにするために
設けている。このVDCが複数のコンパレータ4a〜4
iに共通に入力される。各コンパレータ4a〜4iの入
力の一方には、電源間に挿入されて電源を分圧する複数
の抵抗3a〜3iにより得られる複数の固定電位VRE
F1〜VREF9が入力される。コンパレータ4a〜4
iについては、VREF1〜VREF9のレベルに応じ
てトランジスタサイズ9a〜9cを変え、小振幅の電位
差を確実に増幅できるようにする。
【0016】ここで、VDCの電位がVREF4より高
く、VREF5より低いとした場合、コンパレータ群4
a〜4iの出力は4a〜4dは、“H”を出力し、4e
〜4hは“L”を出力する。これらの出力に対し、次段
のEX−ORは5a〜5cおよび5e〜5hはそれぞれ
の入力であるコンパレータ間の出力が一致しているので
“L”を出力し、EX−OR5dのみ入力であるコンパ
レータ間が不一致となっているので“H”を出力する。
この“H”出力信号によりNMOSゲート6の対応する
MOSトランジスタのゲートに選択的に“H”が入力さ
れるため、ディジタルパターンの“100”が出力され
る。
【0017】これにより、次段ゲート7b〜7d,7f
〜7hの選択/非選択が決まり、さらに選択されたゲー
トの出力に基づいて次段の出力トランジスタ8a〜8h
のON/OFFが決まる。実際には内部信号IN,IN
Bにより出力トランジスタ8b〜8dもしくは8f〜8
hのON/OFF(“H”,“L”)が決まる。これに
より出力インピーダンスが決定される。すなわち、外付
け抵抗1に所定の抵抗のものを用いることにより、これ
に対応した出力インピーダンスに決定されることにな
る。この場合、外付け抵抗と内部抵抗群との関係につい
ては、あらかじめ何Ωの外付け抵抗を接続したとき、ど
のEX−ORの1出力が“H”となりディジタルパター
ンを選択し、選択されたディジタルパターンによりどの
程度の出力インピーダンスとなるかを決めておけばよ
い。
【0018】このように、この実施形態の出力インピー
ダンスコントロール回路では、外付け抵抗1を接続する
ことにより外部クロックや、アップデート用の制御ピン
を必要とすることなく、電源投入もしくは外付け抵抗の
接続により即、出力インピーダンスが決定する。したが
って非同期品のLSIにも適用可能である。また出力ト
ランジスタ用の電源VDDQを1.2VにすればGT
L、3.0VにすればCTT、1.5VにすればHST
L等各種インターフェースに適用できる。DC的に出力
インピーダンスが決まるので、AC的に決まる従来の回
路よりも安定である。なお、この実施形態では、3bi
tすなわち8通りの組み合わせが可能な回路例を示した
が、チップサイズの制約がなければ4bit以上の構成
が可能であることは言うまでもない。
【0019】本発明の第2の実施形態を図3に示す。な
お、第1の実施形態と等価な部分には同一符号を付して
詳細な説明は省略している。前記第1の実施形態では複
数のコンパレータを用いており、その回路は抵抗群から
の小振幅の差電位をMOSレベルに変換する機能を有し
ている。しかし貫通電流が流れてしまうため消費電流を
少なくする必要のあるLSIに適用する場合には、電流
削減が必要になる。そこで、この第2の実施形態では、
NMOSゲート6のディジタルパターンの出力端にラッ
チ10a〜10cを設け、コンパレータ4a〜4iと共
に制御信号Gにより駆動させる構成としている。また、
コンパレータ4a〜4iは、図4に示すように、PMO
Sトランジスタ9a〜9cと、NMOSトランジスタ9
d〜9fと、インバータ9gとで差動増幅回路として構
成されているが、このインバータ9gの入力端にMOS
トランジスタ9fを接続し、制御信号Gにより動作させ
るように構成している。さらに、抵抗2bと電源との間
にPMOSトランジスタ11aを、抵抗3iと電源との
間にPMOSトランジスタ11bをそれぞれ介挿し、前
記制御信号Gにより駆動させるように構成される。
【0020】この回路においては、出力インピーダンス
を決定する前には制御信号Gを“L”にしておく。その
際ラッチ回路10a〜10cはスルー状態となるように
する。インピーダンスが決定される動作は図1と同じで
ある。次に、制御信号Gを“H”とし、ディジタルコー
ドをラッチすると同時に、コンパレータ4a〜4hに流
れる電流をPMOSトランジスタ9aをOFFすること
でカットする。またNMOSトランジスタ9fをONす
ることでインバータの入力レベルを“L”固定とし、次
段のインバータ9gの貫通電流を防ぐ。さらに抵抗2
a,2bと抵抗3a〜3iを流れる電流についてもPM
OSトランジスタ11a,11bをOFFさせることで
カットする。この機能を追加することによりスタンバイ
電流を大幅に削減できる。なお、この第2の実施形態に
ついてもGTL,CTT,HSTL等の小振幅インター
フェースに対応可能で、同期型のみならず非同期のLS
Iにも適用が可能であることは第1の実施形態と同じで
ある。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、発生され
る複数の参照電位と、外付け抵抗の抵抗値に対応した1
つの電位を比較して1つの電位の電位を判別し、この判
別した電位に対応する信号を出力し、この判別出力に基
づいて対応するコード信号を出力し、このコードゲート
手段のコード出力により出力トランジスタ回路を駆動し
て出力インピーダンスを変化させる構成としているの
で、小振幅インターフェースが必要な高速LSIにおい
て、より高速にかつ安定に、出力インピーダンスを決定
することができる。さらに、外部クロックが不要なた
め、非同期式のLSIにも適用が可能である。また制御
端子を1本増設することで、低消費電力を要求されるL
SIへの対応も可能である。これらのことから本発明
は、今後更なるLSIの高速化(200MHz以上)へ
の要求に対して十分効果を発揮する。さらに、請求項1
のスイッチ手段やラッチ手段を備えることにより、貫通
電流を防ぎつつ、スタンバイ電流を大幅に削減すること
が可能である。また、請求項2のMOSゲートにより、
コードゲート手段を簡易な回路とすることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる出力インピーダンスコントロー
ル回路の第1の実施形態の回路図である。
【図2】図1のコンパレータの回路図である。
【図3】本発明の第2の実施形態の回路図である。
【図4】図3のコンパレータの回路図である。
【図5】出力インピーダンスが伝送線路に与える影響を
説明するための図である。
【図6】従来の出力インピーダンスコントロール回路の
一例の回路図とその動作を説明するためのタイミング図
である。
【符号の説明】
1 外付け抵抗 2a,2b 抵抗 3a〜3i 抵抗 4a〜4i コンパレータ 5a〜5h EX−ORゲート 6 NMOSゲート 7A〜7h 論理ゲート 8a〜8h 出力トランジスタ 9a〜9f MOSトランジスタ 10a〜10c ラッチ 11a,11b PMOSトランジスタ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の参照電位を発生させる参照電位発
    生手段と、外付け抵抗の抵抗値に対応した1つの電位を
    発生する単一電位発生手段と、前記複数の参照電位と1
    つの電位を比較して1つの電位の電位を判別し、この判
    別した電位に対応する信号を出力する電位判別手段と、
    前記電位判別手段の判別出力に基づいて対応するコード
    信号を出力するコードゲート手段と、このコードゲート
    手段のコード出力により駆動されてその出力インピーダ
    ンスを変化させる複数の出力トランジスタ回路とを備
    、前記参照電位発生手段とこれに接続される電源との
    間、前記単一電位発生手段とこれに接続される電源との
    間、前記判別手段の出力端にそれぞれスイッチ手段を有
    し、かつ前記コードゲート手段の出力端にラッチ手段を
    有し、前記ラッチ手段により前記コードゲート手段の出
    力をラッチすると同時に前記スイッチ手段をOFFする
    ように構成したことを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 複数の参照電位を発生させる参照電位発
    生手段と、外付け抵抗の抵抗値に対応した1つの電位を
    発生する単一電位発生手段と、前記複数の参照電位と1
    つの電位を比較して1つの電位の電位を判別し、この判
    別した電位に対応する信号を出力する電位判別手段と、
    前記電位判別手段の判別出力に基づいて対応するコード
    信号を出力するコードゲート手段と、このコードゲート
    手段のコード出力により駆動されてその出力インピーダ
    ンスを変化させる複数の出力トランジスタ回路とを備
    え、前記コードゲート手段は、ドレインもしくはソース
    が最高電位もしくは最低電位に接続された複数個のMO
    Sトランジスタがそれぞれ複数個単位で組を構成し、各
    組間ではMOSトランジスタの前記最高電位と最低電位
    の接続形態がそれぞれ異なるとともに、いずれか1つの
    組が選択され、選択されたときには組を構成するMOS
    トランジスタのそれぞれのソースもしくはドレインから
    電位を出力することを特徴とする半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 前記参照電位発生手段は複数の参照電位
    を発生させるため電源間に接続された複数の抵抗で構成
    され、前記単一電位発生手段は電源間に接続された外付
    け抵抗および複数の抵抗で構成され、前記電位判別手段
    は、前記複数の参照電位と1つの電位と比較を行う複数
    のコンパレータと、前記複数のコンパレータのうち隣接
    する参照電位での比較を行う2つのコンパレータの出力
    がそれぞれ入力される複数の排他的論理和(EX−O
    R)ゲートとで構成され、前記コードゲート手段は前記
    EX−ORゲートの出力を入力として対応する2進数の
    信号を作成して出力する複数のMOSトランジスタから
    なるMOSゲートとで構成されてなる請求項1または2
    記載の半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 前記出力トランジスタ回路は、前記MO
    Sゲートの2進数出力を1つの入力とし、その他の入力
    信号を1つ以上有する複数の論理ゲートと、前記論理ゲ
    ートにより駆動されて出力インピーダンスを変化させる
    並列接続された複数の出力トランジスタを備える請求項
    1ないし3のいずれかに記載の半導体集積回路。
  5. 【請求項5】 前記複数の論理ゲートのその他の入力信
    号は内部信号とハイインピーダンス制御信号である請求
    項5記載の半導体集積回路。
JP8190993A 1996-07-19 1996-07-19 半導体集積回路 Expired - Fee Related JP3003577B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8190993A JP3003577B2 (ja) 1996-07-19 1996-07-19 半導体集積回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8190993A JP3003577B2 (ja) 1996-07-19 1996-07-19 半導体集積回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1041803A JPH1041803A (ja) 1998-02-13
JP3003577B2 true JP3003577B2 (ja) 2000-01-31

Family

ID=16267088

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8190993A Expired - Fee Related JP3003577B2 (ja) 1996-07-19 1996-07-19 半導体集積回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3003577B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4002378B2 (ja) 1999-12-27 2007-10-31 エルピーダメモリ株式会社 電子回路
FR2886746B1 (fr) * 2005-06-06 2007-08-10 Atmel Corp Regulation du niveau de tension de sortie
KR100849065B1 (ko) * 2005-12-15 2008-07-30 주식회사 하이닉스반도체 동기식 메모리 장치의 드라이버 및 오디티 임피던스 조절방법
US7427878B2 (en) * 2006-06-01 2008-09-23 Fujitsu Limited Low-voltage differential signal driver for high-speed digital transmission
JP4205744B2 (ja) * 2006-08-29 2009-01-07 エルピーダメモリ株式会社 キャリブレーション回路及びこれを備える半導体装置、並びに、半導体装置の出力特性調整方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1041803A (ja) 1998-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6034555A (en) Semiconductor integrated circuit with input/output interface adapted for small-amplitude operation
US7102380B2 (en) High speed integrated circuit
JP3346999B2 (ja) 入出力装置
US9310830B2 (en) High-speed I/O data system
EP0942562B1 (en) Driver for a serial bus
US8026891B2 (en) Flat panel display including transceiver circuit for digital interface
JP3407469B2 (ja) 情報処置装置
US7679396B1 (en) High speed integrated circuit
US6639424B2 (en) Combined dynamic logic gate and level shifter and method employing same
JPH10508998A (ja) Cmosシュミットトリガ
US8736304B2 (en) Self-biased high speed level shifter circuit
JP3003577B2 (ja) 半導体集積回路
US6801054B2 (en) Output buffer circuit
JP3484066B2 (ja) データ伝送システム
US5850154A (en) Data transmission method and data transmission circuit
US8428112B2 (en) Parameter control circuit
JP4077123B2 (ja) 差動信号出力回路
Kannan et al. Aspects and solutions to designing standard LVCMOS I/O buffers in 90nm process
EP1094396A2 (en) Bus system suitable for increasing transmission speed
Devices 8. Selectable I/O Standards in
Leung Low-voltage low-power high-speed I/O buffers
JPH08172350A (ja) 低電力バッファー回路
JP2003216270A (ja) 信号分配回路
KR20040059440A (ko) 반도체 장치의 출력드라이버 회로
JPH11145817A (ja) 半導体集積回路装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071119

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081119

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081119

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091119

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091119

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101119

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101119

Year of fee payment: 11

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101119

Year of fee payment: 11

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111119

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111119

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121119

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121119

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131119

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees